あげぽよの意味とは？少し前に流行した若者言葉の意味や使い方を解説

あげぽよって何?日本語として怪しすぎますが、女子中高生では普通に日常的に使われる言葉です。最近の若者言葉は、いろいろな種類があり大人には理解できない若者の言葉を作っています。

若者や女子中高生は、長い文章をかなり短い単語に変換したりして新しい言葉を作り出します。どんどん新しく言葉が誕生するので、非常にわかりにくいです。

あげぽよって何?まず食べ物なのでしょうか?あるいは飲み物なのでしょうか?何かのものを指す言葉なのでしょうか?若者言葉は何を指しているのか良く分かりません。女子中高生がこの言葉を誕生させ、普通に使っていた言葉ということは分かっています。

10代の女子中高生が主に使う言葉で、とにかくテンションの上がる出来事に合ったときにとっさにでる言葉です。2010年に女子中高生に大流行して、女子中高生ケータイ流行語大賞の銀賞に選ばれました。

ギャル的流行語大賞の第1位を取っています。さらに翌年にも女子中高生ケータイ流行語大賞の金賞ではありませんが、銅賞と2年連続ランキングに入って流行した言葉です。

あげぽよという言葉はどうやって誕生したのでしょうか?いつ、どこで誕生したのかは、2010年に女子中高生流行語大賞の銀賞を取るぐらいの言葉です。

だから、2009年の後半にはどこかの女子中高生のギャルが自分たちの仲間との会話でギャル語として使っていたので、あげぽよという言葉は誕生していたと思われます。

あげぽよという言葉をさらに世間に知らして流行らせたとされている人物がいます。それは元Eggのカリスマモデルの川端かなこさんです。

初めてツイッターやブログ等のSNSであげぽよという言葉を使った方です。元Eggのモデルということは川端かなこさんは、元ギャルでギャル語を使っていたとされています。

あげぽよというギャル語を誕生させたとされている川端かなこさんは現在どうしているのでしょうか?2010～2012年まであげぽよという言葉を生み出したとして、女子中高生に非常に人気がありました。バラエティー番組にもたびたび出演していました。

さらにあやまんJapanに所属してCDまで出しています。一般の人にはあまり受け入れられなくて、ギャルに大変な人気を誇りました。

しかし2014年ごろからほぼ芸能界は引退状態となり、ネットでは覚せい剤を使った疑惑やノイローゼになったとか色々書かれていますが、芸能界を引退した理由ははっきりとは分かっていません。

現在は、芸能事務所を辞めて、ツイッターでキャバ嬢をしていることを報告しています。元気で過ごしてくれればいいと思います。

あげぽよの意味は何でしょうか?実はあげぽよという言葉は「あげ」と「ぽよ」に分けられます。さらに意味も「あげ」と「ぽよ」に分けることができます。それぞれどのような意味を持って、全体の意味はどうなるのでしょう。

「あげ」の意味はテンションが上がっている、気分がよくなっている、楽しい状態の事です。「あげあげ」という言葉を1つの言葉に収めて「あげ」と言っています。

会話するときは、「あげあげ～」と語尾を上げていいます。でも1つの言葉で言うと「あげ」なので語尾が、上がっているのか下がっているのかわかりません。

「あげ」の意味は「あげあげ」という事が分かりました。では「ぽよ」の意味は何でしょうか?実は「ぽよ」に意味は、全くありません。

簡単に言うと「ぽよ」ってつけると可愛いでしょうっていう若者、特に女子中高生の言葉の特徴です。さらに「ぽよ」は接尾語というもので、意味がない言葉の仲間で色々な言葉につけることがあります。

「あげぽよ」って言葉は鹿児島弁にもある説があります。2018年2月ごろにツイッターに載っていた情報をご存知でしょうか?あげぽよという言葉が鹿児島弁辞典の中に載っていることが分かりました。

鹿児島弁辞典にはあげぽよの意味は上気という意味で使われています。上気の意味は、「緊張する」、「テンションが上がる」「気持ちが上がる」みたいな感じで「あげぽよ」とあまり変わらないことがわかります。

