事なかれ主義の意味とは?事なかれ主義の人の心理や特徴!

事なかれ主義の意味とはどういう意味なのでしょうか。日本人は事なかれ主義の人が多く他人より自分を大切にする傾向があります。事なかれ主義では問題点を改善する事は出来ません。他人より自分を大切にする事なかれ主義の人の心理や特徴を見ていきましょう。

事なかれ主義の意味とは?事なかれ主義の人の心理や特徴!のイメージ

目次

  1. 1事なかれ主義の意味とは
  2. 2事なかれ主義の人の心理
  3. 3事なかれ主義の人の特徴 
  4. 4事なかれ主義の考え方
  5. 5事なかれ主義は悪い意味?その理由とは?
  6. 6事なかれ主義は「嫌いな上司」に見られる共通点
  7. 7事なかれ主義は日本人に多い考え方?
  8. 8事なかれ主義を改善する方法
  9. 9事なかれ主義を続けても何も結果は出ない

事なかれ主義の意味とは

日本人に多い事なかれ主義とはどういうことなのでしょうか?日本の組織や会社は事なかれ主義の人が多いと言われています。

事なかれ主義の人の心理や考え方、特徴などを見ていきましょう。

事なかれ主義の意味

事なかれ主義の意味は物事を荒立てないことを言います。事なかれ主義の人は紛争や争いごとを嫌い、平穏無事でいる事を何よりも優先する考え方の事を言います。

事なかれ主義の類語

事なかれ主義の類義語には、穏便に済ませたい、当たらず障らず、消極的態度、消極的姿勢などの言葉があり、どちらも積極性をかく言葉で、事なかれ主義と類義語にあたります。

事なかれ主義の対義語

事なかれ主義の対義語には、事大主義、積極果敢などの言葉があり、事大主義は、些細な事でも誇張して騒ぐ事、積極果敢は、積極的な態度で自ら行動を起こす事を言います。消極的な事なかれ主義とは、対義語になります。

事なかれ主義の人の心理

日本人に多い、事なかれ主義の人とはどのような心理状態にあるのでしょうか。会社や組織ですべての人が事なかれ主義では、世の中は廻っていきません。事なかれ主義の人の心理について見ていきましょう。

問題対応能力に自信が持てない

事なかれ主義は、問題を解決する自信がないという心理から消極的になってしまい、問題から逃げ出したいという心理になっている事があります。

問題を解決する自信がないので、問題に出来るだけ関わりたくないという心理が働いて、消極的になったり見て見ぬふりをしてしまう心理が働きます。

当事者意識が薄すぎる

事なかれ主義の心理は、我関せず、です。直接自分に関わりがない問題であれば、見て見ぬふりをしたり、知らないふりをします。なぜ、そうなるかといいうと、自分には関係のない問題には巻き込まれたくないという心理があるのです。

自分だけが大切

事なかれ主義の心理には、自分が大切という心理があります。例えば大きな揉め事が起こった時に自分は出来るだけ責任を逃れたいので人のせいにしたりします。

事なかれ主義の心理は問題が起こっても自分には関係ないと、自分の事を守りに入ってしまうのです。

他人ともめたくない

事なかれ主義は、他人との揉め事を極端に嫌います。なぜかというと、怖い、もめたくない、穏便に済ませたいという心理が強く働いて、揉め事には首を突っ込まない、巻き込まれたくないという思いから、見て見ぬふりをしたり逃げ出したりします。

事なかれ主義は経験が浅い

事なかれ主義は、問題解決する力がないと言いましたが、経験が浅いのも同じ事です。何か問題が起きた時に、経験が浅いため、問題解決の方法を知らなかったりすると、問題から逃げたり、見て見ぬふり、他人事にしてしまう傾向にあります。

事なかれ主義の人の特徴 

日本人に多い、事なかれ主義とは、現実に目の前に起きている事に対して問題を解決しようとせず、見て見ぬふりをしたり、問題から避けたりして、問題にかかわらないようにする消極的な考え方です。

問題や争いごとは無いに越したことはありませんが、現実に起きてしまっている問題を解決する事に努めなければ、その問題が解決する事もないし、同じ失敗を繰り返す原因になります。

