2018年05月16日公開
2019年07月31日更新
独りよがりの意味とは?特徴や性格・独りよがりの人の恋愛や仕事の仕方
人のことを指す時に良く使う独りよがり。独りよがりという意味をしっかりと理解せずに使っていませんか?独りよがりはそもそもどういう意味なのか。また、どんな性格や特徴の人で、恋愛感や仕事の仕方・人間関係など意外と知らないことが多い意味を持つ独りよがりを紹介します。
目次
独りよがりの言葉の意味は?
皆さんは独りよがりという意味をしっかりと理解していないまま、使ってはいませんか。ここでは、独りよがりとはどういう意味なのか、またその使い方を紹介していきます。
独りよがりの意味
皆さんは独りよがりという意味をしっかりと理解していないまま、使ってはいませんか。
独りよがりの意味は、周りの意見を無視して、自分だけが正しいと思い込んでいること。また、そのさまのことを言います。あまり良くないイメージのある言葉ですが、言葉を聞いただけでは理解できない人も多いと思います。実際に会話の中でどのように使うのか例文を見てみましょう。
独りよがりの使い方
独りよがりとは、仕事や恋愛など人間関係の場においてよく使われる言葉です。「彼の話は独りよがりで退屈だ。」「どんなにいいアイデアでも、独りよがりの考えでは意味がない。」「彼女の独りよがりな態度は気にくわない。」など、相手のことを考えず、自分の流れを大切にして自己中心的な行動をしている人のことを指して使います。
実際にあなたの職場に、自己中心的な仕事の仕方を取っている人はいませんか。そのような人は、生活の流れの中で周りの人から悪いイメージを持たれていることが多いです。
独りよがりな人に多い性格や特徴
独りよがりな人は自分が独りよがりな人間だということを自覚していない人が多いです。ここでは、どういう人が独りよがりなのかを紹介していきます。あなたも、気づかないだけで独りよがりな人の一人かもしれません。
他人の意見を聞こうとしない
独りよがりな人というのは、他人の意見を聞こうとしません。自分が正しいと思い込み、集団の中にいても協調性を保つことができないため、気づかないうちに自分の周りに仲間がいなくなっているということも多いです。
例えば、チームで協力する場面では、周りの意見を聞かないで自分の意見を押し通すため、良くない結果に陥ってしまったり、人間関係が悪くなってしまいます。協力する流れの中で、仕方がないことであると妥協することができない人が多いでしょう。
このような人は、仕事の仕方に独自のスタイルを持っているため、周りからの評価が低いことが多いです。あなたの身の回りに、チームワークにおいて協調性が欠けている人はいませんか。
独りよがりな人は相手の立場に立つということが苦手なので、チームワークの場面では協調性に欠ける行動や態度が顕著に目立つはずです。
では次の特徴を見ていきましょう。
コミュニケーションを取るのが苦手
独りよがりな人の特徴の一つに、コミュニケーションが苦手というのがあります。これは、生活環境が大きく影響していると言います。例えば、末っ子である場合や独りっ子の人に独りよがりな人が多いということがあります。
幼少期からの流れの中で、日頃から自己中心的な態度が正しいと教えられて育ってきたため、大人になっても性格が変わらず、他人とのコミュニケーションが苦手になってしまう人が多いです。
また多くの場合、自分自身が独りよがりであるということを理解していないため、コミュニケーションによるミスが生まれた場合でも相手のせいにしてしまうことがあります。このような場合、周りからの意見や態度によって、徐々に自分に問題があるということを理解していく必要があるでしょう。
周りからの評判が良くない
独りよがりな人は自分の意見を押し通すあまり、周りから反感を買う人が多いです。チームワークのような場面だとどうしても協調性が重要になってきますが、独りよがりな人がいる場合、周りの意見に歩み寄ろうとしないため人間関係にも傷がついてしまいがちです。
その結果、職場や学校では噂が広まり、独りよがりな人は初対面の場合でも良いイメージをもたれないことが多いそうです。
