度胸をつける方法・付け方!度胸がある人・ない人の特徴とは?
度胸のある人、度胸のない人、世の中にはいろいろな人がいます。できることなら自分も度胸のある人になりたいと思いつつ、一体どうやったらそんな人になれるのか、度胸をつける方法や付け方、言葉の意味も調べながら、いろいろと考えていきます。
目次
度胸とはどんな意味?
度胸とは物事を恐れない心、気後れしないで何かをやり抜こうとする意志の力のことです。もっと具体的に言えば最初の一歩を踏み出す勇気のことです。
度胸のある人ってどんな人?
度胸のある人とは今から起こるかもしれない失敗を恐れず、その物事に冷静に向き合ったり判断できる人のことです。また、プレッシャーに強く気合を入れて緊張感もバネにすることができます。
度胸がある人の特徴
では、度胸がある人とはどんな人で、どんな特徴があるのでしょう。
失敗を恐れない人
度胸のある人は小さい頃からいろいろなことから逃げずに勇気をもって立ち向かい、いろいろな経験をして訓練してきています。だから、今からやるべきことに対して、もし失敗してしまったら恥ずかしいなとか怖いな、などという不安な気持ちを持ちません。
不安な気持ちを持っていない人なので思い切った行動に出れます。また、度胸のある人はそれに対しての責任を取る覚悟も持ち合わせています。
リーダーシップ
度胸のある人は小さい頃からたくさんの人たちといろいろな経験をしてきているので、その経験から、みんなをまとめる力を持っています。いろいろな訓練をしているのでプレッシャーに負けず、大抵のことでは動じたりしません。
また、度胸のある人は面倒見もよく、もし失敗してしまった時も解決方法を一緒に考え、問題が解決するまでとことん付き合ってくれます。兄貴肌、姉御肌のような人が多いです。
運が強い
度胸のある人は、いつも成功したときのイメージを強く描いた上で、勇気をもって物事に取り組む方法を知っています。自然といい結果が出るために、強運の持ち主のようにも見られるのです。
チャレンジ
度胸のある人は、子どもの頃からいろいろなことをいろいろな方法で、勇気をもってチャレンジしてきています。そのチャレンジが度胸の源となっているのです。
度胸のある人の自信の付け方として、子どもの頃のいろいろなチャレンジが大きく作用しています。失敗があったとしても楽しかったときのことや、うまくいったときの成功記憶が強く残っているので、失敗しても大丈夫だという経路が出来上がっているのです。
その成功した経験こそが、自分の持つ大きな自信の一つということになり、度胸のある人は自信があるといえるのです。
楽天家
度胸のある人とは物事に対して、先にリスクやマイナス面を考えるのではなく、勇気をもって前向きにチャレンジしていく楽天的なタイプの人が多いので、思い切って一歩が踏み出せます。
決断力
度胸のある人は物事の本質をしっかりと見極め、適切な行動が取れる方法を知っています。最悪のときにはどう対処したらいいのかという方法や、その問題とはどの程度のものなのかという方法を冷静に考える力があります。
広い心
度胸のある人は、たとえどんなことが起こっても受け入れる方法を小さい頃からの体験で知っているので少しの失敗やミスがあっても動揺したり、怒ったり切れたりせず、いつも冷静に対処できます。
度胸のある人とは広い心の持ち主です。
度胸のない人の特徴
度胸のある人の特徴を見てきましたが、度胸のない人とは一体どんな特徴があるのでしょう。
慎重
度胸のない人は計画してから実行に移すときに慎重になりすぎるところがあります。
予測とはあくまでも予測でしかないのに、それが絶対に正しいという間違った思い込みをしてしまい、はじめの一歩を踏み出す方法をなくしてしまっています。
そして最終的には何も実行できずに終わってしまうという傾向があります。成功や失敗以前に行動や挑戦することをあきらめてしまうのはとてももったいないことです。自分にしかできないアイデアや方法がきっとあるはずです。
人の目
度胸のない人の中には、人からどう見られているのかを極端に気にするタイプの人がいます。自分がどう思われているのか不安になるあまり、なるべく周りから浮かない、否定されない行動や言葉を選ぶようになります。
自分の考えや思いよりも、他人の視線ばかりが気になるので勇気をもって自分がしたいことを貫く方法があることを思いつくことができません。
例えば自分自身に当てはめて考えてみましょう。他人が自分と違う意見を言ったりやったりしていてもそんなに気になっていないはずです。自分が思っているほど他の人は気にしていません。もっとどっしりと構えてしまいましょう。
枠を決める
