口が悪い人の心理や特徴と接し方！言葉遣いが悪い人が直す方法とは？

誰でも学校や会社、街中などで言葉遣いが悪い人に出会ったことがあると思います。「口が悪い」のレベルにもよると思いますが、あまり気分がいいものではありません。

「自分も何か言われているかも」と不安になったり距離を起きたくなる人もいると思います。そんな「言葉遣いが悪い人」について今回はまとめました。

そもそも「口が悪い」とはどういった意味で使われているのでしょうか？一般的には人や物事に対して遠慮がなく、ずけずけとけなすような話し方をする様子を意味します。つまり簡単に言うと、人の悪口を言うということです。

誰しも不平不満はありますが、所構わず悪口を言いふらしているのも考えものです。自分の感情をコントロールできず、悪口を言いつづけていると「口が悪い人」という印象がついてしまうので要注意です。

また口が悪いと言う言葉には、もう１つ「言葉遣いが悪い」と言う意味が含まれることもあります。乱暴な言葉遣いは周りから敬遠される原因にもなるので改善が必要です。

では具体的にはどんな言葉遣いが「悪い」と言われているのでしょうか？

相手のことを呼ぶ際には「〇〇さん」と敬称をつけたり、「あなた」と呼ぶのが一般的。しかし口が悪い人は「お前」や「テメェ」と呼ぶことがあります。

主に男性に多いですが、時には女性でも見かけることも。どんなに素敵な人でも、がっかりしてしまう瞬間です。

嫌なことがあった時に「腹がたつ」「気に触る」など、様々な表現方法がありますが、その中でも一番言葉遣いが悪く感じるのが「ウザい」という言葉です。

友達同士ならわからなくもないですが、職場などで使っている人を見かけることも。言葉のチョイス１つでその人の印象は変わります。社会人になったなら、正しい言葉遣いを身に付け他方がいいでしょう。

では口が悪い人はどういった心理で人の悪口を言っているのでしょうか？「口が悪い人」「言葉遣いが悪い人」によくある心理を５つまとめました。

口が悪い人の心理の１つ目は「強くみられたい」です。

これは特に男性に多い心理なのですが、強い口調で話すことによって「自分は強い」ということを他の人にアピールしようとします。裏を返せば「自分は弱い」という事を意味しているので、実は気が弱い人に多い心理だとも言えるでしょう。

口が悪い人の心理の２つ目は「ガサツ」です。

ガサツとは細かいことは気にしない・大雑把な性格の人のことを意味します。なので自分の発言で相手がどんな気持ちになるか、どういうことが起きるのかという予測を立てることができないのです。

後先考えず悪口を言ってしまうことで、知らないうちにひんしゅくを買っていることもしばしば。本人に悪気がないだけに、注意の仕方が難しいタイプだと言えるでしょう。

口が悪い人の心理の３つ目は「負けず嫌い」です。

負けず嫌いな人は勝気が強く、どんなことでも自分が優位に立たないと気が済みません。そのため必然的に口調が強くなったり、人を見下すようになります。そして「自分以外の人は使えない」「足手まとい」など不満がたまり、悪口で発散する結果に。

確かに能力は高いのかもしれませんが、周りを認めることも大切です。人を見下した悪口ばかり言っていると、孤立してしまうので注意しなければいけません。

口が悪い人の心理の４つ目は「かっこいいと思っている」です。

思春期の頃に一度は憧れる「ワル」。見た目も高圧的で言葉遣いが悪く世間からも歓迎されていませんが、意味もなく憧れる時期があります。そんなワルになりたくて「わざと口が悪い人」を演じている人もいます。

学生のうちならこんな時代もあったなと笑って見過ごせますが、社会人になっても口が悪いままだと笑えません。きちんとした言葉遣いで話せるように、改善が必要です。

ここまでは口が悪い・言葉遣いが悪い人の心理についてご紹介してきました。どれも特別なものではなく、よくある人間の心理だったと思います。

では次は口が悪い人・言葉遣いが悪い人の特徴について見てみましょう。

口が悪い人の特徴の１つ目は「男兄弟が多い」です。

男の子には比較的やんちゃな性格の子が多く、言葉遣いも乱暴になりがちです。　なので男兄弟ばかりの環境で育つと、言葉遣いが悪い子になってしまうという特徴があります。

また女の子でも、お兄ちゃんや弟に囲まれて暮らしていると影響を受けて口が悪い子になる可能性が高いので、大きくなるまでに言葉遣いを直す必要があります。

口が悪い人の特徴の２つ目は「ノリがいい」です。

みんなで遊んでいる時に場を盛り上げたくて、ついつい大げさに悪口を言ってしまったり、他の人に合わせてしまった経験はありませんか？そんな人は本心ではなくノリがいいだけかもしれません。

