2018年05月13日公開
2019年07月31日更新
支配欲が強い男性の心理や特徴7選!支配欲が強い人の付き合い方や対処法
世の中支配欲の強い男性が多く存在します。支配欲の強い男性によって、仕事や私生活などで迷惑を被る人もいるでしょう。支配欲の強い男性の心理や特徴はどういったものなのかご紹介していきます。また、支配欲のある女性についても特徴や行動も紹介します。自分にあてはまるかどうか、確認してみて下さい。加えて、支配欲の強い人との付き合い方や対処法についてもいくつか紹介していきます。参考にしてみて下さい。
目次
あなたの身近に支配欲が強い男性はいますか?
あなたの周りに、支配欲が強い男性はいませんか。支配欲が強い人は、相手を自分の思い通りのままにしたい感情が非常に強い人です。自分の周囲に支配欲が強い男性がいると、自分の生活が窮屈になったり、精神的に疲労することが多くなってしまいます。また、支配欲が強い男性と一緒にいることで、自分自身の気持ちの面や行動面でも多くの制約を受けてしまいがちになります。
支配欲は、一定の条件を満たす場合は良い方向に進ませることができます。しかし、支配欲は誰しもが持っていますが、ひどくなるとどんどん状況を悪い方向に進ませる欲になりがちです。
本記事では、そんな支配欲についてクローズアップして紹介します。
そもそも支配欲とは?
ここでは、支配欲の意味と反対語について詳しくみていきます。
支配欲の意味
そもそも支配欲とは、どういった欲なのでしょうか。支配欲とは、人やものを自分の勢力の下に置いて治めたいという欲求のことを言います。同義語では、所有欲や征服欲があります。要約すると、対象の物や相手を自分の気の赴くままに動かしたいといった希望や欲望を意味します。
国で言えば国家元首などの国を治める人やその周辺者に表れることがよくあります。これがもっと小さい単位、家族などになれば家族の一員に起きる欲であり、会社などでは上司などにも起きうる欲です。
学校でも教師が生徒を支配したいという欲が表れたり、生徒間でも立場の強い生徒が弱い生徒に対して支配欲を出すことがよく見受けられます。
いずれにせよ、立場の強い人から弱い人に対して表れる欲求と考えられるでしょう。
支配欲の反対語
支配欲の反対語は、隷属的であったり従属的が反対の言葉になります。支配するとは対照的に、支払いする者に対して付き従うことが反対の意味になります。
隷属的や従属的な意味は、支配することを望まず、支配されることを望み、支配されることで安心感や安定を得る状態のことです。依存性の強い人もこの中に含まれます。支配的な性格の人を好む場合、隷属的であったり従属的で依存的な傾向が非常に強いと考えられます。
支配欲が強い男性に多く見られる特徴
支配欲が強い男性には、やはりそれぞれの個性というよりは似たような特徴が見受けられます。それでは、その特徴とは一体どういった特徴なのでしょうか。順番に見ていきましょう。
プライドが高い
支配欲や征服欲が強い男性は、非常にプライドが高い人と言えます。プライドが高すぎる故に、なかなか他の人の言うことが聞けず、他の人の主張や意見を取り入れることを拒否する傾向も強くなります。自分の思いどおりに、自分の望むとおりにすれば、全て物事は上手く回るし上手くいくと本気で信じていると考えられます。
プライドが高いため、他の人からとやかく言われることも嫌い、自分に口答えすることも許さない事すらあります。プライドが無駄に傷つけられる行為は、全般的に嫌う傾向があります。否定されたりすることは言語道断で、否定するような人に対しては徹底的に対抗していく手段を選ぶでしょう。
また、プライドの高い人なので、負けず嫌いとも言えます。こういった人は支配欲や征服欲の強い人が多いでしょう。
