マグロ女子の意味とは？特徴や行動・マグロ女子を克服する方法！

男子とのセックス中に完全に受け身だったり、反応がなかったり、動かなかったりするのが特徴の女性です。

意外に自分では気づいていなかったり、それが普通だと思っていたりする女性が実は多いようです。セックスに正解はありませんが、男子が不満を持っているとしたら改善可能な部分は克服していきたいところです。

この対義語でトビウオ女というのもあります。後ほど解説していきます。

マグロとはもともとゲイの人たちの間で使われてきたスラングでした。ゲイ専門の旅館、通称ハッテン場というのがあります。プレイルームである大広間に相手を探す男性が集まって雑魚寝をするのが特徴です。

気に入った相手がいたらプレイ突入となるのですが、その雑魚寝をしている様が市場でマグロが並んでいるようだというので「マグロ」という表現をするようになったのがはじまりです。

ただし、まぐろというのは高級魚なので最初は「いいマグロが見つかった（いい男とプレイできた）」というようにいい意味で使用することが多かったようです。

そのうち、横たわり足をピーンと伸ばしたまま全く動かない男性を「冷凍マグロ」というようになりました。このあたりから悪い意味でも使うようになっていきます。

「マグロ」というスラング自体がゲイの世界の専門用語から、「セックスの最中に全く動かない男もしくは女」という意味合いに変わってきたのです。

英語ではマグロ女子のことを「dead fish」といいます。意味は死んだ魚、動かないという特徴で完全に同じ表現です。マグロ女子と似た意味でもう少しソフトに使われるのが「受け身」です。

セックスの際に受け身であることは必ずしも悪いことではなく、男子によっては恥じらいがあるとか初々しいなどポジティブに感じてくれる可能性もあります。程度によって良し悪しが変わってきて、克服した方が良い場合があるということです。

セックスの体位における隠語としての意味もあります。女性の場合は正常位のみ、男性の場合は女性の騎乗位のみでしか行為を行わない人もマグロと呼ばれます。いつも挿入からフィニッシュまで正常位でしか行わない女性もマグロと思われている可能性はあります。

このマグロに対してトビウオ女という表現があります。セックスの際にベッドの上で飛び跳ねるように積極的な女性という意味です。

それではあなたのセックスに関する行動から、実際にマグロ女子かそうでないか簡単な診断をしてみましょう。以下の質問にYES,NOで回答して下さい。

①セックスを自分から誘うことは基本ない
②私とセックスをしたいなら常にうまくリードしてほしい
③ベッドの中では私を大事にすることを一番に考えてほしい
④気持ちよくても声を出さないようにしている
⑤私から男子を気持ちよくするなんて恥ずかしくてできない
⑥愛があれば私と一緒にいるだけで幸せなはず
⑦セックスをさせてあげたという感覚が強い
⑧セックス中に早く終わらないかなと感じることがよくある

いかがでしたでしょうか。

上記質問で3つ以上当てはまった方は「ややマグロ女」、5つ以上当てはまった方は「ほぼマグロ女」、7つ以上当てはまった方は「完全冷凍マグロ女」という診断結果です。

特に、5つ以上の方は男子とのセックス以外のコミュニケーションにも、なんらかの問題を抱えている可能性が高そうです。克服できるに越したことはないでしょう。

診断の結果、マグロ女子になってしまった女性も、原因は必ずしも女子の側にだけあるとは限りません。男子の雰囲気作りやテクニックの問題もあるでしょう。

信頼関係にネックを抱えているかもしれませんし、お互いに慣れていないだけかもしれません。根本的な解決はお互いの行動やコミュニケーションを見直す必要もあります。

とはいえ女子の側から改善できる部分は試し、マグロ女が克服されることを期待しましょう。下記特徴が当てはまるようなら要注意です。

とにかく裸を見られたくない！恥ずかしい！という気持ちが前面に出てしまうのが特徴の女性です。とはいえ照明を全開にしてプレイするカップルはあまりいないと思います。もしいたとすればそれは女性の側もある程度冒険心旺盛な特徴の一つなのでマグロ女ではない可能性が高いです。

照明を消すのはもちろん自然な心の動きなのですが、その際に何も見えない真っ暗闇にしていませんか？セックスは五感を使って味わう愛の行為なので、視覚から情報が何も入ってこないとなると男子の興奮度が上がりきらない可能性があります。