また、独りよがりな人は、自分が独りよがりであると自覚している場合が少ないため、周りからの注意や指摘がないと気づきにくいです。もし周りにそのような人がいる場合、相手のためを思って注意してあげることも人間関係においては大切なのかもしれません。
異性からの評価は高い
独りよがりなのに、異性からモテていたり、良い印象を与えている人が多いことに疑問感を抱くことはありませんか。
独りよがりな人は異性からの評価は低いように見られますが、自分自身の意見に自信を持っていたり、主体的に動くという特徴があるため、異性からの評価は高いことが多いのです。
特に引っ張っていって欲しいという願望がある女性にとっては、そのような特徴のある男性の評価が高く人気になることもあります。
恋人と長続きしない
独りよがりな人の特徴として、異性からの評価が高いという良い面がある一方で、恋愛関係になると長続きしないという場合が多いです。
恋愛関係に発展するまでは主体的で自信があるように見えることがあっても、いざ付き合うとなると、自己中心的な態度に疲れてしまったり、喧嘩をする頻度が多くなって長続きしないです。
基本的に自分以外の意見に歩み寄るという仕方をしないので、人間関係では苦労することが多いそうです。恋愛をする流れの中で相手の意見を受け入れたように見えた場合でも、最終的には自分の考えを押し通してしまうということも珍しくないようです。
今までの恋愛を振り返る時に、何が悪かったのか、相手にどんなことをしてしまったのかと冷静に一つずつ振り返ることが大切です。
自分の意見を押し通す
自分を中心に考えて物事を進めるという仕方を取る傾向にあるため、どんな場面でも自分の意見を押し通す人が多いです。人間関係や恋愛において、自分の意見の意見を押し通してしまうことは良くないですが、ビジネスにおいては決断力や主体性が高いと評価されることもあります。
このように独りよがりな人の場合、プライベートでは周りからの評価が低いが、仕事などの場では自分の意見を信じるという仕方を取っている人が多いため、カリスマ性が高いと見られる場合も少なくないでしょう。
逆に、海外では自分の意見をしっかりと持っていることが良いこととされているため、日本では周りからの評価が低かったとしても、海外では成功しているという人も珍しくないようです。
リーダーシップがある
独りよがりな人の性格として、リーダーシップがあるという特徴もあります。独りよがりな人は、日々の流れの中で、自分の意見を押し通して物事を考える傾向にありがちですが、他人を率いたり主体性を持って行動することが多いです。
このような特徴を良くとらえている触手として、会社の社長や経営者などが挙げられます。しかし、よく仕切りがちということから悪いイメージを与えてしまうことも多いそうです。
少しは他人の意見にも耳を傾けることは仕方がないことであるということを認識する必要があるでしょう。
自分が正しいと思い込んでいる
独りよがりな人の多くが、自分が正しいと思い込んでしまっていることが多いです。このような性格は、ビジネスのような率先する役割が必要であるような場面では良いですが、多くの場合は相手を尊重していないと思われるため、短所になりやすいです。
特に、協調性が必要な場面では、相手の意見に対して耳を傾けないことが多いため、最終的にによくない結果になってしまうということが多いです。
ビジネスでは、自分なりの仕事の仕方・スタイルを持つことは大事ですが、プライベートにおいても自分の意見を大切にしつつ、周りの意見も受け入れるというようにバランスを保つことが必要です。
気遣いができない
独りよがりな人の特徴に、人に気遣いができないというものもあります。自分が正しいと思い込んでいる特徴があることから他人に対して些細な気遣いができないということが多いです。例えば、体調の悪い同僚を気遣って「大丈夫?」などと声をかけて挙げたり励ますといったことはできない人が多いです。
また、仮に声を欠けてあげたりした場合でも、相手にとっては不快に感じることもあります。これは、自分では気遣っていると思っていても、相手の立場になって考えることができないため、迷惑であると思われていたということです。
日々の流れの中で、自分なりに改善する仕方や効率の良く直していける方法を考えていく必要があるでしょう。
上から目線で話す
