早くお腹を空かせる方法・空かせ方!お腹が減るツボも紹介!

食べ過ぎや胃もたれで「一瞬で空腹になる方法はないかな」と考えた人もいるのではないでしょうか。一瞬では難しいですが、やり方によっては短時間でお腹を空かせることは出来ます。では、早くお腹を空かせる方法や、お腹が減るツボをご紹介していきます。

早くお腹を空かせる方法・空かせ方!お腹が減るツボも紹介!のイメージ

目次

  1. 1早くお腹を空かせる方法ってあるの?
  2. 2お腹が減るメカニズムとは?
  3. 3お腹を空かせることのメリット
  4. 4早くお腹を空かせる運動方法
  5. 5運動以外で早くお腹を空かせる方法
  6. 6短時間でお腹を空かせるツボ
  7. 7空腹にするためにやってはいけないこと
  8. 8身体のメカニズムを知り適度を心がけよう

早くお腹を空かせる方法ってあるの?

あっという間にお腹を空かせ方法があれば試してみたいですよね。満腹時よりも空腹時の方がダイエット効果や集中力が上がったりと、様々なメリットがあります。ですが、間違った方法もありますので注意しましょう。では早くお腹を空かせる方法についてご紹介していきます。

お腹が減るメカニズムとは?

お腹が空いたと感じるのは、単にお腹が空っぽなわけではありません。人が「お腹が空いた」と感じるのには、実は血糖値と脳が大きく関係しています。血糖とは血液中に流れるブドウ糖のことで、血糖値とはその流れている量を指します。血糖値が下がるとお腹が減ると感じとるわけです。

ではなぜ血糖値が下がるということが起きるのでしょうか。食べ物を摂取するとお腹いっぱいになりますよね。ですが、胃に入った食べ物は永遠にそこにあるわけではありません。普段の生活や身体のエネルギーとして取り込まれるため、自然と徐々に減っていきます。

活動や運動によって摂取した食べ物が分解されると、血液に取り込めるブドウ糖がなくなってしまいます。そうなると血糖値が下がり、脳が「食べ物を補給してくれ!」と身体に指令を出すわけです。その為、「お腹が空いた」と感じるのは脳から信号を送っているということになります。

逆に食べ物を胃に入れることで、満腹中枢が刺激されます。満腹中枢が刺激されると血糖値が上がり、脳が「もう食べ物いらないよ!」と身体に指令を出すわけです。お腹が減ると唾が自然に出てきますが、お腹がいっぱいになると唾を出すのをやめる働きもします。こういったメカニズムでお腹が減るとお腹がいっぱいを繰り返しているのです。

お腹を空かせることのメリット

人間は満腹時よりも空腹時のほうが様々なメリットが発生します。お腹が空いているときの方が仕事が捗ったり、頭がよく働いたりと。そういった経験をした人も多いのではないでしょうか。

特別な努力は必要なく、ただお腹を空かせるだけなので誰でもすぐに取り組めるのがいいところですね。では、お腹を空かせることでどのようなメリットがあるのでしょうか。

ダイエット効果がアップ

「明日からダイエット頑張る!」と張り切っている人も多いのではないでしょうか。しかし、もしかするとそのダイエットは効率が悪い可能性があります。ダイエットに必要不可欠な運動ですが、空腹時に運動するとダイエット効果は大幅にアップするんです。

空腹時は血液中の糖、血糖値が低いことは説明しました。運動は血糖値が低いときにする方がよりダイエット効果を得られます。運動するには活動するためのエネルギーが必要で、人間のメカニズム的にそのエネルギーは糖質から補っていきます。

糖質とはいわゆる脂肪のことであり、脂肪を分解し糖質をエネルギーとして補給します。つまり、血糖値が低いときにダイエットや運動をすると、血糖値が低いわけですから、ストレートに脂肪燃焼が期待できるというわけになります。

代謝が良くなる

お腹が減ると代謝が良くなり、様々なメリットを受けられます。人間は空腹になることで、グリレンというホルモンが分泌されいます。グリレンとは成長ホルモンの分泌を促進するために必要な成分です。「成長ホルモンって大人に必要あるの?」こういった疑問を持つ人も多くいます。

成長ホルモンは子供が成長するのに必要と知られていますが、大人の新陳代謝を上げる大事な成分でもあります。成長ホルモンの分泌が促進されることで、代謝がアップし、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるのを早めてくれます。

細胞が早く生まれ変わることで、体内だけでなく肌もキレイになり美容効果が抜群です。他にも免疫力がつき病気の治りが早くなったり、病気にかかりにくくもなります。その為、空腹時が続くほど成長ホルモンの分泌で代謝アップが期待できるでしょう。しかし、あまりに空腹時が続いても身体には毒なのでほどほどにしましょう。

