信頼が厚い人の性格や特徴!厚い信頼を得る方法とは?

信頼が厚い人の性格や特徴を一挙解説します。厚い信頼を得る人は常日頃の言動や行動、考え方など共通していることが複数存在します。この記事を読むことで普段の何気ない考え方や行動があなたの信頼度を高めているか、また下げているのかを理解することに繋がるでしょう。

信頼が厚い人の性格や特徴!厚い信頼を得る方法とは?のイメージ

目次

  1. 1信頼が厚い人ってどういう人?
  2. 2そもそも「信頼が厚い」とはどういう意味?
  3. 3信頼が厚い人の特徴《性格編》
  4. 4信頼が厚い人の特徴《行動編》
  5. 5厚い信頼を得る方法
  6. 6信頼が厚い人と信頼がない人の違い
  7. 7信頼が厚い人や人望を集めるには言われてみると当たり前なことを徹するだけ

信頼が厚い人ってどういう人?

みなさんの周りには信頼が厚いと言われる人はいますでしょうか。またその人にはどのような特徴があるでしょうか。信頼が厚い人の行動の特徴や共通点には様々なものがあるかと思います。

例えば、あなたの考え方を理解してくれたり、大小問わず大切な約束を守ってくれたり、誠実な心であなたに期待を示してくれたり、立場が上であっても謝ってくれたり、など。あなたの心が負の感情にならない行動や言動が見られると思います。

そもそも「信頼が厚い」とはどういう意味?

「信頼」とは何か。信頼とは文字通り、人を信じて頼ることです。つまり、「信頼が厚い人」というのは、人から信じられ、頼られる人であるということです。ここでいう「厚い」というのは、信じ、頼る人の多さです。その多さを厚みとして表現しています。

信頼が厚い人になると、やがて人望がある人と言われるようになります。誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。人望とは、多くの人から尊敬され、信頼され、期待されることです。言い換えると自らの人望を育てるためにはまずは信頼を厚いものにしていくことが求められるわけです。

今回は誰もが憧れるであろう人望がある人になるための構成要素である信頼を厚いものにする方法や行動についてご紹介していきます。
 

信頼が厚い人の特徴《性格編》

信頼が厚い人の性格的な特徴について、4つの観点で解説します。

誠実である

信頼が厚い人の共通の性格として、誠実さがあげられるでしょう。誠実さとは何かという話しですが、誠実さとは正直さであると語られることもあると思います。ただし実際のところ「誠実である」ということと「正直である」ということは本質的に異なります。誠実さとは正直を上回るものであると考えると良いでしょう。

というのも「正直」というのは、現実の通りに言葉を選ぶことであり、「誠実」というのは、現実を言葉に合わせるように行動する気概や意思を表すことだからです。

例えばあなたが遅刻したとして、「遅刻しました。」ということは「正直」と判断されます。一方で、「誠実」というのは、「この時間にくる」と約束の時間を設けたとして、きちんとその時間通りに来ようとする、もしくはきちんと来る意思や行動を切り取って表現されます。


つまり、約束を守る意思をもち、達成させるということが誠実であるということです。

主体的である

信頼が厚い人の性格や考え方としてもう一つの重要要素は主体的であるかどうかです。

例えば、目の前に問題や障壁が生じたとしたときに、それを環境や誰かのせいにして自分ではどうすることもできないと考えるか、その問題を解決するために自分なら何ができるか、その壁を超えるために自分ならどうやって壁を超えられるのかを考えるかの違いです。

もちろん、主体的であるというのは上述した内容の後者です。問題を誰かのせいにするのではなく、自分ごととして捉え、自らの行動や発言によって問題解決を目指します。


主体的であるということが信頼を得る上で土台となって来る考え方や性格の部分ですので、改めて意識しましょう。

目的意識がある

信頼が厚い人の性格や考え方としてもう一つの重要要素は目的意識があるかどうかです。あなたは今何のために日々生活し、行動しているでしょうか。信頼を得る人の特徴として、目指しているものがあり、行動に一貫性が見られるということも人望に繋がる重要要素です。

具体的にいうと、日々目的意識もなく、ただ1日を流れるように過ごしていて言っていることややっていることが一貫していなかったり、環境や時間の言いなりになって過ごしている人をあなたは信じて、そして頼ろうと思うでしょうか。

信じることはあっても、頼ろうとは思えないはずです。なぜならばその人は自分の目的もなく受け身で人生を過ごしているわけなので、あなたが頼ったとしても頼ったことを全うしてくれるかどうか不安に思うはずだからです。

逆にいうと、人生に置ける目的意識があって、その実現に向けて自らを鼓舞し、行動している人にはあなたは頼りたかったり人生を共にしたいと考えるのではないでしょうか。

改めて身の回りの信頼を得ることに成功していたり、人望がある人を思い返してみると目的意識という特徴や共通点が見えて来るはずです。ですのでみなさんも当事者意識を持って心得ましょう。