「あげぽよ」はギャル語でなく、鹿児島弁から取ったのでしょうか?女子中高生が鹿児島弁を聞いて使い始めたのか、鹿児島弁を使わない女子中高生が初めて使ったのが偶然一致したのかはっきりと分かっていません。

鹿児島弁辞典に載っていたので鹿児島弁説が最近流行ってきました。しかし、本当のところは分かりません。鹿児島弁説、ギャル語説どちらもありえます。どちらも使い方がほぼ同じだから、どちらでも問題ないと考えられます。

あげぽよはどのように使うのでしょう。あげぽよの使い方と例文をいくつか紹介します。この若者言葉をマスターしてちょっとでも若者の気持ちに近づいてみましょう。

さらにあげぽよという言葉を使っていると、自分の中で新しい言葉が、意外とあげぽよから誕生するかもしれません。

テンションが上がる気持ちのいいことがあったとき、ノリノリに行動したい時にあげぽよという言葉を使います。あげぽよの使い方は非常に簡単です。

気分の上がることがあったら文章の最後につけてみましょう。そうすればテンションが上がって、気持ちいいことになっているという状態を表すことができます。

あげぽよっていう言葉は、最後に使うだけではありません。文章で書く時や話すとき、文章の最初につけても構いません。「あげぽよ～☆。なんたらかんたら」と続けてもいいのです。是非ギャルのようにギャル語を使ってみましょう。

男性が使うことは少ないですが、男性も鹿児島弁と思ってあげぽよをどんどん使ってみてはいかかでしょう。男性も女性も意外と「あげぽよ」という言葉が、使いやすいということわかります。

あげぽよは最初か最後に使います。どのように使うのかを5つ用意しました。この5つのように使うと意味が通じます。あげぽよ以外にもパリピ、マ?などのように若者に流行している言葉も使っています。

なかなか意味が分からないかもしれませんが、若者言葉の使い方、言葉の省略の仕方をマスターしてしまいましょう。

意味は、「今日はネイルがきれいにできて、テンションが上がって上がって気持ちいい気分」となります。ばっちりをきれいにできる、可愛くできるという意味で使います。

意味は、「好きなアーティストに出会ってテンション上がった～。」という意味になります。この文章はあげぽよ以外の若者の言葉は入っていないので分かりやすいです。

意味は、「来月は〇〇と絶対にパーティーするぞ!テンション上がってくる～。」という意味になります。パリピという言葉はパーティーピープルを省略された言葉で最近誕生しました。パリピの意味はパーティーを楽しむ人々の意味があります。

意味は、「本当に?安くいい服が手に入って本当にテンション上がって気分がいい」となります。この文では「マ?」と「マジ」は同じ意味の言葉ですが、疑問系の言葉と肯定系の言葉で言い方が変わっています。

「マジ」という言葉は、若者以外でも使う方が結構多いと思います。

意味は「テンション上がる～。渋谷でカッコいい男性を見かけたよ。」となります。あげぽよを文の先頭で使う方法です。あげぽよ以外はギャル語は使っていません。

あげぽよの意味は、テンションが上がって気持ちいいですが、逆にテンション下がって気分が落ち込む時に使う言葉があるのでしょうか?若者はちゃんと逆の意味の言葉も使っています。

逆の意味の言葉が「さげぽよ」になります。ギャル語のひとつです。使い方は、「あげぽよ」の全く逆になっています。

あげぽよ、さげぽよ、パリピ、マ?などのギャル語に特徴はあるのでしょうか?実はギャル語には4つの大きな特徴があります。その4つとは次のようなものです。

・アルファベットを用いて表現するKY式言葉
・四字熟語からできているもじり言葉
・ネット上で使われているネット言葉
・文章・単語を短縮した短縮言葉

この4つの特徴について説明していきます。

KY式言葉は、基本アルファベット2文字で表すギャル語です。アルファベット2文字なので、究極まで短縮してあります。会話で使う時にどの言葉を省略しているか分からなくならないように注意が必要です。