これは、会話の中でよく見られる特徴の一つです。相談事をされても、会話の中で無意識に上から目線で話していたり、喧嘩口調のようになってしまうことが多いです。自分が正しいと思い込んでいたり、人の意見を聞かない独りよがりな人は会話をする上でも、相手に不快な印象を与えてしまうことがあります。
自分では怒っているつもりではなくても、相手から見ると怒っているように聞こえてしまい、思わぬところで喧嘩へと発展したり、人間関係にねじれが生じてしまうことが多いようです。
このような勘違いを防ぐためにも、自分が独りよがりであるかもしれないと常に意識して行動することが大切です。
自分に自信がある
独りよがりな人の性格として、自分に自信を持っているという特徴があります。自分の意見が絶対的に正しいと思い込んでいるため、他人から見ると自信がある人のように見えることが多いです。
しかし、蓋を開けてみると根拠のない自信であることが多く、見た目と中身とのギャップが激しくショックを受けてしまう人もいるそうです。
自信がないということもいいことではありませんが、根拠のある自信をつけていくことがより重要ですでしょう。例えば、小さな成功体験を積み重ねていった結果、自信へと繋がっていくという流れです。
根拠のない自信の場合、相手を不本意に仕切っていたりすることが多く、良い印象を受け取られにくいでしょう。
相手の立場になって考えることができない
独りよがりな人にとって、相手に不快感を与えてしまうことがあるのは珍しくないようです。自分が一番であり正しいという思い込みがあるため、相手の立場に立って物事を考えることが苦手です。
相手の意見も尊重して自分の意見を述べることができるような人間になるためには、全てにおいて自分が正しいという考えをなくすことが大切です。
一人一人の考えが違うということを認めることは良好な人間関係を気づく上では、仕方のないことだと認めていくことが大事です。
間違いを認めない
今までの特徴でもあったように、独りよがりな人は人の意見を聞かず自分が正しいと思い込んでいる特徴があります。その結果、人から間違いを指摘されたとしても、間違えていると認めることができません。
仕事の仕方でも、自分が正しいと思い込んでいるため、ミスが生じたとしても謝ることはせずに反論してしまうということが多いそうです。
周りの人も最初のうちは、注意をしてくれたりアドバイスをくれることも多いですが、徐々に独りよがりな人だと認識していく中で、呆れられ、見放されてしまう可能性もあります。失敗が生じてしまったら、他責から考えるのではなく、自責から考える癖をつけることが大切でしょう。
自己評価が高い
独りよがりな人は自分の考えが正しいと思い込んでいる特徴があるため、自己評価の高い人が多いです。自分自身の自信に繋がる良い点でもありますが、人間関係において自己評価が高いということはあまり良くないでしょう。
このような特徴があることから、独りよがりな人には、現状に満足し、成長意欲が低いという特徴も多く見られるそうです。
仕事においても、自分では良いと思っていたことでも、他人からの評価は低いということは多いでしょう。このような場合、原因が自分にあるということに気づくまで時間がかかるため、改善するまで多くの時間が必要になることが多いでしょう。
サバサバしている
独りよがりな人は、他人の意見を受け入れないという特徴がある一方で、自分の考えを大切にしているため、決断力があります。そのため、サバサバしている性格の人が多いです。例えば、買い物でも短い時間の中で効率よく行動することができます。
しかしながら、人間関係においてもサバサバしているという特徴があるため、自分と価値観が違う人とはすぐに接することをやめるなど、極端な行動に走りがちです。自分のスタイルをどこまで人間関係に当てはめていくかということを考えることは、独りよがりな人にとって大切なポイントの一つです。
社会で生きるということは、自分だけではなく、他人も一緒に生活しているということに焦点を合わせ、相手に歩み寄ることから初めてみましょう。
独りよがりの人はグレーゾーンがストレス?
独りよがりな人は決断力が高いという特徴があるように、中途半端なことが嫌いな人が多いそうです。実際にどういったものがあるのか、見ていきましょう。
人間関係でも白黒ハッキリさせたがる!
