何も取り柄がないと感じる人の心理や特徴!取り柄のない人はいない?

自分のことを取り柄がないと感じるのはどんな時でしょうか?幼い頃の私たちは、自分自身に何も取り柄がないなどと、感じていなかったのではないでしょうか?成長した私たちが、何も取り柄がないと感じるようになってしまったのは何故でしょう。今回は、「何も取り柄がない」と感じる人の心理や特徴についてご紹介します。

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目次

  1. 1「取り柄がないから辛い」と嘆かないで!
  2. 2「取り柄がない」の意味とは?
  3. 3取り柄のない人と感じる人の心理
  4. 4取り柄のない人に共通する特徴
  5. 5取り柄がない人におすすめの仕事
  6. 6取り柄がないならコレを試そう!
  7. 7個性は取り柄でもある
  8. 8なんの取り柄もない人はいるの?

「取り柄がないから辛い」と嘆かないで!

ついつい自分と周りの人を比べたりして、「あぁ、自分には何も取り柄がないなぁ」「どうしてあの子ばかり」というようなとっても辛い気持ちを経験したことはないでしょうか?

果たして、あなたは本当に何も取り柄がない人なのでしょうか。周りはあなたのことを取り柄がない人とは思っていないかもしれません。

「取り柄がない」の意味とは?

そもそも、「取り柄がない」とはどういう意味なのでしょうか?「取り柄」には「優れている・長所」という意味があります。取り柄がないということは、優れた点や長所がないということを意味しています。

取り柄のない人と感じる人の心理

自分のことを取り柄がない人と感じる人は、どのような心理から取り柄がないと感じているのでしょうか?また、10人いたら10人が自分のことを取り柄がない人と感じているのでしょうか?ここでは、自分自身に対して取り柄がない人と感じてしまう人の心理についてご紹介します。

自分自身を過小評価し過ぎている

あなたは、自分自身を認めてあげられていますか?自分の事を取り柄がない人だと感じている人の心理として、自分自身を過小評価し過ぎてしまうということがあげられます。どんなにうまくやっても自分を過小評価してしまうので、他人に褒められても素直に受け止められずにいます。その結果、自分のことを取り柄がないと感じてしまい易い傾向にあります。

目標や理想が高すぎる

高すぎる目標や、大きすぎる理想像が明確にある人は、自分のことを何も取り柄がない人だと感じやすい心理傾向にあります。こういったタイプの人は、自分に課した目標や理想像に到達しない限り、決して満足することはありません。

目標や理想を高く持つことはとてもいいことですが、その手前にもいくつか達成地点を設けてあげることも大切です。

足りないことばかりに目を向けて「自分には何も取り柄がない」と卑下するのではなく、達成するまでの過程で努力している自分や、それにより得られたものに対して、目を向けて認めてあげましょう。

他人との比較をしてしまう

ついつい他人と比較して自分自身を評価してしまう人は、コミュニケーションの取り方や、仕事のでき、外見やその他何もかもを他人と比較しては、「自分には何も取り柄がない」と落ち込んでしまい易い心理状態にあります。

完璧主義者の傾向がある

常に完璧で無ければならないといった完璧主義の人は、0か100か成功か失敗かといった極端な思考を持ちあわせていることが多い傾向にあります。99パーセントの成功でも残り1パーセントがうまくいかなければ、すべてが失敗というような心理状態です。

ちょっとした失敗でも自己否定に走ってしまいますから、周囲がいくら賞賛しようとも、自分を認められないでいます。その結果、自分自身の事を「取り柄がない人」と感じやすい傾向にあります。

取り柄のない人に共通する特徴

取り柄のない人に共通する特徴は一体何なのでしょうか。前項では、取り柄がないと感じる人の心理についてご紹介しましたが、取り柄のない人の特徴と取り柄がない人と感じる心理には強い結びつきがあります。ここでは取り柄のない人に共通する特徴についてご紹介します。

自分に自信がない

取り柄のない人の特徴として、自分に自信のない人があげられます。何につけても、「どうせわたしなんて」と卑屈な考えや発言をしたりします。また、「失敗して恥ずかしい思いをしたくない」「こんなことを言ったら笑われるかもしれない」と良くないことばかり勝手に想像して、自信を失っていく傾向があります。

このように、自分の可能性を自分自身で潰してしまうような考え方をしていては、いつまでたっても本来持っている取り柄というものを見出せないで終わってしまう可能性があります。あなたが周りの批判を気にしていくら過敏になっても、周りはあなたのことをそこまで気にしてなどいません。とんだ気苦労なのです。常にそのことを頭に入れておいたほうがよいでしょう。