否定形、疑問系、肯定系の言葉があるので、使い方を間違えないことも大事になります。例えば、空気読めない→KY、女子高生→JK等

もじり言葉は、もともとある四字熟語などを同じ読みで意味や漢字を変化させたものです。もとの形をちょっといじった物もあります。

女子中高生が遊び感覚で使えるギャル語が多く、つい笑ってしまうものもあります。例えば、忘飲忘食(暴飲暴食)…口に入れたものを忘れること、ぺライド(プライド)…薄っぺらいプライドのこと等

ネット語なので日常会話で使われることは少ない言葉になります。会話ではなく、メールやラインなどSNSで使うことが多いギャル語と考えてもいいでしょう。

ネット流行っている記号、絵文字などはほぼ女子中高生が作ったと言ってもいいでしょう。非常に短い言葉なので打つのが楽という特徴もあります。例えば、orz…大変な目にあった、カオス…無秩序等

短縮言葉が女子中高生の若者は非常に得意で、今までも色々な言葉を誕生させてきました。短い言葉をつなげて組み合わせて誕生した言葉もあります。短縮言葉がギャル語の90%ぐらいを占めています。イミフ…意味不明、とりま…とりあえずまあ等

あげぽよ以外のギャル語はどんな言葉があってどのような使い方をするのでしょうか?ここでは若者言葉5つ紹介します。

・パリピ
・マジ卍
・あげみ、あげみざわ
・あざまる水産
・やばみ、やばたにえん

いつからかわかりませんが、この5つの言葉が誕生しています。意味がわかるでしょうか?

去年から使われている「パリピ」という言葉です。意味はいくつかあり、良い意味と悪い意味があります。良い意味では、「パリピ」はパーティーを楽しむ充実した人、様々なときにみんなで集まって楽しむ人々としての使い方があります。

悪い意味では、「パリピ」は集まって騒いで周囲に迷惑をかける人、大勢の人数で騒ぐ人という使い方をします。良い意味と悪い言葉の「パリピ」を区別して使いましょう。

若者に流行っている言葉は、「パリピ」と並んで去年から使われている「マジ卍」です。「マジ卍」は2017女子中高生流行語大賞で第4位になった言葉です。

意味は感情が高ぶった時、信じられない時、写真を撮るときの掛け声などに使います。最近は、意味自体なくなって、卍の記号のみで表すこともあります。

ユーチューバーが使い始めて誕生した言葉になります。「あげみ、あげみざわ」はテンションが上がっているという意味で全くあげぽよと同じ使い方をします。ただし、あげぽよと使い方がちょっと違います。「あげみ、あげみざわ」は最後にしか使えない言葉です。

2018年の上半期に流行っているのは、「あざまる水産」という言葉です。意味はそのままでありがとうという意味です。「ありがとうございます。」が「あざっす」と男性がいう事がありました。

その「あざっす」が「ありがとうございます。」にある「。」とくっついてできた言葉です。水産は女子中高生に人気のある磯丸水産から取って下につけています。

「やばみ」は、ヤバイという言葉の語尾を「み」に変えた言葉です。イをみに変化させる使い方は毎年毎年女子中高生の間であります。つらいをつらみ、おいしいをおいしみなどのように変化させます。

「やばたにえん」は、お茶漬けで有名な「永谷園」を合体させた言葉になります。「やばたにえん」という言葉も女子中高生だけでなく、世間に知られています。語呂がいいので、あわせた感じです。

あげぽよの意味と色々な若者言葉をぜひ恥ずかしがらずに使ってみましょう。意外と新しい発見があって楽しいです。たまに東京の渋谷のセンター街をぶらぶらするのもいいと思います。色々な新しい言葉がまさに今飛び交っています。

あげぽよのように語源が鹿児島弁にあったりすることもあります。色々な新しい言葉の語源が方言にあったりすることがあります。ギャル語、若者言葉と毛嫌いすることなく使ってみてください。

10代ではありませんが、新しい言葉を考えてみたり、新しい言葉の意味を考えてみたりすることもいいかもしれません。ぜひ新しい言葉をどんどん臆することなく、どんどん使いましょう。