やればできる子の特徴や性格を徹底解説!

「やればできる子」とはどのようなものを言うのでしょうか。やればできる子の特徴や意味をご紹介します。また、やればできる子と言ってくる意図や、やればできる子をやる気にさせる方法、さらには「やればできる子度診断」もご紹介していますので、チェックしてみてください。

やればできる子の特徴や性格を徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1「やればできる子」の意味や特徴を学ぼう
  2. 2「やればできる子」の意味とは?
  3. 3やればできる子の特徴
  4. 4「やればできる子」と言ってくる人の意図は?
  5. 5やればできる子をやる気にさせる方法
  6. 6やればできる子度診断で今すぐチェック
  7. 7あまり口出ししすぎるのもマイナス要素
  8. 8「上手く転がしてあげる」のも大事

「やればできる子」の意味や特徴を学ぼう

「やればできる子」とはどのような意味があるのでしょうか。その「やればできる子」という言葉のそもそもの意味をご紹介します。

また、その「やればできる子の意味とは?」という部分をより理解を深めるために、「やればできる子の特徴」もご紹介します。これらが分かることで、「やればできる子」というものがどんな意味なのかをより深く理解できるでしょう。

さらに、「やればできる子」と言ってくる人、言う人の『意図』とはどのようなものなのか、「やればできる子にやる気を出させる方法」などもご紹介しますので、チェックしてみてください。

「やればできる子」の意味とは?

そもそも「やればできる子」とは、どのような意味でしょうか。これは、読んで字のごとく「やればできる」という人のことを指した言葉で、多くの場合は、「子ども」に使われるケースが多いです。

しかし、言葉の意味そのままに「やればできる子」に対して使われるかといえばそうではなく、やればできる『でもやらない子』に向けて使われることが多い言葉となっています。

「やればできるのにやらない子」、「やったらできるはずなのにやらない子」、そういった子ども、もしくは大人でも、そのような人に対して使われる言葉で、そのような意味を持っている言葉です。

やればできる子の特徴

「やればできる子」の意味とは?というところをお伝えしましたが、この言葉の意味をより深く理解するためにも、「やればできる子の特徴」という部分を確認していきましょう。

「やればできる子」がどのような特徴を持っているのかが分かることによって、やればできる子のことがより理解できます。そうすることで、「やればできる子」という言葉そのものの意味もより深く理解できるのです。

「やればできる子というのはこういう人のことを言うんだな」ということが分かるので、そういった特徴をより多く持っている人が、やればできる子と言われたり、そのように扱われたりするということです。

できることが分かっているからやらない

「やればできる子」というのは、「できることが分かっているからやらない」という特徴を持っています。「やれると分かっている」という理由で、興味を失うのです。

たとえば、何かマジックショーを見ているなど特別な理由がなければ、「この箸が持ち上げられるかやってみて」と言われても、「できて当たり前だからやらない」という選択をする人も少なくありません。

これは極端な例ですが、他の物事に対してもそれと「同じような感覚」を持っていて、「できるに決まっている、だからやらない」という性格をしているのです。

向上心がないのが特徴

やればできる子の特徴としては、「向上心がない」というものも挙げられます。さきほどは「できて当たり前だからやらない」というものでしたが、向上心がないということは、「できないこともやらない」という意味になります。

「できないかもしれないけど試してみよう」とか、「前は失敗したけど今度こそ!」というような強い気持ちがなく、「どうせできないからやらない」、「前にちょっとやったけど、できそうにないからやらない」という選択をします。

本当なら頑張って頑張って努力や工夫を続けていけばできるようになる可能性もあるのに、そういった「向上心」がないので、「やればできる」と言われてもやらないのです。

好奇心がないのが特徴

やればできる子というのは、「好奇心がない」のも特徴になっています。「好奇心がない」というほどではなくても、「非常に好奇心が少ない」です。

先に挙げた例で「箸を持ってみて」というものがありましたが、これも「好奇心」があれば、「そんな当たり前のことをなんでやってみるんだろう?何か意図があるのかな?仕掛けがあるのかな?」と興味を持つこともあります。

ですが、「やればできる子」というのはそういった好奇心が非常に薄いので、「いや、いい」とまったく興味も好奇心も持たず、「やらない」という選択をしてしまう特徴があります。

