うるさい人の心理や特徴19選!うるさい人は嫌い!
うるさい人が嫌いな人は多いはずです。近くで騒がしい声が聞こえるときはもちろん、遠くから聞こえたときも不快な思いをすることがあります。うるさい声を出す人のその心理と特徴、そして対処法は?どうしても苦手なうるさい人を黙らせる方法はあるのでしょうか。
目次
うるさい人を黙らせたい!騒がしい人は苦手
学校で職場でうるさい人がいるとイライラしてしまうことはよくあります。なんとかこの人を黙らせたいと思うものですが、「騒がしい!」「静かにして!」とは思っていてもなかなか言うことができません。
そして、プライベートでさえも騒がしい人は苦手だからとその場を離れることはまずできません。なにか対処法はないのでしょうか。このまま騒がしい声を我慢するだけ?何か方法があるはずです。うるさい人の心理と特徴から考えていきましょう。
うるさい人の心理10選
うるさい人ってどんな心理状態なの?と多くの人が疑問に感じます。他人から苦手とか嫌いだとか思われているとわからないのでしょうか。目立ちたいからその方法としてうるさくしてるのでしょうか。自分の声が騒がしいことに気づいていないのでしょうか。
うるさい人の本音を知ることができたら少しは対処法がわかるはずです。騒がしい声で話す嫌いなあの人。その心理をさぐってみます。
うるさい人の心理①一人が苦手孤独の恐怖
うるさい人の中でも理由を知ればやや同情心を集めるのがこのタイプ。一人が苦手でみんなといたい、集団の中の一人でいたいと思っています。
そのためには明るくしている方がいい、おもしろい話をしてみんなを楽しませると苦手な一人にならなくて済むと考えています。その結果テンションを高く持っていき当然声も大きくなっていきます。
それなのに、そのせいで人から嫌いと思われたり、黙らせる方法はないものかと思われているとしたら、少しかわいそうではあります。
うるさい人の心理②自分が中心でいたい
このタイプの人は、明るくて楽しい自分がみんなの中心的存在と認識しています。集団の中で自分をそういう役割として維持していくためには、大きい声は重要なアイテムとなっています。
騒がしい人と思われているとは想像もせず、みんなが自分を好きでそんな自分の人生は充実していると感じているタイプです。人が自分を嫌いになるとは想像もせず、人の中心にいるための方法として大きな声でコミュニケーションをはかっています。
そのため、案外、ちょっとした噂話が、騒がしい会話をやめさせる簡単な方法になるかもしれません。ある人が自分を「騒がしいから苦手なタイプ、はっきり言って嫌い」と言っているなど噂を聞くと少しはおとなしくなる可能性があります。
黙らせるには良い対処法かもしれません。
うるさい人の心理③話に間が空くのが怖い
話に間が空くのが怖い人は、基本的に優しく臆病な人でもあります。その場の雰囲気が壊れることを嫌います。そのため、話が途切れることは場がしらけていることと解釈し、その雰囲気をかなり苦手としています。
このタイプの人は、集団のムードを良くするための努力を惜しみません。その努力の仕方のひとつが、大きな声で話してその場の雰囲気を明るくすることです。努力して騒がしくしているのであって、これを黙らせる方法というとなかなか難しいことかもしれません。
うるさい人の心理④自己顕示欲が強い
このタイプの人は、人から忘れ去られることを恐れます。人の目が大変気になり臆病な面があります。大きな声を張り上げてしゃべることは、自分をおおらかに見せることができてしかも注目してもらえるので安心できます。
静かにしていたせいで「いたの?」と思われることを最も嫌います。屈辱にさえ感じることでしょう。存在感をアピールするために話しているので、黙らせるのは至難の業です。注目される方法として騒がしい声を使っています。
うるさい人の心理⑤人に馬鹿にされたくない
自分にある程度の自信を持っているのに、人望を得ることのできない人です。馬鹿にされるのを嫌い大きな声を出す人は、自分は有能であることを騒がしいほどの声でアピールしてきます。アピールしない限り、誰もほめてくれないのでこの方法を取っています。
このような人が部下を持つと決まってさらに声が大きくなります。部下に一目置かれようと大きな声で叱責したりします。周りが引いていても自分の説教が効いているなどと勘違いするので手に負えません。
部下の人たちは、この上司を黙らせる方法があれば一刻も早く知りたいに違いありません。
うるさい人の心理⑥責任感で必死になっている
会議などでひときわうるさい声でモノを言っている人がいます。本人は会議の一員として懸命です。実りある議論になるようにと責任感さえ感じています。過去に議論が盛り上がった会議は、自分が良い意見を言ったからだと信じているからです。
