婿入りの意味とは?結婚して婿入りするメリット・デメリット

婿入りの意味とはどのような意味なのか?また、婿入りと婿養子にはどのような違いがあるのかも解説します。そして、結婚して婿入りするメリットとデメリット、婿入りする男性が心得るべきこと、さらに男性を婿に来て欲しいと思う妻側の事情などもご紹介します。

婿入りの意味とは?結婚して婿入りするメリット・デメリットのイメージ

目次

  1. 1婿入りって実際どういうこと?
  2. 2「婿入り」の意味とは?
  3. 3婿に来てほしいと思う女性の事情
  4. 4結婚して婿入りするメリット
  5. 5結婚して婿入りするデメリット
  6. 6婿入りの場合の結納と結婚式
  7. 7婿入り婚する男性が心得たいこと
  8. 8婿入りして妻と離婚する場合
  9. 9トラブルにならないように違いを理解しよう

婿入りって実際どういうこと?

婿入りというのは実際にどういったものをいうのでしょうか。婿入りの意味の他にも「婿入り」という言葉と似たもので「婿養子」というものもありますが、これは実際にどのような違いがあるのかも併せて解説していきます。

また、婿入りする場合にはどのようなメリットがあるのか、逆にデメリットはないのか、という部分もお伝えしていきますので、婿入りするか否かで悩んでいる場合にはチェックしてみてください。

さらに、女性がなぜ婿入りを望むのか、婿入りの際の結納金など結婚周辺問題はどうなるのか、婿入りで結婚する際に男性が心得るべきものなども解説していきます。

「婿入り」の意味とは?

婿入りというのはどのような意味になるのかというのをまずはご紹介します。「婿入り」というのは特に難しいこともなく、単に「嫁入りの逆」だと考えれば良いでしょう。

つまり、「嫁入り」であれば、妻が夫の苗字を名乗ることになりますが、「婿入り」の場合は、夫が妻の苗字を名乗ることになるという婚姻の形のことを言います。

また、多くの場合の婿入りは「妻の家に入る」ということを目的としていることが多いですが、現代では「嫁入り」でも特に夫の家に入ることなく暮らしているケースも多く、必ずしもそうとは言えません。

ただし、婿入りする場合にはなんらかの家庭の事情、家族の事情が関わっているケースも多く、嫁入りの場合よりは、妻の家に入るというケースが多くなっているのが実情です。

「婿入り」と「婿養子」の違い

「婿入り」と「婿養子」というのは、同じ意味の言葉を言い方を変えているだけと誤解している人も多く見られますが、実は大きく意味の違うものになりますので、注意が必要です。

婿養子というのは読んで字のごとく「養子」が必要になります。その養子というのが、妻の家族、つまり妻の両親と養子関係になる手続きをして、その後に妻との婚姻をすることになるのが婿養子です。

ようするに婿養子というのは、妻の両親と戸籍上も親子の関係になるということです。普通の婚姻や婿入りではそのような関係ではなく、「義父」や「義母」ですが、婿養子になる場合は妻の両親が「養親」となります。

また、婿養子の場合は、妻の両親の相続権も得ることになり、妻の両親が亡くなった場合にはその財産を相続することができる権利を得ます。

ただし、婿養子で得られるのは相続権だけではなく扶養の義務も同時に負うことになりますし、「負の財産」となる「借金」なども相続することになるので、婿養子はメリットばかりではないことを理解しておきましょう。

婿に来てほしいと思う女性の事情

婿入りしてほしいと思う女性の事情にはどのようなものがあるでしょうか。多くの場合の結婚というのは、女性が「嫁入り」するケースが多いので、婿入りしてほしいことには何かしらの事情が絡んでいるケースが多いです。

もちろん、婿入りしてほしいと思うのには人それぞれ様々な事情があり、一概に「これ」とは言えない部分もありますが、比較的その事情としてよく挙げられるものというのもやはり存在しています。

