心が弱い人の特徴!弱い心・メンタルが弱いのを克服する方法
心が弱い人は、意外と多いものです。あなたの周りにも気づいていないだけでいるかも知れません。今回は、心が弱くなる原因や心が弱い人の主な特徴、弱い心を克服する方法、弱い心の人との関わり方などを詳しくまとめていきたいと思います。
目次
心が弱い人って周りにいませんか?
心が弱い人は多くいます。弱い心を周りに出さないだけであって、実は辛い心をこらえて生活しているかも知れません。
あなたの周りにも、心が弱い人はきっといるはずです。もしいると知ったら、逆に自分が弱い心の持ち主だったら、対処方法や克服方法などはありますか?
今回は、心が弱い人の特徴や弱い心になる原因、弱い心の人との関わり方などを詳しくまとめていきます。
そもそも心が弱いの意味とは?
そもそも心が弱い人とはどのような人なのでしょうか。弱い心の持ち主は、「メンタルが弱い人」「小心者」でもあるでしょう。つまり、消極的な性格で何事にも打たれ弱く、挫けやすいということです。
メンタルが弱いと、本人も辛い思いをすることが多いうえに、周りの人もなるべく傷つけないようにと無意識のうちに気を遣ってしまいますので、スムーズに良好な人間関係を築くことが難しくなるでしょう。
心が弱くなってしまう原因
心が弱い人は、生まれ持った性格であるとは限りません。弱い人になった原因が何かしらある場合もあるでしょう。
ここでは、弱い心になる主な原因を3つ紹介していきたいと思います。
辛い過去があった
心が弱い人は、過去に辛い思いをしたことがトラウマになり、「もうあんな思いはしたくない」という気持ちが強い場合があります。
過去のトラウマは、幼少期だと深く心に刻まれるでしょう。そうなると大人になるにつれて成長し、強くなるはずの心が育たず、メンタルが弱い大人になってしまいやすいのです。
ただ、苦労人で逆にメンタルが強くなる人もいますので、過去の辛い経験が必ずしも弱い心にするわけではありません。
臆病な性格になってしまっている
過去の辛い経験が原因で、あらゆることから逃げてばかりになると、臆病な性格になってしまい、心の弱い人となってしまうでしょう。
臆病になると、だんだん対人関係が怖くなってきます。そうなるとちょっとした相手の発言や言動にも警戒してしまうことが原因で、心の弱い人になります。
メンタルが弱いので、少しきついことやはっきりとしたことを言われるだけで、ひどく落ち込んでしまうようになります。
心が挫けてしまった
今まで無理をし過ぎて、心がストレスを抱えきれなくなった場合、心が挫けてしまいます。
挫けてしまった心は、ストレスに対する免疫が非常に下がった状態なので危険です。最悪の場合、うつ病や対人恐怖症などになり、仕事にも支障がでるかも知れません。
本当はメンタルが弱いのに、無理をして我慢の限界になったことが原因で、とても心の弱い人になることもあります。
心が弱い人の特徴【性格編】
心が弱い人は、どのような性格になるのでしょうか。ここでは、心が弱い人の性格の特徴をまとめていきたいと思います。
向上心がない
メンタルが弱いと、自分を守ることで精一杯になってしまいます。自分のことを守るということは、辛そうなことを避けるということ。つまり、新しいことに飛び込んでいく向上心がなくなってしまうのです。
新しい何かを始めるときはワクワク感がありますが、同時に慣れないことばかりで多少の辛い思いもあるでしょう。心が弱い人は、強いメンタルをもって新しいことに挑戦するということは苦手な性格です。
八方美人
心が弱い人の性格の特徴として多いのが「八方美人」です。八方美人と聞くと、何となく性格が悪いという印象を持つ人が多いかも知れませんが、心が弱い人は決して悪気があって八方美人なわけではありません。
心が弱い人は、人に嫌われることをとても恐れる傾向があります。なぜなら、人に嫌われるということは孤独になる、辛い、耐えられないという気持ちが強いからです。
誰にでもいい顔をする八方美人になることで、みんなから好かれ、自分のメンタルを守ることができるので、結果として八方美人な性格になってしまうのが特徴です。
寂しがり屋
心が弱い人は、常に他人からの助けや優しさを必要としているのが特徴です。
助けてほしいという気持ちが強いことが原因で、1人でいるのを嫌う「寂しがり屋」な性格になってしまい、自立心もあまりありません。
逆に、1人行動が好きな人は自立心が高く、メンタルの強い性格なのが特徴です。
