2019年03月21日公開
2019年03月21日更新
色の白いは七難隠すの意味とは?使い方も紹介
「色の白いは七難隠す」ということわざがあります。「色の白い」とは肌の白さを指します。肌の白い女性は、いつの世も綺麗で美人、そしてモテると言ったイメージがありますよね。では、「色の白いは七難隠す」とはどのようなことわざなのでしょうか。
目次
「色の白いは七難隠す」ってどんなことわざなの?
「色の白いは七難隠す」とはご存知ですか?大人の人ならば聞いたことはあるかもしれませんね。もしかすると言われたことのある女性もいるかもしれません。「色の白いは七難隠す」と聞くと「色の白い」の言葉から誉め言葉として受け取っている人もいます。
しかし、実際は真逆の意味になります。その為、「色の白いは七難隠す」と言われたときは、素直に怒っても問題ないでしょう。また周囲の女性に意味をはき違えて「色の白いは七難隠す」と言わないように気を付けましょう。
「色の白いは七難隠す」の意味とは?
「色の白いは七難隠す」とは「色の白い人は他に様々な欠点があっても、色が白いおかげで隠せる」という意味になります。ここでの色の白さは肌を表し、「肌が白いおかげで欠点を隠せている、肌が白いのはそれほど得だ」ということわざです。
「色の白いは七難隠す」は肌の色が白いおかげで、様々な欠点が隠れていると言われているわけですから、良い気分になる女性なんていないでしょう。では「色の白いは七難隠す」のことわざに似たような言葉も一緒にご紹介していきます。
「色の白いは七難隠す」の類語
「色の白いは七難隠す」は「肌が白い女性は、様々な欠点があっても色の白さで隠せる、それくらい女性の白さは重要」という意味でした。このことわざの類語には「髪の長きは七難隠す」というものがあります。
このことわざは読んで字のごとく、「髪が長いほうが女性にとって魅力的で、髪が長ければ欠点を隠せる」ということです。つまり、二つのことわざは美人の条件でもある肌の白さや髪の長さは、女性にとって最大の利点になり得るという意味なんです。
「七難隠す」の七難とは?
では「色の白いは七難隠す」の「七難」とはなにを指すのでしょうか。そもそも「七難」とは多くの欠点や、難点を表す言葉であまり良い意味ではありません。では、このことわざの七難の意味を七つご紹介していきます。
①顔立ちの不味さ
「七難隠す」の一つめは顔立ちの不味さを表しています。色白の女性は肌が綺麗に見えますよね。それだけで美人の雰囲気が出るため、多少顔立ちが悪くてもカバーできるということです。また、顔立ちよりも色が白いことが際立って、そこにあまり目がいかなくなります。
美人の条件には色白は必須なため、多少顔立ちが悪くても隠せるのでしょう。確かに、色白で綺麗な肌をしている人は、顔立ちよりも肌のきめ細やかさなどに目がいってしまいますよね。
②性格のきつさ
「七難隠す」の二つ目は性格のきつさを表しています。色が白いだけで性格が隠せるのかと疑問に思う人も多いでしょう。ですが、あなたの周りにも性格がきついはずなのにモテる女性っていませんか?
もしかすると圧倒的な美白のおかげで男性からの印象が良いのかもしれません。また、白₌純粋という印象があるので、性格がきつくても「本当はいい子なんじゃないのか?」と男性は思ってしまいます。その為、色白であれば性格も隠せるということになります。
③生活の乱れ
「七難隠す」の三つ目は生活の乱れを表しています。白は純粋で清潔感を漂わせる色ですね。肌に限らず洋服が白い女性でも、部屋が綺麗で整っている印象を持ちます。その為、色白の女性は生活が乱れているように見えないんですよね。
それだけで得している色白女性ですが、実はそれだけではありません。生活の乱れだけではなく、色白なだけで規則正しい健康的な生活を送っているとも思われます。寝る前にカップラーメンを食べてたとしても、色白にはそんなイメージは湧かないんですね。
④老いの恐怖
「七難隠す」の四つ目は老いの恐怖を表しています。人は生きていれば必ず老いていくものです。老いの恐怖と言えば肌質の劣化が例に挙げられますが、色白だと肌のくすみやシミを感じさせにくいという利点があります。
まさに難を隠すといったところで、女性からすれば嬉しいことですね。色白は肌が綺麗に見えますし、肌が綺麗だと実年齢より若く見えます。その為、老いの恐怖にさえ色白は勝るということでしょう。
⑤運の悪さ
「七難隠す」の五つ目は運の悪さを表しています。色白な人は運の悪さまで隠せるというのが驚きです。しかし、実際に昔から白はお祝いの色と言われており、様々な祝い事で白のものを見かけることは多いですよね。