いつも真面目で必死ですが、うるさくて煙たがられます。本人は自分の発言に気を取られ、他の人を黙らせる結果になっていることになかなか気づきません。
うるさい人の心理⑦自信過剰である
自信過剰な人は、自分の話すことは聞く人にとって価値があると思っています。いいことを教えてあげよう、おもしろい話をしてあげようといつも自信満々の態度です。
自分の話は誰が聞いても楽しいはず、離れたところにいる人に聞こえてもかまわない、むしろ、多くの人に聞こえる方法として騒がしい声で話しています。うるさくて仕方ありません。黙らせる方法を知りたいものです。
うるさい人の心理⑧自分の要求を通したい
意見が対立したときには、大声で言えば相手が身を引くだろうと考えるタイプです。相手が諦め自分の要求が通った経験が過去に何度もあるのです。
実際に多くのグループで騒がしい声の持ち主がリーダー核になり、ほかの人に言うことを聞かせていることは多いです。
自分はおかしなことを言っているのではないかと振り返ることもしません。真のリーダーと言うよりも「あの人が言い出したら騒がしいから」と人に思わせています。波風が立たないように奉っているだけのリーダーですが、本人にはそんなことは想像もつきません。
うるさい人の心理⑨充実感をアピールしたい
普段は静かな人でも人前では妙にハイテンションになり、自分がにぎやかで楽しい人物であることを周囲にアピールしたくなるのがこのタイプ。自分の人生の充実感を人に見せびらかしうらやましく思ってもらいたい心理です。
あまりにもうるさいと、うらやましいどころか苦手意識を持たれるのがおちです。けれど幸福感を持って騒いでいるのですから、黙らせるのはなかなか難しいことです。
うるさい人の心理⑩思い通りにならないとヒステリックになる
精神的に幼稚な人です。自分の思いが批判、拒否されるとカッとなり、声も大きくなります。それでも言い分が通らないととますますエスカレートし騒がしい状態になります。
年齢の割に人生経験の浅い人、視野の狭い人、思い込みの激しい人で、かつ人を攻撃するエネルギーはあふれている人と言えるでしょう。ヒステリックになっている最中は黙らせることは難しいと思われます。
うるさい人の特徴9選
うるさい人の心理を考えてきましたが、心理的にうるさくしてしまう人とは別に、その人自身の特徴から騒がしい声を出してしまう人もいます。知れば納得する部分もあるかもしれません。対処法も異なります。
どのような特徴の人なのか、黙らせる方法はあるのか、さぐっていきましょう。
うるさい人の特徴①生まれつき声が大きい
生まれつき声が大きい人です。いつでもどこでもどんな状況でも騒がしいなら、その人は生まれつき大きい声の人ではないでしょうか。
うるさい人が嫌いな人もこのように生まれつき声が大きいという特徴の人に対しては、責める気持ちもあまりおきないかもしれません。
とはいえ、うるさい人が苦手な気持ちはなかなか消せないものです。一刻も早く黙らせたいと思うでしょうが、持って生まれた大声なので黙らせる方法は少ないことでしょう。
うるさい人の特徴②耳が遠いまたは耳の遠い家族がいる
うるさい人の中には、本人が耳が遠い場合や家族に耳の遠い人がいる場合もあります。本人が耳が遠いと自身の声もどの程度のボリュームかわかりづらいです。ついつい知らない間に大きな声が出てしまいます。
また、家族に耳が遠い人がいる場合、日常生活で大きな声を出す必要があり、その習慣で外でもうるさい人と思われるほど大きな声になっている可能性があります。
あまりに大声だと黙らせたいと思ってしまう時もあるかもしれませんが、耳が遠い人に対してそれは非情な要求でしょう。耳が遠い家族がいて外でも大きな声が癖になっている人に対しても、寛容な気持ちで接したいものです。
うるさい人の特徴③感情のコントロールができない
感情のコントロールができないことが原因でうるさい人になっていることがあります。特に楽しい場合と怒りがこみあげているときは、その感情のままに話すとうるさいほどの声になっていることもあるでしょう。
周りから落ち着いて、と言われるのがこの特徴の持ち主です。特に、怒りをまともに大声でぶつけられた時などは、最も「黙らせる方法が知りたい!」と思う瞬間かもしれません。
子どもならいざ知らず、大人ならば喜怒哀楽に振り回されない人であって欲しいものです。
うるさい人の特徴④おしゃべりが好き
おしゃべりが好きな場合は、人より多くしゃべりがちです。そのうえ、しゃべっている間にどんどん夢中になり人の表情も目に入らず、声のボリュームも大きくなっていきます。