女子同士の集まりなどでは同調することが大切。思っていないことでも合わせるために口が悪くなってしまうこともあります。しかし意味もなくその場のノリだけで話を合わせていると、後から辻褄が合わなくなることも。人を傷つける悪口は控えましょう。

口が悪い人の特徴の３つ目は「職業柄」です。

工事現場や建築など男性が多い職場では言葉遣いが悪い人が多くなります。また危険な作業や場所での作業も多く、必然的に口調もきつくなるという特徴があります。

また大声で話さないといけない場面も多いので、言葉遣いが悪いのも仕方ないのかもしれません。仕事とプライベートで話し方を切り替えられるといいでしょう。

口が悪い人の特徴の４つ目は「批判する」です。

基本的にどんな物事でも批判から入る人は、自分のことが大好きで他人を認めません。そのため常に他人を見下していて、口から出る言葉は悪口ばかり。周りの人は疲弊してしまいます。

このタイプの人は人からの忠告を素直に受け入れることができないのも特徴の１つ。被害を被らないうちに、距離をとって接した方が良いでしょう。

口が悪い人の特徴の５つめは「表現がストレート」です。

このタイプの人は自分が思ったことをそのまま口にしてしまうタイプです。つまり言いづらいことなどでもオブラートに包まず、そのまま発言してしまうのです。失礼なことでもハッキリ言ってしまうので場が凍りつくことも。

自分の想いを伝えることは大切ですが、相手に対する思いやりも必要です。TPOに合わせた発言や言葉遣いを考えないと、ただの「言葉遣いが悪い人」になってしまうので要注意です。

恋人に対して、付き合った当初は気づかなかったけれども、しばらくしてから「なんだか口が悪いかも…？」と思った経験はありませんか？今まで彼や彼女は猫をかぶっていただけかもしれません。

そんな口が悪い恋人に対して男性・女性はどう思っているのでしょうか？本音についてまとめてみました。

まずは口が悪い彼氏に対して、彼女がどう思っているのか見てみましょう。

口が悪い彼氏に対しての女性の本音の１つ目は「恥ずかしい」です。「大人なのに不良ぶっているみたい」「スマートに振舞ってほしい」など、口が悪い男性に対する評価は最悪です。

悪い言葉遣いでデート中に話されると、彼女もがっかりしてしまいます。男性は一緒にいる相手に恥をかかせないためにも、丁寧な言葉遣いに直す努力が必要です。

口が悪い彼氏に対しての女性の本音の２つ目は「プライドが高い」です。常に高圧的な態度、強い口調で話してくる男性は自己顕示欲の塊です。彼女よりも自分の立場が上であることを示したいという気持ちが態度に出てしまっているのです。

そんな高圧的でプライドが高い男性とずっと一緒にいるのは女性も疲れてしまいます。愛想をつかされないうちに、考え方から直す必要があるでしょう・

では反対に口が悪い彼女について彼氏はどう思っているのでしょうか？

口が悪い彼女に対しての男性の本音１つ目は「人前ではやめてほしい」です。二人きりの時にはあまり気になりませんが、他の人の前では「純粋で可愛い女性でいてほしい」という男性の願望が込められています。

男性は人からの評価を気にするもの。TPOをわきまえて、時には男性の顔を立ててあげるような行動が必要かもしれません。

口が悪い彼女に対しての男性の本音２つ目は「心を開いてくれている」です。普段は悪口を言わなかったり、人前ではいつもニコニコしているのに、自分と二人きりの時には本音で話してくれると嬉しく思う男性が多いようです。

しかしこちらも先ほどと同じでTPOが大切。いつでもどこでも悪口を言っている女性は嫌がられますので、意味を間違えないように気をつけましょう。

どんなに苦手だと思っていても、口が悪い人と付き合わなければいけない場面も出てきます。そんな時には一体どんな接し方をすればよいのでしょうか？

そこでここで時は口が悪い人との接し方についてご紹介していきます。接し方を覚えて、口が悪い人ともうまくお付き合いできるようにしていきましょう。

口が悪い人への接し方の１つ目は「真に受けない」です。

口が悪い人は自分が口が悪いことを自覚していません。そのためあなたが傷つくような内容だったとしても、相手は覚えてすらいない可能性もあります。そんな無意味な発言に対していちいち反応していたら疲れてしまいます。

