次男と二男はどっちが正しい?違いや次男の性格の特徴やあるあるを紹介

「次男」と「二男」二通りの書き方がありますが、どのように使い分けられているのかご存知でしょうか?「二男」を使うときはどんな場面なのか、次男の性格や特徴は?恋愛傾向や結婚観はどうなってるの?など次男についての雑学を調査してみました。

次男と二男はどっちが正しい?違いや次男の性格の特徴やあるあるを紹介のイメージ

目次

  1. 1次男と二男はどちらが正しいの?
  2. 2次男に共通する性格や特徴は?
  3. 3次男の恋愛傾向は?
  4. 4次男の結婚観は?
  5. 5次男との結婚はおすすめ?
  6. 6次男と相性が良い女性は?
  7. 7次男と二男の使い分け

次男と二男はどちらが正しいの?

「じなん」という言葉には「次男」と「二男」二通りの漢字が当てはまります。この二通りのうちどちらが正しいのか、二つの漢字に違いがあるのかについて、まとめてみました。雑学としても使えるお題なので、知っていれば役立ちます。

また婚姻届など正式な書類にはどちらを使うのがよいのか、年賀状には「次男」「二男」どちらを使うのか、についても調べてみました。

次男と二男の違い

「次男」と「二男」漢字での表記は違いますが、どちらも「じなん」と読みます。またどちらの漢字も全く同じ意味で使われています。

辞書での次男と二男

辞書で「次男」を検索してみたところ、「兄弟のうち2番目に生まれた男の子」と定義付けされています。

続いて、二男を辞書で調べた結果、「次男」と全く同じ内容が記載で違いはありませんでした。また、他の辞書でも調べてみましたが、次男と二男をひとくくりで掲載しているものがほとんどでした。このことからも「次男」と「二男」は同じ意味で使われていると言えます。

次男と書く場合はどんな時?

では「次男」を使用するのはどんな時なのでしょうか?

日常で

ニュースの記事や書類など、日常で使われる際には「次男」が使われることが多いです。みなさんの身の回りで使用されている際にも「次男」と表記されているものがほとんどです。

中には三人以上男の子がいる際に一男・二男・三男と表記するのでは?という考え方もありますが、そういった違いは特になく「次男」の表記で問題ありません。

新聞の表記

日本新聞協会では2007年頃から「次男」の漢字が使われています。それよりも前から「次男」の表記が増えていたこともありますが、正式に変更した理由には、二男の「二」という漢字に「ジ」という読み方がない、常用漢字表にも記載されてないという理由からです。

そのため新聞での表記は次男で統一され、記事が作成されています。また新聞に続き、多くのテレビ局でもテロップなどには「次男」の漢字が適用されています。

あまり知られていない使い分けなので、雑学が好きな人は覚えておくと披露できます。

二男と書く場合はどんな時?

次に「二男」を使うときは、どんな時なのでしょうか?

婚姻届に記入する時は「二男」表記

結婚する際に役所に提出する婚姻届。この際に婚姻届に記載するのは「次男」「二男」どちらになるのかご存知ですか?この場合、婚姻届に用いる表記は「二男」になります。

戸籍に関係する書類は「二男」と記載するのが正式になり、役場でもらえる婚姻届の見本にも「二男」の記載があります。婚姻届に記入する際には間違えないように記載しないと、受理してもらえず、入籍日がずれてしまったなんていうことも。

婚姻届を出す機会はそう何度もありませんでの覚えておきたい雑学です。

役所に届ける文書は基本的に二男で記載する

「戸籍法施行規則」には、戸籍の記載方法が記されており、その中には「長男・長女・二男・二女」という記載例があります。先ほど紹介した婚姻届も戸籍に関する書類になるので、「二男」の漢字で記入する必要があります。

また、婚姻届だけではなく、出生届・離婚届など、役所に届ける文書は「二男」で記載し提出する必要があります。戸籍に関する書類は「二男」を使うということを覚えておけば、雑学として役立ちます。

年賀状の時は次男と二男どちらを使う?

年賀状で家族を紹介する際に「次男」か「次男」どちらを使えばいいのか悩む方も多いと思います。正式には年賀状に記載する際に、どちらを使うが正しいのでしょうか?

年賀状には「二男」を使ったほうがよい

年賀状は新年に送られる挨拶状のこと。家族が増えた友人から送られてきた年賀状に「次男」と書かれていたり、「二男」と書かれていたりで、どちらが正しいのか疑問に思う人もいます。

結果から言うと、年賀状に記載する際にも「次男」「二男」どちらを使っても間違いではありません。しかし年賀状は、親戚や会社の上司・取引先などにも送るもの。誤字などで失礼があってはいけないと慎重になります。

絶対に「次男」の漢字で年賀状を出したいというこだわりがない場合には、戸籍にも使用されている「二男」を使うことをおすすめします。

次女と二女も同様?