暴力傾向が強い
支配欲や征服欲の強い人は、何かをするときにすぐに手が出てしまうなど暴力傾向が強い人が多くいます。言葉で諭すより前に手が出てしまい、周囲の人からは怖がられる存在になっている可能性が高いでしょう。また、自分が望むように上手くいかない場合、自分が納得して満足できるまでしつこくやり続けるなどの行動をする傾向もあります。
支配欲の強い人は、手が出るだけではありません。言葉の暴力や精神的な暴力によって、相手を心理的・精神的に支配することもしばしばあります。さまざまな方法や手段を利用して、相手を自分の所有物のように扱うこともあります。
最も面倒なことは、周囲の人物がその人による支配欲に苦しんでいるにもかかわらず、支配欲や征服欲を振りかざす本人にはほとんど自覚が無いことです。
自分の考えが正義だと思い込んでいる
支配欲の強い人は、自分の考え方が正義だと考えています。自分の考えに間違いはなく、自分の言うことは完璧に正しいと思い込んでいる傾向が強くあります。そのため、正論を振りかざしているつもりで、他の人に自分のやり方や考えなどを押しつけようとする特徴があります。
支配欲の強い人は、誰かが何かをするときにその人が自分とは違うやり方であったり違うことを言っているのを見ると、我慢ができず黙っていることができません。相手が間違えていると、相手のやり方や考え方に口を出して、他の人に自分のやり方や考え方と同じようにさせようとします。
これは、プライベートであっても仕事であっても同じで、他人に自分と同じ考え方ややり方を押しつけようとします。支配欲の強い人の最たる特徴と言えます。
人間はそれぞれにさまざまな考えや意見、価値観を持っています。そして、自分の意見を持ち、尚且つ相手の意見も尊重するのが普通です。しかし、支配欲の強い人は、周囲の人が自分とは異なる意見を持つことが許せません。そのため、支配欲が強い人は相手の気持ちを考えようとせず、ただ自分の望む人間にしようと試みます。
人間関係が上手くいかない
社会で生きていくためには、周囲の人たちと円滑な人間関係を築いていくことが非常に重要になってきます。人間関係が上手くやっていける人は、自分が困った時にも手助けてくれたり、何かと援助をしてくれる人が存在し、生きることは強調することだと実感できます。加えて、深い孤独を味わうことはありません。
しかし、支配欲の強い人の特徴として、人間関係が上手く築けず、他人と関わることが下手で孤独を感じやすい傾向が挙げられます。なぜそういったことになるのかと考えると、支配欲の強さから乱暴であったり横暴な行動を繰り返すため、周囲のまともな人たちが徐々に離れていってしまうためです。残るのは依存性の強い人間だけです。
強すぎる支配欲や征服欲は、相手の自由を奪ってしまうこともあり得ます。状況によっては、相手が一生心に傷を抱えて生きるような思い出を与えてしまうこともあり得ます。
そういったことになるにもかかわらず、支配したいという気持ちだけで、その気持ちを優先します。自分の気持ちを優先しすぎるあまり、周囲の気持ちを考える余裕もなければ考える気もありません。ただ自分の欲求や欲望を満たすことのみを最優先にしてしまいます。
より良い人間関係を築くことができないため、支配欲の強い人から人は次々と離れていってしまいます。新しい人間関係を作る機会に恵まれても、同じことばかり繰り返してしまい、感情の制御がきかずに支配欲をさらけ出してしまうため、結果多くの人間が去っていくことになります。
支配欲の強い人は、新たな人と出会ったり、新たな環境に身を置いたりして人間関係を入れ替えようとしても、頻繁に自分の欲によって崩壊させてしまいます。
支配欲が強い男性の陷りやすい心理状態とは?