度胸のない人は自分の枠を勝手に決めてしまい、その枠を超えて新しい見えないものに勇気をもって挑戦する方法を知りません。
また、プライドが高く常にかっこよくて強い自分を演出しようとするため、自分が負けると分かるようなことや失敗してしまうリスクの高いことにチャレンジしようとしません。
何かに取り組むときは完成度だけでなく求められている時間や最低限のラインを考えて妥協することも必要です。何が起こるかやってみないと分からないものです。
不安
度胸のない人は自分に自信がありません。自分の悪い部分や短所ばかりを気にして自己評価を下げてしまっています。自分を諦めてしまっている状態です。成長や進歩をあきらめてしまっていては、それ以上成長することはできません。
周りに人から褒められていても自分がそれを自覚できずにウジウジしていると、周りの人たちも本人が気にしている短所ばかりに目が行くようになってしまいます。
考え方を変えてみましょう。自己評価が低いということは自分の欠点や弱点を冷静に分析できているということです。そこに引け目を感じるのではなく、どうすれば足りない部分を補うことができるのかを考え、自分自身を一歩前へ前進させてみてはいかがでしょう。
行動
度胸のない人は指示されたことにしか行動を起こすことができません。
自分から行動することによって、ミスを犯したりトラブルを抱えてしまうと全責任を自分で背負うことになってしまう、と思うとなかなか勇気をもって行動に移すことができないのです。
たとえ何回失敗しても必ず成功させると信じて突き進んでいけば、結果はおのずとついてくるものです。自信のなさに依存して何も行動しないでいるよりも、挑戦してみてはいかがでしょう。
度胸をつけると人生がうまくいく?
では、度胸をつけると人生はうまくいくのでしょうか。
前向きに
度胸をつけると、いろいろな物事に対して前向きに捉えることができます。前向きな考え方で逆境にも強く、もし落ち込んでしまうようなことがあったとしても自分の力で立ち直れる方法を知っていて、それに打ち勝つタフな精神力も持ち合わせています。
小さい頃からいろいろな経験をしていることから、いつも前向きな姿勢でいるので周りの人からも生き生きとしているように見え、自信に満ち溢れているように思われます。
いろいろな行動をたくさんしてみると、自分でやってみて初めて気づくことがたくさんあります。度胸がついて新しい行動をたくさん取ると、それだけたくさんのことに気付き、学ぶ機会が増えていくことにもつながります。
自分を好きになれる
たいていの人は自分の嫌なところばかりが気になりますが、度胸のある人はそこばかりを見るのではなく、しっかりと自分自身と向き合っているので自分自身のことをよく知っています。
度胸のある人は自分を受け入れて自分自身をよく知り、自分自身を肯定的に捉えることができています。何よりも自分自身が好きです。自分を好きになれば、自分がしていることを否定する考えがなくなります。
そして、自分を好きになると自分を信じることができるので、自分が正しいと思ったものに向かって突き進むことができ、よりよくなるために成長しようとします。
緊張
度胸のあるなしに関わらず、緊張は誰でもします。しかし、度胸のある人は準備を十分にしているので、ピンチになっときに自分を信じて、また緊張感をバネにして前に進んでいくことができます。
もし、思うような結果が出なくても、次に生かすための方法を探る努力を怠りません。また、後になって成果が出なかったいくつかの行動を合わせると、大きな成果につながることもあります。
自分に適度な緊張を与えることは今後の成長にも役に立つ訓練にもなります。
度胸をつける方法や付け方11個
ここからは度胸をつける方法や付け方について考えてみます。
強い気持ち
度胸のない人の度胸の付け方として、まずは変わるんだという強い気持ちを持つことです。自分を変えることに遠慮はいりませんし、自分は自分のことしか変えることができません。
自分の人生をもっと楽しむために、よりよくなるために成長しようと、すべての自分を受け入れて、絶対に変わるんだという強い気持ちと勇気を持つことからすべては始まります。
それから、度胸をつける方法の基本は圧倒的な準備をすることです。これだけ準備をしてダメなら仕方がないというところまで準備をしておくことが必要不可欠です。
少しずつ
度胸のない人は自分が変わるんだと決めたら、度胸をつけるために自分のできそうなことを少しずつ訓練して積み重ねていき、慣らしていきましょう。もちろん一気に難しいことに挑戦してみても自信を失うばかりです。