その「よくある事情」というものをここでは確認していきます。婿入りをほのかに匂わせてくる女性とお付き合いしている場合などは、これらに当てはまらないか確認の意味でもチェックしてみてください。

家柄の問題で家を継ぐ人がほしい

1つ目に挙げられる「婿入りしてほしいと思う女性の事情」は、家柄の問題で家を継ぐ人がほしい、ということが挙げられます。これは比較的「婿入り事情」に関して多くなっている事情です。

特に多いのが「伝統芸能」などを代々継いでいる家柄で、その跡取りが妻になる女性の場合に、その妻が家を出て「嫁入り」するとなると、その伝統が崩れてしまう、などの事情がある場合です。

婿入りした男性が継ぐというケースもありますが、男性でも女性でもとにかく家の者が継ぐというケースでは、娘を嫁に出すわけにはいかないという「家柄の問題」がある場合には、婿入りしてほしいということになります。

苗字を変えられない・変えたくない

こちらについても先にお伝えした「家柄の問題」に近いのですが、婿入りしてほしいと思う女性の事情では、「苗字を変えられない」もしくは「変えたくない」という事情があるケースもあります。

現代では、夫婦別姓などもあり、結婚する際に苗字についてそれほどこだわる必要はなくなっているところもありますが、伝統的だったり、代々続くものだったりする場合は、そういった「世間の風潮」は関係ありません。

これまでその家で続いてきた伝統は慣習を守るほうが大切だというケースもありますので、それによって女性の家族の側が結婚は認めても「婿入り」以外は認められないというケースもあります。

姑との問題

こちらについては、先にお伝えした2つのように「家の事情」というわけではなく、妻となる女性の事情という色が濃くなっているもので、「姑との問題」を考えて男性の婿入りを望むというものになります。

結婚生活の中でよく挙げられる問題の大きいものに、こちらの「姑との問題」があり、それについて引っかかるという女性もやはり存在しています。婿入りすればその問題は起こりません。

また、結婚前に男性の家族や両親と会っていて、「あのお義母さんとは上手くやれない」と確信するくらいに反りが合わないと分かっていれば、より婿入りしてほしいという思いは強くなるでしょう。

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結婚して婿入りするメリット

結婚して婿入りする場合には何かメリットとなることはあるのでしょうか。結婚においては「嫁入り」よりも圧倒的に数が少ない「婿入り」なので、そのメリットはあまり知られていません。

結婚するとなれば、その部分はあまり深く話し合うようなこともなく、「当然のように」女性が男性の家に入る、もしくは家にすぐに入らずとも男性の苗字を名乗って「嫁入りの形」になるケースが圧倒的に多いです。

そのような形が多いことからも、婿入りのメリットはあまり知られていないものですが、男性にも女性にもどちらにとってもメリットとなる部分があるのなら、婿入りというもの選択肢に入るでしょう。

金銭的な援助を受けられるメリット

結婚して婿入りするメリットとしては、「金銭的な援助を受けられる」というものが挙げられます。こちらについては、「家庭それぞれの事情」によっても変わってくるものですが、「そうなるケースが多い」という意味になります。

こちらでも何度もお伝えしているとおり、一般的には「嫁入り」のほうが多いところをわざわざ婿入りするくらいですから、何かしらの事情があっての婿入りというケースが多くなっています。

ですので、「婿入りしてくれた」という妻側の家族の感情があったり、ある程度裕福な家庭というケースが多いため、金銭的な援助を受けられるケースも多く、金銭面以外でも多くの援助を受けられる可能性が高いです。

嫁姑問題が起こらない

こちらは、婿に来てほしいと思う女性の事情にも挙げられていますが、婿入りするメリットしても「嫁姑問題が起こらない」というものは挙げられます。

そしてこちらでの意味は、特に「女性の事情」というよりも、結婚して婿入りするメリットとして挙げる部分なので、「夫が嫁姑問題に板挟みにならない」という意味でも挙げられるメリットとなります。

