冗談が通じない人の心理や特徴!冗談の通じない人との付き合い方は?
周りに一人は必ずいる冗談が通じない人。場を盛り上げるために冗談で言っただけなのに逆に雰囲気が悪くなってしまったり、怒られてしまった人もいるのではないでしょうか?今回はそんな冗談が通じない人の特徴や心理についてご紹介します。
目次
冗談が通じない人は疲れる…
場を盛り上げようと気を使って言ったはずの冗談だったのに、相手が怒ってしまったり、逆に場の空気が悪くなってしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか?
冗談が通じない人がいると何かと気を使うことになり、とても疲れてしまいます。そんな冗談が通じない人とはどのような付き合いをすればうまくいくのでしょうか?
冗談が通じない人の特徴
冗談が通じない人との付き合いをスムーズにするためには、冗談が通じない人の特徴を知ることが重要です。見た目でわかるわけではないので判断するのは難しいですが、その人の考え方や行動を見ていれば次第にわかってくるはずです。
学校や職場でスムーズにコミュニケーションを取るためにも、相手をよく観察して当てはまる特徴がないかチェックしてみて下さい。
真面目すぎる
冗談が通じない人の特徴の1つ目は「真面目すぎる」です。性格が生真面目すぎる人は遊び心がなく、冗談を言う人の心理を理解することができません。また言われた言葉を真に受けてしまうので、自分や誰かをけなすような冗談には過剰に反応してしまうという特徴があります。
正義感の強い人やコミュニケーションを取ることが苦手な人に特に当てはまる特徴なので、接するときには注意が必要になります。
心に余裕がない
冗談が通じない人の特徴の2つ目は「心に余裕がない」です。常にイライラ・ピリピリしていて心に余裕がない人は自分のことでていっぱいになりがちです。そのため誰かが和まそうと言ってくれた冗談に対しても「こんな時に」「空気を読んでくれよ」とネガティブに受け取ってしまい、冗談が通じない人になってしまうという特徴があります。
仕事や子育てなど、何かに追われてピリピリしている人は冗談が通じない可能性が高いです。良かれと思って言った冗談も逆効果になる可能性が高いので付き合い方には注意しましょう。
コンプレックスを抱えている
冗談が通じない人の特徴の3つ目は「コンプレックスを抱えている」です。容姿や性格など、誰しも1つくらいはコンプレックスに感じていることがあります。そんな普段から気にしていることを他人から指摘されたり、大勢の前で笑われたりすると誰でも気分を害してしまいます。
しかし悪気がない相手は、その冗談で空気が悪くなったりすると「そんなに怒らなくても」「冗談なのに」と思ってしまうのです。人が抱えているコンプレックスは様々なので、軽率に人をけなすような冗談を言わないようにしましょう。
プライドが高い
冗談が通じない人の特徴4つ目は「プライドが高い」です。プライドが高い人は自分の事を否定されたりけなされたりする事を異常に嫌います。そのため冗談でもみんなの前で笑い者にされたり、バカにされると許せないという特徴があります。
自尊心を傷つけられるような言動は確かによくありませんが、冗談もコミュニケーションの1つです。過剰反応すると冗談が通じない人と認識されてしまうので、時には場の空気を読むことも大切です。
話を聞いていない
冗談が通じない人の特徴の5つ目は「話を聞いていない」です。普段から集中力がなかったり自分にしか興味がない人は、他人の話をかいつまんでしか聞かないという特徴があります。その結果、話の流れがわからなくなり相手が冗談を言った時にその部分だけを聞いて怒り出したり、不機嫌になることも。
ちゃんと話を聞いていれば誰もが冗談だとわかるようなことも話を聞かない人には伝わりません。そんな事を繰り返していると、周りからは冗談が通じない人と思われても仕方ないでしょう。