行動力がない

取り柄のない人の特徴として、行動力がないということがあげられます。私たちは自分の考えを発言し、伝え、実行に移すことで、日々色々なことを学び習得し成長していますが、取り柄がないと感じている人はそれを出来ないでいる傾向にあります。

前項でも触れたように、たとえ自分の中にぱっと名案が浮かぼうとも、自信の無さからその名案を押し殺しているのです。それにより、結局は何の行動も起こせず前進も後退もないまま、いつまでたってもそこに留まっています。何の行動も起こさなければ、何も変わることはないのです。

出来ることとやりたいことにギャップがある

取り柄のない人の特徴として、出来ることとやりたいことにギャップがあるという特徴があげられます。人は誰にでも得手不得手、出来ることと出来ないことがあります。出来ることをやれば伸びるのに、出来ないことをやりたいと思って続けている人は、自分の出来るものに気がついていない傾向があります。

確かに、出来なくても継続することで出来ることに変わり、いつしかそれが取り柄になっているかもしれませんし、継続できること、つまり、人より忍耐があることが実は取り柄かもしれません。

しかし、取り柄がないと感じている人はそのことには気が付いていません。要するに、今目先にある目標、つまりこの場合は、出来ないことをやりたいと思って続けている事柄についての自分の達成度にのみ焦点をあててしまっているのです。

取り柄がない人におすすめの仕事

自分には一体どんな仕事が向いているんだろう?これ、誰もが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?また、毎日仕事に向かいながら「自分は一体何の役に立っているんだろう」など、取り柄がない人と感じて辛い思いをした経験はないでしょうか?

今の仕事場で、どんなに努力しても辛いと感じてしまっているとしたら、転職することで取り柄がないから辛いと感じる自分に別れを告げる事が出来るかもしれません。

人それぞれ出来る事出来ない事、好きな事嫌いな事があるでしょう。ここでは、取り柄がないと感じている人の傾向別に、おすすめの仕事を紹介していきます。

工場の仕事

自分には取り柄がないし、一度にたくさんの事を覚えるのは苦手。資格も特にない。自分の意見や考えを求められることが苦手という人には、工場の仕事をおすすめします。

淡々とした作業の繰り返しは嫌いじゃないし、どちらかというと好きな方だという人には、ライン作業がおすすめです。ライン作業は、配置された場所でひたすらに同じものを同じように処理し続ける作業なので、覚える仕事内容も少ないです。

同じ場所にずっと留まって作業をするのが苦手で動くのが好きという人は、物流やピッキングの作業をおすすめします。物流は倉庫への入庫作業があったり、ピッキングは伝票に記載されている物を棚から集めて箱詰めし発送をしたりする作業です。

家事に関係する仕事

取り柄がないけど、きれいに掃除をするのが好きという人には、清掃の仕事をおすすめします。家政婦として掃除代行や、マンションの清掃やオフィス内の清掃、ちょっとスリルが欲しいという方には、高層ビル窓清掃などがあります。

料理が得意という方には個人料理教室や、料理代行サービスなどをおすすめします。

介護や人助けの出来る仕事

取り柄がないと感じているけど、困っている人がいると放っておけない人助けが好きな人は、介護のように人の為に何かしてあげられるような仕事をおすすめします。黙々と作業をするのは苦手だけど、人の気持ちに敏感で、臨機応変に対応するようなことが好きという人には向いているでしょう。

在宅でできる仕事

人と接することが苦手という人には、在宅ワークをおすすめします。手先を使う業務から、PCを使用した業務まで、幅広い分野から自分にあった仕事を探すことが出来ます。対人関係に疲れてしまった人、介護で外に働きに出られない人、収入を増やしたくて副業している人など、様々な方から近年注目されています。
 

配送ドライバーの仕事

これといった取り柄がない、でも運転が好きという人には、配送ドライバーの仕事をお勧めします。多少のコミュニケーションは必要かもしれませんが、オフィスワークや集団で同一箇所に居なければならない仕事と違って、人と一緒に居る時間が少なくて済みます。

取り柄がないならコレを試そう!

取り柄がない人は、自分で取り柄を探してあげる事が必要です。取り柄とは自分の考え方次第でいかようにもなるものです。取り柄のない自分とサヨナラするためにも、これから紹介することを試してみてはいかがでしょうか。

コンプレックスに目を向けてみる

取り柄がないと感じているのなら、コンプレックスにしっかりと目を向けてみましょう。コンプレックスは、なにもあなたに悪い影響ばかり与えているわけではありません。人は誰しもコンプレックスがあり、そのコンプレックスを克服しようとありとあらゆる手段で対処しています。