自分の好きなことしかやらない特徴

やればできる子というのは、ほとんどの場合「自分の好きなことしかやらない」という特徴があり、それが非常に目立ちます。

そもそも「やればできる子」と評価されるのは、自分の好きなことであれば真剣に取り組んだり、良い成績を残したりするからこそ、「能力はあるはず」と思われるからなのです。

何もしない、何もやらない、何も表さないような人に対して、「やればできる」という評価はできないので、この特徴は「やればできる子」に『必須』の特徴とも言えます。

とてもマイペースなのが特徴

やればできる子というのは、「とてもマイペース」というのも特徴として挙げられることが多いです。このマイペースは「のんびり」ということが多いもので、マイペースがゆえに「やればできる子」と言われる可能性もあります。

実はここまでに挙げたような特徴に当てはまらず、ただただ「マイペースなだけ」という可能性もあるのです。マイペースに始めて、マイペースに作業をして、マイペースに終わらせる、ということをしていると「遅い」ことが多いです。

そうなると本人は「やってる」し、「向上心もある」し、「好奇心もある」のに、マイペースがゆえに「それらが見えづらい」という理由で、「やればできる子」と言われてしまうケースもあります。

もちろん、マイペースなだけではなく、他の「やればできる子の特徴」がしっかりと当てはまるケースもあるので、マイペースな場合は「やればできる子ではない」という意味ではありません。

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集中力は高いのが特徴

やればできる子というのは、「集中力は高い」のが特徴でもあります。自分の好きなことしかやらないという特徴を挙げましたが、それは裏を返せば「好きなことにはとことん取り組む」という意味にもなります。

好きなこと、興味があることにはとことん取り組み、とことん掘り下げて、とことん追求するという性格の人が多く、そして、その好きなこと興味があることについて何かをしている時は「すごい集中力」を発揮します。

その集中力は他のことがまったく見えなくなるほどで、それはつまり「他のことはやらない」ことに繋がります。これがより「やればできる子」と思われる度合いも増してしまう原因にもなります。

「やればできる子」と言ってくる人の意図は?

「やればできる子」と言ってくる人、「やればできる子」と言う人の『意図』はどのようなものがあるのでしょうか。「なぜ、やればできる子と言ってくるのか?」という理由になります。

やる気を出させようと思っている

やればできる子と言ってくる人の意図には、「やる気を出させようと思っている」意図があります。「やればできるのにやらない」理由については、端的に言ってしまえば、「やる気がない」からです。

ですから「やる気を出させる」というのは大切ですし、その意図を持っているというのも自然なことです。そして、「やればできる子」と伝えることで、「あなたはできるよ」と伝え、「難しいことじゃない」というようにハードルを下げている部分もあります。

能力自体が低いわけではないことを伝えている

やればできる子と言ってくる人の意図としては、「能力自体が低いわけではない」ということを伝えるために言っているというケースもあります。

つまりこの場合、なにか具体的にやってほしいことがあるというよりは、「やらない」から成果や結果が出ないけれど、実際にやりさえすれば「結果を残せるくらいの能力ある」ということを伝えているのです。

「やってほしい」と願う気持ちから

やればできる子と言ってくる人の意図には、「やってほしいという願う気持ち」が込められているケースも多くなっています。

やればできる子…「だからやってほしい」という気持ちからくるものです。「やる気が見られない」、「本気でやっていない」というのが周りからも見て取れる場合に、「ちゃんとやってほしい」と願う気持ちから出ている言葉です。

やればできる子をやる気にさせる方法

「やればできる子」というのは、基本的に「やる気がない」状態に陥っているケースが多いですが、この状態を奮い立たせて、「やる気にさせる」にはどのような方法があるでしょうか。その「方法」をご紹介します。

とにかく褒める

やればできる子をやる気にさせる方法としては、「とにかく褒める」というものがあります。「褒められて伸びる子」というのもいますし、「今まで褒められてこなかった子」は褒められるとそれだけでもやる気に繋がります。

また、自分の中では「できて当たり前」だと思っている可能性もあり、それを「褒められる」ことによって、「すごいことなのかな?」と少しずつ「自分ができること」に自信を持ったり、褒められるようなことなのだと自覚することに繋がります。

「本当にできるんだ」という実感を持たせる

やればできる子をやる気にさせるには、「本当にできるんだという実感を持たせる」という方法もあります。やればできる子のパターンとして、「できると分かっている」パターンと、「できないと思っている」パターンがあります。

向上心や好奇心がないという特徴を挙げましたが、それによって「できないと思っている」もしくは「思い込んでいる」ものに対して、挑戦すらしてみないケースもあり、そのせいで「できない」というケースもあります。

