加茂前ゆきちゃんの失踪事件・行方不明の真相!怪文書の解読は?

加茂前ゆきちゃんという女の子が失踪した事件をご存知でしょうか。事件発生の3年後に、父親の元に送られてきたという怪文書や、霊視からの手紙など、謎の多い事件です。その失踪事件の真相や怪文書、加茂前ゆきちゃんの行方など、謎に迫ります。

加茂前ゆきちゃんの失踪事件・行方不明の真相!怪文書の解読は?のイメージ

目次

  1. 1加茂前ゆきちゃんの失踪事件とは?
  2. 2加茂前ゆきちゃんのプロフィール
  3. 3加茂前ゆきちゃん失踪事件の経緯
  4. 4ゆきちゃんは北朝鮮に?失踪後に届いた怪文書
  5. 5失踪事件の犯人への手がかりは?数々の証言と不審な電話
  6. 6行方不明のゆきちゃんは今どこに?
  7. 7加茂前ゆきちゃんの失踪事件は現在も闇の中

加茂前ゆきちゃんの失踪事件とは?

加茂前ゆきちゃんという女の子の事件をご存知でしょうか。1991年3月15日、三重県四日市富田に住んでいた加茂前ゆきちゃんが突然姿を消しました。事件当時自宅には加茂前ゆきちゃんが作ったであろう温かいココアが残されていました。

通常小さな子供がいなくなっているとなると、考えられるのは家出や迷子、誘拐などでしょう。しかし加茂前ゆきちゃんの場合は不可解な部分が多く、とても謎めいた事件となっています。加茂前ゆきちゃんの失踪の真実とはいったいどんなものなのでしょうか。

事件の概要

事件は1991年3月15日、三重県四日市富田で起こりました。当時8歳だった加茂前ゆきちゃんは、学校から帰った後突然姿を消しました。この事件には不可解なことが多く、加茂前ゆきちゃんの目撃証言は多数ありましたが有益な情報は得られませんでした。

そして加茂前ゆきちゃんが行方不明になってから3年後には、父親のもとに怪文書が届きます。その内容は不気味なもので、画像も残されています。さらには霊能者からの手紙や謎の男からの電話など、事件後も不可解なことが多い事件です。

加茂前ゆきちゃんのプロフィール

名前 加茂前ゆき
生年月日 1981年5月9日
当時の年齢 8歳
特徴 ふっくらしていて丸顔
失踪時の服装 【上】水色の水玉模様の長そで【下】薄い茶色のスカート【靴】黒色のビニール靴

加茂前ゆきちゃんが行方不明になったのは8歳のころでした。2019年現在であれば、40歳前になる年です。そしてこれだけの情報がわかっていたにも関わらず、加茂前ゆきちゃんを見つけ出すことはできませんでした。

加茂前ゆきちゃん失踪事件の経緯

当時加茂前ゆきちゃんは8歳という幼さでした。加茂前ゆきちゃんは、父親と母親、二人の姉と一緒に暮らしており、末っ子ですがしっかりしていました。8歳ながらも自分で自分のことをこなしていたようです。ココアが好きでよく自分で作っていましたが、事件当日は暖かいココアを残していなくなってしまいました。

さまざまな不可解なことを残している加茂前ゆきちゃんの失踪事件ですが、その裏には一体どんな出来事があったのでしょうか。まずは事件の経緯についてお話します。

ゆきちゃんの帰宅は午後2時ごろ

加茂前ゆきちゃんは事件当日の午後2時ごろ、一度学校から帰宅した後に再度出かけていたそうです。その後加茂前ゆきちゃんが帰ってくることはなく、いくら探しても見つかりませんでした。

普段着ていたジャンバーも来ておらず、遊びに行くときに乗っている自転車も自宅に置いたままだったそうです。そして友達の誘いにも「用事がある」と断っており、ココアが残されていたことも含めて疑問が残ります。

午後2時半に母親が電話

加茂前ゆきちゃんが家に帰ってきたのは午後2時ごろでしたが、午後2時半ごろに母親から加茂前ゆきちゃんへ電話をしています。その時は電話に出ており、短い会話を交わしています。その時の声は加茂前ゆきちゃんの声で間違いなかったといいます。

午後4時前に次女帰宅・消えたゆきちゃん

その後、小学6年生だった加茂前ゆきちゃんの姉(次女)が午後4時前に帰宅しています。その時には加茂前ゆきちゃんはもういなかったと話しています。遊びに行っているのだと思い、あまり気に留めていなかったそうです。

この時、加茂前ゆきちゃんが作ったであろう暖かいココアが、テーブルに残されたままになっていました。

夜勤で就寝していた父親は気づかず

父親は家にいましたが、夜勤後だったため事件当日の朝に帰宅し、加茂前ゆきちゃんが行方不明と発覚するまで眠っていたようです。加茂前ゆきちゃんは普段から父親を起こさないようにと、出かけるときには静かに家をでていたようです。またいつもは自転車を使っていますが、事件当日は自宅に残されたままでした。