かつ、ベッドの中で全く動かないとなると、もはや何をよりどころにしてセックスに取り組んだらいいのか難しいと感じてしまう男子もいるでしょう。

もちろん初めてのセックスの場合は恥じらいがあってもいいので、照明を完全に落として動かないのが絶対的に悪いわけではありません。

ただし、それが毎回だと…という話なのです。照明は落としたとしてもライティングをうまく使うなど方法はあります。うっすら見える程度は保ったほうが、男子も安心します。なにより表情がわかるのが一番のコミュニケーションです。

照明をうまく使ってマグロ女が克服できるといいですね。

ある程度男性からモテて経験もそれなりにしてきたタイプに多いのが、自己中心的でお客様感覚のマグロ女子です。

女性の側から努力しなくても男性が自然に寄ってきてセックスへ…という展開に慣れており、選抜された男性へのご褒美の感覚としてのセックスが特徴。

若いうちはそれでいいかもしれませんが、長い人生その行動方針のままだと、男子がどうも最近冷たい…ということになってくる可能性が高いです。

君とセックスできたことが単純に嬉しい、興奮するとなってくれるのは、関係を持って初期の段階。セックスはコミュニケーションとしての一面もあります。

男子が様々な方法で雰囲気を盛り上げようとしても、それが当たり前だと思っていたり、うまくいかない際に文句を言うだけだと、男性は傷ついたり時には怒るでしょう。

女性の側からも歩み寄る行動をしたり、時には積極的に楽しもうという姿勢を見せること。それがマグロ女を克服する上で大事なのかもしれません。

セックスの雰囲気や、そこに至る展開に慣れていなくて、恥ずかしいという気持ちが強いのが特徴の女性。この場合は、恥じらいがあるとか初々しいとか、いい特徴となる場合もあります。

若い女性やセックス経験が浅い女性に多いのが特徴です。シーツや枕に顔を埋めて表情が見えないようにしたりみたり、声を我慢してみたり…。かわいい行動と捉えられることもあるでしょう。

とはいえ、こちらも男子と継続的に良いセックスライフを構築するためには、長い目で見て改善していったほうがいいでしょう。

いきなり大胆なプレイを行う必要はありません。まずは「気持ちいいかどうか」「どこが気持ちいいか」「どうしてほしいか」など、頑張って口に出して伝えてみることから始めてみましょう。

セックスは最高のコミュニケーション。肌を触れ合いながら気持ちを伝えることで関係が深まりますし、男子の気持ちも高まります。言葉に出してマグロ女子を克服しましょう。

愛が深まった結果としてセックスがあるんだから、私のこと本当に好きなら何もしなくても興奮してくれるはず！特別なプレイとか大胆な方法を試すなんて、私は風俗嬢じゃないからしない。風俗に行くのも許さないけど…という女性はかなり多いのではないでしょうか。

これはつまるところ精神的パワハラマグロ女子とも診断できるかもしれません。男性の場合、体調や精神面に左右され易いのが特徴です。

そんな時、男性としては当然落ち込むのですが、その際に「私のこと愛してるのにできないなんてどういうこと？バカにしてるの？」なんて言ってしまってはダブルパンチです。

「愛がない」と責められている気分になり更に傷つきます。場合によっては修復不可能なくらいまで関係が冷え込むこともあり得ます。

女性の側としてもお互いのセックスが楽しく気持ち良いものとなるために、行動や気遣いをすることが時には必要です。

いつもは彼に頑張ってもらってるから、今日はちょっとネットで仕入れたテクニックて彼氏を攻めてあげようとか、いつもと違う香水をつけるとか、セクシーなランジェリーで驚かせようとか…様々な方法があります。

こういった変化を意外に男子は見逃しません。自分とのセックスを楽しもうとしてくれてると感じることで自信につながり、より女性を大事に満足させようと気持ちが高まるのです。

必ずしも大胆かつ変態的なことをしないといけないわけではありません。ちょっとの行動や冒険が男子に伝わることが継続的ないいセックスライフにつながり、マグロ女子を克服するコツなのです。

90年代初頭にあるドラマで「セックスしよ！」というセリフを女優が元気よく言ったことが、今でもたまに話題になります。

これは後述するトビウオ女のパターンと診断できます。現実生活では、どちらかというと男子がリードしてセックスをするパターンのほうが多いと思います。

ただ、毎回誘われないかぎりセックスをしない、ベッドの上でも無反応、静止状態…ではセックスが嫌いなのかなという疑問が生まれ、そのうち俺のことを好きではないんだという発想になり、自然気持ちが離れ…という展開になりやすいです。