組織の中でもみんなが事なかれ主義で問題点から逃げていては問題は解決しません。事なかれ主義の人の心理や特徴を見ていきましょう。

問題を解決する自信がない

普通は問題が起きた時は解決に努めなければいけません。問題を解決するためには何らかの対応が必要です。しかし、事なかれ主義の人は問題に対応する自信がありません。

経験した事がないのでどう解決していいのかわからない、問題が大きすぎて自分だけでは背負いきれないような場合、自分では解決できないと最初から考えています。

なので、現実に起きている問題を直視しようとせず、背を向けてしまいます。問題を解決する自信がないので問題にまともに向き合う事をしないのが事なかれ主義の人の特徴です。

自分が傷つくのを恐れている

日本人に多い、事なかれ主義の人とは、現実に目の前に問題が起きてしまうと、その問題が表面化し、周りの誰かから責められる事もあります。そういう時、自分が責められるのを想像し、恐れてしまい、最初から問題がなかった事にしようとして、問題を隠してしまう場合が多いです。

それは問題の隠しただけで解決した事にはならず、後で余計に大きな問題へと発展していく場合があります。事なかれ主義の人の特徴は、その場の問題を後回しにしたり隠したりして、後で自分は何も知らなかったと主張したりします。

事なかれ主義の人は、その場の問題に直面した時に、心理的に自分が関係している事で自分が傷つく事を恐れて気が付かないふりをしたり、問題を隠したりしてしまいます。

他人の問題としか見られない「当事者意識がない」

責任感の強い人は、自分の起こした問題でなくても、自分が起こした問題と同じように解決に努めようとします。しかし、当事者意識のない事なかれ主義の人とは、この問題は自分が起こした問題ではない、と問題の解決に努めようとしないという特徴があります。

特に会社や組織の中では、自分が問題の当事者でない場合でも、会社や組織の問題である事に変わりないので一致団結して問題解決に向かわなければいけません。

しかし、日本人に多い、事なかれ主義の人とは、当事者意識が低いのでなかなか問題を解決しようとしない場合があります。会社や組織の中で、事なかれ主義の体質が染みついてしまっては、誰も問題に取り組もうと思わなくなります。

問題解決の擦り付け合いによって人間関係がギスギスした職場環境になりがちです。そして、問題は後々大きくなって発展してしまいます。事なかれ主義の人は、問題に当事者意識がなく、人ごとのような心理で見て見ないふりをするのが特徴です。

責任転嫁と言い訳をする

日本人に多い、事なかれ主義の人とは自分が傷つくのが怖いという心理から、言い訳や責任転嫁をする場合があります。直面した問題に対処しきれないと、自分の能力が否定されたと言う様な心理になり、問題を避けようとしたり、言い訳をして、自分は悪くないという思考に陥ります。

特に意味のないが責任転嫁で、自分の非を認めないどころか、他人にその非を押し付けようとするのでとても悪質です。事なかれ主義で責任を他人に押し付けるのは、他人から最も嫌われる行動であるので改善が必要です。

面倒に巻き込まれたくない

あまり意味のない争いごとや揉め事でも、起こってしまうと精神的にも心理的にも疲弊してしまいますし、ストレスもたまります。

日本人に多い、事なかれ主義の人とは、出来るだけ平穏に日々を過ごす為に、問題で波風を立てたくないので、なるべく争いごとや問題から避けようとする特徴があります。事なかれ主義の人は常に心理的に面倒に巻き込まれたくないと思っているのです。

向上心が薄い

日本人に多い、事なかれ主義の人の特徴は、向上心が薄い事です。向上心が薄い人はチャレンジ精神が薄く、現状を維持していればそれでいいと、心理的に考えている人が多く、仕事でも安定性や確実性を重要視します。

だから、新しい事にチャレンジしたり、問題解決など、目まぐるしく変わる環境に、事なかれ主義の人は身を置こうとせず、チャレンジする事を放棄するという特徴があります。

事なかれ主義の考え方

日本人に多い、事なかれ主義の人とはどのような考え方をしているのでしょうか、複数の人で成り立っている会社や組織の人間が全て事なかれ主義の考えを持った人ばかりでは、問題を解決する事は出来ません。

日本人に多い、事なかれ主義の人の考え方を見ていきましょう。

目立つことが嫌いだと考える

日本人に多い、事なかれ主義の人とは心理的に目立つ事を嫌い、下手に目立つ事より、他人から注目されたり、嫌味を言われてしまうのを恐れるという特徴があります。

問題が起これば他人から注目されてしまうので心理的にそれを避けようと考えます。

自己主張しようと考えない

自分の気持ちを素直に相手に伝えられないと、相手とうまくコミュニケーションを取れるのかとか、問題を解決する事が出来るのかと心配になってしまいます。その心配事から逃げる為に、最初から問題を無かった事にしようと考えがちです。

