鈴木沙彩さんは三鷹ストーカー殺人事件の被害者！リベンジポルノの画像流出？

最近も、芸能人へのストーカーなどが問題視されていますが、ストーカー行為が度を増して、殺人事件に繋がっているケースもあります。

ストーカー殺人事件というのは、非常に怖い事件です。誰もが起こされる可能性があるような事件でもあります。今回は、三鷹ストーカー殺人事件について紹介します。この事件はどんな事件だったのでしょうか。

三鷹ストーカー殺人事件は、2013年に起きた事件です。今でもこの事件のことは思いだせるという人もいるのではないでしょうか。三鷹ストーカー殺人事件は、リベンジポルノを問題視させた事件でもあるのです。

三鷹ストーカー殺人事件の被害者は、鈴木沙彩さんです。とても可愛らしい顔立ちをしており、しっかりしているという印象を写真から受けることができるでしょう。

鈴木沙彩さんは、三鷹ストーカー殺人事件で被害を受け、命を落としています。まだたったの18歳でした。

三鷹ストーカー殺人事件の犯人は、池永チャールズトーマスさんです。フィリピンのマニラ出身の人で、父親が日本人、母親がフィリピン人のハーフです。

フィリピンのハーフで、フィリピン出身ではあるものの、日本の国籍を持っていたため、日本に在住していました。池永チャールズトーマスさんは、三鷹ストーカー殺人事件の犯人とすぐに疑われています。

仕事はトラックの運転手でしたが、関西に住みながら職を色々と変えていたとも言われています。

三鷹ストーカー殺人事件の被害者である鈴木沙彩さんのことについて、詳しく紹介します。実は、女優をしていた鈴木沙彩さんは、有名芸能人との共演もした経験を持っています。

鈴木沙彩さんの経歴について見ていきましょう。鈴木沙彩さんは、かなり家が裕福で、有名な人も親族にはいると言われています。

鈴木沙彩さんの実家は、資産家と言われています。かなりお金を持っている家で、東京に多くの土地を持つ家柄だとも言われています。

鈴木沙彩さんがどことなくお嬢様っぽいのは、本物のお嬢様だったからなのです。

実は鈴木沙彩さんの家系は、芸術家揃いです。大叔父には、とても有名な脚本家の倉本聡さんがいます。そして、曽祖父には、高松次郎さんという美術家がいます。

さらには、グラフィックデザイナーの親戚や画家などもたくさんいる家系なのです。芸術に優れた家系の1人だった鈴木沙彩さんは、とても将来が有望な人だったのではないでしょうか。

鈴木沙彩さんは、鈴木家の一人娘でした。13年間子供ができなかった両親のもとに、やっとの思いでできた娘だったのです。それだけに、鈴木沙彩さんの両親は、この事件を受けてとてもショックを受けています。

自分たちの希望がなくなったと発言しています。鈴木沙彩さんは、非常に大事に育てられた娘でもあったのです。

鈴木沙彩さんは、小学生の頃にスカウトされています。そのため、幼い頃から芸能活動をしていた人でもあるのです。また、女優を目指していたため、劇団にも入っていました。

劇団に入って、舞台経験などをつんでいたのではないでしょうか。芸能界で活躍する俳優さんにも、鈴木沙彩さんとの共演経験がある人もいます。鈴木沙彩さんは、生きていたら素晴らしい女優さんになっていた可能性もあるでしょう。

三鷹ストーカー殺人事件の経緯について見ていきましょう。この事件について詳しく知るためにも大事なことです。

三鷹ストーカー殺人事件は、2013年に発生した事件です。この事件は、行き過ぎた愛情が起こした事件とも言うことができるでしょう。

被害者である鈴木沙彩さんは、犯人の池永チャールズトーマスさんに殺されてしまいました。殺される前には、池永チャールズトーマスさんからのストーカー行為があったと言われています。

池永チャールズトーマスさんは、鈴木沙彩さんのことが好きでストーカーをし、結果的に殺してしまったのです。

事件の後、鈴木沙彩さんは病院に搬送されます。しかし、重傷状態になってしまっており、結果的にはそのまま亡くなってしまいました。

鈴木沙彩さんは、このとき18歳という若さでした。

鈴木沙彩さんは、なんと11箇所もナイフで刺されていました。池永チャールズトーマスさんは、鈴木沙彩さんへの愛情がおかしな方向に進んでしまい、結果的にナイフで鈴木沙彩さんをさしまくって殺したのです。

鈴木沙彩さんは、逃げまわったのですが、自宅の外まで追いかけられて刺されてなくなっています。11箇所の刺し傷のうち、至命傷となるものが3箇所もあったとされています。

池永チャールズトーマスさんは、かなりの憎しみがあったのではないでしょうか。最初から殺すつもりで襲っているのでしょう。

鈴木沙彩さんの死因は、失血死です。出血がひどくなり、体内の血液が十分ではないことから亡くなってしまったのです。

11箇所も刺されたのですから、かなりの出血だったことでしょう。

池永チャールズトーマスさんは、鈴木沙彩さんを殺した後、その場に鈴木沙彩さんを残しています。そして、自分はその場を離れているのです。そのため、鈴木沙彩さんは血まみれで道路に倒れていたのでしょう。

目撃者が110番しています。そして、洋服に血がついていた池永チャールズトーマスさんを警察が発見し、職務質問をしたところ、事件を起こしたということを認めました。

そのまま、殺人未遂で逮捕されています。なんと、逮捕されるまでの時間に、池永チャールズトーマスさんは友達や母親に殺したことを報告していたとも言われています。

三鷹ストーカー殺人事件の真相について見ていきましょう。そもそも、この事件はなぜ起きてしまったのでしょうか。

実は、鈴木沙彩さんと池永チャールズトーマスさんは交際していた過去があります。事件が起きたときは交際していなかったのですが、2011年頃には交際していました。

出会いは、SNSというので、ある意味危険な出会いでもあったのです。池永チャールズトーマスさんは、有名大学の学生だということを鈴木沙彩さんに偽って交際していました。