セックスがなければパートナーでいられないのか、という議論は幾度となく繰り返されてきましたが、よいセックスライフが送れたほうがパートナーとしても充実した関係でいられるというのは確実です。セックスは最高のコミュニケーションなのです。

一方的に話しかけ続けるのを会話とは言いません。同じように一方的に愛撫され射精されるのをセックスとは言えないはずです。

愛撫に反応する、声を出して伝える、どうしたら気持ちよくなるか尋ねてみるなど、女性の側からできることもあります。時にはあなたから誘ってみるだけでも、普段との違いが生まれます。マグロ女子を克服する上で有効な方法です。

さて、ここまではマグロ女子を克服しようという意味合いが強いテーマで書いてきましたが、必ずしもマグロ女子の行動が悪いのかというとそうとも言えません。

何度も書いたようにセックスはコミュニケーションなので、普段の関係性自体に問題を抱えている場合もありますし、一概に何が誰が悪いとは言えないのです。

過去の体験が原因の場合もあるでしょう。相手によってマグロ女子になってしまうという場合もあるでしょう。ここではその原因を診断していきます。

単純に経験が少ないからどうしたらいいかわからないという場合であれば簡単です。

経験がなくてわからないということを伝え、少しづつ新しい方法を試していけばいいのです。簡単なハードルから越えていくことで、将来的にマグロ女子を克服できます。
 

セックス経験にトラウマがある場合、信頼できるパートナーと時間をかけて解決する必要があります。「あなたのことは好きだけど、トラウマがあってセックスが怖い」ということを伝えましょう。

​​​​​​​いきなり全てを伝える必要はありません。あなたのことを愛しているパートナーであれば、時間をかけて傷を癒してくれるはずです。カウンセリングに一緒に行って診断してもらうのもいい方法です。

両方の場合も大事なのはパートナーに、セックスがよくわからない、怖いということを伝えること。ここが伝わらないと誤解を生んでしまう可能性があります。

普段のコミュニケーションがとれていないと当然ベッド上でもうまくいかないことが多いです。普段のストーリーの延長線上にセックスがあるのです。

コミュニケーションが最近うまくいかない、気持ちのすれ違いが多い、波長が合わない感じがすると感じる場合は、パートナーとの関係性自体に黄信号の診断です。

もし改善したい場合は普段の行動を見直す、コミュニケーションをもっと密にとる、信頼関係に問題がある場合はとにかく話し合うなどする必要があります。

この状況でセックスしても気持ちが高まらないので女性は当然マグロ状態になり、パートナーは白け関係は更に冷え込むでしょう。

マグロ女子と対照的な表現に「トビウオ女子」というものがあります。

ざっくり言うとベッドの上で積極的な女性というような意味です。セックスへの好奇心があり、自分から積極的に動くのが好きな女性はトビウオ女子と診断していいでしょう。

海の上を飛び跳ねるトビウオはみたことがあるでしょうか。マグロのずんぐりした体とは対照的に軽やかなフォルムが特徴の魚です。

ここからベッドの上で飛び回るように積極的な女性を指すようになりました。具体的には自分から積極的に腰を動かしたり、男性を攻めたり、声を出したり…いわゆるセックスに対して積極的で大胆な女子のことをトビウオ女子というのです。

行動的な女性が多そうな感じがしますが、一見大人しそうな女性でもベッドの上だと一変という場合もあります。男子はギャップに弱いという特徴があるので、大興奮するかもしれません。トビウオ女子かマグロ女子か診断する方法は一夜を共にするしかない…というわけです。

じゃあトビウオ女子が絶対にいいのかというとそうとばかりも言えません。大胆にセックスを楽しむ女性が好きな男性が多いのも事実ですが、一方で恥じらいや初々しさなどをかわいいと感じる男子も多いのです。

セックスはコミュニケーションなので、トビウオ女子のように大胆に楽しもうが、恥じらいをもってことに及ぼうが、相手に自分の気持ちが伝わり、気持ちよくムードよくなることが大事なのです。