記憶力アップ

空腹時ほど頭がスッキリすると感じた人も多いのではないでしょうか。逆にお腹いっぱいだと頭の回転が鈍くなって眠くなってしまいますよね。これは研究結果でも証明されており、空腹時には脳が活性化し、記憶力がアップすると言われています。

お腹がいっぱいになるとインスリンが分泌されやすく空腹時は真逆の状態になります。空腹でインスリンの分泌が減ることで、インスリンによって抑えられていた「CRTC」というたんぱく質が活性化されやすくなります。

「CRTC」というたんぱく質が活性化すると脳も活性化され記憶力が上がるわけです。その為、勉強や何かを暗記したいときは空腹時にしましょう。満腹時よりもはるかに多い量を暗記できるでしょう。

早くお腹を空かせる運動方法

早くお腹を空かせるにはまず運動と思いつく人も多いでしょう。運動することで血液量が増えて消化機能が高くなります。消化機能が高くなると、胃の中にある食べ物を早くなくそうと身体が働きかけるので、お腹が空きやすくなります。

運動の中でも筋肉トレーニングのような無酸素運動よりも、全身を使ったジョギングやウォーキングなどの有酸素運動の方がより早く空腹になりやすいです。例えばジョギングならば、30分ほどで200kcalほどの消費を見込めます。では早くお腹を空かせる運動方法をご紹介していきます。

ランニングやウォーキングをする

早くお腹を空かせる方法として、ランニングやウォーキングに取り組みましょう。上記の説明の通り、ジョギングやランニングなどの有酸素運動は消化機能を高めて、消費カロリーを多くさせます。つまり、食べ過ぎてしまったときも見合った運動量をこなせば摂取カロリーをチャラに出来るのです。

また、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をするときのポイントとして、息が切れない程度の運動量にしましょう。目安としては運動中に会話できる程度です。息切れしない程度の有酸素運動の方が、代謝も上がりやすく早くお腹を空かせる働きに繋がります。

無酸素運動をする

ランニングやウォーキングはマシーンが自宅にない限り、外に出なければいけません。家にいながら運動をして早くお腹が空かせたいという方は、無酸素運動、つまり筋トレをしましょう。筋トレも立派な運動で消化機能を高めるのに役立ちます。

筋トレ中もエネルギーは消費され続けていますので、負荷の度合いにもよりますが、何もしていないよりは早くお腹が減るでしょう。また、先ほどのジョギングやウォーキングをする前に、筋トレなどの無酸素運動をすると、ダイエットには非常に効果的です。

水泳をする

早くお腹を減らす運動の中で圧倒的に1番を誇るのが水泳です。水泳はジョギングやウォーキングよりもはるかに消費カロリーが高く、短時間でお腹が減りやすくなります。学生の時の水泳の授業の後にお腹がペコペコになるのはそのためです。

例えば、クロールで1時間泳ぐと1000カロリー以上もの消費カロリーが期待できます。成人男性の1日の消費カロリーは1500カロリーほどなので、水泳がどれほど効果的か分かりますね。水泳は全身を使う運動で、水中なので楽なように見えますが水の抵抗がとてもかかります。その為、早くお腹を空かせたい場合は水泳が一番良い方法になります。

高強度インターバルトレーニングHIIT

HIITとはハイペースのエクササイズと、ゆるやかな動きを短時間に交互に繰り返す運動になります。近年フィットネス業界で注目されている運動で、ダイエットに一番効果的でないのか?という声も上がっているほどです。

また、筋肉を落とさずに脂肪だけ落としたい人にも効果的で45分ほどの運動で700もの消費カロリーが見込めます。運動に不慣れな人には難しいですが、スポーツジムに通おうと考えているならば、知っておいて損はないでしょう。

運動以外で早くお腹を空かせる方法

早くお腹を空かせる方法といえば運動と思いがちです。確かに運動はより早く空腹にするのは最適の方法ともいえます。しかし、生活リズムの中に適度な運動を入れられない人や、運動する時間や体力が残ってない、という方もいるでしょう。では、運動以外で早くお腹を空かせる方法をご紹介していきます。

睡眠を取る

人間のメカニズムは不思議で、眠っている時もエネルギーを大量に消費しています。満腹時で気持ちよくなり眠ってしまい、起きたら空腹になっていたなんて人も多いのではないでしょうか。眠っている間は人間の身体はお休みモードに切り替わります。