それでは、支配欲の強い男性の陥りやすい心理状態にはどういったものがあるでしょうか。順番に紹介していきます。
自信がない
自信過剰は自信がないことや劣等感の塊であることの裏返しです。支配欲がない人も、自分に自信がないために、あえて人を支配することで自信を保とうとするパターンも多く見られます。
自分に自信がなかったり、何らかの強い劣等感を持っている為、相手を支配していないと不安になるという心理を持ち合わせているのです。自分の無意識下で劣等感や不安感を払拭したいと願っている人に多く現れる心理的な欲望が支配欲と言うことができます。
恋愛を例にあげるとわかりやすいでしょう。恋愛関係にある相手を支配して、自分の好きなような付き合い方を意地でもしようとする人は、そうしないと自分は相手を失ってしまうのではないかといった心理や、相手が自分から離れてしまいそうで怖いという心理を持ち合わせています。
自分に自信がなく自分自身は魅力をあまり持っていないと感じている場合は、相手を支配することでつなぎとめてようとしています。自分に自信がある人は、支配することでつなぎとめるといった行動に出る必要はありません。相手と対等な関係を結び、お互いにつき合いながらも自由持っても、特段不安を感じることなく交際をしています。
恋愛においては、相手を支配することには当然リスクがあります。家族を支配することとは異なり、相手に嫌われ、相手が逃げてしまう可能性もあります。
しかし、自分に自信のない人はそのリスクを犯してでも、相手を支配してしまいます。無理矢理相手を支配した上で、ずっと自分のものにし続けることで不安を解消するといった心理を、自分に自信のない支配欲や征服欲の強い人は持っていると考えられます。
負けず嫌い
支配欲の強い人は、負けず嫌いの心理を強く持っていると言っていいでしょう。自分の人生において重要なことは、「勝つか負けるか」「やるかやられるか」と考える傾向が強く、あらゆることにおいて自分は他の人に勝っているか負けているのか、優れているのか劣っているのかを考えてしまいます。
支配欲や征服欲の強い人にとって勝つということは、一言で言えば人を支配できているか否かになります。自分が一番であるのか、周囲は自分の言うことをきちんと聞いているかなどが、支配欲の強い人にとって非常に重要なことになります。
支配欲や征服欲の強い人にとって、自分が他人を支配できないということは、逆に他人に支配されることになってしまい、それは自分が負け犬になることを示しています。このように支配欲の強い人は、自分を取り巻くすべての人間関係において、人を支配することで勝ち組になろうする心理が働きます。
この心理も恋愛に置き換えてみるとわかりやすいでしょう。恋愛において、自分の彼氏や彼女を支配しようとする人がいますが、それも同じ心理と言えます。
恋愛関係において相手を支配できれば相手を完全に制御することができます。そして、二人の関係性を自分の願いのとおり、自分の思うがままにすることができ、自分が優位に立った恋愛関係を築くことができます。
そのことによって「自分は勝者である」という心理的認識を持ち、満足感を得ることができるのが、支配欲や征服欲の強い人の特徴といっていいでしょう。
自己中心的
支配欲が強い人は、非常に強い自己顕示欲をもっており、自分を中心で世界は回るべきと考えるほどに自己中心的な心理を持っています。周囲のどの人間よりも自分が一番と考えていて、他人の気持ちを理解しようなどと考えることもありません。
また、支配欲が強い人は自分が中心で周囲は自分に尽くすべきと考えているので、意外に依存性も高い傾向があります。そのため何か上手くいかないことがあると、周囲の人間に対して露骨に顔に不快感を出したり、表面的な表現や言動が非常に攻撃的になります。
これも、周囲に依存してしまっているため、自分の言動は許してもらえると勘違いしている心理があるからです。当然、優しい人や大人しい人の気持ちはないがしろにされてしまいます。
支配欲の強い人の心理として、自分の能力を必要以上に過大評価しているので、自分の能力や意見が絶対的に正しいと信じていて譲りません。たとえ間違っている場合に周囲の人が意見を正そうとしても、逆に自分に逆らったと余計に攻撃的言動や行動にさらされます。
支配欲によって、自身にとって都合の良い状況や環境を作り上げようと心がけているので、当然周囲の人間は反発します。このように、支配欲からくる自己中心的な言動によって人が離れてしまい、気づいた時は誰もいなくなっている状況になることも多々あるでしょう。