ひどいときには状況判断もできず、人がまともに聞いていなくてもひとりで大声で話していることがあります。こちらが大事な作業や勉強をしている場合には特に、なにか黙らせる方法はないものかと考えてしまいます。
うるさい人の特徴⑤寂しがりや
寂しがりやで一人でいることが苦手な人の場合、にぎやかな場所が好きで人と過ごすことで落ち着くようです。人の会話を聞いているだけで満足な寂しがりやさんもいるでしょう。
が、人に話を聞いてほしい欲求が大きい寂しがりやの場合、聞いてもらう嬉しさでつい大きい声で話してしまいます。その結果、うるさがられてしまうことがあります。
うるさい人の特徴⑥盛り上がっているとつられる
友だちと話しが盛り上がっていると、ついついつられて誰よりも大きい声で笑い声をあげていたりするタイプの人です。グループの中でさえうるさいと思われ嫌いと思わせてしまうこともあります。
みなにつられて大声が出るのでしょうが、外から見ても一人浮いているように見えます。
うるさい人の特徴⑦理解力が足りない
理解力が足りず人の会話についていけない人もいます。わからないので黙っているなら周囲に迷惑はかけません。が、どうしてもグループの話の輪に入りたくて自分の発言に注目させようとする人がいます。
話の流れを自分の方に向けさせ、話を理解できていないことをごまかそうとしているのです。
そのためにうるさいような大声で話をさえぎって発言します。この方法を繰り返している人は意識的にまたは習慣的に行っています。かなり迷惑ですが、対処は難しいでしょう。
うるさい人の特徴⑧大きい声自体がストレス解消になる
大きい声を出して話すこと自体がストレス解消だという人もいます。逆に大きい声を出すのは苦手で、そんなことをするとストレスになるという人もいます。そこは人それぞれです。
が、自分のストレス解消が他の人に新たなストレスを与えるとなると、そのストレス解消法はほめられたものではありません。それなら一人でカラオケでもどうですかと言いたいところです。
うるさい人の特徴⑨状況が読めない
状況が読めない人、いわゆる空気が読めない人です。大きな声を出すとその場の雰囲気を壊したり迷惑になる場所だったりすると、そこにいる人からかすかな非難のまなざしが注がれることがあるでしょう。
そのサインをまったく受け止めることのできないので改善もされません。そもそも、今静かに話すべきという状況判断能力に乏しいので人からのサインなど受け止められるはずもありません。
うるさい人を黙らせる方法
うるさい人の心理と特徴をあげてきましたが、これらを踏まえてうるさい人を黙らせる方法を考えましょう。相手の心理や特徴をつかむと、ただうるさくてうんざりしていた気持ちより少し余裕ができたと思いませんか?
決してけんか腰にならないように、こちらも言葉を荒げないような対処法を考えたいものです。
こちらも大声を出すという対処法
大きい声を出させているだけでなく、こちらもそれを上回るほどの大きな声を出して話す。すると、大きな声の人も、「そんな大声だされて不愉快だ」と思い、いつもの自分の声の大きさに気づいてくれるはずです。
もっともこの方法は、あなたにかなりの勇気が必要ですし、ストレスもかかります。そうまでして挑んだ策でも相手の人の持ち前の鈍感さのせいで空振りに終わる可能性もあり、しかもほかの人に白い目で見られる可能性も含んでいます。
これは場所を選ぶ対処法なので、二人きりで話しているときにしかできない方法かもしれません。
こちらは小さい声で話すという対処法
先ほどの対処法とは真逆ですが、聞き取りにくいほどの小さい声で話すという対処法があります。あなたが小さい声で話すと相手は自分との違いにハッと気づく可能性があります。
小さい声に耳を傾けることで相手のクールダウンにもなり少し冷静さを取り戻し次の会話が落ち着いて始まるという期待もできます。
ですが、これも集団のなかであなた一人が試してみてもあなたの声がかき消される可能性があります。あまりに大人数のときにはお勧めできません。
下手に出てお願いするという対処法
直接「もう少し静かに話してもらえるとうれしい」と伝えることができるとベストです。が、プライドの高い相手だと失礼なことを言われたと受け止められあなたが悪者になってしまう可能性があります。
ですので、あなたが先に弱みを見せておいて助けてもらう形をとるといいでしょう。例えば、「二日酔いで人の声が頭に響くからごめんなさい」と謝るのはどうでしょう。
あるいは、「自分は性格が暗いんでしょうか、にぎやかな話し声が苦手なんですよね」と言うと気を使ってくれるでしょう。
そんな姑息な手段を使うのは嫌いだと考える人は「声、落としません?あちらの人にも聞こえちゃいそうです」など、自分も共犯っぽく言うのも効果的です。
うるさい人は出す音もうるさい!その音のタイプは?
