別れ話の切り出し方13選！彼氏に別れを切り出す方法とは？

恋愛に別れはつきものです。どんなに好きだった彼氏でも、気持ちが離れてしまうことはあります。彼氏には申し訳ないけれど、別れ話を切り出したい、そう思うこともあります。

気まずい別れ方をすると、せっかくの彼氏との思い出が黒歴史になりかねません。別れた後も、彼氏にはいい印象を持っていてもらいたいと思うのが女心です。

振られるのも辛いですが、別れ話を切り出すほうも、精神的には苦痛です。上手な別れ話の切り出し方を考えていると頭が痛くなります。考えれば考えるほどどの方法がいいのかわからなくなってしまうものです。

彼氏に別れ話を切り出すには方法だけでなく、タイミングも大事です。彼氏を傷つけずにきれいに別れるベストな別れ方はないものでしょうか。

彼氏と別れたい、そう思ったら一刻も早く別れ話を切り出したくなるかもしれませんが、何の前兆もなくいきなり別れ話を切り出すのは、あまりにも無謀で残酷です。彼氏にもそれなりの心の準備が必要です。

別れ話の切り出し方を考える前に、それとなく別れを予感させるような作戦を立てて事前準備をしておきましょう。

ラブラブだった頃と同じように愛想よく振舞ったり、楽しそうにデートを重ねていたりしたのでは、彼氏は心変わりに気づいてはくれません。そんな状態でいきなり別れ話を切り出すのは、だまし討ちのようで、とてもいい方法とはいえません。

かといって、急に冷たくしたり、そっけない態度をとるのもいい方法とはいえません。彼氏に警戒心を抱かせるだけで、別れ話の切り出し方が難しくなるだけです。

別れ話の切り出し方を考える準備段階では、いきなりではなく時間をかけて、彼氏と物理的に距離を置くのが効果的な方法です。

上の空で会話が弾まない、何だかんだと口実を設けてデートの回数を減らす、そんなことを続けていれば、勘のいい彼氏なら、わざわざ別れ話の切り出し方を考えなくても、別れたい気持ちを察してくれます。

プレゼントを受け取っておいて別れ話を切り出すのも、もらい逃げのようで感じが悪いです。誕生日、記念日、クリスマスなどのプレゼントだけでなく、旅行のお土産やちょっとした贈り物も、別れ話の切り出し方を模索し始めたなら受け取るべきではありません。

とはいっても、プレゼントの受け取りを拒否する方法も難しいです。どうして受け取らないのかと喧嘩になって、どさくさで別れ話を切り出す羽目になりかねません。せっかく上手く別れ話を進めるために切り出し方を考えて事前準備をしても、それでは水の泡です。

どうしても受け取らざるを得ない状況に陥ったら、仕方なく受け取ることをアピールしましょう。大げさに喜んで見せたり、嬉しそうにするのは、今後の別れ話の切り出し方に悪影響を及ぼします。

頻繁には会えない関係の彼氏なら、距離をおくのはもう少し簡単です。メールの返信を遅らせてみたり、電話に出る回数を減らしてみたり、LINEに既読をつけなかったりと、彼氏からの連絡を喜んでいないことを匂わせてみましょう。

彼氏から相変わらずメールや電話、LINEが来ても、こちらからの連絡は、極力しないようにします。彼氏もしばらくは、異変に気がつかないでしょうが、その内におかしいと思い始めるはずです。

メールや電話やLINEを一方的に無視するのは、別れ話の切り出し方を考える段階においては、いい方法とはいえません。彼氏を怒らせるかオロオロさせるかが関の山で、別れ話を切り出すのが大変になるだけです。