妻にとっても嫁姑問題が起こらないのはメリットですが、その問題に板挟みになる男性にとってもこれは非常に大きなメリットとなりますし、婿舅問題というのはそれほど起こらないので、やはりメリットとなるでしょう。

手続きに面倒な部分は特に無い

結婚して婿入りするメリットとしては、「手続きに面倒な部分は特に無い」というものも挙げられます。婿入りするからと言って、一般的な「嫁入り」と特に変わったことをする必要はなく、同じ手続きで進めることができます。

結婚するときに提出する婚姻届けにて「どちらの姓を名乗るのか」というのを選ぶことができるので、そこで妻の姓を選ぶというだけのことになります。

もちろんその後に、免許証などの身分証を更新する手間などは多少ありますが、それは妻が嫁入りしても同じことなので、特別「婿入りだから」という理由で面倒な手続きなどがあるわけではありません。

扶養の義務を負うことはない

結婚して婿入りするメリットとしては、「扶養の義務を負うことはない」というものも挙げられます。これについては、「婿養子に対して」という意味にはなりますが、婿入りのメリットとなります。

婿養子の場合は、確かに相続権を得ることにもなるのですが、養親の扶養の義務も負うことになるので、結婚すると同時に負担を負うことも約束されているような意味もあると言うことができます。

婿入りした場合についても、妻の両親の面倒を見ないとは限りませんが、「義務」ではありませんから、その重みは大きく変わってくるものとなります。婿入りにはそういったメリットも挙げられます。

結婚して婿入りするデメリット

結婚して婿入りすることにメリットがあれば、当然ながらデメリットも存在しています。メリットがあればデメリットもあるというのは、「世の常」とも言えるので、やはり婿入りについてもデメリットがあります。

もちろんこのデメリットも「それをデメリットと感じるかどうか」というのは人によって変わってくるものなので、誰しもがそれをデメリットと思うわけではないですが、よく挙げられる部分をご紹介します。

もし、婿入りしようと思っているとか、婿入りしてほしいと頼まれているとか、そのような状況だった場合には、こちらのデメリットとなる部分も確認しておきましょう。

妻の家族に気を使う

嫁入りの場合には嫁姑問題があり、婿入りすればそれが無くなるというメリットがありました。そして婿舅問題というのはあまり挙げられることはないともお伝えしましたが、「妻の家族に気を使う」というのはやはりあるでしょう。

婿舅問題がないというのは、「嫁姑問題のような」料理の味付けや掃除のやり方、洗濯物のたたみ方など、生活全般における問題が起こらないというだけであって、やはり妻の家族に気を使うのは避けられないケースが多いです。

結婚して家族になるとは言っても、やはり「他人から始まる家族」ですから、男性自身の生まれながらの家族のように、まったく気を使うことなく生活できるという人のほうが稀なケースとなります。

跡取り問題が発生する可能性

男性自身が生まれながらの家族を無視して婿入りするということは少ないですが、それでも婿入りにはやはり「跡取り問題」というものが発生する可能性があります。

婿入りしてしまうということは、妻の側の家を継ぐようなことになるので、もし男性の側の家族に他に跡取りがいない場合に、跡取り問題が発生するのは避けられない事態となる場合があるのです。

代々続いているような家業がある家などではなくとも、家や土地があり、「そこを守ってほしい」という願いが男性側の家族から後々出てきた場合など、何かしらのきっかけでこの「跡取り問題」が発生する可能性はあります。

婿入りしたとしても相続権がない

婿入りして、妻の家に入ったとしても、「相続権がない」というのデメリットとなるでしょう。妻の家族に気を使って、そちらの家の家族として暮らしてきたのに「相続権がない」というのは納得いかないという感情が出るケースも少なくないです。

こちらについては、先にもお伝えしているとおり「婿養子」であれば相続権を得ることができるので、もし「婿」として結婚するのであれば、相続権がないのは納得できない、という思いがあるなら「婿養子」になるようにしましょう。

