自己管理能力の意味とは?自己管理能力を高める方法を紹介

自己管理能力の意味とは?自己管理能力というのはどのようなことを言うのでしょうか。そもそもの意味と、それをより理解するための「自己管理できない人の特徴」などもご紹介します。また、自己管理能力を高める方法も紹介するので、チェックしてみてください。

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目次

  1. 1自己管理できない人はどうしたらいい?
  2. 2自己管理能力の意味とは?
  3. 3自己管理できない人の特徴
  4. 4自己管理能力を高める方法【考え方編】
  5. 5自己管理能力を高める方法【行動編】
  6. 6自己管理能力を向上させるメリットとは?
  7. 7自己管理能力があるか今すぐ診断
  8. 8自己管理は自分だけの問題ではない
  9. 9自己管理能力を高めて充実した人生を

自己管理できない人はどうしたらいい?

自己管理ができない人はどうしたらいいのでしょうか。自己管理能力が低く、日常生活にも支障をきたしているケースもあり、そういった人は自己管理能力を高めたいという思いを持っています。

そのような悩みがある人に役立つ情報として「自己管理能力を高める方法」を【考え方編】と【行動編】に分けてそれぞれご紹介していきます。

また、そもそもの「自己管理能力の意味とは?」というところから、自己管理ができない人の特徴、自己管理能力チェック診断などもお伝えしますので、確認してみてください。

自己管理能力の意味とは?

そもそも「自己管理能力」の意味とはどのようなものなのでしょうか。これは、その字のままに「自己を管理する能力」のことを言います。

自己を管理するというのは、自分を律することや、コントロールすることで、たとえば「やると決めたことをやる」、「やらないと決めたことをやらない」なども自己管理能力によるものです。

つまり自己管理能力が低い人とは、やると決めたことをやらず、やらないと決めたことでもやってしまうような状態で、自らをコントロールできておらず、律することもできていないような状況を指します。

自己管理できない人の特徴

自己管理ができない人の特徴とはどのようなものが挙げられるでしょうか。「こういう人は自己管理ができていない」と思われるような特徴をいくつかご紹介します。

自己管理にも色々なものがありますが、社会一般的に分かりやすいような、「よく見られる自己管理」を必要とするものを含めた特徴をご紹介しますのでチェックしてみてください。

ダイエットができない

自己管理ができない人の特徴としては、「ダイエットができない」というものが挙げられます。ダイエットを「やってみる」という程度のことは自己管理ができない人でもできるので、正確には「ダイエットが続かない」と言えるでしょう。

ダイエットには様々な部分で自己管理能力が問われることがあり、たとえば「間食をしない」などは自己管理さえしっかりしていれば「やらなくてもいいこと」です。それを「つい」してしまうのは自己管理能力が低いからです。

また、そういった「食べない」ようにする「やらない」を守れないこともそうですし、「運動をする」という「やると決めたことをやらない」という部分もまた、自己管理能力のなさが出てしまうポイントです。

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浪費癖がある

自己管理できない人の特徴としては、「浪費癖がある」というものも挙げられます。必要のないものや、ほとんど使わないようなもの、同じようなものなどをその場の「欲しい」という感情だけで自分を抑えることができずに買ってしまいます。

また、スマホゲームなどの「課金」についても、自分の生活を維持する「限界を超えた」ところまでしてしまうようなケースもあり、それもまた自己管理能力の低さが招くものです。

パチンコで使いすぎたり、生活がキツイのに贅沢な食事をしてしまったり、経済的に厳しいと分かっていても「つい」使ってしまうのが自己管理できていない人の特徴です。

時間を守れない

自己管理できない人の特徴としては、「時間を守れない」というものも挙げられます。自分をコントロールできていないので、時間にもルーズになってしまいます。

たとえば、「二度寝、三度寝をしてしまい遅刻した」というものや、「ダラダラしてしまって準備をするのが遅れて遅刻した」などの行動もまさに自己管理できない人が見せる特徴的なものと言えます。

自己管理能力が高い人も同じように「もっと寝たい」とか「ダラダラしたい」という気持ちは持っているのです。ただ、その気持ちをコントロールして、行動に移せるか移せないかという違いだけなのです。

不健康

自己管理できない人の特徴としては、「不健康」というものも挙げることができます。自己管理ができていないことが原因で不健康になってしまう、ということです。

たとえば、「もっと栄養バランスを考えないと」と頭では分かっていても、「面倒」という理由で、カップラーメンばかりを食べてしまったり、「寝なきゃ」と分かっていてもスマホでネットを見ていたら生活リズムが乱れて体調を崩したりというものです。

