理詰めの意味とは?理詰めをする男女の性格や特徴・付き合い方
あなたの周りに理詰めで話する人はいませんか?例えば会社の上司などです、理詰めで話をする人は性格的に気難しいのが特徴で、男性も女性も対応や付き合いが難しいです。気難しい理詰めをする男女の性格や特徴、付き合い方を見ていきましょう。
目次
理詰めの意味とは?
理詰めの意味とは、議論や思考などについて、理屈や論理で押し通す事を言います。理詰めの使い方としては、理詰めで話す人や、理詰めで追及するなどと使います。
論理とは考え方や議論を行う際の筋道の事を指しています。論と理はどちらも「ことわり」のことであり。物事の道理といった意味を持っています。理詰めで物を言う際の理屈とは、論理と同様に、物事の筋道を意味する言葉です。
理詰め対義語
理詰めの対義語として屁理屈という言葉があります。理屈は物事の筋道が正しい事を指していますが、屁がついて屁理屈となると、折曲がると言った意味を持ち、理屈の対義語となります。
理詰めをする人の性格【男性編】
理詰めをする男性の性格というのは特徴的です。周りの人から敬遠されがちな理詰めで物を言う性格の男性の特徴を見ていきましょう。
常に上から目線
理詰めをする人の特徴に、自分が相手より格上であると思っている事が多いので自分でも気づかないうちに、上から目線で話をしてしまっている事が特徴です。その為、相手が拒否反応や嫌悪感を示しても気づかずに、正論を話す自分に酔いしれているのでその場の空気を読む事を苦手としています。
厄介なのが、あまり仕事もできないのに口だけは達者という人です。そういうタイプの多くは、理詰めで物を言う人が多いです。理詰めをする人の中でも一番厄介で、疎まれる人の特徴でもあるこういう相手は自分が対応を変えるしか付き合いする手段はないと思っていた方が良いです。
理詰めの人というのはそれほどに対応するのが難しいのです。
同性からは好かれない
理詰めで話してくる男性は同姓にはあまり好かれません。先輩や同僚からは、できるだけ関わりたくない危険人物のレッテルを貼られている事が多く、必然的に昇格なども無理な人物というのが特徴です。
同姓の上司の評価が大きく関わってくる昇格なども、仕事が一緒にやりにくい相手だと、人の上に立つのは到底難しい人物とみられる場合がほとんどです。
理詰めで話をしてくる男性は同姓に好かれないのが特徴で、出世も難しいです。
経験値は意外と低い
理詰めをしてくる人は意外と口だけの場合が多く、経験値は低い場合が多いのが特徴です。理屈はそうであっても自分は経験していない場合が多く、理論だけで話をしているのが特徴です。
なぜそうなるかというと、実は自分に自信がないので理論で武装しているという男性が多く、口だけというのが理詰めをしてくる男性の大きな特徴です。
経験値が意外と低いのも理詰めの人の特徴でもあります。
実は論破される事を恐れている
理詰めをしてくる男性の男性の多くは論破される事を怖がっているという特徴もあります。自分が負けるのが怖いので理屈で武装して正論を振りかざすのです。しかし、自分より格上の人に対しては話し方を変えて、同じ立ち位置にいる人に対しては理詰めで立場を上に持って行こうとするのが特徴です。
理詰めをする男性は実は自分が論破されるのが怖いので理屈や正論で武装しているのです。
理詰めをする人の性格【女性編】
理詰めをしてくる男性の性格的な特徴を見てきましたが、理詰めをしてくるのは男性だけではありません。女性にも理詰めで話をしてくる人は存在します。理詰めで話をしてくる女性の性格的な特徴を見ていきましょう。
頭でっかちで柔軟性に欠ける
理詰めをしてくる女性の性格は、凝り固まった考え方を持っている事が多いです。理詰めをしてくる女性は柔軟性に欠ける性格を持っているので臨機応変に相手に対応するという事が出来ないのが特徴です。