考えが違う人が大勢いるため、自分の主張が批判されるのではないかと恐れてしまうために、発言する事が出来なくなってしまいます。

自己主張の出来ない事なかれ主義の人間は、意見が飛び交う場や話し合いをする事が苦手なため、問題解決に努める事が出来ないのが特徴です。

長い物には巻かれろと考える「ごますりが上手・太鼓持ち」

日本人に多い、事なかれ主義の人や、上の立場の人に気に入られて、出世を望み権力を欲しがる人は、権力者に対して波風立てようとするようなことはしません。

自分より上の立場の人と下の立場の人で態度が逆転する人は、波風を立てる事によって、自分の立場が有利になるか不利になるかを基準に考え方を決める特徴があります。

受け身、指示待ちな考え方をする

日本人に多い、事なかれ主義の人とは、指示待ちで受け身の傾向にあり、自分からら率先する事が苦手で、誰かに言われないとなかなか行動に起こそうとしません、問題を目の前にしても、誰かに指摘されなければ、問題を自ら解決しようとしない特徴があります。

マイペースな性格・考え方

日本人に多い、事なかれ主義の人とは、マイペースな性格で、自分のペースを乱されるのが嫌いなので、面倒や問題を避けて、自分の思うままに行動しようとします。

それゆえ、わがままと思われる事も多く、協調性がないと思われます。

人と接しようとあまり考えない

日本人に多い、事なかれ主義の人とは、警戒心が強く、なかなか心を開こうとせず、自分の本心を言おうとしない特徴があります。大勢で何かをするよりもひとりで何かをする事が好きなのが事なかれ主義なので、他人とのトラブルや問題は出来るだけ避けたいという心理が働きます。

事なかれ主義は波風を立てたくないと考える

日本人に多い、事なかれ主義の人とは心理的に静かで波風が立たない場所を好みます。沢山の人がいる場所にいると、その分、問題やトラブルが起こる可能性が高くなります。

だから、そうした問題やトラブルに直面するのを避けるために、出来るだけ静かで、波風が立たない場所を好みます。

事なかれ主義は空気を読むのがうまい

日本人に多い、事なかれ主義とは、空気を読むのが上手で、不要な発言や行動は、起こそうとしません。事なかれ主義の人とはその行動や発言によって、相手がどう受けとるか、どういった問題が起きるのかを想像をするのに長けています。

だから、気配り上手でもありますが、積極的に行動を起こすのが苦手という特徴があります。

事なかれ主義は悪い意味?その理由とは?

組織や会社の人が全て事なかれ主義の考えであると、組織や会社は成り立ちません。ハッキリ言って、事なかれ主義とは、問題から背を向けて見て見ぬふりをことなのであまり良くありません。

日本人に多い、事なかれ主義とは他人に問題を押し付けて、逃げたり責任転嫁する、いわば卑怯な考え方なのです。そう言った事なかれ主義を改善しなくては、組織や会社は良い方向には進みません。

事なかれ主義を改善しなければ、組織や会社は発展しない上に自分のためにもよくありません。

逃げる癖がつく

日本人に多い、事なかれ主義は改善しないと嫌な事から逃げたがるので、何をしても他人の事より自分の保身を考える逃げ癖が付きます。ハッキリした言い方をすると、目の前の問題に対峙する事が出来ないため、他人のせいにしたり後回しにしたりして問題が解決しないのです。

それは学校の勉強や、仕事などにも当てはまります。基本的に事なかれ主義は、会社の上の立場にいるか女性より男性に多いです。よく上司で何らかのトラブルが発生すると、他人のせいにして逃げてしまう人がいます。そして問題が改善した頃合いで戻ってくるという人が結構います。

誰でも嫌な事からは逃げ出したいと思います。しかし、事なかれ主義を改善しないと逃げ癖が付いてしまいます。人間は楽な方に逃げる方法を考えるのは無理のない事ですが、事なかれ主義を改善しないと、本当に困った時に問題に対処する方法がないのでは、仕事をしていても何をしていても意味がないのです。

責任の押し付け合いになる

日本人に多い、事なかれ主義は、逃げるだけでなく、他人に責任を押し付けるという人がいます。自分は聞いていなかった、もっと相手がやってくれたらよかったのにと心の中で逃げ道や言い訳を考えてしまう人もいるでしょう。

