舌打ちする人の心理や性格!舌打ち癖がある人って?
舌打ちする人の心理や性格とは?舌打ちをする癖がある人というのはどのような心理を持っているのでしょうか。またその心理から生まれてくる性格的特徴の部分も見ていきます。他にも舌打ちされた際の対処法や舌打ちに対する周りの本音などもご紹介しますのでチェックしてください。
目次
舌打ちしてくる人はうざい!
日本ではあまりポジティブなものとは言えない「舌打ち」。この舌打ちという行動について、舌打ちをする人がどのような心理状態にあるのか、そして、舌打ちをする人はどのような性格的特徴を持っているのかをご紹介します。
また、舌打ちをされた際の上手な対処法や、舌打ちする人に対する周りの本音もご紹介するので、チェックしてみてください。
舌打ちする人の心理とは?
舌打ちする人の心理とはどのようなものでしょうか。どんな気持ちのときに、どんな気持ちで舌打ちするのかという心理状態をご紹介します。
これらの内容を把握することによって、もし、自分がつい舌打ちをしてしまうことがあり、それが気になっている場合には、その感情や心理を意識することで「無意識」に舌打ちしてしまうのを避けることにも繋がるでしょう。
もちろん、周りに舌打ちする人がいるときに、その人がどのような気持ち・心理になっているのかを理解することで、舌打ちへの対処もしやすくなります。
仕事などが思うようにいかずイライラしている
舌打ちする人の心理としては、「仕事などが思うようにいかずイライラしている」というものが挙げられます。「なんで上手くいかないんだよ!」、「なんでこんなところで失敗するんだよ」というイライラの感情が舌打ちに表れている状況です。
これは仕事に限らずどんなことでも同じで、何か人に話していて上手く伝わらない時や、趣味のゲームをやっていてなかなかクリアできない時など、どんな状況でも「思うようにいかない」状況に舌打ちがついてくるというものです。
これは舌打ちをしようと思ってやっているというよりは、無意識だったり、「ついやってしまう」という場面のほうが多く、舌打ちをしていることに自分が気がついていないというケースもあります。
他人の行ないに腹が立っている
舌打ちする人の心理には、「他人の行ないに腹が立っている」というものがあります。仕事などでいうと、部下に仕事の指示を出して、様子を見に行ってみたら全然終わっていない、進んでいない、指示内容と違うなどの行ないです。
そういう様子を見て思わず「チッ」と舌打ちをしてしまうことがあります。こちらも仕事以外でも同じで、家庭内で「靴下が脱ぎっぱなし」とか、「洗い物が溜まっている」など日常の中にも舌打ちをするような他人の行ないはあります。
自分が期待していたものとは違う行ないや、自分にとって嫌なものとなる行ない、何度注意しても繰り返される行ないなど、そういった他人の行ないに腹が立っている心理状態です。
本当はやりたくないことをやらされている
舌打ちする人の心理には、「本当はやりたくないことをやらされている」というものがあります。「なんで自分がこんなことしなきゃいけないんだ」と思いながらやっていると思わず舌打ちしてしまうという心理です。
他人のミスを自分が尻拭いしているとき、掃除当番ではないのにサボった人がいるせいで自分がやっているとき、上司に命令されて仕方なく書類整理をしているときなど、そういった行動がこれにあたります。
本当はやりたくないけど、「やりません」など断ることができないような立場にあって、嫌々ながらもやらざるを得ない状況に舌打ちをするというものになります。
不満に思っている状態なのを気づいてほしい
舌打ちする人の心理には、「不満に思っている状態なのを気づいてほしい」というものも挙げられます。これはこれまでのものとは少々毛色の違う心理状態と言えるでしょう。
なぜなら、「あえて」舌打ちをしているからです。他のものは意識的な場合もありますが、多くの場合「無意識」とか「つい」舌打ちをしてしまうものでしたが、これは「あえて」、「わざと」舌打ちをしているのです。
舌打ちというのが何かしらの不満や苛立ちを覚えているときにやるものだという認識は多くの人が持っているものです。それを周りや相手に聞こえるようにすることで、「不満を感じている」ことを伝える意味で舌打ちするのです。
舌打ちする人の性格的特徴
舌打ちする人の性格はどのようなものがあるでしょうか。誰もが舌打ちをするというわけではありませんので、やはり舌打ちをする人には性格的に見られる特徴があります。
自分自身や自分の周りで舌打ちする人がどのような性格をしているのか、それを思い浮かべて比べながら以下に挙げる性格的特徴をチェックしてみてください。