その為、対応は相手が合わせるしか方法はありません。理詰めをする性格の女性は、それでも悪びれる様子もなく、淡々と仕事や物事を進めていくのが大きな特徴です。
コミュニケーションを取る事が出来ない
理詰めの男性がそうであるように、理詰めの女性も人に合わせるという事が出来ないのが性格的な特徴です。コミュニケーション能力は必然的に低いのが理詰めの女性の特徴です。
一見、淡々と仕事をこなす、デキる女性という特徴がありますが、理詰めの女性の発言に傷付いている人も周りにたくさんいます。
それでも空気の読めない理詰めの性格の女性は、自分が相手を傷つけている事に気が付いていないという特徴を持っています。
自分の考えを押し付けてくる
理詰めをしてくる人は男性も女性も正論にこだわります。自分の言っている事や考え方が全て正論であり正しい答えだと思い込んでしまい。相手にもそれを押し付けてきます。
時には柔軟に、臨機応変に対応しなくてはいけない場面でも、正論にこだわりすぎて対応する事が出来ません。そればかりか、空気が読めない理詰めの男性や女性は、周りの人に自分の考えを押し付けてくるという特徴があります。
柔軟性のない考え方で正論ばかり唱えて様々なケースのトラブルについていけないのが理詰めの女性の大きな性格的な特徴です。
細かい所にこだわりすぎる
理詰めをしてくる女性は考えが凝り固まって柔軟性に欠けるのが特徴で、答えが出ていてもいちいち細かい事まで気になります。
柔軟性に欠ける考え方は融通が全く利かず、細かいところまで理詰めで攻撃してきます。こだわりすぎて周りからは鬱陶しがられるのも理詰めをしてくる女性の特徴でもあります。
凝り固まった考え方の性格を直していかなければ人間関係やコミュニケーションが円滑に測れません。理詰めの女性は周りから敬遠されてしまうという特徴があります。
理詰めをする人の特徴
理詰めで話をしてくる人の性格は特徴的で、男性も女性も意味なく理詰めで話をしていると付き合いづらい人と、敬遠されがちです。付き合いづらい人と敬遠されてしまう理詰めで話をしてくる人とはどのような特徴があるのでしょうか。
正論だけが理詰めの人の特徴
理詰めをする人の心理として常に正論を振りかざしたいという欲求を持っています。正論が武器で、常にその武器を使用したい、試したいと言う様な欲求を持っているのが特徴です。
その為、いつ、いかなる場面でも、自分の武器の強さ、権力を見せるように正論を振りかざします。普通の会話であれば正しいのは正論だけでなく、人には感情という部分があり、感情を抜きに話をする事は問題の本質からずれていきます。
しかし、理詰めをする人は、とにかく正論が全てで、正論が正しいという考え方から理詰めを強行してきます。その結果、理詰めの人とは付き合いづらい、対応できないと思われる特徴があります。
物事を白黒ハッキリさせたいのが理詰めの人の特徴
理詰めをする人の特徴とは、物事の意味を白黒はっきりつけないと、気が済まないという特徴があります、曖昧な事が嫌いで物事の意味を白黒はっきりつけないと気が済まないという気持ちから、流されるまま、物事の意味を適当に決める事を嫌い、筋道や根拠を立てて物事を決めるという特徴があります。
そのため、話にまとまりがあったり、一貫性があったりして話が分かりやすいです。特徴的な曖昧さを嫌う性格は、次にどんな事を言ってくるか予想がたってしまいます。確かに正論ではあるのですが、世の中にはグレーな部分も非常に多くあります。
白黒はっきりつけたい理詰めな人の考え方はグレーな部分になると判断がつかなくなり、多くの理詰めな人はそのグレーな部分を人に押し付けたり、回避しようとする行動に出るのが特徴で、ずるい性格で付き合いにくい人として避けられてしまいます。