そっけない返信をし続けていれば、彼氏も何となく別れが近いことを感じてくれるかもしれません。自分からは発信しないのが、一番いい方法です。

別れ話を切り出すと決めたら、おまじないをするのもいい方法かもしれません。効果があると信じれば、いざ別れ話を切り出すとき、心の支えになります。

いろいろ道具が必要だったり、手間がかかったり、彼氏に呪いをかけたりするおまじないは、本来の意図から外れてしまうので感心しません。あくまで穏便にきれいに彼氏と別れるためのサポートをしてもらうためのおまじないです。

一番簡単なのは、トイレットペーパーに、別れたいという思いを込めて彼氏の名前を書き、トイレに流してしまう方法です。元手もかからないので、願掛けのつもりでやってみてもいいかもしれません。

別れ話の切り出し方に迷ったら、占いに頼ってみるのもいい方法かもしれません。占う方法は、トランプ、タロット、手相、数秘術など何でも構いません。本格的な占い方を知らなくても、気にする必要はありません。

どういった切り出し方がいいか、どんな服を着て行けばいいか、どんな場所で会えばいいか、占ってみるといい気晴らしにもなりますし、思わぬヒントが降ってくるかもしれません。

正式な占いではないので結果は絶対ではありません。別れ話の切り出し方を考える参考になればいいだけなので、あまり深刻にとらえすぎないことが肝心です。

別れ話を切り出すのは、男性でも女性でも気が重いものです。別れ話の切り出し方次第で、彼氏の反応や二人の関係が全く違ってくることがあります。別れ話を切り出す方法はいくつもありますが、彼氏のタイプによって切り出し方も変わってきます。

彼氏を傷つけずにきれいに別れる切り出し方を考えてみましょう。

会っていきなり別れ話を切り出すのは、衝撃が大きすぎます。「言いにくいんだけど」と最初に一言いうことで、彼氏も不穏な雰囲気を感じ取るはずです。

彼氏はふざけて茶化そうとするかもしれませんし、頑なに聞くことを拒否しようとするかもしれません。そこで感情的になっては、別れ話は進みません。自分も心苦しいのだけれどどうしても聞いて欲しいという姿勢を崩さないことが重要です。

そのものずばりただ「別れたい」というのでは彼氏は納得できないでしょう。かといって、何が言いたいのかわからないようなあやふやな言い方だと、別れ話だとわかってもらえないかもしれません。

「よく考えたんだけど」という切り出し方は、思いつきや気まぐれではないことを彼氏に知らせるために、効果的な方法です。深刻な面持ちでそう言われて身構えない人はいません。熟考の末の結論だと先に言っておけば、気持ちは覆らないとわかってもらえます。

その上で「別れたい」と正直な気持ちを告げれば、彼氏もわかってくれる可能性は高いです。覚悟のほどをしっかりと示すのが、別れ話の切り出し方としては理想的です。

一方的に別れ話を突き付けるのは、彼氏にも衝撃が大きすぎます。別れ話なのですから、自分の気持ちを優先させるのは仕方がないことですが、仮にも一時は恋人だったのですから、彼氏の意見にも耳を傾けましょう。

切り出し方としては、「あなたにも言いたいことはあるでしょうが」と、相手の意見を聞く用意があることを示す方法が有効です。自分の言いたいことを言った後は、あなたの話をちゃんと聞きますと意思表示することが大切です。

最後通牒のように別れ話を切り出すと、彼氏は自分の気持ちの持って行き場所に困ってしまいます。彼氏の言い分も聞いたうえで、それでも別れたいという気持ちが変わらなければ、彼氏も諦めがつくかもしれません。

別れ話を切り出すということは、理由はどうであれ彼氏を傷つけるということです。申し訳ないという気持ちは忘れてはいけません。それに、最初に謝られると、何か謝らなければいけないような話なのだと、彼氏もそれなりの覚悟ができます。

「ごめんなさい、聞いて欲しいの」という切り出し方には誠意がこもっています。頭を下げられて高圧的に出られる人はそうはいません。ここでもし、大声を出したり怒り出すようなら別れて正解です。だからといってあなたまで声を荒げては別れ話はこじれるばかりです。

