別れ話をLINEで!切り出し方とおすすめの例文11選!
別れ話はする方もされる方も気が重いもの。できれば会わずに済ませたいと思うカップルも多いのでは?そんな時はLINEに頼ってみてはいかがでしょうか。LINEで別れ話をするときの切り出し方や例文をご紹介します。既読無視や未読無視の対策も参考にしてみてください。

目次
別れ話をする時はできれば顔を合わせず別れたい!
ごく普通のカップルで、別れ話が得意な人や別れ話が好きな人はいません。でも、カップルのどちらかが別れたいと思ったら、別れ話をしないわけにはいきません。
自然消滅という方法がないわけではありませんが、ティーンエイジャーならいざ知らず、別れにはけじめも必要です。別れたのか別れていないのかあやふやな状態だと後々トラブルになりかねません。
しかし、別れ話はただでさえ憂鬱なのに、相手の反応によってはさらに気まずい雰囲気になることもあります。人目も気になるし、できれば会わずに済ませたいと思っても不思議はありません。
別れ話を電話でするのも、感情がダイレクトに伝わるので気が進まない、メールで別れ話の文章を考えるのも苦手というなら、別れ話を切り出す方法はLINEが一番です。
LINEでの告白や謝罪、別れ話に違和感を覚える人もいますが、コミュニケーションツールとしてLINEはもはや生活に欠かせませんから、別れ話を切り出す手段に使っても何の問題もありません。
むしろ、いきなり面と向かって「別れたい」という別れ話の切り出し方より、LINEで別れ話を切り出されたほうが、ショックは少ないかもしれません。
別れ話が最後までLINEだけで済むかはカップルの性格次第ですが、少なくとも別れたい気持ちを伝えるだけなら、LINEはとても有効な手段です。
LINEで別れ話をするメリットとデメリット
カップルが恋愛にけじめをつけるなら、ちゃんと会って話をするのが筋ですが、どうしても嫌だという場合もあります。電話やメールという手段もありますが、便利なのはLINEです。
別れ話を円滑に進めるためには別れ話の切り出し方と同様に、別れ話を切り出す手段も大事です。LINEで別れ話を切り出すメリットとデメリットを考えてみましょう。
LINEで別れ話をするメリット
顔を合わせずにすむのはメールも同じですが、タイムラグが少ないという点ではLINEが圧倒的に便利です。別れ話を切り出してから返信が届くまで、何日も不安な気持ちで過ごすのは苦痛です。
メールは、相手がメールに気づいたか、メールを読んだかもわからないのですから尚更です。LINEなら、既読がつけば、とりあえず別れたいという意志は相手に届いたことが確認できます。
別れ話がスムーズに進むかどうかは別にして、反応がすぐに帰ってくるLINEなら、スピーディに別れ話を進めることができます。
最終的には一度会って話そうということになることが多いのですが、一番気の重い別れ話の切り出しをLINEで済ますことができれば、精神的な負担をかなり軽くできます。
LINEで別れ話をするデメリット
大変便利なLINEですが、誠意が感じられないことを理由に、LINEで大事な話をすることに嫌悪感を持っている人はたくさんいます。
上の世代ほどその傾向が強いので、年の差カップルは別れ話をLINEでするときは注意が必要です。手軽さが仇になって、相手が軽んじられていると感じる危険性があります。
別れ話の切り出し方を間違うと、別れ話がこじれる原因にもなりますし、別れ方が難しくなります。
また、メールなら熟考する時間もありますが、LINEはその場の勢いで送ってしまうことも多々あります。LINEは記録が残るので、感情に任せて送ってしまうと取り返しのつかないことになりかねません。

別れ話をLINEで切り出す前に!LINEで気持ちの変化を意識させる
顔を見合わせていきなり別れ話を切り出すのもあんまりですが、LINEで別れ話をする場合でも、何の前触れもなく唐突に別れ話を切り出すのは考えものです。驚きとショックが一緒になると、ほとんどの人は冷静な判断ができなくなるものです。
LINEで別れ話をしようと思ったら事前に根回しが必要です。別れ話を切り出す前に、いろいろと工夫して、別れたいと思っている雰囲気を感じ取ってもらいましょう。
LINEになかなか既読をつけない
LINEを送ってもなかなか既読がつかないとやきもきするものです。それまでLINEを送ればすぐに既読がついていたなら尚更です。LINEに気がついていないのか、それとも未読無視なのかと、相手は訝しく思うはずです。