冗談が通じない人の心理
ここまでは冗談が通じない人の特徴を5つご紹介してきました。あなたの周りにも当てはまる特徴の人がいたのではないでしょうか?上手くポイントを押さえてお付き合いしていくことが大切です。
では、次はそんな冗談が通じない人はどんな心理を抱えているのかについてご紹介していきます。単に気難しいだけと思っていた人も本当はそうではないかもしれません。相手の心理を知ることで付き合い方を変えることもできますので、参考にしてみてください。
素直すぎる
冗談が通じない人の心理の1つ目は「素直すぎる」です。冗談が通じない人は自分の感情に正直です。そのため不快だと思えばそのまま自分の感情を相手に伝えてしまいます。感情を素直に伝えることは大切ですが、まっすぐすぎる表現は場の空気を凍らせてしまうことも。時には空気を読むことも大切です。
しかし相手を傷つけるのはいけないこと。冗談と言えども相手を不快にさせたことには間違い無いので、冗談を言った人も相手の心理を理解し、素直に謝罪しましょう。
相手のことが嫌い
冗談が通じない人の心理の2つ目は「相手のことが嫌い」です。「いつも冗談が通じないな」と思っているあの人は、単にあなたのことを嫌っているだけかもしれません。嫌いな相手に対しては、些細なことで腹が立ったり、小さなことでも気になります。そんな心理から、あなたの冗談に過剰反応しているのかもしれません。
他の人の冗談には笑顔で対応している場合には、あなたのことが嫌い・苦手だと思っている可能性があります。失礼な態度で接していないか、自分の言動について一度見直してみましょう。
心を閉ざしている
冗談が通じない人の心理の3つ目は「心を閉ざしている」です。コミュニケーションをとることが苦手だったり、トラウマを抱えていて心を閉ざしてしまっている人は、誰に対しても心を開かないという心理状態にあります。そのため冗談だったとしても「悪口を言われた」「侮辱された」と捉えてしまう傾向にあります。
冗談が通じるのはコミュニケーションが取れている相手だけ。心の距離を感じる人との会話では、軽はずみに相手を下げるような冗談を言わない方が得策だと言えるでしょう。
冗談が嫌い
冗談が通じない人の心理4つ目は「冗談が嫌い」です。この心理の人はそもそも冗談自体の面白さや必要性を理解できないタイプ。冗談を言う人自体を嫌う傾向があります。「そんなことを言って何が楽しいのだろう」「付き合っていられない」と心の中で思っています。
そのため仲良くなろうとして冗談を言っても逆効果。さらに避けられてしまいます。相談事など真面目な話題を持ち出して距離を縮めていくことが大切です。
冗談が通じない男性に対する女性の印象
冗談の通じない人の心理について理解していただけたでしょうか?自分とは違う考えの人を理解することは難しいですが、円滑な人付き合いのためには欠かせないこと。理解しようと努力することが大切です。
では次は、冗談が通じない男性に対して女性がどのような印象を抱くのかについてご紹介します。男性・女性で考え方は違うもの。自分がどう思われているのか参考にしてみてください。
面白みがない
冗談が通じない男性に対する女性の印象の1つ目は「面白みがない」です。初めてのデートに出かける際には相手を知るために、ゆっくり会話できる場所を選ぶ人も多いはず。そんなデートの時に全く冗談が通じない男性だと会話が続かず女性は息が詰まってしまいます。何気ない冗談で盛り上げてくれる男性の方が一緒にいて楽しいと感じるでしょう。
生真面目すぎる性格は女性を萎縮させ、悪い印象を与えてしまいます。適度な冗談で相手を楽しませるくらいの心の余裕は持ち合わせていたいものです。
安心感がある
冗談が通じない男性に対する女性の印象の2つ目は「安心感がある」です。冗談の通じない男性は確かに面白みはありませんが、非常に真面目で結婚相手には最適です。いつも冗談ばかり言っている男性は能天気で頼りなく、女性は不安になってしまうでしょう。