食べ物に好き嫌いがあるように、独りよがりな人は人間関係においても好き嫌いが激しいということがよくあります。このような人は自分と正反対の考えをもつ人を嫌う傾向がある一方で、自分の意見に同調してくれる人は自分のことを理解してくれていると思い、好きになることが多いそうです。
これは一見ストレスのない生き方をしているようにも見えますが、人間関係において大切なことは、自分と違う価値観の人とより多く出会うということです。どんな状況でも周りが賛同してくれるということは確かに大きな支えにはなりますが、気づかないうちに間違った方向へ行ってしまっているということもよくあります。
自分と違う性格・価値観を持った人と積極的に出会うようにし、自分以外の性格を知っていく流れの中で、徐々に改善していくことができるでしょう。
中途半端なことが大嫌い
仕事や恋愛の場面でも、独りよがりな人は中途半端な行動を嫌います。例えば、仕事への態度や成果に対しても忠実に取り組む人が多いです。一方で、独自のスタイルや考えを大切にするため、仕事や恋愛においては苦労することも多いです。
逆に、数ある情報の中から、自分に必要な物を取捨選択することが得意ということも挙げられます。判断軸が常に自分であるため、周りの意見に左右されず、素早く決断するということが得意な人が多いようです。
このような場合、仕事などで自分の強みとして発揮できる可能性もありますが、あまりにも自分本位な行動を多く取ってしまい、周りからの信頼を得られなくなってしまうという失敗に陥ってしまうこともあります。
独りよがりな人に多い恋愛傾向
ここでは独りよがりな人に多い恋愛傾向について紹介していきます。
パートナーとの喧嘩が絶えない
特徴にもあったように、独りよがりな人は自分の考えが正しいと思い込んでいるため、恋愛においてもパートナーの行動や態度が間違っていると思う場合はハッキリと注意することが多いです。
白黒ハッキリさせるという意味では良いですが、実際はパートナーの意見には耳を傾けず、自分のスタイルを貫いてしまうため、喧嘩が絶えません。
あなたの友人の中でも、喧嘩が絶えないカップルはいませんか。このように、独りよがりな人が恋愛した場合、周りの人からも「あのカップルはいつも喧嘩している」と噂されていることが多いでしょう。
このような人は、自分の今までの恋愛の仕方・どういった原因で別れてしまったのかという流れを見つめ直すことが大切です。
交際が長続きしない・すぐに別れる
パートナーとの喧嘩が多いため、短い交際期間で恋愛関係が崩れてしまうということがよくあります。独りよがりな人は自分が悪いと自覚していない人が多いため、恋愛において同じような流れを繰り返してしまう人が多いです。
このように、独りよがりな人の恋愛で大事なことは、たとえパートナーの行動が間違っていると思ったとしても相手の意見に対して真っ向から反論するのではなく、仕方がないと割り切る必要もあるようです。
周りにいい人が居ないのは独りよがりが原因?
恋愛においてもそうですが、人間関係において独りよがりな人の周りにはいい人がいないことが多いです。類は友を呼ぶという言葉があるように、独りよがりな人の周りには同じような性格の人が集まりやすいということがあります。
良くない状況が起きたとしても、全てを周りのせいにするのではなく、自分の性格や今まで生活してきた生活環境の流れを振り返ることも大切です。
独りよがりな人に多い仕事の傾向
独りよがりな性格は人間関係で何かと苦労します。ここでは独りよがりな人に多い仕事の傾向を見ていきましょう。
職場の人間と歩調を合わせない
独りよがりな人の仕事の仕方の一つに、協調性がないということが挙げられます。独りだけでも成果を上げられることができる人も中にはいますが、周りと歩調を合わせることができないため、最終的には周りのサポートや協力を得られることが少なく、継続的に成果を出し続けることができない人が多いそうです。
自分の仕事の仕方・スタイルに誇りを持って取り組むということは素晴らしいことですが、周囲の行動にも敏感になり、一緒に成長していくという仕事の仕方をとると人間関係にも磨きがかかり、快適に仕事をすることができるのではないでしょうか。
自分だけ価値観で生きるのではなく、他の価値観もあるということを認め生活していくと仕事の成長にも繋がりやすいはずです。
顧客の立場に立って考えることができない
独りよがりな人は、自分自身を客観視することができないため、仕事の流れの中でも、自分が会社や顧客など周りの人たちからどう見られているのか考えることができません。
こういう人は、顧客の立場に立って物事を考えることができないと思われてしまい、特に営業職の場合は仕事ができない人と見なされてしまうことが多いそうです。
独りよがりな人は、まず自分の考えが100%正しいと思い込むことはやめて、周りの意見にも耳を傾けるということから始める必要があるようです。
独りよがりの治し方・改善方法は?
今までは、独りよがりな人に多い特徴や性格などを紹介してきましたが、ここでは実際にどうやったら独りよがりを直せるのか、その方法について触れていきたいと思います。
まずは、独りよがりな人が陥りやすい失敗から見ていきましょう。
独りよがりの人が陥りがちな失敗
独りよがりな人は、相手の意見よりも自分の意見を重要とするため人の意見を聞かないことが多いです。例えば、仕事において報告すべきことを報告し忘れていた、やるべきことをやっていなかったということがあります。
また、独りよがりな人は自分が正しいと思い込み、根拠のない自信が生まれることから、プライドが高い性格の人が多いことも事実です。そのため、失敗したとしても自分のせいだと認め謝るような態度は見せず、他人の責任としてしまうことも多いです。
このように、独りよがりな人は、ちょっとしたコミュニケーション不足や根拠もなく自分を深く信じすぎているところから大きな失敗に繋がるという流れに陥ってしまうことが多いようです。
人間関係は「お互い様」の精神で!