本当は毎日した方がいいけれど面倒だからついさぼってしまうようなことを見つけます。例えば食べ終わったら食器をすぐに片付けるや、テーブルの上を整えるだとか本当に些細なことでいいのです。それをとにかく毎日続けることが大切です。
度胸の付け方の訓練として、少しずつ行動し、できるようになった成功体験を積み重ねることが、レベルアップにつながる方法です。
失敗しても
もし、度胸をつけるためにやった行動が失敗してしまったとしても、絶対に失敗した場面を何度も思い返してはいけません。それは、失敗をしてしまうときの嫌なイメージを覚える訓練をしているのと同じ方法になってしまいます。
自分を責めて落ち込んでも、過ぎてしまったことは変えることはできないのです。
過ぎてしまったことを考えるよりも、前を向いて今から何をすべきなのかを考えていきましょう。
認める
自分に自信がないと、成功したときでも「まぐれだった」や「たまたま運がよかったから」と自らを否定してしまうことがよくあります。
度胸の付け方の訓練として毎日小さな目標を立てて、それを達成することを繰り返すという方法があります。そして、今日の目標を達成できたのかを一日の終わりに振り返るのです。
達成できていたら、小さな目標だから当たり前と考えず、その成果を意識して自分自身を認めましょう。思いっきり褒めてあげることが、自信をつけるとても大切な訓練になります。
どんなときも
度胸の付け方の訓練として、出来なかった自分を認めたくないというプライドを捨てましょう。そして、できない自分や、できる自分のどんなときもこれが自分自身なんだよと認めてみましょう。
そして、完璧主義をやめましょう。ダメだったらダメでいいし、失敗したときは失敗の方法を学べます。
「できていなくても大丈夫」と楽観的に考えることが度胸の付け方の大切な方法です。
何事も完ぺきにこなそうとすることは、人間には不可能なことなのです。
格好つけない
度胸のない人は他人の目を気にしすぎるという特徴があります。いつもよく見られたい、できる人間だと思わせたいというプライドから、自分が本当に考えていることを貫き通して行動に移す勇気がありません。
いろいろな違う意見の人に同調ばかりしていると、都合のいい方ばかりに賛成する人だと、最終的には誰にも相手にされなくなってしまいます。
嫌われてもいい、失敗しても無能だと思われてもいいと割り切ってしまう考えをもつのも一つの訓練です。度胸の付け方として、自分の考えを行動に移してみてはいかがでしょう。
迷う
度胸のない人の一番の敵とは迷いです。
人は迷ったときに、やらない方を選択してしまいがちです。度胸の付け方として、勇気をもって行動に移すことをおすすめします。3秒以内に決断することを目標にするのも効果的な訓練の一つです。
慣れる
人間は慣れの動物です。不思議とどんなことにも慣れてしまいます。まずは行動することが大切です。
度胸のない人は度胸をつける方法として未経験のことをたくさん経験してみましょう。いつもの安全ゾーンから脱出して勇気をもって不安ゾーンに飛び込んでいく訓練をすると、どんどん度胸がついてきます。
普段の生活の習慣を常に行動するように心掛け、それを習慣化することによって度胸を身に付けることができます。
弱いところ
すべての人が長所もあれば短所もあります。
度胸の付け方として、格好をつけるのもいいですが、自分は~できない、~がわからないと自分の弱いところを勇気をもってさらけ出してみる方法もあります。周囲から共感してもらったり、安心感や信頼感を持ってもらえます。
また、お互いの弱みをカバーしあえる関係になり、今まで以上に人間関係もうまくいきます。
ゆっくりと
人は焦りだすと行動や話し方が速くなりがちです。そのことがますます焦りを生み出していきます。
それを防ぐ方法は、ゆっくりと行動し、ゆっくりと話すことです。すべてをゆっくりにするだけで想像以上に心は落ち着きます。
普段の生活でもゆっくりとした時間を過ごす訓練は、度胸をつけることにもなります。
コントロール
度胸のない人はネガティブな言葉を使うのではなく、ポジティブな言葉を口にするようにしましょう。考え方を変えるだけで周りの状況に飲まれるのではなく、その状況をコントロールすることができます。
自分のほうがその状況よりも小さい存在だと、状況に飲み込まれてしまいます。自分のほうがその状況よりもずっと大きい存在だとイメージする訓練をしてみましょう。どんな状況にも溺れることなく自分でうまくコントロールできるようになれます。
よい知識、情報を吸収しましょう。人や情報との出会いが人生を根本から変えてしまうこともあります。学んだ知識や情報が身に付いていると実感できた時、自分がやってきた勉強や情報収集に達成感を持ち自信が生まれます。
度胸をつけるためには訓練が必要!