理解力ある

信頼が厚い人の性格というか能力にもなりますが、もう一つの重要要素は理解力があるかどうかです。あなたが誰かに悩みを相談したり、いいアイディアを思いついた時に話したいと思う人はどのような特徴を持っているでしょうか。きっと共感してくれたり、意見を尊重してくれるという特徴があるのではないでしょうか。

一方で、理解力がなく、常に自分の考えを曲げなかったり、自分以外の意見や行動、考え方の全てを真っ向から否定して来ると言った特徴がある人に、あなたは話しかけることすらしないと思います。

信頼を得るためには自ら働きかかけるという方法に止まらず、相手から働きかけてもらうことで信頼を得るという方法もあります。一見自分の意見を伝えて指示することが信頼を得ると考えがちですが、自分で行動せずとも、話しを聞いて心の底から理解してあげるだけでも信頼を得るには充分だったりもするのです。


何とかありがたい意見を言おうとして躍起になってしまう人がいたとしたら、もう一度落ち着いて見てください。しっかりと理解してあげようとしたり、正しく理解する能力を持っていると思ってもらえるだけでも人望を得ることに繋がります。

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信頼が厚い人の特徴《行動編》

信頼を得ることで人望を勝ち取るためには性格だけでは難しく、行動を伴わせる必要があります。果たして信頼が厚い人はどのような行動や方法で信頼を築いているのでしょうか。6つの行動を紹介します。

自らの責任で考える

あなたは部下がミスした時に部下のせいにしますでしょうか。それとも部下やメンバー、会社が成功させてあげられなかったと考えるでしょうか。信頼が厚い人や人望がある人は、必ず後者で物事を考えている特徴があるはずです。

もしも前者になりがちな人は、注意して読んでいただきたいですが、後者である人は何か問題があった時には「後輩が成功するために自分の仕事の振り方は適切だったのだろうか。」、「会社が成長するために自分の役割は最大限果たせたのだろうか」という方法で考えます。

一見、自分の責任にすることは損するようにも感じられるかもしれません。ただし、よく考えて見てください。あなたが部下や周りや環境のせいにした時に、短期的にはあなた自身の保身は可能でしょうが、それを目の当たりにしている周囲はあなたに対してどのような印象を抱くでしょうか。
 

所詮そこらにいる人と変わらないなと思われたり、責任を押し付けられるくらいならあの人と何か一緒に取り組むのはやめようと考えられるのが落ちなのではないでしょうか。

上記のような短期的な方法で自らの保身を考えるのではなく、長期的な方法で物事を捉えることが人望に繋がります。つまり、自分の責任で物事を考える癖をつけることができれば、あなたの人望に繋がる信頼度合いも軒並み上昇するでしょう。

嘘をついたりごまかしたりしない

嘘をつくという行動は愚の骨頂であるという認識を持ちましょう。嘘をつくのはあなたの性格や人格すらも疑われる行為です。記載する必要がないほどに共通認識として、世の中で最も低次元な行動であるという認識をもちましょう。

自己管理ができる

やると言ったことをやろうとする意思はあっても、毎回成し遂げない人をあなたはどう思うでしょうか。口ばかりで物事をやり遂げられない人と判断するのではないでしょうか。

人望のある人は何かやると決めたことに対して、甘えたい時に甘えず、時間を無駄にせず、黙々と決めたことをやり遂げるのではないでしょうか。自己管理は全てに起因しますので、堕落してしまいそうになった時は常に自分を節制させる意識をもち行動しましょう。

相手のメリットも考える

私利私欲のためならば、相手が損しようが何とも思わない。という人が周囲にいるとしたらあなたは頼りたいと思いますでしょうか。きっとならないはずです。

あらゆる場面であなたにとって最善なことは何なのかを考えてくれたり、それを満たしてあげたいという前提で周囲との折り合いをつけて言葉をかけてくれたり、機会を与えてくれる特徴がある人をあなたは信じ、そして頼ると思います。

話を心の底から理解するまで聞く

何か相談した時に、話の途中で「いや、そうじゃない。」、「はいはい、わかりました、つまりこう言いたいんでしょ。」と言われたとしたら、返答の内容が確からしいものだったとしても、「あなたはなんか違うんだよな。」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

自分の感情も理解することも難しいのに相手の心や考えを限りなく正しい形で理解することは相当難しいことです。なので、相手の話しは仮に本筋が見えたと思えても最後まで頷きながら聞いてあげましょう。

もしかしたらあなたから何か返答する前に、最後まで話しをしてもらった段階で「スッキリした」とか「悩むほどのことでもなかった」など、理解してもらえる安心感がその人を救うこともあります。

厚い信頼を得る方法

ここまで信頼が厚い人の性格的、行動的特徴を解説してきました。ここからは実際にどのようにすれば自分が信頼が厚い人になれるのかということをご紹介して参ります。
 

反応する前に自らの行動を選択するクセをつける

雨が降ったらイライラしますか?傘をさしますか?人は何かが起きたら反応する前に考えることができて、行動を選択できるという動物の中でも珍しい特徴を持っています。

雨が降ったらイライラして人に感情をぶつけるのではなく、傘をさして雨を凌いぐこともできます。これがたとえ雨ではなく人にぶつかられた時も一緒です。何かが起きた時にどのような対応をするかは誰でも選択することができるのです。