独りよがりな人にとって他人の意見を聞くということは簡単なことではありません。幼少期からの生活環境の中で自分が正しいと思い込む性格に育ってきた人にとって、そのような性格をすぐに変えることは難しいことです。
しかし、今までの自分を振り返り、全ての状況において自分が正しかったかどうかを確認することを習慣化すれば徐々に改善していけるようになるでしょう。
人間関係において大切なのは、相手を尊重するということです。自分が全てにおいて正しいとは限らないと認めることで、他人の価値観を知るきっかけに繋がっていきます。
例え相手の考えが間違っていたとしても、自分の考えを押し通すのではなく、相手を尊重することを忘れなければ、人間関係や恋愛においても良好な状態が続くようになっていくでしょう。時には、仕方ないかと妥協することも大切なことなのです。
独りよがりと思いやりの境界線
自分では良いと思っていたことが、相手にとっては迷惑であったりするということは生活する中で意外とあると思います。そのように、独りよがりと思いやりの境界線とは一体どこなのでしょうか。
気遣っていることが迷惑だと思われることもある
相手を思いやって接していたことが、実は独りよがりな行動であったということはしばしばあることだと思います。自分がこうされたいから相手にも同じように接するということは、自分を中心に考えている傲慢な人だと思われてしまいます。
例えば、グループの中で独りぼっちになっている人も、自分だったら声をかけてもらいたいと思うかもしれませんが、その人にとっては単に独りでいたいと思っているだけかもしれません。
このような場合、自分の経験から導いた答えを相手の価値観に当てはめてしまっているため、親切だと思って接した態度でも、不愉快に思われてしまいます。また、不愉快な態度を示された場合、自分では親切にしたと思っているため、相手のせいにしてしまうことが多く、その後の関係性にもひびが入ってしまいます。
無意識のうちに自分が正しいと思い込んで行動してしまうことは、独りよがりな人と勘違いされてしまう恐れがあるので注意しましょう。
自分だったらではなく相手だったらどう思うか
思いやりと独りよがりの境界線は、自分の立場ではなく、行動する前に一旦相手の立場になって考えることができたかどうかです。上の例だと、自分だったら声をかけてもらいたいと思うかもしれませんが、相手の立場になって考えてはいませんよね。
自分の今までの経験を大切にすることは大事ですが、人間関係において大切なことは、どれだけ相手の立場になって行動できたかです。独りよがりな人にありがちなのは、自分はこう思ったからという自分本位の理由から相手と接することがあります。
このような場合、相手のためにしてあげたという感情が強くなり、相手から不機嫌な態度を取られると喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
少し難しい話ですが、自分以外にも多くの価値観があるということを認めることができれば意外とすぐにできることかもしれません。
独りよがりの対義語・反対語は?
これまで独りよがりについて様々な内容を紹介してきましたが、独りよがりの対義・反対語にはどういう言葉あるのでしょうか。まずは同義語から見てみましょう。
独りよがりの同義語
独りよがりの同義語には様々な言葉あります。全部を紹介すると長くなってしまうので、一部を紹介すると「自分本位」「利己的」「自己中心的」「ワガママ」などがあります。やはり、どれも自分の考えが正しいと思い込んでしまっていることから生まれてくる言葉であるということ分かるでしょう。
独りよがりの対義語・反対語
独りよがりの対義語の一つに「協調性」があります。自分の考えが正しいという独自の流れの中で生活しているため、相手を尊重することができず、チームで協力することが苦手にな人が多いことはすでに紹介しました。
協調性とは、周囲とも協力して調和を保つということです。独自の流れで生きていくことも大事ですが、周囲の歩調に合わせ協力して生活するということが大切です。このように、独りよがりな人は協調性がある人とは逆の性格といえるでしょう。
色んな人と出会うことが大切!
この記事では、独りよがりな人の特徴、性格について紹介してきました。独りよがりな人は、普通の人と比べて、職場や学校などでの人間関係や恋愛面で苦労することが多いです。
独りよがりな性格を直すということは難しいように聞こえますが、自分とは違う価値観を持っている人に多く出会い、自分の考えが全てではないと認識していくことを習慣化していけば、徐々に周りからの評価が上がるでしょう。
この記事を読んで少しでも自分に当てはまると思った人は、日頃から自分の行動を意識するだけで治っていくはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。