ホーム画面にLINEの一部が表示されるように設定しておけば、内容は大体把握できます。どうしてもすぐに開かなくてはならないような重要な話以外は、届いたLINEにはしばらく既読をつけずに放置して、相手に不信感、不安感を抱かせましょう。
LINEに既読がつかないアプリは、使っていることがバレると効果が半減しますから、気をつけてください。
LINEにすぐに返信しない
LINEになかなか既読をつけないといっても、別れ話を切り出す前は、LINEを完全に無視するのはよくありません。別れ話をする前に喧嘩になったら、いい別れ話の切り出し方どころか、ろくな別れ方はできません。送られてきたLINEには、返信しましょう。
ただし、既読をつけてすぐに返信するのは止めましょう。緊急の要件でない限り、数時間から数日経ってから返信するとよいでしょう。自分が送ったLINEに関心がないのかもしれないと相手が感じ始めたら、作戦は成功です。
LINEのメッセージは短く
相手からのLINEには必要最低限の言葉を返しましょう。せっかく送ったLINEの返事が、一言だけだったり、あっさりしすぎていると、がっかりすることがあります。とくに楽しい内容だったり、長文だったりするLINEの返事がそっけないと、不安になるものです。
だからといって、嫌々送っているのがあからさまなメッセージは感心しません。今はまだ相手に嫌な予感を抱かせる段階です。つっけんどんやぶっきらぼうにならないように、短くても丁寧なメッセージを送りましょう。
LINEに絵文字を使わない
今までと何かが違うと思わせることが、LINEで不穏な雰囲気を醸し出すためには必要です。普段のLINEなら絵文字やスタンプは必須ですが、別れたい相手とのLINEには、絵文字もスタンプも封印です。
絵文字もスタンプも使わないLINEを送り続けていれば、相手は、自分が送っているメッセージと返ってくるメッセージのバランスの悪さに嫌でも気がつくはずです。ここまでくれば事前準備は万全です。
勘のいい相手なら、「別れたいと思ってる?」と聞いてくるかもしれません。
LINEで別れ話をする時の切り出し方
LINEでわざわざ別れ話を切り出さなくても、ただならぬ気配のLINEのやりとりで、別れたい気持ちを察してくれればいいのですが、そう上手くはいかない場合もあります。別れたいなら、カップルのどちらかが、別れ話を切り出さないわけにはいきません。
別れ話の切り出し方如何では、別れ方も変わってきます。LINEで別れ話を切り出すなら、できればその後も顔を合わせることなく、きれいにキッパリと別れたいものです。LINEで別れ話をするときの上手な切り出し方を考えてみましょう。
誠意が伝わる言葉を選ぶ
誠意が感じられないという理由で、LINEで別れ話をすることに抵抗を覚える人も少なくありません。別れ話はカップルにとって、とても大切な話ですから、真実と真心が伝わるような言葉遣い、文言、文章構成を考えましょう。
別れ話にふさわしい言葉遣いは敬語以外にありません。文法や誤字脱字にも気をつけましょう。回りくどい言い回しは真意が伝わりにくいですし、流行り言葉を使った文章は不真面目な印象を与えてしまいます。センテンスが長すぎると、焦点がぼやけますから注意しましょう。
最初に別れたい意志をはっきりさせる
初めに、これが何のためのLINEなのか、目的をはっきりさせておきましょう。日本語は、最後の最後で意味をひっくり返すことができる言語です。普通のLINEだと思って気軽に読んでいたのに、最後に「別れたい」とあったら衝撃は大きいです。
別れ話を切り出しているということを、相手にはっきりと認識してもらうことが肝心です。別れ話の切り出し方として一番やってはいけないのが、相手が別れ話だとわからない切り出し方です。
大事な話だと予告する
LINEが「別」の文字から始まっていたら、相手はその先を読む気力を失くしてしまうかもしれません。別れ話のLINEだということは、わかってもらわなくてはなりませんが、のっけから別れを強調する別れ話の切り出し方は、相手を警戒させます。
一文目では、これから大事な話をするということを予告しましょう。相手はそれだけで、ただならぬ気配を察するに違いありません。
前置きをすることで、別れ話のショックを和らげることができますし、真面目な話だということが伝わります。「大事な話」と最初に断っておけば、未読にされることも少なくなります。
別れの決意は覆らないと告げる
この別れ話が、よく考えたうえでの固い決意のあらわれだということも、別れ話を切り出す際には告げておかなくてはなりません。あやふやで中途半端な別れ話の切り出し方では、相手にまともに受け取ってもらえません。