真面目すぎて堅苦しいところはありますが、日々の生活には安心感は欠かせません。冗談の通じない男性を好む女性も多いので、男性には自信を持っていただきたいものです。
冗談が通じない女性に対する男性の印象
女性から男性に向けての印象について理解していただけましたか?悪い意見ばかりかと思いきや、良い意見もあり意外だったと思います。
では反対に冗談が通じない女性に対する男性の印象はどういったものが多いのでしょうか?日頃自分の思いを口にすることが少ない男性ですが、心の中ではこんなふうに思っているかもしれません。
いつもイライラしている
冗談が通じない女性に対する男性の印象の1つ目は「いつもイライラしている」です。
男性は女性に喜んでもらったり、気をひくために冗談を言うことがよくあります。しかし男性の方が精神年齢が低いため、女性にとっては幼稚だったりつまらないと感じてしまうことも。せっかくの男性の気遣いも逆効果になってしまいます。
一生懸命盛り上げようとしたのにイライラされてしまうと男性はがっかり。女性も少しは男性の気持ちを汲んであげる必要があるのかもしれません。
一緒にいても楽しくない
冗談が通じない女性に対する男性の印象の2つ目は「一緒にいても楽しくない」です。
多くの男性は自分がしたことを誰かに褒めてもらうことが大好き。自分が言った冗談で喜んでくれる女性がいると自分に自信を持つことができるのです。そのため、逆の性格の女性に対しては一緒にいても楽しくないという印象を抱いてしまいます。
無理に冗談に付き合う必要はありませんが、男性の自尊心を傷つけないよう多少の配慮は必要かもしれません。
冗談が通じない人との上手な付き合い方
男性・女性それぞれの考えを理解した上で、冗談が通じない人とうまく付き合っていくにはどうしたら良いのでしょうか?お互いに嫌な思いをしないためにもポイントを押さえて、うまくコミュニケーションを取れるようにしましょう。
真面目な話をする
冗談が通じない人との上手な付き合い方のつ目は「真面目な話をする」です。冗談の通じない人は人とコミュニケーションを取ることが苦手です。その為、世間話や噂話など冗談混じりの会話になるとうまく対処できず、空気が悪くなってしまうのです。
そんな人と話をしないといけない時は自分の悩み相談や仕事の話など、真面目な話題をふるようにしましょう。付き合いが浅くてもその人の経験から話が弾み、スムーズに会話ができるでしょう。
礼儀正しく振る舞う
冗談が通じない人との上手な付き合い方の3つ目は「礼儀正しく振る舞う」です。冗談の通じない人はプライドが高く見下されることを嫌います。そのため初対面なのに礼儀がなっていない、敬意を示さない人に対しては敵意をむき出しにすることもあるでしょう。
そんな人には冗談を言わないことはもちろん、礼儀正しく接することが大切です。挨拶はもちろん正しい敬語や気遣いなど、相手を敬っていることを表現すればうまく付き合うことができるでしょう。
わかりづらい冗談は避ける
冗談が通じない人との上手な付き合い方4つ目は「わかりづらい冗談は避ける」です。
冗談の通じない人は他人の言う冗談に敏感です。その為、あなたが意図していなかったことでも冗談だと受け止められて勘違いされることもあるでしょう。不要なトラブルを避けるためにも、本気なのか冗談なのか曖昧な発言はしないほうが、付き合いをしていく上で無難だと言えます。
否定的な冗談は言わない
冗談が通じない人との上手な付き合い方4つ目は「否定的な冗談は言わない」です。場を盛り上げるために言った冗談だったとしても、誰かを傷つけたりけなすような冗談は感心できません。冗談が通じる人・通じない人に関わらず、否定的な冗談を言うことは避けた方がよいでしょう。
その場では盛り上がるかもしれませんが、実は傷ついている人がいるかもしれません。自分の評判を下げるような発言は控えた方が賢明です。
心に余裕を持つ