依存しやすい
心が弱い人は、悩み事や辛い出来事などの壁にぶち当たったとき、自分だけで解決することを苦手とします。なぜなら、自分1人で抱えるほどのメンタルがないため、何かあればすぐに優しい人や頼れる人に話すのです。
結果的にそれが原因で、自分のことを弱い心を救ってくれる人に依存してしまい、依存性の強い性格になるでしょう。
依存するのは人だけでなく、一時的にでも辛い心を和らげてくれるもの(買い物やギャンブル、お酒)などにも依存するのが特徴です。
心が弱い人の特徴【行動編】
心が弱い人は、普段どのような行動をとるのでしょうか。ここでは、心が弱い人の行動の特徴をまとめていきたいと思います。
長い物には巻かれる
心が弱い人の特徴は、とにかく長い物には巻かれること。特徴としては、周りの意見に合わせる・常に和の中の入っているけれどあまり目立つことはしない・議論はしないなどです。
このようなことは比較的、日本人には多い行動ではないでしょうか。良く言えば協調性がある行動なので、評価されることもありますが、心が弱い人の場合は自分の弱い心を傷つけないためにこのようにしていることが特徴です。
家に引きこもりがち
心が弱い人は、いわゆる「病みやすい性格」でもあるので、病むと家に引きこもりがちになります。
元気なときは外出するのですが、落ち込んでしまったことが原因で音信不通になったり、何日も引きこもったりするのは、心が弱い人の特徴です。
病みやすい性格でこのような行動をとる人は、基本的に弱い心の持ち主でしょう。
すぐ泣く
人間辛いときは泣きますよね。辛い・悲しいということがなにもないのに、感情的になって泣くことはまずないでしょう。
心が弱い人は、メンタルが弱いのでマイナスな感情になることも多く、それが原因ですぐ泣くのが特徴です。
他の人は泣かないようなことでも、辛くて耐えられないという気持ちになって泣いてしまうことが多いでしょう。
心が弱い人の特徴【言動・態度編】
心が弱い人は、普段どのような言動・態度をとっているのでしょうか。ここでは、心が弱い人の言動・態度などの特徴をまとめていきたいと思います。
お世辞をよく言う
心が弱い人は、人に嫌われるのをとても恐れるので「みんなに好かれたい」という気持ちが強いのが特徴です。
その気持ちが強すぎることが原因で、誰にでもお世辞をいいます。傍から見ると、それは言い過ぎじゃないと思うほどお世辞をいう人もいるでしょう。
心が弱い人は、お世辞をいっている自分に「優しく接してほしい」という深層心理が隠れている場合も多いです。
自信なさげ
心が弱い人は、自己主張をしっかりすることが苦手な場合も多いのが特徴。なぜなら、自分の主張が周りに批判されるのが怖いという気持ちが強いからです。
なんせメンタルが弱いので、自分の意見を批判されるとすぐに落ち込んでしまうのです。
こういった性格が原因で、周りからは自信がなさそうに見えるでしょう。心が弱い人は、自信がなさそうで闇がありそうな印象の人が多いです。
機嫌を伺う
心が弱い人は、無意識に人の機嫌を伺ってしまのが特徴。それは、もしかしたら嫌われているかも?嫌われたら辛い思いをすることになる…という思考をもっているのが原因です。
基本的には、この人のことが好きだから・尊敬している人だから嫌われたくないというより、嫌われて自分が辛い思いをするのが嫌という気持ちが強いのです。
周りの目や人の機嫌ばかり気にしている人は、弱い心の持ち主である可能性が高いでしょう。
弱い心を変えたい!メンタルが弱いの克服する方法
どんな原因で弱い心になったとはいえ、あまりにも弱い心だと自分自身も生きていくうえで大変な思いをすることでしょう。
心が弱い人は、メンタルが弱いのを克服するに越したことはないはずです。
ここでは、メンタルが弱いのを克服する方法を5つ紹介していきたいと思いますので、心が弱くて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
ポジティブ思考にする
メンタルが弱い人は、基本的に物事をネガティブに捉えるネガティブ思考な人が多いのが特徴。どうせ~だよねとか、私なんて…とか、マイナスな言葉や愚痴ばかりを口にしていませんか?
自分が発した言葉は、例え思っていなくても脳に伝わり、影響を与えるのです。つまり、なかなか感情が付いていかなくても「ポジティブな言葉」を口にするように意識すれば、いつの間にかポジティブ思考になれるということ!