ただし、婿入りであっても「遺言」などで前もって相続させる旨の内容があるのであれば、相続権はありますので、そのような方法で相続することも可能ではあります。

単なる働き手として扱われる可能性

妻の家が何かしらの「家業」をやっているケースで、その家に婿入りした場合は、「単なる働き手として扱われる可能性」というものが、婿入りのデメリットとして挙げられます。

もちろん衣食住は確保できるものの、得られるのはそれとわずかな「小遣い」のようなものだけで、ちゃんとした「給料」は得られず、「家族なのだから」という理由で働き手として扱われる可能性はあります。

婿入りしても結婚前からやっていた仕事をそのまま続けていればそのような形にはなりませんが、家業を手伝うというような形で婿入りする場合は、「給料」のようにしっかりとした実入りをもらえるのかは確認したほうが良いでしょう。

婿入りの場合の結納と結婚式

婿入りする場合について、結納と結婚式というのはどのようになるのでしょうか。一般的な「嫁入り」のケースでの結納と結婚式とは違いがあるのかも併せて確認していきます。

現在においては、一般的な「嫁入り」であってもそれほど格式張ったやり方で結納や結婚式をやらないケースも増えているので、これに当てはまらないケースも多いとは言えます。

ですが、先にもお伝えしたとおり、婿入りとなる場合、妻の家が「伝統」や「慣習」、「格式」などが強い家柄のケースも多くなるため、そのあたりもきちんとしているケースも多くなります。

結納金の額

結納金の額というのは、家庭の事情や地域差などもあり、それぞれ大きく金額が変わってくるものではありますが、一般的に「嫁入り」の場合は、男性側が女性側に対して50万円~100万円程度を渡すことになります。

これに対して「婿入り」というのは、立場が逆になりますので、結納金を渡すのが女性の側から男性の側へとなります。そして金額については、嫁入りの場合よりも2倍から3倍の金額とされることが多いです。

つまり100万円~300万円程度の金額を女性側の家族から男性側の家族へと渡される形になります。結納というのは昔ながらのものなので、昔ながらの「男性は跡取り」という形式が残されての金額の差と言えます。

一般的な結婚式と違う点

結婚といえば「結婚式」をするカップルも多いですが、「婿入り」の場合に「嫁入り」の一般的な結婚式と違う点はあるのでしょうか。

こちらについては、簡単に言うと「すべてが逆」になるということが言えます。例を挙げると、招待状の宛名で新婦が上であったり、親族紹介も新婦側が先だったり、高砂も正面を向いて新婦が左で新郎が右だったりと逆になります。

ただし、「婿養子」であればきっちりする場合が多いですが、婿入りであったり、「普通の結婚式がいい」という希望があり、親族もそれで問題なければ、特に「嫁入り」と変わらない形でやるケースもあります。

婿入り道具は?

婿入り道具についてはどのようなものになるのでしょうか。こちらについても、しっかりとした形式でやるのであれば、嫁入り道具と代わりありませんが、一般的に「嫁」がやることを婿入り先でやる場合にそうなります。

ただし、現代はそれほど「嫁入り道具」というのもしっかりと揃えるというケースは少なく、「婿入り道具」については、ほとんどの場合、これまでに乗っていた車など実際に使うものを持参するだけというケースが多くなっています。

また家事をやるような道具というよりは、現代では「家電」という形が多くなっていて、家の中で使う「家電製品」を婿入り道具として持参するというケースも多くなっています。

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婿入り婚する男性が心得たいこと

婿入り婚する男性が心得たいことというのはどのようなものが挙げられるでしょうか。実際に婿入りするとなると、「婿入する男性なりの緊張」というものがあるので、心得ておきたいものをご紹介します。

「これさえ心得ておけば絶対に安心」とは言い切れませんが、ある程度は婿入り生活を平穏無事に過ごすことができるであろう「心得ておくべきこと」になりますので、チェックしてみてください。