もちろん、しっかりと自己管理をしていても不健康になってしまう人もいるので、不健康なのがイコール自己管理能力が低いという意味ではありませんが、自己管理できていないことが原因の不健康もあるということです。

自己管理能力を高める方法【考え方編】

自己管理能力を高める方法とはどのようなものがあるでしょうか。自己管理できない人が自己管理できるようにするための方法をご紹介します。

自己管理能力を高めるために役立つ方法には、「考え方」と「行動」によるものがあるので、まずは【考え方編】として、自己管理能力を高めるための考え方をご紹介しますので、チェックしてみてください。

健康への意識を高める

自己管理能力を高めるための方法としては、「健康への意識を高める」という考え方があります。健康を強く意識していれば、自己管理せざるを得ない状況になります。

健康を維持するためには「無駄な夜更かし」はできませんし、「カップラーメンばかり食べる」というようなこともできません。

他にも健康を意識することで自分を律する必要があるものが多数ありますので、その影響から自己管理能力を少しずつでも高めることができます。

断る勇気を持つ

自己管理能力を高める方法には、「断る勇気を持つ」という考え方もあります。これは自己管理を阻害する「誘い」などを断る勇気という意味になります。

自己管理をしっかりしようとしても、「他人からの甘い誘い」が邪魔をして、自分を律することができないケースもあります。簡単な例でいうと「ダイエット中に食事の誘い」などです。

そういった誘いに応えていると「誘われたから仕方ない」という自分への言い訳ができてしまうので、自己管理能力のせいではないという錯覚を起こしますが、「誘いを断れない」のも自己管理能力に関わるものです。

目標を持つ

自己管理能力を高めるための方法としては、「目標を持つ」という考え方も挙げられます。漠然としていて何もない状況で自分をコントロールし続けるのは非常に難しい作業です。人はどうしても「楽なほう」に行こうとしてしまうものなのです。

しかし、「しっかりとした目標」があれば、それをゴールとして目的地を持って進んでいくことができるので、自己管理できずコントロールを失うことは、「目標から遠ざかる」という分かりやすいデメリットが見えるようになります。

人は「得をしたい」という考えよりも、「損をしたくない」という考えのほうが強い傾向にあるので、始めは「デメリットを避けようとする」という意識ではありますが、自己管理能力を上げていく訓練として使える考え方です。

自分なりのルールを持つ

自己管理能力を高める方法としては、「自分なりのルールを持つ」という考え方もあります。これも「目標を持つ」というものに似ている考え方で、1つの指標を元に行動するようになるのは自分をコントロールしやすくなる要素です。

何をどう守って、どのようにコントロールしていけばいいのか分からないような状況で、「なんでもかんでも」自分を律するようにするのは、よほどストイックな人で無い限りは難しいものです。

ですから、まずは自分なりのルールをしっかりと作っておき、それを破らないようにすることで、自分をコントロールする方法を少しずつ身体に染み込ませていくという考え方になります。

自己管理能力を高める方法【行動編】

自己管理能力を高める方法で、【考え方編】を確認しましたので、次は【行動編】として、自己管理能力を高めるためにはどのような行動を取っていけば良いのかをご紹介します。

簡単なものからコツコツ達成する

自己管理能力を高めるための行動としては、「簡単なものからコツコツ達成する」というものが挙げられます。自己管理を最初から完璧にするというのは非常に難しく、そもそも「完璧」というのは無理だと言っても過言ではないほどです。

ですから、まずは「簡単にできるもの」で自己管理を徹底していきます。たとえばダイエットの例としたら、「間食をしない」ではなく、「間食は1種類はOK」などのして達成していく、というものです。

自分の行動を記録する

自己管理能力を高めるための行動には、「自分の行動を記録する」というものがあります。自分をどの程度管理できているのか、その実態が不明瞭なケースも多いです。

ですので、自分の行動を記録して、1日1日どのような行動を取っていたのかチェックするのです。そして、自分でコントロールできていないと思えるような行動をしっかり把握して、次に活かせるようにするのです。

早寝早起きをする

自己管理能力を高める行動としては、「早寝早起きをする」というものが挙げられます。これは早寝早起き自体が良いなどの意味ではなく、早寝早起きという行動を「自分でコントロールしたやる」ということに意味があるのです。

ですから、特に「早寝早起き」にこだわらずとも、4時に寝て10時に起きるということを徹底して守るなどでも問題ありません。自分の寝る時間と起きる時間を「決めたとおりにできるかどうか」が大事な部分になります。

スケジュールを立てて計画通りに進める

自己管理能力を高める行動としては、「スケジュールを立てて計画通りに進める」というものもあります。これも先に挙げた「早寝早起き」と同じような意味合いになります。

自分で決めたスケジュールを、決めたとおりに自分をコントロールして実行できるか?という部分が大事なのです。ですので、そのスケジュールの内容自体が難しいものである必要はありません。

7時に起きる、9時に家を出る、20時までには帰る、21時にお風呂に入る、0時に布団に入る、など1度決めて実行してみると良いでしょう。それを毎日はできなくても訓練的に取り入れるようにすると良いです。

自己管理能力を向上させるメリットとは?