今まで、コンプレックスを克服していく過程で、何か得られたものはなかったでしょうか?コンプレックスがあるからこそ気がつけた点・得られたものがきっとあるはずです。

しっかりと自分のコンプレックスに目を向けて克服していくことは、自分自身を大切にすることでもあり、そうすることで、おのずと自信につながっていきます。そして、いつしかあなたにしかない取り柄に気が付き、取り柄のない自分と決別出来るようになるでしょう。

完璧じゃなくてもいいと自分に言い聞かせる

完璧を求めるあまり、何事にも慎重になりすぎてはいないでしょうか?確かに、何事においても完璧に出来るに越したことはありません。しかし、あなたが完璧を求めるあまり、少しのミスでも自分の事を許せないのだとしたら、それは問題です。その完璧さ故に、自分の自尊心を傷つけ、自信を付けられずにいるのです。

ミスがあるからミスへの対処を学べるのであって、それはあなたが失ったものではなく得たものなのです。出来ないことばかりに目を向けるのではなく、それによって得られたものに目を向けるようにしてみましょう。100パーセントでない自分を受け入れてあげる事がとても大切です。

幼少期を思い出してみる

幼いころのあなたは、一体どんな子供でしたか?毎日を目一杯楽しみ、自分の好きなこと、したいことがハッキリ口に出せていたのではないでしょうか?そんな素直だった自分を出せなくなったのはいつからなのか、あなたには思い出すことができますか?

成長とともに、協調性を学び、我慢することを身につけ、いつしか本当の自分を心の奥にしまいこんでしまってはいないでしょうか?子供は自分が苦手だと思うことはせず、得意なこと、要するに本人なりの取り柄を最大限生かして毎日を楽しんでいます。

大人になる過程でしまいこんでしまった、あなたの個性や心を見つけ出してみて下さい。それが、あなたを取り柄がない人と思わせる気持ちから脱却できる方法の1つとなるでしょう。

身近な人に聞いてみる

自分に取り柄がないと感じた時は、あなたの身近な人に自分の特徴や良いところなどを聞いてみましょう。自分では気が付かなかった思わぬ一面や、当たり前すぎて自分では何とも思っていなかった事を、身近な人はあなたの取り柄として感じているかもしれません。

褒められる環境に身を置く

褒めてもらえない環境には身を置かず、自分が褒めてもらえるような環境に身を置くようにしてみましょう。好きなことを活かして活動できるコミュニティーやカルチャーセンターなどに積極的に参加してみるのもいいでしょう。

個性は取り柄でもある

「出る杭は打たれる」という言葉は、日本人であれば一度は聞いたことがある言葉でしょう。これは、人と違うことがさも良くない事のように言われたり扱われたりすることを指します。そして、残念ながらここ日本では出る杭が打たれる事が、とても強い傾向にあります。

私たちの多くは、小さいころから飛び抜けて良い所よりも、それに劣っている部分を指摘され何とかするように教育されてきました。一部が突出していることよりも、劣っている部分がなく平均的に良いまたはすべてが良い、みんなと同じ事が一番いいのだということなのでしょう。

しかし、そうした考えのもと成長してきた私たちは、自分自身の突出したよい部分よりも、劣っている部分にばかり目を向けてきたことで、自信を付けきれずに大人になってしまった場合が多いのです。「人と違う部分」これは、「個性」なのです。「個性」を伸ばしてこそ「取り柄」になるのだということを自分自身がしっかりと認識することが大切です。

なんの取り柄もない人はいるの?

取り柄について考える時、何を基準に人より優れていて、役に立っていると判断していますか?判断基準は人それぞれ、結局のところ、「取り柄がない」「取り柄がある」というものはあなたの考え方次第なのです。

あなたが「あの人すごいな」と思っていることでも、本人にとってはごく当たり前のことかもしれませんし、あなたが普段、当たり前のようにしていることが、他人から見たら当たり前ではない可能性も十分にあり得るのです。

取り柄とは、実は自分自身の中にたくさん散らばっていて、だからこそ、当たり前すぎてそのことに気付けずにいるような、そんなものなのではないでしょうか。何も取り柄がない人など、誰一人としていないのです。

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自分自身をもう一度見つめ直してみよう!

今回は、自分の事を取り柄がない人と感じる人の、心理や特徴などについてご紹介しました。せっかく産まれてきたのに、自分には何も取り柄がないなんて悩むのは苦しいし、悲しいし、とても辛いことです。

しかし、取り柄のない人など誰一人としていないのです。もしあなたが、自分には何も取り柄がないと感じてしまっているのだとしたら、ごく当たり前すぎて見えなくなっていたり、自分で取り柄に蓋をして見えないようにしてしまっているのです。

取り柄とは必ず自分の中にあります。取り柄がないと感じたり、悩んだりしてしまった時こそ、もう一度自分自身を見つめ直してみましょう。

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