その状態の「やればできる子」に少しずつでも、小さいものでも『成功体験』のようなものをさせることで、「本当にできる」という実感と自信を付けさせて、「やる気」にさせることができます。

一緒にやる

やればできる子をやる気にさせる方法としては、「一緒にやる」というのも良い方法です。「一緒にやるならノリノリでやる」というわけではないですが、「1人でやるよりはまだマシ」という程度でのやる気は出してくれやすいです。

そして、1度やらせてしまえば、そこで自分でも気づかなかった「興味」に気づかせることができる可能性もありますし、1度始めると、「急に集中してやり始める」可能性もあるので、「きっかけ」として一緒にやるのは良い方法です。

楽しく興味を持てる雰囲気作りをする

やればできる子をやる気にする方法は、「楽しく興味を持てる環境作りをする」というものもあります。やはり周りの環境というのはどんなことに対しても非常に大切な要素です。

人がやる気を起こすにも「雰囲気」は大切なので、「楽しい雰囲気」や「興味を持てそうな雰囲気」を演出することもやる気を出させるために使える要素だというのは忘れないようにしましょう。

やればできる子度診断で今すぐチェック

ここまで「やればできる子」の意味や、「やればできる子」の特徴を見てきましたが、自分が「やればできる子」なのかどうかをチェックするための診断を用意しました。

この診断は次のチェック項目を見て、自分が当てはまるものをチェックし、その数を数えてみてください。診断をする際には、あまり深く考えず直感でチェックしていくようにしたほうが診断の正確性が増します。

「やればできる子」診断

下記の項目に当てはまるものをチェックして診断してください。

□マイペースな性格をしている

□他人から指示されることが嫌い

□プライドが高い

□よく「明日やろう」と思う

□寝ることが好き

□あれこれ考えて、結果「やらない」ことが多い

□何かに集中すると他が見えなくなる

□好きなことだけして暮らしたい

□興味があるものにはとことんハマる

□部活は帰宅部(みたいなもの)だった

「やればできる子」度診断結果

診断結果は下記になるので、自分が当てはまった数を確認してみてください。

【0~3個 やればできる子とは無縁】
診断チェックが3個までしか付かなかった人はやればできる子とは無縁です。できることはできる、できないことはできない、と明確な性格でしょう。

【4~6個 やればできる子度は低い】
診断チェックの数が4個~6個の人は、やればできる子は低めです。ただし、少々その傾向があるので注意しましょう。

【7~9個 やればできる子】
診断チェックが7個~9個付いた人はやればできる子です。ここまでに挙げた「特徴」などがよく当てはまるのではないでしょうか。

【10個 興味の範囲が極狭のやればできる子】
診断チェックが10個の人は興味の範囲が狭すぎるやればできる子です。興味あることには非常に能力を発揮するので「きっと能力はあるんだろうけど、やることが少なすぎてよく分からない」と周りから思われている可能性が高いです。

※ちなみにこの結果は「やればできる子度」というだけで、チェック数が少なくても「できない子」という意味ではありません。

あまり口出ししすぎるのもマイナス要素

よく例え話のように挙げられるもので、「宿題をやれ」とか、「片付けをしろ」と言われると、「ちょうどやろうと思ってたのに」言われたからやりたくなくなった、というものがあります。

その「ちょうどやろうと思っていた」ものが全て事実とは限りませんが、本当に「ちょうどそのタイミング」ということも十分ありえます。そして「口を出しすぎる」ということは、それだけそのタイミングになる「可能性が上がる」ということです。

それをもし繰り返してしまっていたら、よほど興味があることならまだしも、「あまりやりたくない」と思っていたことはとことんやりたくなくなってしまい、興味があること好きなことしかやらない子になってしまいます。

「上手く転がしてあげる」のも大事

「上手く転がす」というと言い方や聞こえは悪いですが、「やればできる子」なのにやらないのは本人にとってマイナスになる可能性も高いです。

ただ、本人だけではそのことに気づけないとか、自分自身でもどうにも制御できないということもあります。ですから、ただただ、「やりなさい」というのではなく、やればできる子が「その気」になるように上手に転がしてあげるのも優しさです。

「やればできる子の特徴」でも見られたように、長所もたくさんあります。そういった部分を伸ばしつつ、「やればできる」という能力を本人が上手くコントロールできるように、最初のうちは周りの人たちが上手に引き出してあげましょう。

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