支配欲が強い女性の特徴や心理
女性は依存、男性は支配と考えられがちですが、支配欲が強いのは男性だけではありません。女性にも支配欲の強い女性は多く存在します。それでは、支配欲の強い女性の特徴や心理はどういったものなのでしょうか。
束縛がひどい
支配欲の強い女性に見られる顕著な例は、恋愛において束縛が非常に強いことです。言い換えれば、独占欲とも言えます。恋愛してつき合う上で、お互い束縛し合うこともあるでしょうが、お互いの自由もある程度尊重されるべきです。そうでないと、誰かとつき合うということはできません。
しかし、束縛の強い女性は、自分の恋愛相手の全てを知りたがり、把握した上でコントロールをしようとします。何時に帰ってくるのか、誰と会っていたのか、何をしていたのかなど、相手に自分の知らないプライベートを持たすことを嫌悪して、報告することを望みます。報告だけではなく、気に入らないことはやめさせようとも試みます。
相手のすること全てに口出しをし、自分も関わろうともします。男性の側からすれば、一切の自由を奪われた状態になります。ひどい女性であれば、スマホの内容を確認する場合もあります。
逆らうことを許さない
支配欲の強い女性は、自分に逆らうことを許さない心理が強いことも特徴的といえます。支配欲の強い男性と同様に、恋愛相手に自分に従うことと依存するを強く望むのです。刃向ったり逆らったりすると、暴力をふるったり罵詈雑言をあびせたりして、相手が恐怖を感じるまでに追い込みます。
毎回肉体的に苦痛を受けたり、精神的な苦痛を受けたりするうちに、恋愛相手も逆らうことをしなくなり、女性の言うことを聞くようになり、依存的になってきます。その状態を維持することを続け、全てにおいて自分の彼氏や夫を支配しようとします。また、支配することに喜びを感じます。
通常であれば男性の方が強く感じますが、支配欲が強い人は男性も女性も大差はなく、手段や方法を選ばずに自分に隷属させることができるような方向に持っていくことが得意です。
恋愛面で男性の支配欲・征服欲を満たすには?
恋愛の面で支配欲や征服欲の強い男性を満足させるためには、どういった方法が女性の側にあるのでしょうか。つき合っている限り、支配欲を満足させてあげないと、女性もつき合いがいがありません。支配欲や征服欲の強い男性の喜びそうな対処法を紹介します。
男性を満足させる台詞
支配欲のや征服欲強い男性が言われると非常に喜ぶ台詞がいくつかあります。その台詞を紹介します。
まず1つ目の台詞が「あなただけ」という台詞です。この「あなただけ」という台詞をことあるごとに使ってあげることで、支配欲のある男性を非常に満足させることができます。ことあるごとに「あなただけ」という台詞を言われると、「彼女にとって自分だけなのか」と安心することができ、尚且つ優越感を持つことができ、独占欲も満たすことができるます。
2つ目の台詞が「自分にはあなたでなくてはいけない」という台詞です。この台詞も自分がいかに男性を必要としているかという時に使用するのがいいでしょう。「自分にはあなたでなくてはいけない」という台詞を言われた男性は、彼女にとって唯一の男であり、恋愛してきた相手の中で一番なのだと実感され心が満たされる気持ちになります。
そして3つ目の台詞が、「あなたがいないなんて考えられない」という台詞です。彼女から「あなたのいない人生なんて考えられない」といった台詞を言われ感情をぶつけられると、支配欲の強い男性には非常に効果的です。そんな台詞を言うなんて自分がいないと生きていけないのか、と満足するでしょう。
また、「あなたがいない未来なんて考えられない」といった具合な台詞にも使うことができ、彼の支配欲や征服欲を満たしてあげましょう。
セックスのテクニック
セックスにおいて支配欲や征服欲の強い男性を満足させるには、まず主導権は彼に持たすようにしましょう。支配欲の強い男性は、女性が主体的に動くことを好みません。むしろマグロを好みます。
主導権は男性にあって、普段のつき合いだけではなくセックスにおいても彼女をコントロールできていると勘違いさせるようにしましょう。そうすることで、男性の支配欲と征服欲を満たすことができます。そして、より濃厚関係を持つことができます。
支配欲・征服欲が強い男性の欲求を満たすテクニックとしては、彼氏を下の名前で呼ぶことも高等なテクニックと言えます。セックス中に目を見ながら男性の名前を呼ぶと、ただでさえ支配欲や征服欲の強い男性は相手を支配し征服している感覚に襲われます。