どうなりたいかを再認識する

忙しさによって視野が狭くなり、「何のためにやっているんだろう。」と自問自答してしまうこともあると思います。そう言った時は感情的になりやすかったり、とっている行動や手段、方法が不適切、つまり最善ではないことがあります。

自分がどうなりたいのかを考える時間がないと思った時は、一旦立ち止まるという方法をとって、最終地点をイメージすることも大切です。

時間管理や物事の優先順位を常にどうなりたいかから見直す

最終地点をイメージすることができたら、何に時間をかければいいのか、何から手をつければいいのかがまたはっきりしてくると思います。信頼を得ることができる人望がある人は、目的から逆算した時の行動の一貫性があるというのを思い出しましょう。

相手のために何ができるのかを常に考える

自分は自分のために何ができるのかということを考えるのは当たり前の域を超えません。人望があり信頼されている人は普段から自分に関わってくれている人のために自分は何ができるのかを考えて、それを実際の行動に移すことが可能です。

信頼が厚い人と信頼がない人の違い

ここまでは信頼が厚い人の特徴や、どのような行動で信頼を厚いものにするかということを解説してきました。次は、反面教師として人望がない人の行動の特徴をご紹介します。ご自身に当てはまっているものがないかご確認ください。

人のせいにしたりやる前から諦めたりするクセがある

「どうせ無理。」という人とあなたは過ごしたいと思いますか。心が暗くなるだけかと思います。またどうせ無理という考え方が染み付いている人は負の性格から人の幸せをも蝕む可能性があります。

そのような人は信頼が厚い人になる以前に、人から関わられなくなる危険性があります。

感情的にしか物事を捉えることができない

感情と論理はどちらも大切であることは間違いありません。ただし、常に感情的な側面でしか物事を捉えない人がいた場合、あなたはその人に論理的に、または体系的に説明しようと思えるでしょうか。

疲れるだけだと思います。できる限り関わらないようにした方が身のためだ、と思われてもしょうがない行為です。一方で信頼が厚い人は論理の側面も考慮して物事を捉え、そして対話してくれるでしょう。

何を目指しているのかがわからない

以前言ってたことと、今言っていることの根底から覆っている人がいたとしたら恐ろしいとは思わないでしょうか。何故ならば以前言っていた話しに共感して、信頼することができていたにも関わらず、言ってることがまるっきし変わったとなると、当時の信頼してた自分に後悔してしまいます。

信頼が厚い人は目指しているものや根本的な考え方は変わらないものです。

仕事の任せ方が雑だったり手段を限定したりする

「何でやってないの!」と任された覚えのない仕事に対して檄を飛ばしてくる上司やメンバーがいたら鬱陶しいと感じざる追えないのではないでしょうか。信頼が厚い人、つまり人望がある人というのは、どこからどこまでを仕事としてその人に任せているのかということを両者が腹落ちするまで対話します。

謝らない

約束を破るなど、確実に否のある行動をしているにも関わらず、その否を認めず謝罪してこない人が周りにいたらあなたのイライラしている感情は報われないと思います。むしろ恨む気持ちすら芽生えます。

信頼を得ること、人望がある人を目指すのであれば、何か悪いと思える行動をとった時は素直に謝り、恨みの感情が芽生える前に留めましょう。

もちろん、過去に謝った行動を繰り返すと謝った行動が裏目にでる方法になりますので、二度と繰り返さないように行動を徹底しましょう。

人のことを理解しない

全て自分の経験則でしか物事を評価することができない人や理解に徹しようとしない、話しを聞かないという人は性格的に問題があると思われて人望や信頼を失い続けるでしょう。

礼節にかける

立居振舞や、常識、礼節など文化的に適切とされる規範を逸脱しても全く気にも止めない人は信頼を失うには最も最適な方法かもしれません。性格的なものだから問題ないのではなく、その場や人に対しての配慮がないことを表すことになります。

約束を破る

約束を破るというのは嘘を付くのと同義です。性格にも問題がありますが、信頼を失う方法としてはこれも最適な方法になります。どんなに小さな約束でも言ったからには守ることに徹しましょう。実現が難しいと思えるのであれば、事前に伝えるという方法で嘘を付くことから自らを遠ざけましょう。

信頼が厚い人や人望を集めるには言われてみると当たり前なことを徹するだけ

信頼を得るために特別なことをしなければならないというよりも、社会に生きる我々にとっての人間的な常識であったり、当たり前と思われているような行動を一貫して取れるかどうかということが厚い信頼に結び付くということがわかったのではないでしょうか。

ご自身の行動を今一度振り返ってみて人望のある人を目指してみてはいかがでしょうか。

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