自己中心的な考えを持った性格
舌打ちする人の性格的特徴には、「自己中心的な考えを持った性格」というものが挙げられます。先に挙げた「心理」からも分かるように、多くの場合は「不満」という気持ちから舌打ちをすることが多いです。
そして、舌打ちをする頻度が高ければ高いほど不満を持っていることも多いということになります。そして、色々なことを不満に思うのは、「自分にとって納得がいかないから」です。
自分を中心に考えて納得できないことがあるからこそ「不満」に思い、そしてその不満が舌打ちという行動になります。他人のためにイラつき不満を覚えるというケースもありますが、多くの場合は自己中心的な考えによるものです。
負けず嫌いな性格
舌打ちをする人に多く見られる性格的特徴には、「負けず嫌い」というものも挙げられるでしょう。何かしらの競争の中で、他人のほうが良い成績を残すとそれにイラつき舌打ちをする人がいます。
これは「負けず嫌い」な性格の表れと言えるでしょう。仕事で同僚の成績が自分を上回り、上司に褒められている姿を見て舌打ちをする。対戦型のゲームで負けて悔しさとイラだちで舌打ちをする。
そういった行動を見せる人はほとんどの場合「負けず嫌い」な性格をしています。負けず嫌いで、その感情をバネに変える人もいますが、イライラして怒りに変える人も多いです。
ヤンキー・元ヤン・ヤンキーに憧れている
舌打ちをする人の性格的特徴には、「ヤンキー」だったり、「元ヤン」であることが多いです。また、「ヤンキーに憧れている」というケースもあります。
ヤンキーや元ヤン、近年では「DQN」という言い方をする人たちですが、こういった人は周りにも何かとすぐに舌打ちをするような人が多く、「そういう環境」にあるので、癖や無意識で舌打ちをしてしまうことが多いです。
また、「ヤンキーに憧れる」気持ちがあったり、それが抜けきれない大人は「カッコつけて」少し悪ぶるような意味で舌打ちをするケースもあります。こういった少しズレたような性格的特徴も見られます。
思っていることや不満をすぐに表に出す性格
舌打ちをする人の性格的特徴には、「思っていることや不満をすぐに表に出す性格」も挙げられるでしょう。これは、「舌打ちもその中の1つ」という意味合いになります。
つまり、不満を感じたら「不満だ」ということを口に出したり、あからさまに嫌そうな顔をしたりという行動がある中の1つとして、「イラついたから舌打ちをする」というものです。
感情を隠さないタイプで、こういった人は嫌な面も見えやすいですが、喜びや楽しさも思い切り表に出します。そういった意味では悪い面だけではないと言えるでしょう。
舌打ちされた際の上手な対処法
舌打ちをする人側の情報を確認してきましたが、次は「舌打ちされた際の上手な対処法」を見ていきましょう。これはつまり舌打ちをされる側にフォーカスした情報ということになります。
気づかないフリをする
舌打ちされた際の上手な対処法としては、「気づかないフリをする」という方法があります。舌打ちというのはわざと聞こえるようにすればそれなりに大きな音も出ますが、不意に出た舌打ちならそれほど大きな音ではありません。
それは、「気づかないフリ」をできるレベルの音なので、舌打ちされたことに気づいていないフリをして何食わぬ顔でやり過ごしましょう。
癖になっていそうなら注意してあげる
舌打ちされた際の上手な対処法には、「癖になっていそうなら注意してあげる」というものもあります。悪意と敵意を持って自分に向けられた舌打ちなら言いづらいですが、そうでないのなら注意してあげるのも大事なことです。
無意識だったり、癖になっていたりで、自分自身では舌打ちをしたつもりがないというケースもあるのです。しかし、周りには舌打ちが伝わっているケースも多いですが、本人にとっても良い環境が生まれません。
「舌打ちするの癖になってるよ」、「あまり良い印象持たれないから気をつけたほうがいいよ」ということを伝えてあげるのも周りの優しさと言えます。
「どうしたの?」と心配する
舌打ちされた際には、「どうしたの?」と心配してあげるのも上手な対処法と言えるでしょう。「注意」するのではなく、「心配」するのです。
注意されたり、説教されるとそれだけで嫌な気持ちになったり、それこそ舌打ちしてくるような人もいます。ですから、注意するのではなく、舌打ちをするということは何かしら不満があるわけですから、そのことについて心配してあげるのです。
それによって「実は…」と話してくれる可能性もありますし、心配してもらったことでイラつきが収まる可能性もあります。注意しづらい状況や相手であれば「心配」という対処法も覚えておきましょう。
舌打ちする人に対する周りの本音は?