自己管理能力を向上させることによるメリットとはどのようなものがあるでしょうか。自分を律するというのは時に辛いものですが、それによって得られるものを確認していきましょう。

仕事ができるようになる

自己管理能力を向上させて、自分をコントロールできるようになれば、「仕事ができるようになる」というメリットがあります。

仕事というのも基本的には自己管理能力が必要とされる場面が多く、「言われたことをやる」、「ノルマをこなす」だけだとその他大勢から抜け出すことはできません。

自己管理能力が高ければ、他の人が「ここまででいいや」とやめるところを「もっと」を求めて続けることができるので、「その他大勢」とは違った成果や技術の向上という結果が得られるようになります。

人から信頼されるようになる

自己管理能力が高ければ「人から信頼されるようになる」というメリットもあります。自分をしっかりコントロールして、自分を律することができている人というのは、「信頼感」が他の人と比べて圧倒的に高いです。

決して怠けるようなことがなく、自分ができるところまでは徹底してやる姿勢が見えている人と、怠けて、適当なところで切り上げる人のどちらが人から信頼されるかは一目瞭然でしょう。

自己管理能力があるか今すぐ診断

ここまで自己管理能力が低い人の特徴や自己管理能力を高める方法などを見てきましたが、自分の自己管理能力がどの程度なのかをチェックするための診断を用意しました。

この診断は次のチェック項目を見て、自分が当てはまるものをチェックし、その数を数えてみてください。診断をする際には、あまり深く考えず直感でチェックしていくようにしたほうが診断の正確性が増します。

自己管理能力チェック診断

下記の項目に当てはまるものをチェックして診断してください。

□健康には常に気を遣っている

□物事にはしっかりと計画を立てて望むべきだ

□5分前行動、10分前行動は当たり前

□余計な買い物をしてしまうようなことはほとんどない

□寝る時間と起きる時間は休みの日でも変わらない

□スケジュール帳を活用している

□目標があって、それに向かって突き進んでいる

□部屋はいつも片付いている

□あまり感情的になるようなことはない

□使っていないものはすぐに捨てることができる

自己管理能力チェック診断結果

診断結果は下記になるので、自分が当てはまった数を確認してみてください。

【0~3個 自己管理能力が低い】
診断チェックが3個までしか付かなかった人は自己管理能力が低いです。自覚してもっとしっかり自己管理できるように努力しましょう。

【4~6個 自己管理能力が高いとは言えない】
診断チェックの数が4個~6個の人は、自己管理できていないわけではないのですが、決して自己管理能力が高いとも言えません。少し乱れるとズルズルと自己管理できないほうへ引っ張られる可能性があるので注意しましょう。

【7~9個 自己管理能力が高い】
診断チェックが7個~9個付いた人は自己管理能力が高いです。周りからも「あの人はしっかりしている」と思われる人物となっていることでしょう。

【10個 自己管理が完璧な人】
診断チェックが10個の人は自己管理が完璧です。あまりのストイックさに周りが心配することもあるので、少しの息抜きも忘れずに。

自己管理は自分だけの問題ではない

自己管理能力というのは、「自己」という言葉がついていますが、それは決して自分だけの問題という意味ではありません。自己管理能力が低いことで周りにも迷惑をかける可能性が非常に高いのです。

もちろん、自己管理ですから自己責任ですべてが終わるものもありますが、「時間を守れない」というものなどは明らかに他人にも迷惑をかけますし、「不健康」というのも、その穴埋めのために誰かが余計に動いているケースが多いです。

「浪費癖」もそれによって生活できないことを「放おっておけない」立場にある人が負担を負うこともありますし、他のほとんどのものも、自分だけの問題では済まないものが多いので、自己管理能力の低さは他人にも迷惑をかけるのです。

自己管理能力を高めて充実した人生を

ここまでお伝えしてきた内容からも分かるように、自己管理能力が高いことは自分自身のためにもなり、それが人生の充実にも繋がることが多いです。

最初は「我慢」や「辛い」と感じる場面もありますが、それが習慣化すれば「当たり前」になりますし、それが当たり前のようにできれば、他の人よりもできることが圧倒的に増えることになります。

他の人ができないことややらないことには「チャンス」がたくさんありますので、日常以外の充実も得られる可能性があり、自己管理能力の向上には多くの可能性が秘められているのです。

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