反論を恐れるのが理詰めの人の特徴
理詰めする人とは、人を論破する事で高揚感を得ているのですが、自分が正論を唱えてもかなわないほど弁が立つ人に対しては恐怖感を覚えています。論理的に意味を分かりやすく話をする事で、相手に反論されないようにする事で快感を得ているのですが、反対に相手に正論で反論されると困り果ててしどろもどろしてしまいます。
理詰めをする人とは、まさか相手に理詰めで返されるとは思っていないので、急に相手に理詰めされると怯えてしまうのも大きな特徴のひとつです。相手に急に理詰めされると、焦って暴走したりしてしまう事もあるので理詰めの人が周りにいるような場合は、その人を理解して付き合いしていく事を考えておかなければいけません。
理詰めの人とは、実は常に反論を恐れているので正論を振りかざすのです。
意外とメンタルが弱い理詰めな人
理詰めをする人とはメンタルが意外と弱いものです。理詰めの人とは、意味が理論的にしか行動できないので、メンタル的にダメージを受けた時は立ち直るのに時間がかかるという傾向にあります。例えば自分が反対に理詰めで論破された時や反論された時は大きなダメージを負ってしまうという傾向にあります。
理詰めの人とは、感情的に発言する事がないので相手から感情的な意味合いで反論されると、すぐに心が折れてしまうという傾向にあります。
理詰めをする人の心理
理詰めで話をする人の心理とはどのようなものがあるのでしょうか。常に正論を振りかざして相手を打ち負かす事を考えている、理詰めな人の心理とはどのようなものなのか見ていきましょう。
理論で守る事で安心する
理詰めする人とは意味が正当な正論にこだわりますが、何故正論にこだわるかというと論破されるのが怖いので正論で武装しているのです。理論武装するという意味は正論という鎧を身にまとっているという意味です。
正論の鎧によって自分の身は守られているという安心感が得られます。何を言われても正しい意味の根拠を持って反論する事が出来ます。正論なので怖い事はありません。
つまり相手と口論になっても意味の正しい正論を唱えている限り論破される事はない、という安心感があるのです。責められても自分は間違ってないという安心感から理詰めで攻めてきます。
理詰めする事で安心感を得る
理詰めするとは、わかりやすく言うと正論という強い武器を持っているという事です。自分の発する言葉は正論であり、スキがないという自信を持っています。
相手がどう反論してきても正論である限り、論理に穴がない限り反論は全て跳ね返す事が出来るのです。つまり、自分は正しいという事を確かめる事が出来て、自分は間違っていないという事を思えて安心できるのです。
理詰めする人とは安心感から相手に対して強気でどんどんと正論をぶつけてきます。対応する方法は正論の隙間の小さな穴を見つけて切り崩していくしかありません。正論で理論武装している相手と付き合うのは疲れてしまい対応できなくなってしまいます。だから理詰めする人は対応が難しい、付き合いにくい人として敬遠されがちです。
理詰めする人は実は弱い人
理詰めをする人は実はメンタル的には弱い人が多いのが特徴です。論破されるのが怖いので理論武装しているのであり、反論されないように正論を訴えてきます。
しかし、裏を返せばなぜそこまで正論にこだわるかというと、反論される事を恐れているからなのです。理詰めをしてくる人に対して理詰めで対抗するとしどろもどろしてしまう事が見受けられます。
自分は絶対正しいという自信の裏返しは反論を恐れているので正論ばかりで攻めてくるのです。理詰めしてくる人は実はメンタルが弱く、反論を恐れているのです。
理詰めをする人は嫌われがち?