舌打ちする人がいると、「その舌打ちを聞いている人」がいます。あまりポジティブな意味ではない舌打ちを聞いている側の立場として、「本音」はどのようなものがあるのかご紹介します。
こちらもイラっとする
舌打ちする人に対する周りの本音としては、「こちらもイラっとする」というものがあります。イラっとした態度として舌打ちをすることが多いですが、その舌打ちを聞いた側もその舌打ちのせいで「イラっとする」ということがあります。
これはなかなかに多いケースで、その舌打ちから言い争いや喧嘩に発展するケースもあるくらいです。自分がイラついたからといって舌打ちをしていると、周りもイラつかせることに繋がるので注意しましょう。
自分がイラつかせてるのかと不安
舌打ちする人に対する周りの本音としては、「自分がイラつかせているのかと不安」というものがあります。これは性格が穏やかで控えめな人に多い本音です。
舌打ちに対して「イラっとする」人は強めの性格で、「舌打ちなんかして不満でもあるのか?」と攻められる人です。そうでない人は、近くで舌打ちされると、「何か怒ってるみたいだけど自分のせいじゃないよな?」と不安になります。
品性がなく育ちが悪そうに感じる
舌打ちする人に対する周りの本音としては、「品性がなく育ちが悪そうに感じる」というものがあります。先にも挙げましたが舌打ちには「ヤンキー」という印象がついてまわります。
その印象がある舌打ちを人前で、頻繁に、聞こえるレベルでやるような人は「品性がない」と思われがちです。そして育ちが悪いとさえ思われて、「蔑んだ目」で見られるケースもあります。
無意識に出る舌打ち癖を直す方法
意識的にしているのではなく、「つい」、「無意識に」出てしまっている舌打ちの癖を直したい!と考えている人も少なくありません。そういった人におすすめの舌打ちの直し方をご紹介します。
よく寝る・ストレスを発散する
舌打ちをするということは、何か不満を抱えていたり、上手くいかないことがあるからです。それらを根本から解消するために、「よく寝る」、「ストレスを発散する」という方法を取りましょう。
不満はストレスから来ていることも多いです。そして上手くいかないのは寝不足で本来のパフォーマンスを発揮できていない可能性もあります。そういった部分から解消していくことで舌打ちをする状況が生まれないようにしていきましょう。
マスクをする
舌打ちをする癖を直したいのであれば、「マスクをする」という方法があります。マスクをしているとまず「無意識に」舌打ちをしてしまっても、相手や周りに聞こえるリスクを減らすことができます。
そして、マスクをしている目的が舌打ち癖を直すなら、「マスクをしている」という意識が、「舌打ちをしないように」という意識に繋がるので意識の部分から癖を直していくことができます。
ガムを噛む
ガムを噛むこともマスクをするのと同じような効果が得られます。つまり、ガムを噛んでいるだけで舌打ちはしづらいです。そして、舌打ち防止のためにガム噛んでいるという意識が生まれます。
その意識が舌打ちをしないようにする意識に繋がるので舌打ち癖を直すことができます。ただし、ガムを噛んでいること自体が「失礼」だったり、「品がない」という場面もあるので、その点は注意しましょう。
外国では舌打ちの使われ方が違う
ここまでにご紹介したように日本での舌打ちは「ネガティブな意味」が強く、あまり良い印象のあるものではありません。ですが、外国では日本とは違う意味で舌打ちが使われることが多いです。
たとえば、韓国では不快感を表すときにも使いますが、感動や称賛を表す時にも使われます。シリアでは同情や後悔を表し、インドでは「失敗した」というときに使ったり、普通の相槌のように使うシーンもあります。
「日本では舌打ちはこう使うんだよ」と教えられたわけでもなく、自然とネガティブなときに使います。そういった自然に覚えた動作でさえも他国ではまた別の意味があるという面白い事例となっています。
舌打ちが癖にならないように意識しよう
実はここでは挙げませんでしたが、「照れ隠し」のように舌打ちをして「しょーがねーなー」と言いながら相手が喜ぶことをやるような舌打ちもあるので、「舌打ちすべてがネガティブ」というわけではありません。
ですが、多くの場合はネガティブな意味ですし、相手にとってもネガティブな意味で捉えられる事が多いです。ですから、「癖」のようになる前に意識をすることで止めることはできます。
周りから舌打ちをする感じの悪い人、品がない人、ヤンキーみたいな人と思われないように注意しましょう。