あくまで低姿勢に、でも意思は固いことを前面に出すのが、淡々と話を進めるための別れ話を切り出す方法です。

冷静な別れ話の切り出し方、誠実な別れ話の切り出し方、寛容な別れ話の切り出し方、低姿勢な別れ話の切り出し方。彼氏の性格によってどういう切り出し方をするかは変わってきますが、いずれの場合も真面目な態度で別れ話を切り出すことが大切です。

気まずいからとへらへら笑っていたり、真剣みに欠けるような軽い調子で切り出したのでは、もしかしたら冗談なんじゃないか、からかっているんじゃないか、試しているんじゃないかと思われるのが関の山です。

真面目に受け取ってもらえないような別れ話の切り出し方は失格です。別れ話がこじれるばかりか、本気にしてもらえなくなってにっちもさっちもいかなくなります。

直接会って別れ話をする場合、別れ話をどんな場所で切り出すかは、よくよく考えなくてはいけません。別れ話が平穏に終わる保証はどこにもありませんし、別れ話を切り出す場所によってはお互いに気まずい思いをしてしまうかもしれません。

どんな場所でなら、大きなトラブルにならずに別れ話を切り出すことができるのでしょうか。ここでは、一般的に別れ話を切り出すにはベストだと考えられる場所のほかに、ここで別れ話を切り出すと絶対に別れられると評判の、縁きりスポットもご紹介します。

事前の根回しがあったとはいえ別れ話を彼女から切り出されて冷静でいられる男性はそうは多くないでしょう。頭に血が上ったり、取り乱したりしてもおかしくはありません。平静を装うのは並大抵のことではありませんが、他人の目があれば自制心が働きます。

賑わっているレストランやカフェなら、大勢の人が見ているのでそうそうみっともない真似はできません。完全に安全なわけではありませんが、危険度はかなり低くなります。オーダーを終えた直後がタイミングとしてはベストです。

しばらくはお店の人も近づきませんし、オーダーが届くタイミングでクールダウンすることもできます。

レストランやカフェといっても、どこでもいいわけではありません。彼氏の馴染みの店や人気がなくてガラガラに空いている店、寂れた場所にある店、死角になっている席がある店では逆効果になりますから気をつけてください。

理想的な別れ話を切り出す場所は、ホテルのラウンジです。視界を遮るものが少なくたくさんの人が行き来しますし、ホテルマンやガードマンが常駐していますから、何かあったときにも安心です。

美術館、博物館、図書館は静寂が保たれているので、別れ話を切り出すにはベストな場所に数えられます。美術館や博物館には防犯カメラもありますし、学芸員が目を光らせていますから、どうあっても声を潜めざるを得ないので、彼氏も激昂のしようがありません。

美術館などでの別れ話の切り出し方は工夫が必要です。できれば周りに人がいないタイミングで別れ話を切り出すようにしましょう。公共の秩序に見方になってもらう作戦なのに、鑑賞や勉強の邪魔になっては迷惑です。

大行列ができるほど人気の展覧会や企画がかかっている美術館や博物館は、別れ話を切り出す場所としては不適切です。ほどよく閑散とした美術館や博物館、図書館がおすすめです。

屋外で別れ話を切り出すなら、人が多く、気持ちの良い公園や広場がベストです。太陽の日差しが明るい場所で、花壇や噴水のそばなら尚いいです。美しい花や水しぶきは人の心を和ませる効果があります。別れ話で昂った気持ちを落ち着かせてくれます。

屋外での別れ話の切り出し方は難しくありません。立ったままでもベンチに腰かけてもいいですが、相手の目を見て別れ話を切り出すようにしましょう。大声を出せば聞こえる範囲に複数の人がいるタイミングで切り出すのが、ベストです。

別れ話の後は彼氏を一人にしてあげましょう。殺伐とした建物の中より、自然に近いほうが心が慰められるという人は多いです。子どもたちの笑い声が聞こえるのどかな場所なら、少しは傷ついた心を癒せるかもしれません。

