スニーカーの平均寿命は?捨て時・買い替え時なども紹介

スニーカーを持っていない人は少ないでしょう。しかし、しっかりとした手入れの仕方やその寿命についてはご存じでしょうか?今回は、スニーカーの寿命、捨て時や買い替え時などを紹介していきます。手入れすれば伸びる寿命なら、あなたはどうしますか?

スニーカーの平均寿命は?捨て時・買い替え時なども紹介のイメージ

目次

  1. 1スニーカーっていつまで履くものなの?
  2. 2スニーカーの平均寿命は?
  3. 3スニーカーの捨て時の見分け方
  4. 4スニーカーの寿命を長持ちさせる方法
  5. 5スニーカーの寿命を縮めるNGな履き方
  6. 6スニーカーの寿命を伸ばすおすすめグッズ
  7. 7寿命と言われる加水分解とは?
  8. 8スニーカーの寿命は延ばすことが可能

スニーカーっていつまで履くものなの?

小学生時代から大人になって、亡くなる直前まで、多くの人はスニーカーをはきます。平べったくて足を包んでくれ、頑丈で動きやすいので、子供から年配の人まで選ぶ靴です。

では、そんなスニーカー、一体いつまで履くものなのかと気になったことはありませんか?お気に入りだからずっと履いていたいけれど、捨てる時期ならそうするし、と。

今回はスニーカーをいつまで使うか、に焦点を当てて説明していきましょう。あなたのスニーカーは、まだ使えるのでしょうか?

スニーカーの平均寿命は?

スポーツ用として、またはファッションアイテムとして多くの人に愛されているスニーカーですが、その寿命については実は様々な意見があるのです。

人によっては靴底がすり減ったら、といいますし、穴があくまでは履く、という方もいるでしょう。

しかし、靴屋さんの意見としては、概ね3年から5年ほどである、ということです。大切に使っており、姿勢がよいとか歩くときに変な癖がない方は靴が長持ちします。

ちゃんと手入れしていれば、スニーカーの寿命も長くなるのは納得できることでしょう。

スニーカーの捨て時の見分け方

では、スニーカーの捨て時はどんなことがポイントになるでしょうか。続いてはスニーカーの捨て時の見分け方について説明していきましょう。

何となく捨てそびれたけれど何かきっかけがあれば、と思っている方はチェックしてみてください。

あなたのスニーカーは、捨て時を過ぎていませんか?

見た目の汚れや消耗

スニーカーを捨てると決めたのはどんな時?というアンケートをした場合、上位にくると思われるのが「見た目が汚れたとき」です。

例えば、「いい味が出てきた」というレベルでない汚れ、酷いシミがあったり全体的なトーンが3トーンくらい暗くなってしまっている、こびりついたゴミが取れないなどです。

見た目が非常に汚い、とある時に思ったら、それを捨て時と考えている方はたくさんいます。

かかと部分の消耗

人には歩くときの癖というものがあり、靴の底のどの部分がすり減っていくかで体重がどこにかかっているかがわかります。

多くの人は、かかと部分から消耗していき、捨て時になればかかとがすり減って2センチほどもなくなっているとか、穴が開いている状態となります。

かかと部分に注目してみて、これはひどいな、と一瞬でも考えたならそれがスニーカーの捨て時となります。

スニーカー内部の消耗

スニーカーだけでなく靴にはインソールという、中に入っている部分があります。履き続けている内に当然インソールにも影響が出てきます。

中のインソールが消耗して突然ぱかっと取れてしまうこともあります。そうなったら、もうそのスニーカーは履けませんので捨て時といえます。

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スニーカーの寿命を長持ちさせる方法

スニーカーは履く人によって本当に寿命は違ってきます。ひどければ3か月でダメになる人もいますし、3年たっても履きつぶしていない人もいます。

その違いとしては、寿命を延ばす履き方をしているかどうか、これにつきます。スニーカーを大切に扱い、きちんと手入れをしていれば当然寿命はのびるのです。

3つの方法がありますが、3つとも完璧には出来なくても1つでもやることで、あなたの大好きなスニーカーはもっと長く履けるようになります。

毎日同じものを履かない

スニーカーが好きな人なら何足も持っているのが普通かもしれません。それでも一般の人でも、せめて2足は持つようにしてください。そして、ローテーションして履きます。

毎日同じ靴をはいていれば、その靴の寿命はもって1年ほどでしょう。スニーカーがダメになる原因の多くは「加水分解」ですから、これを防ぐために数個を履き替えるのがいいです。