ポジティブ思考を持つことができれば、物事をいい方向に考えることができるようになるので、弱い心も克服できるでしょう。
なるべく笑顔でいる
笑うことは、メンタルが弱い人にとってとても必要なこと。なぜなら、笑顔でいると脳が幸せだと感じ取って、ポジティブ思考になれるからです。
辛いことがあったときは、そのことが原因で暗い表情になりがちですが、辛いときこそ笑顔でいることは本当に大切なことです。
メンタルが弱い人は、弱い心を克服するためにもどんなときでも笑顔でいるようにしましょう。
孤独力を鍛える
「孤独力」という言葉を聞いたことがありますか?孤独力とは、自分自身をしっかり持って自分自身を肯定し、強く幸せに生きていくうえで必要な力です。
メンタルが弱い人は、極端に寂しがり屋で孤独力がないことが特徴。孤独力がないことが原因で、さらに辛い思いをしてしまうという悪循環になってしまうでしょう。
孤独とは、寂しいことではありません。孤独力をしっかり身に付けることで、メンタルも強くなり、弱い心を克服できるのです。
過去のことは引きずらない
心が弱い人は、自分の心の中できっぱりと過去を清算できないので、過去のことをズルズル引きずってしまいがち。実際、考えたところで過去に起こったことは変えられません。
過去の辛い事を引きずるということは、どうしようもできない辛さを自分から思い出しているということですが、メンタルが弱いからこそ、そのことばかり考えてしまうのです。
誰にもどうもできない過去に苦しめられているのは、自分自身の弱い人が原因。引きずることをやめれば、心が弱いのも少しは克服されるかも知れません。「過去ではなく今を生きる」という考えを持つことが最善の克服方法でしょう。
視野を広げる
心が弱い人は、その辛さにばかりとらわれてしまうことが原因で、視野が狭くなっている場合が多いです。
広い視野を持つことを意識すれば、自分の心がちっぽけに見えてきたり、違う考え方も身につくかも知れません。自分とは別の観点から物事を考えれるようになれば、きっと弱い心も克服されていくはずです。
辛いという感情にとらわれず、広い視野を持ってみることもおすすめの克服方法です。
心が弱い人とうまく付き合う方法
あなたの周りに、心が弱い人はいますか?もしいたら、どのように接するのが最善の方法だと思いますか?
ここでは、心が弱い人と上手く付き合っていく方法を紹介していきたいと思います。
程よい距離を保つ
心が弱い人は依存性が高いので、もし近い距離で親密な関係になれば全力で頼ってくるでしょう。頼ってもらえることは、人として嬉しいことでもありますが、心が弱い人に依存されると共倒れになる可能性も高いです。
ですので、避ける必要はありませんが程よい距離を保つ必要はあるのです。程よい距離を保ちながら良い人間関係を築くのが、心の弱い本人にとっても最善の方法でしょう。
包容力をもって接する
心が弱い人と接するときは、包容力を持ってその人の話をよく聞いてあげたり、安心感を持たせることがおすすめです。
そうすることで、心の弱い人とも良好な人間を築きやすくなるでしょう。大きな心を持って接することがおすすめの方法です。
明るい話題を話す
明るい話をすることで、心の弱い人も笑顔になり、明るい気持ちにすることができます。愚痴や噂話ではなく、相手の好きなことや趣味の話題を話すと良いです。
心の弱い人は、暗いことを考えているのが原因で弱い心になってしまっていることもあるので、こっちから積極的に笑顔にさせてあげましょう。
相手に対する気遣いが伝わり、良い人間関係になれるのでおすすめの方法です。
心が弱い人に向いている仕事とは?
心の弱い人は、弱い心を克服しないと向いている仕事はないと思っていませんか?
そんなことはありません。メンタルが弱くて、対人関係が苦手な人でも向いている仕事はあります。
ここでは、弱い心を克服しなくてもストレスなくできる仕事の種類を紹介していきたいと思います。
流れ作業の仕事
黙々と仕事をする「流れ作業の仕事」は、心の弱い人に向いている仕事です。ただ、人と話すのが好きな人の場合は、退屈だと思うことが原因で逆に辛く感じる仕事でもあるでしょう。
だからこそ、臆病な性格が原因でメンタルが弱い人にぴったりな仕事なのです。
流れ作業の仕事は、基本的に黙々と作業をこなすので濃い人間関係を築く必要もありません。人間関係によって心が傷つき、辛い思いをすることも少ないでしょう。
裏方仕事
裏方仕事は、基本的に人前に出たり接客サービスをすることがないので、周りの環境によるストレスは少ないでしょう。
自分のやるべき仕事さえきちんとこなしていれば、心が傷つくような出来事も滅多にないですし、仕事による達成率もあるので自信がついてきて、弱い心も克服されていくかも知れません。
裏方の仕事に没頭するのがおすすめです。
自宅でできる仕事
ネット社会である現代は、家から一歩も出ずにパソコンで収入を得ることができます。
パソコンができて収入源を見つければ、誰にも合わず、会いたい人にだけプライベートで会って生活していくことも十分可能なのです。
そうすることで、心が傷ついて辛い思いをするリスクもなくなりますし、自分のペースで動けるので朝起きるのが億劫になることもないでしょう。心が弱い人は、朝の出勤前がとにかく辛い場合が多いので、自宅で仕事をする方法はとてもおすすめです。
自分の心の弱さ度を診断してみよう!