幸せそうなカップルだらけのデートスポットで別れ話を切り出すのは論外ですが、人目につきたくないからといって、間違っても木が鬱蒼と生い茂った見通しのきかない寂しい公園などは選ばないように気をつけてください。

有名な縁切りスポットなら、その場所に誘っただけで彼氏は別れ話を切り出されると悟るはずです。もっとも有名な縁切りスポットは陽運寺です。四谷怪談で有名なお岩さんを祀った寺で、於岩稲荷の名で親しまれています。

察しがよく、潔い彼氏なら、ここに誘っただけで別れてくれるかもしれません。そこまでは期待できないにしても、観光名所にもなっていますから、出かけて行って損はありません。

いきなり面と向かって別れ話を切り出す方法もありますが、彼氏が暴力的だったり、DVやハラスメントが別れたい理由だったりする場合、直接会って別れ話を切り出すのは勇気が必要です。

そんなときは、ワンクッションおいたほうがスムーズに話が進みます。ほとんどの場合、会って話そうということになるでしょうが、上手くいけばそのまま会わずに別れることができるかもしれません。

電話で別れ話を切り出す場合、問題なのはタイミングです。意を決して電話をかけても、彼氏は電話に出ないかもしれませんし、出られない環境や状況にあるかもしれません。家電ならまだしも、スマホや携帯なら、彼氏がどこにいるかわかりません。

電話で別れ話をするなら、彼氏が落ち着いて会話のできる場所にいて、時間に余裕があることが絶対条件です。仕事中だったり、ほかの人と一緒だったりしたら、またかけ直さなくてはならないので心理的なストレスが大きくなります。

電話で確実に別れ話を切り出すためには、前もって電話をかけることを予告しておくのがベストです。あらかじめ、この日のこの時間に、大事な電話をかけると言っておけば、彼氏も時間を作ってくれるはずですし、何かを感じるかも知れません。

良くない知らせの電話は、出る前から何となく嫌な予感がするから不思議です。事前準備で彼氏が二人の心のすれ違いに気づいているなら、着信音が鳴った途端、「別れ話だ」と気づくかもしれません。電話での別れ話の切り出し方は、電話をかける前が肝心です。

「もうわかっていると思うけど」と切り出せば、ほとんどの男性は嫌な予感が的中したと、覚悟を決めるはずです。意味のない長話をして会話を引き延ばしても意味がありません。後ははっきりと別れたいと伝えましょう。

LINEは彼氏が読んだかどうかがわかるので、会わずに別れ話を切り出す方法としてはとても便利です。でも、声や表情、仕草など他の情報がないLINEは、うっかりすると真意が伝わらなかったり、誤解を招く可能性があるので気をつけましょう。

LINEでの別れ話は、言い訳や気遣いで長くなりがちですが、長文のLINEはけっこう読みにくいものです。長いLINEを見ただけで読む気が失せる人も少なくありません。

最初に呼びかけやあいさつのLINEを送って、まずはLINEを開いてもらいましょう。トップに「別れたい」とあると、スルーされてしまうかもしれません。次は今まで通りの言葉遣いのまま、簡潔に別れたい気持ちと別れたい理由を伝えましょう。

既読がついてもつかなくても、言いたいことを言ったらそこで終了です。「今までありがとう」と送って終わりにしましょう。もうこれ以上あなたからアクションを起こす必要はありません。

そのまま自然に別れられるかもしれませんし、彼氏からLINEが届くかもしれません。彼氏からのLINEには、誠意を持って返信しましょう。彼氏からのLINEが常識の範囲なら、無視するのはいい方法ではありません。