説得しても無駄だと相手が感じれば、このままLINEだけで分かれることができるかもしれません。「もしかしたら気持ちが変わるかも」と相手に思わせる余地を残さないことが、LINEで別れ話切り出すときの大切なポイントです。
返信がなくてもいい
LINEで別れ話を切り出す最大の利点は、相手に気後れせず「別れたい」と告げることができるということです。言いたいことが言えればいいので、既読無視は気にしないようにしましょう。
別れたい気持ちが相手に伝わることが絶対条件なので、既読がつきさえすれば、別れ話の切り出し方としては成功です。
ダラダラと前置きをしない
一文が長いのも読みにくいですが、長文のLINEも、何が言いたいのかよくわからなくなってしまう場合があります。せっかく意を決して送ったLINEなのに、相手に別れたいと思っていることが伝わらなくては意味がありません。
LINEで別れ話をするなら、余計なおしゃべりは必要ありません。気まずいからと中途半端な話題で時間を稼いでも、相手をイライラさせるだけでいいことは何もありません。心を込めて簡潔に、がLINEで別れ話をするときの切り出し方の鉄則です。
別れ話をLINEでする時のおすすめ例文4選【彼が嫌いになった時】
カップルが実際にLINEで別れ話をするとなったら、どんな切り出し方をすればいいのかは悩む所です。別れたい理由によっても切り出し方は変わってきます。彼を嫌いになって別れたい場合は、相手を刺激しない切り出し方をするのが無難です。
彼が嫌いになったときは、嫌悪感がはっきり出ないような別れ方を心がけましょう。
価値観が合わないときの例文
カップルが別れるときの常套句が、「価値観の違い」です。カップルは本来他人なので、価値観が完全に一致することのほうが珍しいのですが、一旦考え方やものの見方のずれが気になり始めると、彼と合わない点ばかりが目に付くようになってしまいます。
一つひとつ挙げていてはキリがないですし、彼を不快にさせるだけです。「価値観が違う」と言われて簡単に引き下がる人はそうはいませんが、「あなたと私では価値観が違うから、一緒にいてもお互いのためにならない」と告げてみましょう。
彼は、「そんな事は無い」、「だったらどうすればいいのか」と聞いてくるかもしれません。察しの悪い彼なら、別れ話と気がつかないかもしれません。「別れたい」とはっきり答えましょう。
LINEで別れ話をするときは、あいまいな部分を残してはいけません。いずれの例文にもいえることですが、「別れたい」、「終わりにしたい」と、キッパリと別離の意志を伝えることが大事です。
DVやハラスメントが原因のときの例文
別れたい理由が彼の暴力やハラスメントの場合は、会わずに別れたいのも当然です。DVや、ハラスメントの傾向がある彼は、いきなり面と向かって別れを切り出すには、最も向かないタイプです。
こういうカップルの最善の別れ方は、別れ話が全てLINEで終わることです。
残念ながらそうなることは少ないでしょうが、このタイプの彼に別れ話を切り出すなら、LINEでこれ以上我慢できないことをはっきりと告げましょう。
相手に自覚があれば、「ずっと耐えてきたけど、もうこれ以上我慢できません。会って話そうと思ったけれど、怖くてどうしても勇気が出ないので、LINEで別れ話をさせてください」といえば、気持ちは伝わります。
そのとき、あなたが謝ったり、懇願したりする必要はありません。卑屈な態度は彼を増長させるだけです。怒らせないように、丁寧な言葉遣いを心がけ、意志は固いことをはっきりと告げてください。
嫌なところばかり目につくようになったときの例文
以前は素敵だと思った彼のいいところが、全然魅力的に感じられなくなったとき、色あせた絵画を見ているような気分になります。自分にとって彼との恋愛が何の価値もないと感じられたら、正直にその気持ちを伝えましょう。
だからといって、あれが嫌ここが嫌いと彼の欠点を羅列して批判するのは愚の骨頂です。「いろいろ楽しいこともあったけど、あなたの魅力を理解できなくなってしまいました」と、自分が変わってしまったことを強調しましょう。
彼が悪いのではないということをしっかりと伝えれば、多少なりとも彼の心の傷を浅くできます。
一緒にいて楽しくないときの例文
「ごめんなさい、もう気がついていると思うけど、あなたが楽しいと思うことを私は楽しいと思えません」、「一緒にいても楽しめません」、「だから別れてください」と切り出してみましょう。
悪いと思っているということが伝わるように、誠意を込めたメッセージを送りましょう。この場合は、多少長文になってもかまいません。むしろ、精一杯心を込めて気持ちを説明しましょう。