池永チャールズトーマスさんが鈴木沙彩さんに会いに状況していたというので、縁距離恋愛でもあったのです。

鈴木沙彩さんと池永チャールズトーマスさんは、2012年の秋ごろに別れ話が出て破局しています。この破局ですが、鈴木沙彩さんが海外留学することから出たものです。

2人は破局したものの、鈴木沙彩さんが帰国した2013年には、池永チャールズトーマスさんが執拗に復縁を迫ったのです。その復縁に、鈴木沙彩さんは応じませんでした。

その結果、池永チャールズトーマスさんのストーカー行為がはじまったのです。

鈴木沙彩さんは、池永チャールズトーマスさんからのストーカー行為を警察に相談しています。しかし、警察はそんなに動いてくれなかったといわれています。

相談していたにも関わらず、警察が動いてくれないというのは、この事件が起きてから問題視されたことでもあります。

池永チャールズトーマスさんは、事件のときに、鈴木沙彩さんが住んでいた部屋の施錠されていない窓から中に侵入しています。そのとき、鈴木沙彩さんは家にいませんでした。

そして、池永チャールズトーマスさんは、クローゼットの中に隠れたのです。クローゼットの中に隠れたあと、鈴木沙彩さんが帰宅したときに襲撃しました。

そして11箇所もの傷を負わせて死なせているのです。

三鷹ストーカー殺人事件のその後について見ていきましょう。被害者の鈴木沙彩さんは亡くなってしまいました。犯人の池永チャールズトーマスさんはどうなったのでしょうか。

池永チャールズトーマスさんには、懲役22年の判決が出ました。裁判では、裁判員裁判が取り入れられたため、とても大きな事件として扱われたのです。

池永チャールズトーマスさんは、被害者の鈴木沙彩さんを殺しただけではなく、卑猥な画像を流出させてもいます。画像を流出させたことにより、「彼女と付き合っていたことを半永久的にしたかった。」などのように言っているのです。

そのため、被害者を侮辱しすぎているということから、懲役22年となったのです。それでも軽いのでは？と思う人も多かったでしょう。

池永チャールズトーマスさんが、被害者の鈴木沙彩さんの卑猥な画像を流出したことにより、リベンジポルノが問題視されるようになりました。リベンジポルノとは、付き合っていたときに撮影した卑猥な画像を流出することです。

池永チャールズトーマスさんは、「復縁しないと画像を流出させる。」ということを被害者の鈴木沙彩さんに対して言っていました。そして、本当に画像を流出させたのです。

これにより、リベンジポルノ被害防止法が成立したのです。

三鷹ストーカー殺人事件では、鈴木沙彩さんの画像が流出しています。その画像とは、鈴木沙彩さんに対するリベンジポルノです。その画像を見て、千葉ロッテマリーンズの神戸拓光さんがあるツイートをして、世間から反感を買います。

それは、リベンジポルノの画像を見て、「可愛いふりしてやる事やってる」とか「自業自得」というものです。わずか18歳で命を落とし、また、絶対に流出されたくない画像を流出された女の子に対して言うことなのでしょうか。

そもそも、プロ野球選手という立場でありながら、こんなことをツイッターでつぶやくというのは間違えているのではないでしょうか。このツイートの結果、自宅謹慎などを受け結果的に2014年には現役引退になっています。

ストーカー行為について、鈴木沙彩さんは、その被害を警察に相談していました。しかし、警察の対応が十分ではなかったことが問題視されています。

そのため、この事件を受けて、ストーカー行為への厳罰化も進みました。

鈴木沙彩さんの両親は、鈴木沙彩さんの三鷹ストーカー殺人事件を受けて、「娘を大事に育ててきた。」とか「娘を厳しく育てたつもり」などのコメントを残しています。

さらには、「娘は旅立ち、神様のもとにまいります。」とか、「やすらかに天国に見送ってあげたい。」というコメントも残しました。このような事件で亡くなってしまった娘に対する悲しくて辛い気持ちをコメントにしたのです。

流出してしまった鈴木沙彩さんの画像ですが、動画は見れなくなっているようですが、画像はまだ流出しているようです。ネット社会なので、取り締まるのが難しいところもあるのではないでしょうか。

この画像により、鈴木沙彩さんは亡くなってからも苦しめられ、遺族も苦しめられたのです。リベンジポルノというのは、悪質でしかありません。

リベンジポルノをなくすためには、交際時に相手からお願いされても絶対に画像を送らないことだと言われています。これこそ、自分の身を自分で守らなければならないということなのです。

リベンジポルノが問題となったこの事件ですが、画像は鈴木沙彩さんではないと主張する人もいます。鈴木沙彩さんの名誉を守ろうとする働きもあったのです。

「似ている人。」とか「よく見ると違う人。」というように、鈴木沙彩さんを庇うような人も現れました。

鈴木沙彩さんは、とても残虐的な殺人事件の被害者になってしまいました。将来有望な若者で、夢に向かって頑張っていたのに、もう戻ってくることはありません。

しかし、鈴木沙彩さんがいたからこそ、その後に起きているリベンジポルノの被害者やストーカー行為の被害者は救われているという人もいるのではないでしょうか。

鈴木沙彩さんはもう戻ってこないという悲しい結果になってしまいました。今後、同じような事件がないことを祈るばかりです。