支配欲の強い男性とのうまい付き合い方
ここまでのことでも理解できると思いますが、支配欲の強い男性とつきあうことは非常に大変なことです。普通は「そのような男性とはつき合えない」と別れたり、逃げたりすることを考えるはずです。しかし、中には、少数派であっても支配欲の強い男性を好む女性もいます。
また、家族の中に支配欲の強い男性、父親や兄弟がいる場合、逃げることもできず苦労することになります。
それでは、支配欲が強い男性とつき合うには、どのようにつき合えばうまくいくのでしょうか。
依存体質の女性が注意すること
恋愛においては恋人に依存する方もたくさんいます。依存してしまう女性が、支配欲の強い男性とつき合った場合、ぴったりとはまってしまい支配される状態から抜け出せなくなってしまう可能性があります。
例えば、暴力を振るわれても文句を言わず振るわれ続けるなど、DVの典型例になってしまうことも考えられます。また、結婚をしている夫が支配欲が強い人間の場合、家から出ることもままならず、自分の意志や希望が全て剥奪されてしまう可能性もあります。それを幸せと考え依存するのも有りですが、精神衛生上も健康上も問題が出てくる状況はやはり良くありません。
依存体質の女性であれば、支配されながら逆に自分の手のひらの上で転がす位の余裕を持つように心がけましょう。支配欲の強い男性からすれば、自分に依存する女性は非常に大切で可愛いものです。その考えを逆手に取って、依存して満足をさせながら、自分の希望も可愛くお願いするくらいの度量を持ち合わせてみてください。
仕事の場や家族など関係ごとの対処法
支配欲が強い人がいるのは、何も恋愛関係だけではありません。自分の身近な環境、例えば職場や家族にもそういった傾向が強い人がいることがたたります。職場や家族内に支配欲が強い人がいる場合、各々のケースで対策も変わってきます。ケース別に対策方法をみていきましょう。
職場に支配欲が強い人がいる場合の対処法
職場に支配欲が強い人がいる場合は、状況に応じて判断する方がいいでしょう。今の時代、支配欲を前面に出して、支配できない人に何かをすることはパワハラにも通じかねないため、昔のようにやりたい放題はなかなか難しくなっています。
上司が支配欲が強い人で、何かにつけていちゃもんをつけてきたり、自分の思うとおりにしようとする場合、明確な意思表示をすることも時として必要になってきます。おかしいことはおかしいと言ったり、自分の意見は曲げずに持ち続けることが重要になってきます。
その結果、いじめられたり罵倒されたりする場合は、会社の相談窓口などに相談を持ちかけるのがよいでしょう。
また、同僚や先輩などが支配欲の強い人の場合は、仕事の業務以外は適度に距離を置いたつき合いをする方法をとるのがいいでしょう。密接につき合うと、振り回されたりすることが多くなって無駄な苦労を背負い込んでしまいます。
会社は仕事をしに行く所で、決して誰かに支配されに行く所ではありません。それは誰に言っても「違う」とは言われない唯一のことです。仕事しに行く所で理不尽な対応を受ければ、戦うことも念頭に置いておくべきです。
家族内に支配欲が強い人がいる場合の対処法
家族内に支配欲の強い人がいる場合、それを相手にする人は非常に苦労します。毎日密接に顔を合わし、その状態で支配しようとする欲をあからさまに出してくる相手に対して、従属する以外の方法がないようにも考えられます。
まず家族内での対応としては、支配欲が強い人の言うことを否定することはやめておきましょう。とりあえず「うん、うん」とうなずいて全て聞き入れたフリをする方が得策です。
支配欲の強い人は、否定をされるとむきになって余計に支配欲を振りかざし、頭から押さえつけようと躍起になってきます。暴言や横暴さが通常よりも増してしまい、収拾がつかなくなる可能性があります。
そのような状態になれば、大変なのは家族です。そういった事態にならないためにも、家族皆で了解を取った上で否定をせず聞いているフリをし、実際は聞ける部分は言うとおりにする、無理な部分は黙って無視するといった方法をとるように心がけてみてください。
また、口ごたえをすることは否定と同じく火に油を注ぐ状況になってしまいます。そうならないためにも、どんなに腹が立っても理不尽でも、黙っておくことをオススメします。
なぜ支配欲が強くなるのか?
