俳優「泉政行」の死因は病気?病名や結婚してたかなどを解説
2015年7月28日、『ごくせん』など数々の大ヒットドラマに出演した泉政行が35歳の若さで死亡したと報じられた。彼の死因は非公開で葬儀は家族のみで行われた。俳優として実績や死因となる病気、そして結婚や熱愛報道など様々な方面から泉政行の生き様を明らかにする。
目次
泉政行とはどんな人?
『ごくせん』や『科捜研の女』など数々の人気作品に出演した俳優・泉正行。2015年7月28日に死亡したというニュースをうけて多くの人が胸を痛めたことだろう。
この記事で、泉正行の経歴や出演ドラマなどの作品、結婚はしていたのか、どのような病気で死亡してしまったのかを詳しく検討した。
泉正行のプロフィール
本名 | 泉正行(いずみ まさゆき) |
生年月日 | 1980年5月12日 |
没年月日 | 2015年7月28日(35歳 死亡) |
出身地 | 東京都荒川区 |
血液型 | O型 |
活動内容 | 読者モデル(東京ストリートニュース!)、俳優 |
結婚 | 未婚 |
所属事務所 | ギフト |
泉正行の経歴
人気俳優・泉正行はどのような生涯を送ったのか。どのようにして俳優としての階段を昇って行ったのか。彼が参加したドラマ等の作品を中心にご紹介したいと思う。
高校時代は東京ストリートニュースの読者モデル
泉政行(いずみ まさゆき)は1980年5月12日に東京都荒川区で生まれた。駒込高等学校、東海大に工学部機械科を卒業している。高校時代に学習研究社(現在の学研パブリッシング)が刊行していた『東京ストリートニュース!』の読者モデルをしていた。
東京ストリートニュース!は首都圏の90年代の高校生の間で大流行したファッション雑誌であり、カリスマ高校生ブームを引き起こした。俳優の妻夫木聡やモデルの押切もえなど数々の著名芸能人を生み出した。
泉政行もそのひとりであり、『東京ストリートニュース!』から始まり『ごくせん』、『仮面ライダー』など数々の功績を残した。
2002年ドラマ『ごくせん』で俳優デビュー
泉政行は高校時代の『東京ストリートニュース!』の読者モデルをきっかけに芸能事務所『ギフト』に所属し、2002年に大内政行役として『ごくせん』でデビューした。
泉政行が出演したのごくせんの第1シーズン(2002年4月17日~7月3日)であり、小栗旬や松本潤、石垣佑磨など現在でも大活躍している芸能人と共演した。
2003年ドラマ『仮面ライダー555』に出演
2003年、『仮面ライダー555』で木場勇治(オースオルフェノク)役として出演した。仮面ライダー555は今までの『仮面ライダーシリーズ』とは異なり、幼年層をターゲットにしつつも『人間と怪人の共存』をテーマとした複雑な心情描写と人間関係がシリアスに描かれた作品であった。
泉政行演じる木場勇治と半田健人演じる乾巧の二人を中心とした巧みな演技により幼年層だけでなく幅広い層からの支持を得た。
2004年ドラマ『科捜研の女』第5シリーズに出演
2004年になると木曜ミステリー枠(木曜 20:00-20:54)の大ヒットサスペンスドラマシリーズの『科捜研の女』第5シリーズに科学捜査研究所の乾健児役として出演を果たした。
また、この作品で『仮面ライダー555』で共演した半田健人や溝呂木賢と再共演を果たしたことで世間の注目を浴びた。
ドラマ『科捜研の女』には第11シリーズまで出演
『科捜研の女』第五シリーズで出演した泉政行は、同ドラマの第11シリーズの8話まで、沢口靖子演じる主人公・榊マリコの助手として出演を続けた。この作品は2004年(第5シーズン)から2011年(第11シーズン)までの7年間と、泉正行の俳優人生において最も長く付き合った作品であった。
第11シーズンの8話、泉正行は突然の降板をすることとなった。泉正行演じる乾健司は作中でも非常に人気の高い役の一つであったため、突然の降板には多くの人が驚かされたことであろう。
泉正行はこの作品を降板してから、病気がちとなりメディアへの露出が次第に減っていった。公式に発表はされていないが、泉正行の病気がこの作品の降板の一つの原因であることは想像に難くない。
泉正行は「ごくせん」で一躍有名に!