改まった言葉遣いで他人行儀なメッセージを返せば、彼氏もあなたが本気だとわかるはずです。絵文字やスタンプは不誠実な印象を与えるので使わないようにしましょう。

いきなりブロックしたり、消去するのも危険です。しつこくLINEを送ってくるようなら、もう連絡しないで欲しいという意志をはっきりと示しましょう。

即座に反応があらわれるLINEと違って、メールは送る方も受け取る方も、考える時間があります。別れる理由をきちんと説明したい、冷静に受け取って欲しい、そんなときはメールで別れ話を切り出すのもいい方法です。

彼氏がカッとなりやすかったり、人の話を聞かなかったりするタイプなら、むしろメールは別れを切り出す方法としてはベストといえるでしょう。

メールなら多少長くなっても読んでもらえるかもしれません。逆にあまりに短いメールは突き放した印象を与えます。ただ、必要のないことまでいろいろと書くと、別れたいという気持ちが、強く伝わらなくなってしまいます。

メールの始めのほうに、はっきりと別れたいと書きましょう。メールなら、じっくり言葉を選ぶことができます。誠意や真剣みが伝わりやすいのも、メールを使って別れ話を切り出すことの利点です。

LINEと同様にメールも後に残ります。トラブルや災いの種にならないように、内容には十分気を配ってください。とくに夜は文章が感情的になりがちです。やむを得ず夜にメールを書いた場合は、翌朝必ず読み返してください。

円満に別れるためには、別れ話は切り出すタイミングも大事です。タイミングを間違えば、温厚な彼氏も怒り出してしまうかもしれません。ただでさえ憂鬱な別れ話なのに、その上に余計なストレスを与えたくないです。

彼氏に別れ話を切り出すのにベストなタイミングを考えてみましょう。

別れ話は、日常に紛れ込ませるのが一番です。下手にイベントや記念日に絡めると、ずっと忘れられなくなってしまいます。彼氏の誕生日や思い入れの強い日は、絶対に別れ話を切り出すのは止めましょう。

別れ話は、いつ切り出されたのか思い出せないくらいありふれた日に切り出すのがベストです。

彼氏が、失敗できない大事な仕事や課題を抱えているときに別れ話を切り出すのは、自分本位な別れ話の切り出し方です。別れ話は彼氏に強いショックやストレスを与えますから、仕事に影響が出てしまうかもしれません。

反対に、仕事や課題をやり遂げて充実感を覚えているときなら、失恋のショックも多少は和らぐかもしれません。仕事や課題の区切りがつくまで待って、別れ話を切り出すタイミングを計った心遣いを読み取ってもらえれば、別れ話の切り出し方としては成功です。

就職したり、進学したり、人間関係や環境が大きく変わるときは、過去のしがらみを断ち切りやすいので、別れ話を切り出すにはまたとないベストなタイミングです。引越しを伴うなら更に理想的です。心機一転、新しい人生を歩むことができます。

別れ話は、彼氏に少なからぬショックを与えます。できるだけ傷が浅くてすむように、気遣いを忘れてはいけません。それとともに、あなた自身が危険にさらされないように気をつける必要もあります。

人気のない場所や、密室で別れ話を切り出すことは、避けてください。もっとも避けるべき場所は彼氏の部屋です。別れ話を切り出した途端、彼氏が別人のようになってしまう危険性もあります。

どんなに紳士的な彼氏でも、会って別れ話を切り出すときは、必ず人目がある場所に行きましょう。

別れ話を切り出さなくても、別れたいと思ったら、決して密室で二人きりにならないことです。二人きりだと、本当に何があっても不思議はありません。

曖昧な別れ話は、新しい恋愛に気持ちを向ける妨げになります。あなたにその気がないなら、気持ちを変えることができるかもとか、復縁できるかもと期待させるような態度や言葉は厳禁です。未練を断ち切ってあげるのも誠意の一つです。