確かに相手にも非はあるかもしれませんが、自分も事前確認を怠ったり、相手にまかせっきりで自分は何もしていないのであれば、自分にも責任があるという事なのです。

他人に責任を押し付けるのは、本当は自分も悪いという事は分かっている場合が多いです。だからこそ他人に責任を押し付けてしまうのです。

他人に責任を押し付けあって、問題の改善が見込めない、解決しないというのは最も悪循環です。他人に責任を押し付けあう暇があるのであれば、全員で問題を改善、解決する方法を模索するほうがよっぽど意味のある行動なのです。

チャレンジ精神がなくなる

事なかれ主義を改善する事なく、貫き通していると、何一つやり遂げた事がない、意味のあまりない人間になってしまいます。自分に自信がなくなり、物事にチャレンジする気力がなくなり、方法もわからなくなってしまいます。

事なかれ主義を改善する方法を考え出さないと、何をするにも面倒くさいという心理になってしまいます。最初のうちは戸惑うかもしれませんが、事なかれ主義を改善する方法は、他人任せにするのではなく、何事も自分でチャレンジするという事が、意味のある改善方法となります。

事なかれ主義の改善方法は、何事も他人任せにせず、自分で問題を改善する方法を見つけ出していく事が最も意味のある改善方法なのです。まずは、何事も自分でチャレンジするという事を心理的に植え付けるのが、最も意味のある事なかれ主義の改善方法となります。

事なかれ主義は「嫌いな上司」に見られる共通点

嫌われる上司の共通点は事なかれ主義、陰険、保身の三つがあります。社長の無条件のイエスマン、あの人はいらない、などの悪い話はよく出ますが、いい話は聞かないという上司はよくいます。

嫌われる上司の共通点、事なかれ主義、陰険、保身なのですが、人間だれしも嫌われたくない、責任から逃れたい、出世したいなど、様々な心理が働き、心の中で葛藤します。どこにも、俺は嫌われる上司になる、と思っている人はいないのです。

誰もが嫌われるのは嫌で好かれたいと思っているのですが、実際には嫌われる上司になってしまっているのです。しかも、上司と部下の間に溝が出来てしまっては仕事がうまく回りません。部下が上司の叱責を恐れて報告しなかったり、嘘の報告をしたりしていては仕事にならないばかりか上司と部下の関係も意味がなくなってしまいます。

しかし上司は上からの命令を部下に押し付け、何かあると部下のせいにして自分の保身に廻る、という上司もいます。そう言う上司は、上からの命令はイエスマン、部下にすべてを押し付けて自分は事なかれ主義を貫こうとします。

何か問題があると部下に押し付け、自分の保身に廻り、陰険に部下に嫌味を言う、事なかれ主義の上司はどこにでもいます。しかし、そういう上司もいつかは事なかれ主義を改善する方法を見つけ出し、改善しないと上司と部下の意味はなくなり、いつかは全ての責任を取らなければいけません。それが上司というものです。

事なかれ主義は日本人に多い考え方?

事なかれ主義は日本人に多い考え方です。中には事なかれ主義という言葉を初めて聞く人もいるかもしれませんが、この事なかれ主義は、日本人の根本にある考え方だと言われています。

なぜ日本人は事なかれ主義の考え方になるのでしょうか。

良い意味で「平和主義」悪い意味で「責任転嫁」

日本人に多い事なかれ主義の特徴は、簡単に説明すると、よい意味で平和主義、悪く言えば責任転嫁が事なかれ主義です。平和主義ではよいのでは?と思うかもしれませんが、事なかれ主義が原因で、日本の企業は悩まされていると言われています。

事なかれ主義は何に対しても平穏で問題がなくあってほしいと願う意味で、できるだけ争いごとを避けようとする、争いごとがなくなる事でチャレンジ精神の欠落、また、問題が起きても出来るだけ大事にしないで最小限に抑えようとする傾向があります。

世間体や他人の評価を気にする、日本人ならではの特徴が事なかれ主義に現れているのです。自分にひなんが来ないように問題を避けるのが日本人の典型的な考え方、事なかれ主義です。日本の企業は事なかれ主義を改善する方法を探さなければ立ち行かなくなっているのです。

事なかれ主義はトラブルの元!