婿養子なのかどうか確認しておく

しっかりとした婿入りと婿養子の定義を分かっていて、その上で「婿入りしてくれ」と言われたのならいいのですが、婿養子のつもりで婿入りしてくれと言っている可能性も否定できません。

ですから、先にもお伝えしたとおり、婿入りと婿養子には大きな違いがありますので、そのことを理解してしっかりと「婿入りなのか」「婿養子なのか」を結婚を進める前に確認しておく必要があります。

婿入りのつもりで話を進めたのに、実は妻の家族は婿養子のつもりだったという場合や、その逆であってもトラブルの原因となります。これから家族になる妻の家族とトラブルから始まる結婚生活は避けるためにも確認は重要です。

妻の家・家族の「やり方」を早く覚える

婿入りする男性が心得たいこととしては、「妻の家・家族のやり方を早く覚える」というものがあります。これは妻の家や家族に早く馴染むためにも非常に重要なことです。

それぞれの家庭にはそれぞれの「やり方」というものが、あらゆるものに存在しています。トイレの使い方、洗濯物のたたみ方、ご飯の食べ方など、日常生活において「細かい部分」に少しずつの違いがあるものです。

そして、それを「微妙に乱す」存在というのは、家庭内においては「違和感」となり、それを起こしている存在を多少なりとも疎ましく感じるものなので、その「やり方」を覚えて実行することが早く馴染むコツとなるのです。

なぜ婿入りしたのか理由を簡単に考えておく

婿入り婚する男性が心得ておくべきものとしては、「なぜ婿入りしたのかという理由」を簡単にでも良いので考えておくというものも挙げられます。

一般的には「嫁入り」が多い結婚なので、「婿入り」したとなると、周りから「なんで婿入りなの?」と聞かれるケースは非常に多いです。その時に「簡単に」答えられる「回答」を用意しておくと婿入り婚後の生活がスムーズになります。

家族だけではなく親戚関係があることも忘れない

婿入り婚をする男性が心得ておいたほうが良いこととしては、「家族だけではなく親戚関係があることも忘れない」ということです。

どのような形で婿入り後に関わるかは家庭によっても変わってきますが、多くの場合、家族以外にも妻側の親戚関係とも関わることになるので、その時に気に入られるよう「営業スマイル」ができるようにしておくと良いです。

旧姓のうちに自分の両親に感謝を伝える

婿入りをする男性が心得ておくべきこととしては、「旧姓のうちに自分の両親に感謝を伝える」というものが挙げられます。

もちろん婿入り後も縁が切れるわけではないですが、結婚するまでの人生でお世話になった「姓」は親から受け継いだものです。その親に対しての感謝や親孝行というのは、旧姓のうちにしっかりとやっておきたいものです。

婿入りして妻と離婚する場合

婿入りして妻と離婚する場合もそれほど煩雑な手続きがあるわけではありませんが、結婚するときと同様に、「嫁入り」で妻がするはずの手続きを男性の側がすることになる、ということになります。

1つは離婚後の苗字をどうするかという部分です。婿入りしたということは妻の苗字になっているわけですが、旧姓に戻すのか、婚姻中の苗字をそのまま名乗るのか、ということを選ぶことができます。

また、戸籍についても、婚姻前の戸籍に「戻る」のか、妻との戸籍から抜けて、「新しい戸籍を作る」のかということを選ぶことができます。

トラブルにならないように違いを理解しよう

ここまでの内容でもお伝えしたように、婿入りと婿養子は似たようで違う部分が多くなっています。その違いをしっかりと理解してトラブルにならないように気をつけましょう。

また、婿入りと嫁入りでも違いがあるので、「ただの結婚」で「苗字がどちらになるかの違い」だけだと勘違いしていると、結納などの差によってトラブルになることもあります。

トラブルはどんなタイミングでも嫌なものですが、結婚後や結婚直前などのタイミングでのトラブルというのは、より避けたいものですから、それぞれの違いを事前にしっかりと理解して、幸せな結婚生活にできるようにしましょう。

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