『東京ストリートニュース!』の読者モデルとして活動していた泉政行は芸能事務所『ギフト』と契約を結び、2002年に『ごくせん』にてテレビ初出演を遂げた。
『ごくせん』は森本梢子原作の大ヒットテレビドラマであり、2002年の第1シリーズから2008年の第3シリーズまで制作された。
『ごくせん』は仲間由紀恵を初めてする多くの著名芸能人がこの『ごくせん』の出演をきっかけその後の芸能界で大活躍を果たしているため、有名俳優の輩出ドラマとして多くの人々から注目を集めた。
泉政行もその一人であり、大内政行役として堂々のデビューを果たした。残念ながら彼自身にスポットが当たる回は殆どなかったが、『仮面ライダー555』や『科捜研の女』など大ヒットドラマ出演ずる人気俳優となるきっかけとなったことは間違いない。
泉正行のその他の出演作品
泉政行は、『ごくせん』、『科捜研の女』以外にも、さまざまな作品に参加している。ここでは、その一部を少し紹介したいと思う。
同名の漫画をドラマ化した『ライアーゲーム』
松田翔太・戸田恵梨香のW主演の緻密に仕上げられた心理戦を描く大ヒットドラマ『ライアーゲーム』にも泉政行は出演を果たしている。泉政行は2007年に放映されたシーズン1に、岡野健也役として出演した。
やんちゃな高校生の青春をテーマとした学園ドラマから打って変わって、終始暗い雰囲気で描かれる『ライアーゲーム』。どのような役でも見事にこなす泉正行の俳優としての底力を垣間見る事ができるドラマでもあった。
遺作となったのは映画『グレイトフルデッド』
2014年に公開され、アメリカのファンタスティック・フェストやゆうばり国際ファンタスティック映画祭など様々な映画祭に出品された世界的ヒット映画『グレイトフルデッド』に泉政行は柳道彦役として出演を果たした。
また、当時体調を崩していた泉政行は入退院を繰り返しながら仕事をしており、この『グレイトフルデッド』が彼の最後の作品となった。
泉正行は2012年以降体調を崩して病気が判明
泉正行の病気の噂など徹底解明する。
病名は公表はされていない!「肝硬変」だったとの噂
泉政行は2011年『科捜研の女』第11シリーズ出演の翌年から体調を崩しはじめ、それからは仕事も休みがちになっていたようだ。そして2014年からは病気のため入退院を繰り返しながらの仕事となり、メディアへの露出もどんどん減少していった。
2014年、世界的に有名な映画となった『グレイトフルデッド』の出演を最後に、2015年7月28日に都内の病院で死亡した。当時、泉政行は35歳の若さだった。
所属事務所の『ギフト』は同年の8月4日に公式ブログによって、泉政行の死亡を公表した。しかし、遺族の意向によって死因は公表されなかった。ネット上の噂によると、泉政行は「肝硬変」だったのではないかと囁かれている。
あるいは肝硬変よりも30~40代男性の死亡率が高い「肝蔵癌」や、血液の癌とも言われる「白血病」との噂もある。しかし、しかし泉政行がどのような病気によって死亡したのかについては未だに公式発表されていないので、いずれも噂の域を出ない。
泉政行が『肝硬変』の病気を患い亡くなるまでの経緯
2015年8月4日、泉政行の所属事務所の公式ブログによって泉政行の死亡という悲しい事実が公表された。泉政行の死亡の原因は何だったのか。どの時期から病気の兆候が見られていたのか。詳しく解説していきたいと思う。
大人気ドラマへの長期出演後に発病したのか?
泉政行は2004年の木曜ミステリー枠の大ヒットドラマ『科捜研の女』第5シリーズに出演を果たした。その後、沢口靖子演じる主人公・榊マリコの助手として2011年の『科捜研の女』第11シリーズ8話まで出演を続けた。
『ごくせん』、『仮面ライダー555』そして『科捜研の女』と大活躍を続けてきた泉政行だが、『科捜研の女』出演の翌年2012年からは体調を崩し様子を見ながらの仕事を続けていた。晩年には入退院を繰り返しながら、合間を縫っての仕事となりメディアへの露出もかなり減少していた。
泉政行の死亡という衝撃的な出来事が起きたのは、彼が『科捜研の女』第11シリーズを降板になった2011年から約4年後の出来事であった。
遺作は『グレイトフルデッド』
2012年に病気がちとなった泉政行は2014年、数々の映画祭に出品された大ヒット映画『グレイトフルデッド』に柳道彦役として出演した。グレイトフルデッドは内田英治監督の作品であり2014年11月1日に公開されたサスペンス映画である。
泉政行は所属事務所『ギフト』の公式ブログによると、2015年7月28日に死亡している。つまり、この『グレイトフルデッド』が彼の最後の出演作品となり、彼は遺作が公開された約半年後に息を引き取った。
死因の不明。「肝硬変」との噂も
泉政行の死因は遺族の意向により未だに公表されておらず、ネット上では様々な噂が飛び交っている。最も有力な死因は「肝硬変」ではないかと言われている。肝硬変は肝臓の線維化により肝機能が低下する病気であり、未だ根本的な治療方法は見つかっていない。