しかし、全ての機能がお休みモードに変わるわけではありません。眠っている間は消化機能が高くなり、消化を促進する元を作り出します。ここでのポイントとして、身体の右側を下にしながら眠ると、より早く空腹になりやすいとも言われています。

便通をよくする

便通を良くすると、早くお腹が減るメカニズムを作り出せます。人間は食べ物を入れて排出するというサイクルで、しっかりと排出することで食べ物を胃に入れることが出来ます。つまり便通をよくしなければお腹も空きにくくなるというわけです。

便通をよくする食べ物には食物繊維や豆類、炭水化物などが挙げられます。毎日バランスよく摂取することで、便通がよくなる身体を作り出せます。

頭を使う

頭を使うことは方法によっては運動よりもエネルギーを消費できることもあります。勉強に取り組んだときや、頭を使って会話したときなど、思考を働かせるほど早くお腹は空きやすくなります。

勉強や会話だけでなく、ジグソーパズルや小説など、頭を働かせることなら何でも構いません。自分の好きなこと、得意なことで頭を使ってもいいかもしれませんね。

短時間でお腹を空かせるツボ

短時間でお腹を空かせるには運動や睡眠だけでなく、ツボを押して内臓機能を活性化させるという方法もあります。人間の身体には無数のツボあり、押すところによって肺や胃、または腸などの機能を高めることが出来ます。では、短時間でお腹を空かせるツボをご紹介していきます。

陽谿(ようけい)

短時間でお腹を空かせる方法には、陽谿(ようけい)というツボを押すのが効果的です。陽谿(ようけい)は、胃の働きを高めて消化不良の改善に繋がるツボの一つです。陽谿(ようけい)は手の甲を上にして、親指を上に反らすと2本の筋が出ます。その間が陽谿(ようけい)というツボです。

痛すぎず丁度いいくらいの強さで10秒ほど押しましょう。それを3セットやるだけで、胃腸を活性化させて消化不良を助けてくれます。

中脘(ちゅうかん)

中脘(ちゅうかん)も短時間でお腹を空かせる方法として最適なツボです。中脘(ちゅうかん)はへそとみぞおちの真ん中あたりにあり、内臓機能の活性化が期待できます。左右の中指で少し強めに10秒ほど押しましょう。これを3セットやることで効果があります。

お腹を空かせる以外にも、胃もたれ対策にもなるツボなので知っておいて損はありません。つい食べ過ぎた日の翌朝に中脘(ちゅうかん)をグッと押せば、身体が楽になります。

空腹にするためにやってはいけないこと

短時間でお腹を空かせる方法はいくつかありますが、その中でもやってはいけないことがあります。空腹にするには身体のエネルギーを使うことが先決です。しかし、間違ったエネルギーの消費方法をすると、身体に負担をかけることになります。では腹にするためにやってはいけないことをご紹介していきます。

身体を冷やす

お腹を空かせるために、あえて身体を冷やす人がいます。確かに身体は冷えると体温を上げるためにエネルギーを使い、結果お腹が減るでしょう。しかし、身体を冷やしすぎると腹痛や下痢を起こす危険性があります。

また、ダイエットのために行うならば間違いです。体温が下がると同時に代謝も下がります。代謝が下がることで脂肪をため込みやすくなるので、短時間でお腹を空かせるために身体は冷やさないようにしましょう。

薬を飲む

食べ過ぎや胃もたれを改善するために胃薬などを飲む人も多いでしょう。前の日に飲みすぎ食べ過ぎで、たまになら問題はありません。しかし、お腹を空かせるために定期的に胃薬などを飲むのは身体に負担をかけることになります。

また、薬を使えば簡単にお腹を空かせることが出来るので、癖になりやすいです。ですので、短時間でお腹を空かせるために定期的に胃薬などを飲むのはやめましょう。

過度な運動

短時間でお腹を空かせるには運動が効果的とご紹介しました。適度な運動はダイエットや内臓機能を活性化させたりとメリットが豊富です。しかし、過度な運動は身体に負担をかけ、怪我にも繋がります。

もし満腹になったらお腹が減るまで運動している人がいたら、すぐにやめましょう。アスリートでもない限り、身体が負担についていけない場合あります。ですので、過度な運動で空腹にするより、何事も適度に行いましょう。

身体のメカニズムを知り適度を心がけよう

いかがだったでしょうか。人間は食べ物を胃に入れて満腹になり、エネルギーとして消費され空腹になります。無理にお腹を空かせようとすると身体に負担がかかります。その為、今回ご紹介した早くお腹を空かせる方法は全て適度にやるよう心がけましょう。

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