日本人の事なかれ主義で、まず最初に問題になっているのが、青少年のイジメ問題です。小学校や中学校、高校などで発生しているいじめ問題による学校の対応も、事なかれ主義と大きく関係しています。校長や教師といった子供体を教える管理職が、責任逃れから見て見ぬふりをしているのです。

本当にイジメが起きたのに、学校や自分たちの権威を落としたくないという気持ちから問題を隠蔽し、責任を放棄しているのです。その結果、イジメられた子供たちの両親がマスコミに告発して、いじめが発覚した事件が何件も起きています。また、少し前に起きた、ファーストフードの異物混入事件も日本人の事なかれ主義から起きたトラブルです。

異物混入によるお客とのトラブルを世間に知られたくないために、ひた隠しにして、適切な謝罪がなかったため、マスコミに告発して、事件が明るみになりました。この様に問題に前向きに対処しない、事なかれ主義が日本の企業の大きな問題となっているのです。

事なかれ主義を改善する方法

事なかれ主義は、改善する方法を見つけ出さないと意味もなく、問題の擦り付け合いや見て見ぬふりをしていても問題は何も解決しません。

事なかれ主義を改善する方法を見ていきましょう。

問題対応能力に自信を持つ

既に問題やトラブルが発生しているのに、それを隠蔽しようとする、事なかれ主義の人の心理が、問題対応能力に自信がないという事です。トラブルや問題が発生した場合、自分が当事者である場合は、その処理に当たらなければいけません。問題を解決するにはそれなりの対応能力が必要になるのです。

臨機応変に対応する能力が自分にあれば問題を隠さずに、問題解決のために行動する事が出来ます。事なかれ主義の人はその自信がないのです。どう対応していいかわからないケース、問題が大きすぎて自分では対処しきれないというケースがありますが、どちらも自分には無理という心理が働いてしまうのです。

自分では無理と思っても、自らが関わらないといけないケースでは、とにかくその対応に当たらなければいけません。しかし、自信がないため、腰が引けてしまい、問題から目を背けようとするのが事なかれ主義の人なのです。改善するには何事にも自信をもって問題に前向きに対処するしかないのです。

物事に本気で取り組む

事なかれ主義を改善する方法は、物事に本気で取り組む事です。事なかれ主義になってしまう原因は、本来の目標を見失ってしまい、周りの人との関係だけを重視します。もちろん本人がそれでいいと思うならそれでもいいのかもしれません。

しかし、出世したい、もっと結果を出したい、もっと認められたいと思うのであれば、やはり、事なかれ主義から脱却をしなくてはいけません。事なかれ主義を改善したいなら、本来の目的を見出して行動する事が必要不可欠です。

目的を見いだせないのであれば、目標を見つけられるように環境を変えてしまうか、生産性を維持できるようにしないと、事なかれ主義からは脱却する事は出来ません。

言いやすい方法で意見を伝える

事なかれ主義を改善するには、やはり自分の意見の主張をしなければいけません。人前で意見を言うのは慣れていない人にはハードルが高い事ですが、だからこそ自分の意見を言い出せないままになってしまうのです。そんな時は自分なりの方法で、自分を主張する方法を考えましょう。

会議が終わった後に、その人に伝える、上司に直接伝えるなどが一般的な方法です。ただし、相手によっては、何故、その場で言わなかったんだと思われたり、時間が経ってから伝えると、なんで今更とおもわれてしまいます。

自分なりに人前やみんなの前で、自分の意見をしっかりと主張できるような方法を探し、訓練しなければ、事なかれ主義の改善は出来ません。

事なかれ主義を続けても何も結果は出ない

日本人に多い、事なかれ主義ですが、問題を先延ばしにして隠したり、他人に責任転嫁するようなことを繰り返していても何も意味はありません。

何故、そのような、事なかれ主義になってしまうかというと、自信と積極性がないからです。問題を恐れて逃げていては何も解決しません。事なかれ主義を脱却して、前向きに問題に対処できる人間にならなければ、自分の成長は無いのです。

性格に関する記事はこちら!

Thumb損得勘定の意味とは?損得勘定で動く人の性格や特徴・仕事でのメリットは?
「損得勘定」という言葉はよく聞きますが、その意味を聞かれると上手く答えられないという人がほと...
Thumb疎まれるの意味とは?疎まれる人の性格や特徴・疎まれた時の対処法
なぜか周囲によく疎まれるという悩みを抱えている人や疎まれるとはどういう意味かわからないという...
Thumb人が怖い心理や原因!他人と接する・話すのが怖い人の克服方法
他人が怖い・他人と接するのが怖いと感じる人の心理や原因をご紹介します。また他人が怖いと感じて...

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