紅白やウエディングドレスなど、祝い事のカラーに白があることから、運の悪さまでなくなるのでしょう。実際に運が悪いというのは別として、周囲から「運が悪そう」や「幸が薄い」と言われるのは嫌でしょう。
⑥色気のなさ
「七難隠す」の六つ目は色気のなさを表しています。本来色気がない女性であっても、色が白いだけで色気を持たしてくれます。例えば、色白な女性は触ると柔らかい印象がありますね。それだけで男性にとっては色気を感じます。
また、色白な人はどんな洋服も似合うので、色気を感じさせやすいとも言えるでしょう。「色気がないと言われる・・・」と悩んでいる女性は、まず色白から目指してみてはいかがでしょう。
⑦みすぼらしさ
「七難隠す」最後の七つ目はみすぼらしさを表しています。白は神様の色でもあり高貴なイメージを持ちます。神社の巫女さんの衣装も白いですよね。このように白は清潔感と同時に、高貴な印象があるので、色白はみすぼらしさを隠してくれるのです。
「色の白いは七難隠す」の使い方
「色の白いは七難隠す」を適切に使える場面は日常生活では少ないです。ことわざの意味に皮肉のような表現があるため、ストレートに女性に伝えないようにしましょう。使う時はその女性の好感を上げるために第三者に伝えると良いでしょう。
「色の白いは七難隠す」を使った例文
では「色の白いは七難隠す」を使った例文を二つご紹介していきます。
例文①色の白いは七難隠すような女性
「色の白いは七難隠すような女性」は意味的にも褒め言葉には聞こえないので、直接言うのはやめておきましょう。第三者に伝えるときは、「あの人は色の白いは七難隠すような女性だよね」という風に使えば、好感も上がるでしょう。
例文②色白は七難隠す
「色白は七難隠す」ということわざは、色の白さから欠点を隠せるという意味になり、色白の女性は得をしているという捉え方も出来ます。その為、色白の女性に「色磁路は七難を隠すよなー」と冗談交じりで言ってもいいかもしれませんね。
色白になるために気をつけること
「色白は七難隠す」と他人から思われるのは嫌ですが、色白になれば様々な欠点を隠せるかもしれないというのは女性にとって魅力的ですよね。ですので、まず肌を白くすることから始めましょう。では色白になるために気をつけることをご紹介していきます。
ビタミンCを積極的に摂取する
色白になるにはビタミンCを積極的に摂取する必要があります。ビタミンCは厚生労働省でも認められている美白成分の一つで、毎日こまめに取ることで、美肌効果があります。ただ、途中で摂取を止めてしまうと肌の色は元に戻ってしまいます。
1年中日焼け対策する
美白の天敵とも言われる紫外線。1年中紫外線から肌を守るのも美白になる近道と言えるでしょう。外に出ないのが理想的ですが、社会人ならばそうもいきません。その為、自分に合った日焼け止めを見つけて、毎日塗ることが美白の最短ルートでしょう。
トマトを食べる
色白になるためには毎日トマトを食べるように心がけましょう。トマトにはリコピンが豊富に含まれており、リコピンとは抗酸化作用があり、身体を錆びさせないようにしてくれる成分です。リコピンを摂取することで、シミや肌が黒くなるのを防げます。
色の白いは七難隠すような女性芸能人
では具体的な色の白いは七難隠すような女性とは、どのような人を言うのでしょうか。芸能人を例に挙げてご紹介していきます。
指原莉乃
元AKBの指原莉乃さんは、透き通った美白の肌が目立ちますよね。顔が整っていないわけではありませんが、美白のおかげで多少助けられている女性の一人かもしれません。
蒼井優
女優の蒼井優さんもきめ細かい美白が特徴の女性ですね。色が白いから雰囲気が良く見えるのでしょうか。蒼井優さんの肌黒を見てみたい気持ちになるほど、性格の良さが滲み出ています。
嗣永桃子
元アイドルの嗣永桃子こと、ももちさんですが、少し痛いキャラでも可愛らしく見えていたのは色白効果なのでしょうか?
色白になれば今より美人になれるかも
いかがだったでしょうか。「色の白いは七難隠す」とは「色が白い女性は、様々な欠点も隠せる」という意味でした。他人から言われたら「欠点があるけど色が白いのに助けられてるね」と言われているようで腹が立ちますね。
しかし、このことわざには「色白になれば今よりも美人になれる」という可能性があることが分かります。その為、女性磨きを頑張っている人や、もっと可愛くなりたい人は、まず美白を目標にしてみてはいかがでしょうか。