彼があなたのことを大切に想ってくれているのであれば、「あなたが私を喜ばせようと一生懸命に気遣ってくれているのに、私はそれに応えることができません」といえば、きっとわかってもらえます。

別れ話をLINEでする時のおすすめ例文4選【好きな人ができた時】
ほかに好きな人ができた場合、正直に告白するかどうかは深刻な問題です。相手の性格によっては言わないほうがいい場合もあります。LINEは文字が残るので、少なくともLINEで別れ話をするなら、相手の名前は出さないほうが賢明です。
彼のよく知っている人を好きになったときの例文
彼の親友やライバルを好きになってしまった場合、正直にいうほうがいいのか、黙っているほうがいいのかは彼の性格や次第です。恋人を失うばかりか、人間関係まで壊れてしまうのはショックが大きすぎるかもしれません。
「好きな人ができたから別れて欲しい」といわれたら、ほとんどの人は「相手は誰?どんな人?」と聞くでしょう。「ごめんなさい、今はいいたくないです」とかわすのも、きれいな別れ方をするためには必要なテクニックです。
どうしても知りたいと迫られたら、頑なに隠すのは逆効果です。「私が勝手に好きになっただけだから」と片思いであることを強調しつつ、正直に答えてください。あなたの片想いだと信じられれば、彼も少しは動揺が抑えられるかもしれません。
彼の全然知らない人を好きになったときの例文
恋人の心を奪った相手がどこの誰かもわからないのでは、彼の気持ちも収まりがつきません。もしかしたら、別れるための嘘なのでは?と訝むかもしれません。
彼と全く接点がない相手を好きになった場合は、「名前をいってもわからないと思います。あなたの全然知らない人だから」と答え、個人を特定するのを避けましょう。
その代わり、「金融機関に勤めている誠実な人」とか、「学生で体育が専門」とか、人物像を想像することができる情報はある程度正直に明かしましょう。彼とは違うタイプの人だということを、印象づけるのが理想的です。
誠意を持って、「自分の気持ちに嘘をついてこのまま付き合い続けることはできないし、あなたにも悪いと思うから、別れて欲しい」といえば、あなたの気持ちは伝わります。
プライドが高い彼への例文
プライドの高い人なら、振られるなんて我慢できない、ましてや心変わりされたなんてもっての外、そう考えることもあるでしょう。彼が自尊心の高いタイプなら、ほかに好きな人ができたことは秘密にしておいたほうがよさそうです。
たとえあなたにそれほど強い執着を持っていなかったとしても、プライドを傷つけられた腹いせに、何を考えるかわかったものではありません。プライドが高い彼へは、彼を高めつつ、自分の気持ちを伝えるテクニックが必要です。
「あなたは素晴らしい人だけれど、私はもうついて行けません。あなたといると私は苦しくて、卑屈になるばかりです。これ以上自分を嫌いになりたくないので、別れてください。お願いします」と切り出してみてはいかがでしょうか。
気をつけなくてはいけないのが、「あなたに私はふさわしくない」という言い方です。受け取り様によっては、「あなたに私はもったいない」と解釈されかねません。仮に本心はそうであったとしても、それを悟らせるのは別れ話を進めるうえで、得策ではありません。
二股をかけているときの例文
もう新しい恋人がいる場合、正直に打ち明けるにしても限度があります。自業自得とはいえ、別れた後恨まれるのは本意ではないでしょうから、もし好きな人ができて、彼と別れる前に付き合い始めていたとしても、絶対にカップルになっていることを知られないようにしましょう。
二股がバレたら、別れ話は修羅場になります。彼は怒りのあまり、即座に別れ話を受け入れるかもしれませんが、ほとんどの場合、会って話そうということになるでしょう。非はあなたにあるので、別れ話を強く押し進めることができなくなってしまいます。
意地になった彼は、絶対に別れないと言い出しかねません。LINEで別れ話をするときは、嘘をついてはいけませんが、何から何まで本当のことを打ち明ける必要もありません。後々二股はバレるかもしれませんが、別れ話の最中に発覚するよりは数段ましです。
「実は好きな人がいます。もう自分の気持ちを抑えることができません。だから、あなたとの関係をこれ以上続けることはできません。別れてください。ごめんなさい」というメッセージなら、少なくとも嘘をついていることにはなりません。
少しでもいい別れ方をするためには、ずるく立ち回る覚悟も必要です。二股は隠しつつ、そのほかのことは正直に告げるのが、二股恋愛中に、LINEで別れ話を成功させるポイントです。