毎日同じスニーカーを履かない、これはスニーカーの寿命を延ばす最低限の常識といえます。

最初から丈夫なスニーカーを選ぶ

当然ではありますが、これにこしたことはありません。最初から丈夫で耐久性の高いスニーカーを選ぶことで、寿命は大いに違ってきます。

例えばよくある布性のスニーカーを選ぶのではなく、多少値段は上がっても最初から革のスニーカーを選ぶ、ということです。布と革では耐久性の違いは明らかです。

値段は確実に上がりますが、丈夫なスニーカーをずっと履いていられるのは耐久性が高い商品を選んでいるからです。

定期的な手入れを行う

どんな靴でもやはりきちんと手入れをするかしないかで、綺麗さや寿命は各段に違ってきます。手入れの仕方は靴を買った店で聞くのが一番ですが、基本的なことは3つです。

履いた後は毎回軽く汚れを落とすこと、定期的に洗剤を使ってしっかりと洗うこと、長期間履かない場合にはシューキーパーなどを使って型崩れ防止をすること、です。

特に雨の日に使ったらその夜のうちに新聞紙をつめるなどして、しっかりと水分を取り除いておきましょう。湿気を防ぐこと、やれば確実に寿命はのびます。

スニーカーの寿命を縮めるNGな履き方

スニーカー専門店にいけば、靴紐の結び方が違います、と直されることがあります。半信半疑ながら直してもらうと、あら不思議、姿勢がよくなって大股に歩けるのです。

スニーカーには正しい履き方、NGな履き方があります。中でもスニーカーの寿命を縮めてしまうダメな履き方をここで紹介しておきましょう。

普段、自分はどうしているかを考えて読んでみてください。歩きやすさも変わってくるはずです。

いつも靴紐を緩めて履いている

スニーカーを履くときに、紐をいちいち緩めるのが面倒くさいからと、緩んだままで歩いている人がたくさんいますが、あれはNGの履き方です。

靴紐がしっかりと結ばれることで靴の中で足がホールドされ、安定します。紐が緩いと常にかかとの部分が足で擦られてしまうのです。

靴紐は、面倒でも毎回しっかりとしめて履くようにしましょう。きっと歩きやすく感じ、姿勢まで変わってしまうのを感じられるでしょう。

足を擦るように歩いている

スニーカーのかかと部分からすり減って寿命となるのが最も多い、スニーカーの捨て時ですが、あれは歩き方が関係しているようです。

足を踏み出した時に地面にソールをこすりつけるような歩き方をすれば、ソールの減りは早くなります。片方だけすり減りが多い場合なども歩き方、姿勢が悪い場合があります。

かかとを踏んで歩いている

たまに見かける人が、スニーカーのかかとを踏んで歩いている人です。これはスニーカー屋さんに言わせると、言語道断の履き方です。

かかとを踏むことで癖がついてしまい、体重のかかり方もかわってきます。スリ足で歩くことにもつながりますので、ソールのヘリも激しくなるでしょう。

スニーカーはかかとをつぶして履かないようにしてください。

スニーカーの寿命を伸ばすおすすめグッズ

折角気に入って買った大切なスニーカー、少しでも寿命をのばすためにはどうすればよいでしょうか。

続いては、スニーカーの寿命を延ばすおすすめグッズを紹介していきます。ゆっくりで構いませんのでいつかは揃え、大切なスニーカーを守ってください。

スニーカー専用クリーナー

スニーカーは洗えばいいんだな、と理解したとして、普通の石鹸でごしごしと洗うのはおすすめしません。下手をすれば色落ちしたり、風味が変化してしまうからです。

スニーカーにはスニーカー専用の洗剤がありますので、面倒でもそれを買ってケアしましょう。靴好きたちから好かれている商品はたくさんあります。

合皮やスエード、キャンバスなど様々な素材に対応しており、更に靴底の汚れもすっきりと落としてくれる洗剤もあります。わからない場合には店でたずねましょう。

スニーカーの湿気を取り除くシダードライ

スニーカーだけでなく、多くの靴には湿気が大敵です。洗ったあとのスニーカーを乾かすためにも乾燥材は一つは用意しておきましょう。

中でもシダードライという商品は有名です。天然のアメリカ杉のチップが靴の内部を清潔で爽やかにしてくれます。

型崩れ防止も兼ねることが出来ますので、洗剤と一緒に買い求めるのが良いでしょう。一石二鳥を狙える商品です。

寿命と言われる加水分解とは?

スニーカーが加水分解状態になれば、それは修理に出してもどうしようもない状態である、ということです。では加水分解とはどのような状況なのでしょうか。

加水分解が起こるのは、スニーカーのソール部分です。毎日履いていなくても通常で3年から5年で、起こる現象と言われています。そのため、大切に履いていても寿命は5年ほどなのです。

加水分解は、反応物に水が反応して分解生成物が起こること、なのですが、つまりは湿気や汗などによってゴム部分が悪くなり、やがて分解してしまうことを言います。

人間が履いていれば汗をかき、それが靴にしみこみます。また靴箱が湿気の多い場所であれば、保管の最中にも水分がしみこんでいきます。

その結果、スニーカーのソール部分がひび割れてボロボロになり、べとべととして分解されていきます。これがスニーカーの寿命が尽きる時です。

スニーカーの寿命は延ばすことが可能

気に入っているスニーカーは特に長くはきたい、と思うのが自然のことでしょう。しかし毎日履いていれば、汚れがついても濡れてもそのままになってしまうこともあります。

そこで面倒くさいと思わずに、汚れを落として湿気をとる処理をしておきましょう。それが、スニーカーの寿命を延ばすコツとなります。

大切なスニーカーをちょっとでも長く履きたいなら、是非普段から手入れをしてください。習慣にすれば面倒くさいとも思わなくなるでしょう。

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