また普段着ているジャンバーも着ておらず、事件当時も外は寒かったため謎となっています。

ゆきちゃんは北朝鮮に?失踪後に届いた怪文書

加茂前ゆきちゃんが行方不明になってから3年の月日がたったころ、父親のもとに怪文書が届きます。内容の解読は難しく、とても不可解だったそうです。そしてその内容から、北朝鮮へ売り飛ばされたのではないかと言われています。その怪文書の実物や内容、解読できた内容について解説します。

怪文書の画像

加茂前ゆきちゃんの失踪した3年後、父親のもとに送られてきたのは不可解で不気味な怪文書でした。この画像はその怪文書のコピーの一部です。犯人からのもとと思われる怪文書には、日本の文字が使われていました。一度鉛筆で下書きされていたり、赤いインクで書かれた部分もあったそうです。

怪文書の内容

内容は不可解なことばかりでしたが、その中にも意味が読み取れる言葉がありました。よく使われていた言葉が「股割レ」という言葉です。恐らく売春婦への蔑称だと考えられています。他にも「富田」や「トミダ」という、住んでいた三重県四日市富田と考えられる言葉もありました。

怪文書を解読

文章内容ははっきりとわかっていませんが、「父親、母親が可哀想」「股割レは富田で生まれた」など、加茂前ゆきちゃんのことを言っているのかとも思える文章です。結局内容は不気味なままですが、誰が何のために送ってきたのかはわかっていません。

また内容から加茂前ゆきちゃんは北朝鮮へ売り飛ばされたのではないかと言われています。それが本当であれば余計に許せない事件です。

失踪事件の犯人への手がかりは?数々の証言と不審な電話

加茂前ゆきちゃんの失踪は不可解なことが多い事件です。怪文書もそうですが、他にも謎があります。次は加茂前ゆきちゃん失踪事件の犯人や数々の証言、不審な電話についてお話します。

目撃証言

当時の加茂前ゆきちゃんの服装など、見つけるための情報は集まっていましたが、そう簡単にはいきませんでした。不可解なほど、あまりにも目撃証言が多すぎたのです。学校のジャングルジム、学校横にある十四川周辺、自宅近くで誰かと話をしていたなど。結局どれも有力な手掛かりにはなりませんでした。

霊能者からの手紙

加茂前ゆきちゃんの父親のもとに怪文書が送られてきた後、実はもう一通の手紙が届いています。緒方達生という霊能者からの手紙です。緒方達生の霊視では、犯人は男性と女性2人で、加茂前ゆきちゃんの知り合いだといっています。

そしてその後加茂前ゆきちゃんはもう既に亡くなっていると話し、加茂前ゆきちゃんの霊の協力のもと、調査に協力すると話していました。しかしその3日後、「加茂前ゆきちゃんの霊を邪魔する霊が現れたため、協力できない」と手紙が送られています。

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謎の男からの電話

加茂前ゆきちゃんが行方不明になってから約12年後の2013年10月に、犯人と思われる人物から電話がかかってきます。内容は自分の特徴を伝えるというもので、「髪型はパンチパーマで、身長は170cm」と話していたそうです。

実はこのパンチパーマというのが、加茂前ゆきちゃんの目撃証言で、自宅近くで話をしていたという男性の特徴です。いたずらかと思われるかもしれませんが、この目撃証言の男性の特徴は関係者にしか伝えられていませんでした。

行方不明のゆきちゃんは今どこに?

1991年に行方不明になった加茂前ゆきちゃんは、現在亡くなっているとされています。ただし証拠や誰かがこの目で見たわけでもないので、確実なものではありません。もし本当に北朝鮮に売られているのだとしたら、苦しい思いをしているでしょう。
 

2006年に時効

これだけ色々な情報が出てきながらも、犯人を裏付ける確かな証拠は出てきませんでした。そしてそのまま2006年になり、加茂前ゆきちゃんの失踪事件は時効を迎えてしました。それからは調査されていないため、真実は明らかにならないまま今に至ります。

絶対忘れてはいけない事件

加茂前ゆきちゃんの失踪事件は、多くの人が忘れてはいけない事件だと語り継いできました。今でも推測をしたり調べている人は多く、それだけ人々の記憶に残る印象的な事件です。当時は辛い中テレビ出演もされていましたが、10年以上たった今も真実は明らかになっていません。

より多くの人に加茂前ゆきちゃんの失踪事件の存在を知ってもらい、語り継がれるべき事件でしょう。

加茂前ゆきちゃんの失踪事件は現在も闇の中

加茂前ゆきちゃんが失踪してから今年で28年になりますが、現在も真相は闇の中です。すでに時効も迎えており、何かない限り真相に行きつくことはできないでしょう。事件から3年後に送られた怪文書もいろいろな推測が飛び交っていますが、実際には明らかになっていません。

加茂前ゆきちゃんの目撃証言や犯人らしき人がいたにも関わらず、犯人を見つけられなかったのは本当に悔しい思いをされたでしょう。二度とこのような事件はあってはなりません。この不可解で悲しい事件は、今後も語り継がれていくことでしょう。

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