別れ話をLINEでする時のおすすめ例文3選【やりたい事ができた時】
LINEでの別れ話があっさり成立するのは、カップルに両方が別れたいと思って追ったときだけです。嫌いになったわけじゃないけど別れたい、そんな理由では、別れ話がすんなり進むはずがありません。
やりたい事ができたから別れたいといっても、相手にはなかなか素直に受け入れてもらえないかもしれません。身も蓋もない言い方をするなら、「私の未来にあなたは必要ない」という意味ですから、当然です。
でも、何かに打ち込みたいとき、恋愛との両立が難しくなることは珍しくありません。嫌いになったわけじゃない、だからこそ余計に、別れ話をするときには、誠心誠意、真心がこもった言葉が必要です。
スキルアップしたいときの例文
仕事でも趣味でもスポーツでも、今以上の自分になりたいと思うとき、恋愛が邪魔になることがあります。
「これから仕事がもっと忙しくなって会う時間もなくなります。責任も重くなるので、あなたのことを考える余裕もなくなると思います」
「このままお付き合いを続けていても、あなたの気持ちに応えることができなくなって、あなたを傷つけてしまうとわかっているので、別れたいです。今は仕事に意識を集中したいので、許してください」と言ってみましょう。
本当にあなたのことを想ってくれている彼なら、正直に理由を告げれば、潔く身を引いてくれるはずです。
新しいことに挑戦したいときの例文
恋愛より興味を持てることに出会ってしまったら、彼どころじゃないという気持ちになってしまっても不思議はありません。彼と会っている時間も、彼に事を考える時間も惜しい、それほど打ち込めることに出会えたことはある意味幸運です。
「やりたいことができました。運命の出会いなんだと思います。今チャレンジしなければ一生後悔すると思うので、別れてください。今は、一分一秒が惜しいのです。あなたとのデートやおしゃべりにイライラしたくありません。」
「そうなる前に、あなたとはお別れしたいのです。全身全霊をかけて挑戦します。今までありがとうございました」と、気まぐれや思いつきで新しいことを始めようとしているのではないということを、はっきりと告げましょう。
やりたい事ができたときの例文の注意点
もう好きじゃなくなった、好きな人ができたなど、気持ちが離れたことがはっきりとわかる別れ話と違い、やりたい事ができたというだけでは、相手は納得しません。「応援するから一緒に頑張ろう」と返されるのが関の山です。
「時間がない」、「余裕がない」、「集中したい」という気持ちを強調したメッセージを送りましょう。あからさまにいえば、「あなたとの恋愛が邪魔」ということなのですが、はっきりと表現しては角が立ちます。
せっかくなら、彼も新しいことに目を向ける、そんなポジティブな別れ方にしたいものです。やりたい事ができて彼と別れたいなら、堂々とその気持ちを伝えましょう。
「今が私の人生のターニングポイントだと思います。持てる限りの力を使ってやり遂げる覚悟です。全身全霊で取り組みたいので、私のことを想っていてくれるなら、別れてください。あなたにも、夢中になれる何かが見つかるように、願っています」
「今までのことは忘れません。ありがとうございました。お互いの未来が素晴らしいものになるように、頑張りましょう」といえば、あなたの本気は伝わるでしょう。
LINEでの別れ話には既読・未読無視の対処法を考える
LINEは会うのが気まずい相手に別れ話を切り出すには便利なツールですが、厄介なのが既読や未読無視の対策です。あらかじめ、既読無視、未読無視の可能性を考慮しておけば、慌てることもありません。
既読無視はとりあえず気にしない
既読がついたということは、一応別れたいという意志は伝わったということです。できればすぐにでも返信してほしいところですが、既読無視も一種の意思表示です。
既読無視する理由としては、本気にしていない、返事に困っている、これ以上別れ話をするのが面倒なので黙って了承した、聞く耳を持っていないなどが考えられます。
別れ話のLINEを送って既読がついたら、無視されてもしばらくは様子を見ましょう。彼に別れる気がないなら、必ず何らかのアクションを起こすはずです。一か月以上も連絡が途絶えたら、暗黙の了解と受け取っていいでしょう。
未読無視は故意なのか過失なのかを考える
カップルになってからの彼のLINEの扱いを思い返してみましょう。LINEには瞬時に返信するタイプなのか、LINEが届いても反応が薄いタイプなのかで、未読無視の意味は変わってきます。