「次女」と「二女」の場合も「次男」と「二男」と同様です。常用では「次女」を使い、役場に届ける文書や戸籍に関わるものの場合は「二女」を使うことになります。

次男に共通する性格や特徴は?

長男と比較すると明るい印象が強い二男ですが、性格や特徴にどんな違いがあるのか。次男あるあると一緒にまとめてみました。

自由奔放

次男は長男と比較すると自由奔放な性格が多いと言われています。長男の場合は育てられる過程で、その家を継ぐ存在になれるよう厳しく育てられます。また両親も初めて子育てする場合が多く、心配しすぎて何もかも手助けしてしまうことも。

その反面、次男は余裕のある両親に育てられるためのびのび育ちます。自分の思い通りにならないと気に入らないのは次男あるあるです。

周りに左右されない、自由奔放な性格なのが次男の特徴です。

甘え上手

次男は生まれた時から長男の行動や性格をよく観察しているので、どうすれば褒められるのか、何をすれば怒られるのかをよく理解しています。

観察力があるので周りの空気の違いを瞬時に判断し、場の雰囲気を盛り上げられるのは次男あるあるです。

自分がうまく立ち回れることを理解していて誰かに甘えることが得意で、上手くいかないことがあっても周りをうまく巻きこめます。周りに甘えて最終的に自分の目標を達成することができるのは、次男の性格の特徴です。

ずる賢い

純粋そうに思える次男ですが、ずる賢い一面も持ち合わせているという特徴も。甘え上手を活かして他人を自分の目的のために動かすこともあります。

人が喜ぶポイント・怒るポイントを理解しているので、人にうまく取り入って自分が得しようとするのが次男あるあるです。

自由奔放で甘え上手な可愛い一面を持つ反面、自分を一番に考えるずる賢さを持ち合わせているので次男の性格・特徴を知ったうえで付き合っていく必要があります。

次男の恋愛傾向は?

次は次男の恋愛傾向についてまとめてみました。

束縛されたくない

自由奔放で束縛されるのが嫌いな次男は恋愛においても変わりません。友人とばかり遊んでデートに時間を割いてくれないことも。彼女の意見に左右されず、自分の優先順位に基づいて行動するのも次男あるあるです。

四六時中好きな人と一緒に過ごしたい、彼が何をしているか不安というような女性にとって次男は扱いづらいと言えるでしょう。

ケンカが苦手

空気を読むことが得意な次男はケンカや重苦しい空気が苦手な性格です。我慢強い一面も持っているので、その状況を回避するために、悪いと思っていなくても自分が折れたり謝ってしまうのも次男の特徴です。

「悪いと思っていないのに謝らないで」と言う女性に、とにかく謝り続けて解決しないのは次男あるあるだと言えるでしょう。お互いに思いやりを持って過ごしたいですね。

駆け引きが苦手

周りの空気に敏感な次男は、恋愛においても人の気持ちをくみ取ることが得意です。相手の気持ちを理解できるので、必要以上に回りくどい駆け引きをされるとうんざりしてしまうのも次男あるある。

自分の気持ちをストレートに伝えたほうが恋愛が上手くいくので素直に接することが大切です。

次男の結婚観は?

続いて、次男の結婚観はどうなのか調べてみました。

長男と比較すると消極的

次男は長男と違い家を継ぐ必要がありません。両親からも「早く結婚しなさい」などと結婚を急かされることも少ないでしょう。そのため長男と比較すると、結婚に対して焦りを感じることは少なく晩婚なのも次男あるあるだと言えます。

また結婚=束縛されるというイメージを持っている男性は多く、自由を大切にする性格の次男にとっては大問題でしょう。結婚してもお互いを尊重し、生活していこうと話し合っておくことが大切です。

結婚しても趣味は大切にしたい

好奇心旺盛な次男には多趣味な人も多いです。結婚することによってお小遣い生活になり「趣味が継続できなくなるのは絶対に嫌」とストレスを感じるのも次男あるあるです。

結婚したのだから将来のために貯金したい・二人で旅行に行きたいなど家族のためにお金を使いたいと思う女性は多いですが、その価値観を次男のパートナーに理解してもらうのは難しいかもしれません。

結婚する前に結婚後のお金の使い方についても、しっかり話し合いをして価値観の違いを理解しておくと、トラブルを避けることができます。

次男との結婚はおすすめ?