自分のメンタルってどれくらい強いんだろう?と疑問に思った人もいるのではないでしょうか。
ここでは、自分の心の弱さ度を診断する方法をまとめていきたいと思います。
診断方法・チェック項目はいくつ?
10個のチェック項目にいくつ当てはまるかによって診断していく方法です。あなたはいくつか、診断してみましょう!
□私は私だから、自分の意見を大事にしたい。
□間違っていることは言わなきゃ気が済まない。
□自分が興味のない人間の言動・態度は気にしない。
□過去のこと話したって仕方ないと思う。
□負けず嫌いだ。
□人が困っている場面を見かけたら積極的に助けたい。
□流行よりも個性を大事にしたファッションが好きだ。
□やると決めたらやり抜くタイプだ。
□声が小さいと言われたことはない。
□しっかり者だと言われたことがある。
いくつ当てはまりましたか?チェックの数を覚えて診断結果を見てみましょう!
診断結果
□チェックが「8個以上」の診断結果だったあなたは「強い心の持ち主」
□チェックが「7個以上」の診断結果だったあなたは「強くはないけど弱くはない心の持ち主」
□チェックが「7個以下」の診断結果だったあなたは「そのときの状況によって弱くなっちゃう心の持ち主」
□チェックが「5個以下」の診断結果だったあなたは「弱い心の持ち主」
□チェックが「3個以下」の診断結果だったあなたは「とても弱い心の持ち主」
診断結果はいかがでしたか?
この診断結果の基準は、「打たれ弱い性格か」「自分をしっかり持っているか」「周りの目ばかり気にしないか」の3点です。この3点を持っている人であれば、診断結果では心が強いということになるでしょう。
ただ、あくまで診断なので結果を見て、私って心が弱いんだ…と落ち込む必要はありません!
心が弱いのを克服すると得られるメリット
メンタルが弱いのを克服するということは、人生そのものをを豊かすることにも繋がります。
ここでは、弱い心を克服すると得られる主なメリットを3つ紹介していきます。
考え方の視野が広がる
メンタルが強くなると、何に対しても恐れずに挑戦することができますので、自然と視野が広がるでしょう。
弱い心を克服するとこうなったらどうしよう…などの心配事も減るので、余裕を持って行動することができます。心に余裕を持つことで、今まで見えてこなかったことも見えてくるはずです。
自分の空に閉じこもっていた頃とは別の考え方ができるようになるので、弱い心を克服することは新しい自分を発見することでもあるのです。
気遣いが上手になる
弱い心を克服すると、今まで人と接するときにあった壁がなくなるので、様々なことに気が付くでしょう。
細かい部分にも目が行く余裕が生まれ、気遣いができるようになります。気遣いができるようになると、良好な人間関係も築くことができて、良い流れができます。
運が良くなる
「笑う門には福来る」という言葉があるように、弱い心を克服してポジティブ思考になれれば、全体運が上がります。
運というのは、その人の運だけではなく「周りの人にどれだけ恵まれているか」も大きく関係しています。ピンチなときに助けてくれる人がいたり、人の繋がりによって運の良い出来事が起こったり、時として自分の運は周りの人によって決まることもあるでしょう。
弱い心を克服し、良い人間関係を多く築くことで運が全体的に良くなります。
逆に、弱い心を持っている人はネガティブな考えを持っていることが多く、人は似た者同士で集まるようになっているので、そうなると全体運も低下しやすいでしょう。
余計な心配事などはせず、いつでも明るくいるように心がけましょう。
弱い心は克服できる!
小心者な性格も弱い心も、自分次第で克服できます!
まず、どうして自分自身はメンタルが弱いのかを考え、なにが怖いのか、心ときちんと向き合ってみましょう。そうすることで、改善するポイントが見えてくるかと思います。
弱い心を克服し、不安を解消して明るく生活するように意識することが大事です。