そもそも、スマホを持ち歩かなかったり、見当たらなくてもあまり気にしなかったり、LINEの通知を切っていたりするような彼に、LINEで別れ話をしようということ自体が間違っています。
LINEに頓着しない相手には、ほかの手段で別れ話をするほうがいいでしょう。
彼が、LINEの着信に敏感なタイプなのに、未読無視している場合、LINEの内容が別れ話だと予測して読みたくないと思っているか、どうでもいいと思っているかの二パターンが考えられます。
読みたくないと思っているなら、別れ話事態を拒否している証拠です。この状態が続くと、あなたは別れたと思っていても、相手は恋人のままだと思っているという事態に陥ります。こういう別れ方は身動きが取れなくなるので厄介です。
どうでもいいと思っているなら話は簡単です。すでに別れ話は済んだと思っていいでしょう。ただし、ちゃんと言質を取らない別れ方をすると、後でどんな難癖をつけられるかわかりません。
いずれにしても、彼に別れ話のテーブルに着いてもらわなくては話にならないので、別の方法で別れ話をもう一度切り出す必要があります。
別れ話のLINEは何度も送らない
別れ話のLINEはもらって嬉しいものではありません。無視しているということは、無視したいという気持ちのあらわれです。既読無視、未読無視のままだからといって、返事を催促するように、何度もLINEを送るのは止めましょう。
誠意を見せるならちゃんと会って話をするのが本来の姿です。そこをLINEで済ませようとするのはある意味卑怯な行いです。ですから、別れ話をLINEでするにしても、相手から返事があるまでは重ねてLINEを送るべきではありません。
どうしても返事が聞きたい、聞く必要があるときは、電話をかけましょう。それでも埒が明かないときは、合うのが一番いい方法です。もう一つ、とっておきの別れ方は、直筆の手紙を送ることです。
手書きの手紙を送ることは滅多にありません。それだけに重みが違います。LINEやメールは無視されても、手紙なら読んでもらえる可能性があります。
LINEでの別れ方はお互い顔が見えないので注意が必要
別れ話を切り出した後は、別れ方が問題です。「別れたい」と言ってあっさり納得してくれるなら、何の心配もありません。あなたに未練がないということなので、別れ方で頭を悩ませるだけ損です。
ただ、LINEはお互いの本音が見えにくいのが難点です。LINEの内容を誤解して読み取ってしまう可能性もあります。普段のLINEでもそうですが、微妙なニュアンスが伝わりにくいLINEで別れ話をするときは、いつも以上に注意が必要です。
「別れたいです」と「別れたいのです」では、伝わる雰囲気が違います。句読点の位置一つ、助詞の選択でも、文脈が変わってしまう場合があります。受け取る側の意識によっては、必要以上に悪い意味に取られてしまう場合があります。
LINEで別れ話をするときは、曲解されないわかりやすい文章と、丁寧な言葉使い、相手を思いやる気持ちを忘れないでください。
LINEのブロックは慎重に
どんなにいい別れ方ができたと思っても、LINEをブロックするのは感心しません。ましてや、既読無視、未読無視だから大丈夫だろうと、勝手に判断してブロックするのは避けたほうがいいです。
完全に拒絶されたと気づいたら、彼の頭に血が上ってしまうかもしれないからです。彼はあなたからの別れ話で心に傷を負いました。LINEのブロックは、その傷口に塩を塗り込むようなものです。
本来粘着質ではない彼が、すっぱりと諦めてくれるか、ストーカー化してしまうかは、別れ方ひとつで決まります。元彼のLINEは消してしまいたい気持ちもわかりますが、不用意なLINEのブロックは恨みを買う原因になりますので、十分に注意しましょう。
LINEでの別れ話は善後策
日常的なコミュニケーションツールとして欠かせない存在になったLINE。カップルがLINEで別れ話をすることが、当たり前になる日も近いのかもしれません。しかし、まだ80%以上の人が、LINEで別れ話をすることに違和感を覚えているという調査結果もあります。
別れ話はする方もされる方も大きなストレスを伴いますが、恋愛にピリオドを打つということはそれだけ重大なことです。LINEには、心を込めれば、相手の心に直接届くという利点があります。
手軽だから、便利だから、顔を合わせたくないからという理由だけで、別れ話をLINEで終わらせようとするのは感心しません。LINEのよさをちゃんと活かした別れ方をしたいものです。
別れたいけど悩んでる…そんな方はこちらも