昔から家を継ぐ必要がある長男と比較すると、気楽な次男との結婚を希望する女性は多数います。しかし二男との結婚は本当におすすめなのか?長男との結婚との違いや特徴は?

次男と結婚するメリット

まずは次男と結婚するメリットについてです。

同居しなくてよい

最近では少なくなってきましたが、長男と結婚してそのまま夫の実家で同居を始める人も少なくありません。また実家でなくとも二世帯住宅を建てたり、近隣に住まないといけないということも。

長男との結婚は何かと義理の実家を気にしなければいけないことが多く、恋愛ムードが冷めてしまうことが多いのが長男夫婦の特徴です。

しかし次男との結婚は家を継ぐ必要もなく、長男と比較すると自由が多いのが大きな違いです。同居の必要がなく夫婦二人で生活を楽しめることは次男と結婚するメリットだと言えます。

義理の両親の介護をしなくてよい

義理の両親に介護が必要になった場合、面倒を見るのは長男夫婦の可能性が高いです。もちろん次男も介護に協力することは当たり前ですが、同居や近隣に住んでいる家族に負担がかかるのは避けられません。

介護には体力も精神力も必要になります。次男夫婦は介護中でも大きな負担がかかることは少ないので恵まれていると言えるでしょう。

干渉されない

長男家族には家を継いでもらいたいと思う親は多く、その期待からか長男夫婦に過干渉になることがあります。せっかく夫婦で家庭を作っていこうという矢先に、義実家からの意見で上手くまとまらないことも長男夫婦あるあるです。

一方次男の場合は、住む場所や子供の有無などに対して義両親から干渉されることはあまりありません。自分たちのペースで生活していくことができるのが次男夫婦の特徴だと言えます。

次男と結婚するデメリット

遺産の相続が少ない

長男夫婦が実家を継いでいる場合、次男夫婦は相続が少なくなる可能性があります。もちろん法律上では兄弟の数に応じて分配することは可能ですが、長男夫婦が介護を請け負っていたり金銭的に補助している場合、他の兄弟が相続放棄した例も少なくありません。

次男夫婦は義実家との関わりが少ない分、受けられる恩恵が少ないことが特徴です。

長男が単身の場合は長男代わりに

次男と結婚しても安心はできません。長男が独身の場合があるからです。同居や介護の心配はないかもしれませんが、孫への期待は次男夫婦が請け負うことになるでしょう。

「恋愛期間中には彼の家族構成を気にしていなかった」「兄弟がいることはしっていたが、結婚していると思っていた」など結婚後に予期せぬことが起こるのも次男あるあるです。

後悔しないよう、恋愛期間にしっかり話し合っておくことが大切です。

次男と相性が良い女性は?

次男の性格を踏まえたうえで、どんな女性との相性が良いのか?長女・次女どちらとの恋愛が上手くいくのかについて、まとめてみました。

次男と長女

甘えん坊の次男としっかり者の長女の相性はばっちり。「私が引っ張っていってあげる」「甘えさせてあげたい」というような女性には次男はぴったりの恋愛相手だと言えます。

次男と次女

次男と次女の場合、同じ境遇で育ってきた者同士なので分かり合える部分が多いです。またお互いに空気を読むことができ、甘え上手なのでよい恋愛関係が築けるでしょう。相性は非常によいと言えます。

次男と末っ子

末っ子の女性には甘えん坊が多く、恋愛に対しても依存気味です。更に嫉妬深い性格のため自由奔放な次男には少し窮屈に感じるかもしれません。

次男と一人っ子

一人っ子の女性はマイペースな人が多いです。またある程度一人の時間が必要なことも。甘えたいときに近くにいてくれないなどタイミングが合わないこともありますが、自由に過ごすことができるという面ではメリットがあります。

次男と二男の使い分け

改めて今回のまとめです。

「次男」と「二男」、日常生活で使う際にはどちらの漢字を使用しても問題はないということ。ただし、婚姻届などを戸籍に関する書類への記載は「二男」の表記を使用するよう注意することが重要です。

雑学とは分類されないような様々な知識の集合のこと。  広く知られているような一般常識も雑学の一部です。雑学は知識としてだけではなく、人を楽しませる道具としても非常に有効とされています。

今回の「次男」と「二男」の違いは雑学に分類されます。日常生活においてこの雑学を知らなくても困ることはありませんが、知識が深まったり、生活の役にたったり、その知識で誰かを楽しませることができます。

今回のこの記事では、年賀状や婚姻届の書き方についてまとめてきました。その他にも次男の性格や恋愛傾向など雑学についても取り上げています。

それらの知識や雑学が読んでくださった方の役に立ち、そして誰かを楽しませてもらえたら嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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