冗談が通じない人との上手な付き合い方の5つ目は「心に余裕を持つ」です。冗談の通じない人はあからさまに不機嫌な態度をとったり、心無い言葉をあなたに浴びせてくるかもしれません。そんな時に自分自身の心に余裕がないとトラブルに発展してしまうことも。落ち着いて対処することが必要です。
前もって冗談の通じない人と話さないといけないことがわかっている場合は、話す内容やタイミングを十分考慮し余裕を持って話しかけるようにしましょう。
冗談でも言ってはいけないこと
会話を楽しむことは大切ですが、誰かを傷つけていては元も子もありません。冗談が通じる・通じないに関わらず、言ってはいけないこともあります。分別のある発言を心がけ、きちんと自分の発言には責任を持ちましょう。
容姿や性格について
体型や顔の輪郭、内向的な性格など、人の容姿や内面について面白おかしく話すことはタブーです。他人からは気にしていないように見えても、本人はコンプレックスを感じているもの。軽々しくコンプレックスについて言及されると心に傷を負うこともあるでしょう。
言った方は覚えていなくても言われた方は忘れられません。自分の軽はずみな発言で相手を傷つけないように注意が必要です。
家庭環境について
母子家庭や父子家庭など、家庭環境は多様化しています。各家庭にそれぞれの事情があり、それぞれの苦労があるでしょう。そんな家庭環境について他人が口出しすることは絶対にNGです。
また家族構成だけではなく、金銭的な事情や職業についても他人が口出しすることではありません。冗談でも絶対に口にしないようにしましょう。
「冗談の通じない人」だと思う人へ!冗談への上手な対処法
ここまで読んでいただいた人の中に「もしかしてこれって私のことかも…」と思っている人がいるかもしれません。そんな人のために、冗談への対処法をご紹介します。冗談に対する対処法を知ることで、今までよりもよいコミュニケーションを取れるよう頑張りましょう。
笑顔で聞き流す
冗談への上手な対処法の1つ目は「笑顔で聞き流す」です。つまらない冗談や不快になるような冗談を言ってくる人はたくさんいます。なぜそんなことを言ってくるのかは理解できませんが、その度に真に受けていると疲弊してしまいます。イラっとする感情を一旦飲み込んで笑顔で聞き流してみましょう。
軽くあしらっておくことで相手にされていないことに気付き話しかけてこなくなるかもしれません。またあなたに非がないにも関わらず「冗談の通じない人」という悪い印象を他の人に与えないためにも、少し我慢して対処してみましょう。
距離を置く
冗談への上手な対処法の2つ目は「距離を置く」です。必要以上に冗談を言ってくる人は限られています。なのでその人と関わる回数が少なくなるように距離を置くよう対処しましょう。そうすれば必然的に冗談を言われる回数も減り、心に余裕ができます。
仕事や学校などでどうしても話さないといけない場合には必要事項だけを話す・世間話をしないなど、必要な会話だけに留める対処法も有効です。
理解しようとする
冗談への上手な対処法の3つ目は「理解しようとする」です。冗談を言う人の心理を理解するのは難しいと思いますが、相手がなぜそんなことを言うのか、どんな気持ちなのか理解しようとすることが大切です。
「自分を楽しませようとしてくれている」「仲良くなりたいのかも」など前向きに考えることで、苦手な冗談もポジティブに捉えることができます。最初から拒否するのではなく、前向きな気持ちで冗談に対処してみましょう。
冗談と上手く付き合おう
今回は冗談の通じない人の特徴・心理・対処法についてご紹介してきました。参考になりそうな情報はあったでしょうか?
普段何気なく言っている冗談ですが、人を喜ばせることも傷つけることもできます。冗談の使い方によって大きな違いが出てしまいますが、上手く付き合えばよいコミュニケーションツールになります。冗談を上手く使い分けることで、良好な人間関係を築いていきましょう。