別れ話を切り出すなら不退転の覚悟で挑みましょう。

いくら人目のある所がベストとはいっても、彼氏を知っている人がいる場所で別れを切り出すのは止めましょう。彼氏は失恋の事実を人には知られたくないかもしれません。

親しい友人に限らず、顔見知り程度でも、彼氏と関係のある人がいる場所では別れ話を切り出さない心配りが必要です。

別れ話を切り出されただけで、彼氏のプライドはズタズタかもしれません。更に追い打ちをかけるのは、上手に別れるためにはマイナスです。仮にほかに好きな人がいるとしても、それをはっきりと告げるのは避けたほうがいい場合もあります。

彼氏がプライドの高いタイプだったり、好きになった相手が彼氏の親友やライバルだったりする場合は、言わないほうが賢明です。

同じように、彼氏の欠点をあげつらうのも止めましょう。彼氏の傷口を広げてもいいことは何もありませんし、悪口合戦になったら後味の悪い別れ方をすることになります。

別れ話をするときに、「あなたのためにならない」とか、「あなたにはもっとふさわしい人がいる」と口にする人がいますが、そんな逃げ口上では彼氏は納得しません。「そんなことはない」と言われてしまえば話が進まなくなってしまいます。

きれいごとを言っても別れたいのは結局は自分のためです。はっきりとそれを認め、正直な気持ちを話しましょう。

別れ話を切り出したからといって、すんなりと別れられるとは限りません。むしろ簡単に別れられる方が少ないかもしれません。別れ話の切り出し方も大事ですが、その後きれいに別れるまでの対処の仕方も大事です。

理想は、別れ話を切り出すと同時に別れが現実となることです。彼氏が人間的に優れた人物であった場合は、トラブルになることなくすっきりと別れられます。その潔い態度に、もしかしたら惚れ直して別れ話を撤回したくなるかもしれません。

そんな彼氏なら、別れた後も、無理に避けたり警戒したりする必要はありません。自然体で接するのが一番です。

別れ話を切り出されて、泣きだす彼氏もいます。人目があると、別れ話を切り出した方も気まずくなって、つい優しい言葉をかけてしまいがちですが、同情から別れ話を撤回したりしないことです。

一度切り出しかけた別れ話をうやむやにすると、当分別れのチャンスはやって来ないと覚悟しましょう。涙も別れないための作戦かもしれません。仏心は仇になります。別れると決意したら、いくら彼氏に泣かれても意志を曲げてはいけません。

別れ話に納得がいかないと、怒り出す彼氏もいるでしょう。彼氏が肉体的な暴力に訴えない限り、怒られても罵られても、頭を低くしてやり過ごしましょう。怒りを爆発させると、冷静さが戻ってくるかもしれません。

彼氏が怒鳴って気がすむなら、別れの代償に我慢するのも、別れを切り出した側の役目です。

ただし、暴力を振るうようなら遠慮なく助けを呼びましょう。暴行は一切我慢する必要はありません。それ以上別れ話を続ける必要もありません。その場でキッパリと縁を切って、さっさと立ち去りましょう。

言葉だけなら気にする必要はありません。連絡を絶ってしまえば事実上別れは成立します。

別れるときに、復縁の可能性が全くないこと、今後は連絡を取らないことをはっきりと告げておきましょう。別れがあなた自身の考えで、その意志は固く、絶対に覆らないということをきちんと理解してもらうことが大切です。

万が一、彼氏がストーカーになってしまったら、法的手段に出ることも考えなくてはなりません。つきまとい、尋常ではない電話やLINE、メール、嫌がらせなどがあったら、証拠を残しておきましょう。

どれほど素敵な恋愛期間を過ごしたとしても、別れ方が悪いと全てが嫌な思い出に変わってしまいます。せっかくの恋愛が思い出したくもない汚点になるのはとても残念です。

別れるまでが一つの恋愛です。別れの切り出し方ひとつで恋愛は人生の糧にも傷にもなります。終わり良ければ総て良し、最後をきれいに締めくくって、彼氏との日々を大事な思い出に変えてください。