どんな訓練をすれば度胸のある人になれるのでしょう。付け方や方法を考えていきます。
環境
度胸の付け方の一つとして失敗をたくさんするということがあります。失敗を重ねていくことで度胸がつく訓練になるのです。
失敗するといっても、失敗しやすい環境で失敗するのです。例えば文化教室のようなものはいかがでしょう。同じぐらいのレベルの皆さんが多いので、失敗が目立たず気にもなりません。
度胸をつける方法としてチャレンジそのものを評価してくれる環境に所属して、どんどん失敗し、ある程度の自信がついたら勇気をもって実践に移してみることです。
比べない
度胸のない人は、人と自分を比べないで自分が今できることに集中する訓練をしましょう。
度胸の付け方として、できないことばかりを気にするのではなく、その状況の中で、できることは何かをしっかり見つめるのです。自分の意識をコントロールできるようになるとしっかりとした自信につながります。
自信を持つ
度胸のある人は自信のある人です。自分に自信がある人はキラキラ輝いています。
自信がない
どうせできないと思いながら物事を進めていくと脳ができなくていいんだと勝手に判断して、一生懸命にやっても成果が上がらない上に、できなかったことに対してほらね、やっぱり。とますます自信を失うこともあります。
自信がないと、また何か失敗するのではないだろうかと毎日ビクビクしながら過ごしています。いつも脳へストレスをかけている状態なので疲れやすくなり、すべてにおいて悪循環です。
笑顔
自信を持つためには、どんな人に対しても感謝の気持ちを持ちましょう。心が豊かになります。そして自分自身への感謝も忘れてはいけません。ダメなところも含めて自分自身を見つめ直し、自分を好きになることです。
そして笑顔です。最初は作り笑顔でも構いません。作り笑顔でもNK細胞の働きが活発になることが最近の研究で分かってきました。微笑めば微笑むだけ幸せな気持ちになり、それが自信にもつながります。
思い切って行動することに慣れることによって度胸が身に付いて、度胸が身に付くことによって新しいことに挑戦するのが嫌ではなくなるから更に挑戦するといった好循環が生まれ、また笑顔になれます。
できる
日常生活のとても小さなことでもいいので、できたことを積み重ねていきます。褒め日記という風に書いて読み返すのもいいでしょう。ポジティブな思い込みを増やすのです。
自分に向かってポジティブな言葉をかけるのもいい方法です。大きく息を吸って息を吐きながら「できるできる」「大丈夫」「うまくいっている」などの声掛けをします。そうすると、いつもならもっとネガティブな方向へ進んでいる状態に進まずに済みます。
自分に自信を持つということは、ポジティブな思い込みを増やすということです。
度胸と勇気の違い
度胸とはどの様な恐怖にも打ち克つことができる受身の強さのことで、勇気とは一般の人々が躊躇することに対し立ち向かう気力のことです。
度胸とは怖がらない驚かない動じない心の強さです。例えば強そうな人が怒って大きな声を出しても泣いたり逃げ出したりしないことです。
勇気とは行動するための心の強さです。例えば強そうな人にも正しいことが言えることです。
度胸をつける
度胸がないとは、自分に自信がないことが原因だということが分かりました。自分を素直に表すことができることが度胸で、自分を素直にさらけ出す最初の一歩を踏み出す勇気が、度胸の始まりです。
自分の周りに起こる様々な出来事に左右されず、人にどう思われるかを気にして、失敗できない窮屈な人生はやめましょう。失敗してもそれを次のステップにすることを意識すれば、もっと自分を磨くことができます。
ネガティブな思い込みよりもポジティブな思い込みを増やしていきたいものです。