そこで口が悪い人の発言は真に受けないという接し方を試してみましょう。「また言っているな」「放っておこう」と一歩引いたところで相手と付き合ってみると、少しは気が楽になるはずです。

口が悪い人への接し方の２つ目は「敬語で話す」です。

敬語は本来目上の人や尊敬している人に使う言葉ですが、親しくしたくない人との接し方としても有効です。敬語で話すことによって相手と適度な距離感を保つことができ、踏み込んだ話題に持ち込まないようにできるからです。

また丁寧な態度で接することで、相手にも失礼な態度をとらせないよう抑制することができるので非常に有効な手段だと言えるでしょう。

口が悪い人への接し方の３つ目は「必要最低限しか話さない」です。

人の話し方はなかなか治すことができません。そのためこちらから注意しても改善がなかったり、逆に聞き入れてもらえなくて嫌な思いをする可能性もあります。

そんな時には必要最低限のことだけを話すようにし、必要以上に関わらないようにしましょう。色々な接し方を試した上で、うまくコミュニケーションが取れない場合は仕方がありません。自分を守るためにも適度な距離感を保つようにしましょう。

ここまでで「もしかして私って口が悪いかも…」と心当たりがある人もいたのではないでしょうか？そんな人は今まで知らず知らずのうちに、誰かを傷つけていたかもしれません。

口が悪い人が言葉遣いを直すことは簡単ではありませんが、このまま放っておいて直るわけでもありません。紹介する方法を実践して、美しい言葉遣いを目指しましょう。

言葉遣いを直す方法の１つ目は「批判しない」です。

どんなことでも意味もなく批判していませんか？自分が正しいと思い込んでいると、周りで起こる出来事に対して否定的になってしまいます。「もっといい方法があるのに」と思ったとしても、そこは一度飲み込んで賞賛から入るようにしましょう。

否定的な言葉が少なくなれば、あなたの印象も柔らかくなるはずです。言葉だけでなく、考え方から変えていければさらに良くなっていくでしょう。

言葉遣いを直す方法の２つ目は「相手の立場で考える」です。

口が悪い人は自分本位でガサツなところがあります。自分さえ良ければいいという考えを捨てて、相手の立場で考え直すことが必要です。

人は誰でも悩みやコンプレックスを持っています。他人に見せないからといって、気にしていないわけではありません。目に見えるものだけではなく、想像力を働かせて発言するように気をつける必要があります。

言葉遣いを直す方法の３つ目は「TPOをわきまえる」です。

言葉遣いを直すと言っても、悪口を全く言ってはいけないというわけではありません。たまには息抜きをしないと、息が詰まってしまいます。

しかしその息抜きを「どこで」「いつ」するかは非常に大切です。会社や学校など公の場で好きかって発言していれば、周りから敬遠されてしまうでしょう。家族や心を許せる友人など、限られた場で程よくリフレッシュするようにしましょう。

言葉遣いを直す方法の４つ目は「感謝する」です。

口が悪い人は傲慢だったり自己中心的だったりと、自分本位なところがあります。何もかも自分一人でやっているように気になっていますが、実際は色々な人のサポートを受けていることを思い出しましょう。

感謝の気持ちが出てくれば、必然的に言葉遣いも丁寧になります。感謝の意味を込めてしっかりお礼を言ったり態度で示すようになれば、周りの見る目も変わってくるでしょう。

言葉遣いを直す方法の５つ目は「感情的にならない」です。

人は感情的になると冷静な判断ができません。怒っていたり悲しんでいる時に思いのままをぶつけてしまうと、どうしても言葉遣いが悪くなってしまいます。

感情をコントロールすることは難しいですが、発言する前に一呼吸。冷静な状態で人と話すように心がけましょう。

口が悪い人の心理や特徴についてわかっていただけたでしょうか？自分に当てはまってドキッとした人もいたかもしれません。

自分が考えている以上に、言葉遣いはあなたの印象を左右します。なんとなく怖い・近寄りがたいと思われる前に、綺麗で丁寧な言葉遣いを身に付けましょう。きっとあなたの生活に良い変化が生まれるはずです。