トビウオ女子だったとしても自分だけ気持ちよくなるような行動だと、男子もげんなりしてしまうでしょう。

マグロ女子と言われること自体は大変ショッキングな出来事です。自分では普通にしていたのにそんな風に思われていたなんて…と傷つく方もいるでしょう。

もし、言われた時にどう行動すればいいか考えていきます。

セックスはコミュニケーションなので、どちらかがセックスに不満を持っている場合、双方にある程度問題があるという診断になります。

あくまで例ですが、パートナーから何度もセックス時における方法の提案や取り組みがあったのに、女性の方で拒否した・無視した・スルーしたなどによりパートナー側が強度の不満を抱えている場合は女性にも問題があると考えるべきでしょう。

逆に女性が嫌がっているにもかかわらずパートナーが無理にセックスを強要した。嫌なプレイを強要してくるので自然にカチンコチンのマグロ女子になる…というのはパートナー側の行動に問題があると考えるべきでしょう。

しかし、上記のような場合も必ずしも一方が絶対的に悪いとは言い切れません。なぜかというと物事にはそこに至る過程があり、その過程は２人のコミュニケーションによって築かれたものだからです。

解きほぐしたい場合は専門の期間でカウンセリングによる診断を受けてみるのもいいでしょう。アメリカだと一般的な方法です。

マグロ状態に代表されるセックスにおける問題が発生した場合、それを解決するにはコミュニケーションが必要ですが、それが難しい場合は関係の解消を含めてパートナーとの生活を考え直したほうがいい場合もあります。

パートナーに「マグロ女子」といわれても離れたくない場合は、お互いに歩み寄る努力が必要です。

女性に対して「マグロ女子」と直接伝えてしまうパートナーにもデリカシー的な問題はあるのですが、そこは一旦脇に置いておいて、あなたができる方法・行動を考えていったほうが建設的です。

トビウオ女子にまで変身する必要があるかは人それぞれですが、単純に物事を楽しむという姿勢においては見習うべきものはあります。

さて、最後にマグロ女子を克服して男子と良いセックスライフを送る方法を提案していきます。あなたに合った方法から少しずつ試していけば良いのです。

男子に細かくセックスについて聞くのは恥ずかしい方も多いことでしょう。

今はネットで検索すれば性に関する情報は山のように出てきます。特に女性向けのブログサイトや健康情報サイトなどでは、セックス関連の記事や読者からの質問コーナーが大賑わいなのが特徴です。

一昔前はセックス関係の情報は男性目線のものばかりでしたが、現代は女性向けのものが増えたので安心して情報収取できます。

あとは、女性の友人たちに聞いてみるのもいいでしょう。ちょっとお酒が入っていれば冗談めかして話せますし、実際みなさん結構悩んでいたりもするので、お互いに打ち明けることで友人関係も深まるかもしれません。

マグロ女もトビウオ女も意外に周りにたくさんいるのです。診断してみるのも楽しいです。

ネットでセックスの方法に関する知識を仕入れても、実際にそれを使う機会がなければ意味がありません。性的な感覚はココロとカラダに関するものなので、当然個人差があります。

実際に男子とセックスをする際に少しづつでもいいので、仕入れた方法を勇気を出して試してみてください。

もちろん何も言わずに試すのもいいですが、「こういうのが気持ちいいと聞いたんだけど試してみてもいい？」とか「こういうの好き？」「私、こういう風にしてほしいんだ」とか伝えてみてもいいでしょう。

どちらにしても男子からすると自分のために頑張って行動してくれているというのが嬉しく、気持ちが高まります。特に普段初々しく恥じらいがあるタイプの女性の場合ギャップで大興奮…となる可能性もあります。

気持ちよかったらそのことを素直に口に出すという方法も有効です。パートナーが気持ちよくなって、それを口に出している姿は、男女問わず嬉しいものです。もちろん痛かったり、よくなかった場合は伝えれば良いのです。

お互いの体の気持ちいいポイント、気持ちが高まるプレイ、好きな匂い、下着の種類、ぴったりな体位など、少しづつ診断していくこと自体楽しいものですし、それを重ねていくことで喜びのポイントが無限に広がります。

いつのまにか、マグロ女子ではなくなったことに気づくことでしょう。もしかしたらトビウオ女になっているかもしれません。

いかがでしたか？今日はマグロ女子について説明いたしました。セックスにおける問題は口に出すのが気恥ずかしくもあり、なかなか人に相談しずらいものです。この記事があなたと男子のセックスライフをよりよくするのに役立てば幸いです。