「肝硬変」とはどんな病気なのか
泉政行の死因として噂されている「肝硬変」という病気について、詳しく解説していきたいと思う。
原因は主に3つ
「肝硬変」が発症する原因としては主に三つの疾患が挙げられる。アルコール性肝疾患(ALD)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)そしてウイルス性肝炎である。日本においてはウイルス性肝炎が「肝硬変」発症の原因としてもっとも多く報告されている。
アルコール性肝疾患について
アルコール性肝疾患は、飲酒に伴う脂肪肝の蓄積によっておこり、慢性化することで肝硬変と移行する。泉政行は当人ブログで飲み会の様子よく掲載していた。このことからアルコール性肝疾患を疑う声がネットでも非常に多く見受けられる。
しかし、アルコール性肝疾患は例えば日本酒を一日3~5合摂取しても、肝硬変経の進行は成人男性であればおよそ20年かかると言われている。日本においても罹患者は中高年に最も多い。泉政行の年齢を考えるとその可能性は低いように思える。
非アルコール性脂肪性肝疾患
非アルコール性脂肪性肝疾患は通常肥満や糖尿病などの脂質代謝の以上によって起こるとされている。アメリカを中心とした先進国での発症率が高く、治療も困難であるために現在おおくの研究機関で治療法の開発に勤しんでいる。
泉政行はお茶の間の女性の心を鷲掴みにするほどスタイリッシュでイケメンであった。また非アルコール性脂肪性肝疾患はアルコール性肝疾患と同様、肝硬変に進行するのに長い年月がかかると言われている。
ウイルス性肝炎
そして最後のウイルス性肝炎であるが、これは我が国においてウイルス性肝炎は肝硬変のもっと多い病因として挙げられる。特に日本ではC型肝炎の罹患者が多く、半年程度の慢性化によって肝硬変に進行する人も少なくない。
ウイルス性肝炎は感染すると慢性化することが多いと言われており、多忙などにより生活習慣が乱れることで免疫機能が低下し病状が悪化していく。もちろん治療することも可能であるが泉政行のような多忙な有名俳優は病気を放置してしまうことが少なくないとも聞く。
泉政行の肝硬変の原因は「ウイルス性肝炎」なのか
「アルコール性肝疾患」や「非アルコール性脂肪性肝疾患」は生活習慣によって長い年月をかけて肝硬変まで進行することがほとんどである。遺伝的原因によってこれらの病気が発症することもあるが、生活習慣が原因であるものに比べると非常に稀である。
一方「ウイルス性肝炎」は男性の20代に感染することが多く、また自覚症状が出るまでに時間がかかる場合が多い。
日本において最も肝硬変や肝蔵癌の原因であるとの報告されており、泉政行の死因が肝硬変であるならば、この「ウイルス性肝炎」が原因である確率が最も高いと考えられる。
しかし、泉政行の死因は公式には公表されておらず、ネット上には様々な噂が飛び交っているというのが現状である。この推測もまた噂の一つであることを留意してもらいたい。
泉正行は結婚していたのか
若くして命を落とした人気俳優・泉政行は結婚していたのか。熱愛報道や噂される女性はいたのか。人気俳優の女性事情について解説する。
結婚はしていなかった
泉政行は35歳で亡くなったが、結婚や婚約はしていなかったと報じられている。結婚していないため当然、嫁や子供もいなかったとされている。兄弟には姉が一人いたようで、晩年両親や姉に支えられながら闘病生活をしていたと推測される。
熱愛報道なども特になかった
20代後半~30代前半は日本において男性の結婚率が最も高い年代である。泉政行は若くして俳優としての頭角を現した。彼の人柄も非常に温厚で人付き合いも順調であったことが彼のブログから推測される。
しかし泉政行は2002年『ごくせん』でのデビューから遺作『グレイトフルデッド』の出演まで、熱愛報道や結婚についての噂など一切なかった。
『ごくせん』でのデビューを脚切りに数々の大ヒットドラマや映画に出演をしていた泉政行にそのような時間はなかったのかもしれない。
天才は夭折する
高校生から捜査官まで匠にこなす若き天才・泉政行。「天才は夭折する」という言葉がありますが、泉政行も早すぎる死を迎えてしまいました。演技力はもちろんのこと、ルックスや完璧なスタイルに魅了されるファンの方々はとても多かった。結婚はしていなかったものの、彼の人柄を多くの人が支持していたことは間違いない。
死因については、「肝硬変」が最も有力な説ではあるが、公式発表されていないので不明のままである。肝硬変に限らず病気というのは恐ろしいもので、十分発達しているかのように思える現代においても多くの病気の治療方法は見つかっていないのが現状である。
デビューしてからお亡くなりになるまで、お茶の間の女性だけでなく男性までも虜にした泉政行。私も一ファンとしてご冥福をお祈りします。