どうして、うるさい人は出す音もうるさいのでしょう。エネルギーが余っているのでしょうか。それもこれも空気が読めないからというただその一点なのでしょうか。うるさい人が出すうるさい音のタイプを見ていきましょう。
パソコンのキーを叩く音がうるさい
仕事に夢中になっているせいなのか、やたらとパソコンのキーを叩く音がうるさい人がいます。特にエンターです。カチャカチャバン!カチャバン!バンバンバン!
なぜか必要以上にエンターを押してないですか?と思うほどにエンター!エンター!バンバン!と響いて来ます。静かなフロア内なら余計に耳について離れません。
ドアの開け閉めがうるさい
ドアの開け閉めの音がうるさい人には自宅のドアってどんなですか?と聞きたくなります。おそらく自宅のドアは閉まりにくいのでしょう。だからと言って外でも力いっぱいドアを閉めるのはやめてほしいところです。
うるさい声で話す人は状況が読めずにそうしています。その人のドアの開け閉めの音がうるさいとしても、自分で気づいて正していくなど期待できません。
歩く音がドタバタうるさい
歩く音がうるさい人は、小さいときからの習慣が直りきらなかったのだろうと考えます。けれど大人になったのだから人のふり見て我がふり直すという心がけをして欲しいものです。
ドタバタ歩かれると落ち着かないですし、ひどいときには思考の妨げになるほどです。
食べる音がくちゃくちゃうるさい
食べる音がくちゃくちゃとうるさい人はもっとも嫌われるタイプです。一緒に食事に言っても気になってしまい美味しい食事も楽しめなくなってしまいます。
学校や職場で毎日同じ場所でくちゃくちゃと鳴らす人と食事をするのは大変苦手な人が多いことでしょう。苦手を通りこして苦痛となります。口を閉じて食べなさいと言いたくなります。
「うるさい音」を出す人への対処法
知らず知らず習慣的に出してしまううるさい音です。対処法を間違えなければ、案外素直に聞いて改善してもらえるかもしれません。やめるように努力してくれても、習慣なのですぐには直らないでしょう。
それでもこちらの不快感を理解してもらえるとうれしいです。
びっくりした顔で見るという対処法
これは初回に驚いたときにもっとも効果的なしぐさです。初回は逃しているでしょうから、手遅れかもしれませんが、ドアの音や歩く音などいつもより特別大きく響いたときに、大げさに振り返ってびっくりした顔をして見せるのは効果的でしょう。
くちゃくちゃ食べる音も嫌そうな顔をして見つめ返すと、気づいてくれる人もあるかもしれません。パソコンの音もじっと見つめていると気づく可能性もないことはないでしょう。
同じように大きな音を出すという対処法
うるさい人、うるさい音を出す人はおおむね鈍感な人たちです。ですので、びっくりした顔で見るくらいではこちらの不快感はまったく気づかれないこともあるでしょう。いっそ嫌いなその音を同じように仕返しするのはどうでしょうか。
パソコンの音、ドアの音、歩く音を大きくすることは比較的ハードルが低いでしょう。真似てみて相手が「あれ?」と思ってくれるとこれから改めてくれる期待をすることができます。
ただ、くちゃくちゃと食べる音というのは品位が下がるので真似したくない人が大半でしょう。
軽い言い方でお願いするという対処法
あれこれ策を練っても鈍感な人はいっこうに気付きません。が、うるさい声よりもうるさい音というのは忠告しやすいでしょう。ストレートに「大きい音が苦手なのでもう少し小さい音にしてください」と言ってみましょう。
食べるときのくちゃくちゃ音はそもそも自覚できないことが多いです。指摘されたとしても、自分がそんなに大きな音でくちゃくちゃ言わせているとは思えないことでしょう。
また食べ方というのはデリケートな部分でもあります。「くちゃくちゃ音をさせないで」と言っても相手が不快になる可能性があります。
「テレビで見たけど一緒に食事したくないワースト1がくちゃくちゃ音をさせる人だって。あなたも大事な場面では口を閉じて食べてね」などうまく伝える工夫をしてください。
うるさい人は嫌いでもお付き合いは大切に
うるさい声の人の心理と特徴から、その対処法を考えてみました。相手と自分の関係性や相手の性格など考慮すべきことは多くありますが、効果的なのは「お願いする」ことしかないようです。
対処法に悩んでいる人は、忠告、お願いするセリフを事前によく考えておき、タイミングをみはからってお願いできると相手を傷つけることはないでしょう。
うるさい人は嫌いだから付き合わないというわけにもいかないので、我慢もしつつ、お願いできることは言ってみてはどうでしょうか。