支配欲の強さは人によって異なります。非常に強い人もいれば、全く支配することなどには興味のない人もいます。その強弱は、一体どこから生まれてくるのでしょうか。
一人になりたくない
支配欲の強い人は、誰かを支配して自分から逃げられないようにしたがります。これは一人になりたくないから支配する、孤独が嫌だから自分に隷属させるということになります。
今までの人生において、どこかで強い孤独を感じたり、一人で寂しい時間を過ごしてきたことが考えられます。そのために一人になりたくないと強く願っているのです。しかし、自分には誰かをつなぎとめるだけの魅力や力がないと考えていて、支配することで無理矢理つなぎとめる方法を取っている人もいます。
強がりが支配欲を強くする
自分を強く見せようと、他人を支配しようとする人もいます。強く見せることで、自分は偉いのだと自身に錯覚させるのです。ある意味で、強がりなだけで支配欲を育ててしまうと言えます。
素直に自分が弱い人間であり、自分はそれほどすごい人間ではないと認められれば支配欲は育ちません。しかし、それを認めることができず、周囲にすごいと言われたいがためだけに強がって支配欲を育てていきます。
あなたが支配欲の強い人間の場合は?
それでは、あなた自身が支配欲の強い人間である場合、どうすればいいのでしょうか。治す方法、少しはマシにする方法をご紹介します。
視野を広くする
支配欲の強い人は、視野の狭い人とも言えます。自分の影響の及ぶ範囲のみで支配をし、それで悦に浸っています。しかし、世の中は非常に広く、大勢の人間がいて、その人たちには何の影響をも及ぼしていないことに気付いていません。狭い世界の中で従属され否定もされずに支配ができていることで満足してしまい、それが余計に支配欲を増幅させてその気になってしまいます。
広い世界では全く影響力がないことに気付けば、少しは自分の力を見直して、支配欲をしぼめることができます。まずは、広い世界を見てみましょう。自分はまだまだ小さな世界で威張っていた人間だと気づき、もっと自分を広い世界を楽しんでみようと感じられる可能性があります。
他人の意見を聴くように努力する
あなたが支配欲の強い人間である場合、まず他人の意見や主張に耳を貸すようにしてみましょう。あなたの考えと異なる人の考え方や価値観を尊重してみましょう。今まで考えていたことと全く違う思考や価値観があることに驚くかもしれませんが、それもまた新鮮に感じるでしょう。
人の意見に耳を傾けることは大切なことです。自分の思考を柔らかくし、より博識になり、人間的に成長できる糧になります。支配欲の強さは、自分の意見に固執する為その可能性を摘んでいることに気付くことができます。
支配欲をなくして楽に生きてみよう
支配欲は自分の人生をつまらない寂しいものにしてしまいます。支配欲を発揮することで、人に疎んがられたり、嫌われたりと、遠巻きにされる人になってしまい、自分に隷属したり依存してくれる人間だけしか自分の周りには残りません。それは自ら自分の世界を狭める寂しい行為です。
支配する支配されるなどを考えずに、もう少し楽に生きてみてください。支配欲を周りにばら撒かなければ、周囲に人が寄ってきます。暴力や精神的圧迫で支配した人間関係は、本当の信頼関係は結ばれません。それに気づいてください。
支配しなくても、誰かが味方になってくれます。誰かそばにいてくれる人は存在します。それを信じて気楽に過ごしてみて下さい。