理詰めしてくる人はハッキリ言って嫌われがちです。なぜかというと自信たっぷりに上から正しい事を言い、考えが凝り固まっているからです。何を言っても正論しか言わないのでは色んな意味で会話は成り立ちません。
理詰めする人は正論で人を打ち負かす事に快感を覚えているのです。正しい事なので反論は難しく、対応する方からすればこれほど厄介な人はいません。
理詰めしてくる人は対応が難しいので嫌われてしまいます。特に会社の上司などから理詰めで物を言われたりする場合は更に付き合いづらく、対応が難しくなります。
理詰めをしてくる人との上手な付き合い方
理詰めしてくる人に対しての上手な対応や付き合い方にはどのような方法があるのでしょうか?普通に相手にしなかったり距離を置く事が出来る関係であればそれで済むのですが、会社の上司や同僚といった仕事が関係してくるとそういうわけにもいきません。
理詰めしてくる人への対応や上手な付き合い方について見ていきましょう。
ゆっくりと話す事を心がける
理詰めの人と話をする時のポイントはゆっくりと話す事を心がけましょう。理詰めの人は落ち着いた人と話したいという気持ちを持っています。
焦って自分の話ばかりしていると、落ち着きがなく、まっとうな事を話していてもマイナスとなるイメージを与えてしまいます。ゆっくりと落ち着いたトーンで話す事を心がけましょう。
焦ると相手の思うつぼです。相手の話を聞きながらゆっくりと自分のペースで相手の言う事をよく聞いて冷静に判断してから話すように心がけましょう。
大切な話でなければ聞き流さす
理詰めの人と対応する時には全ての話を真に受けないようにしましょう。時には話をわざと聞き流す事も大切です。理詰めの人の話を一つ一つすべて受け止めていては大きなストレスになります。
理詰めの人の対応をする時は、理詰めの人のわかってほしいという気持ちを受け取めながら、大切な話だけをきちんと聞けば、それだけで理詰めの人の聞いてほしいという欲求は満たされます。
理詰めの人と対応する場合は、全てをまともに聞いていてはストレスになるので、大切な話だけ聞いて後は聞き流す。というような対応の付き合い方をしなければいけません。
しっかりと話を聞く
理詰めの人と付き合ったり、対応していくのであればしっかりと相手の話を聞く事も大切な事です。話を聞く事が大切なのは、相手は分かってほしいという気持ちを持っている事が大きな理由です。
自分の事を理解してくれないと、人に対しては排他的になりますが、理解してくれる人には理詰めの人も好意的になります。
理詰めの人と対応したりうまく付き合いたいのなら相手の話をよく聞く事も大切な事です。
理詰めには平謝りしない事で対抗する
とにかく正論でハッキリ白黒つけたい理詰めな人に対しては平謝りする事はあまりおすすめできません。とりあえず謝ればいいと思っている、とか、謝ったところで問題は解決しない、と、更に怒らせてしまう原因になるかもしれません。
理詰めな人に意見された時は、きちんとメモを取るなりして、相手の言いたい事をちゃんと理解した事を示しましょう。相手の言いたい事に対して、どんな原因があって、今後どのように対処していくか、キチンと述べる事が大切です。
理詰めな人は論理的でない話し合いや感情的な表現が苦手な人が多いです。相手をさらに怒らせないように対応しましょう。
理詰めをする上司への対処法
理詰めの人と付き合うのに避けて通れないのが会社の上司です。上司など仕事がらみで関わり合いがある人とはおいそれと距離を置くわけには行けません。上司が理詰めの時の対処の仕方を見ていきましょう。
とにかく相づちを打つ
理詰めをしてくる上司への対処法は、とにかく相づちを打つ事です。相づちを打ち反対意見を示さない態度で過ごす事が対処法です。下手に反論すると理詰めの上司はヒートアップして、話が長くなってしまいます。
「わかりました」「勉強になります」「今後そのようにします」「おっしゃるとうりです」など、全て相づちを打って上司の言う通り頷けば、話は無駄に長くなりません。
その時、上司の話をメモを取るなどして、態度として従っているように思わせれば話はスムーズに終息していくでしょう。
上司の熱が冷めるのを待つ
先程も書きましたが上司が理詰めな人の場合は相手の熱が冷めるのを待ちましょう、ヒートアップしている時に余計な事を言っても話が長くなるだけです。
相づちを打ちながら上手くやり過ごしましょう。話が長くなるようなら途中でトイレに行くなどして上司の熱が冷めるのを待つのが良い対処法です。
上司に反対意見を示さない
上司が理詰めな人の場合は、上司に対して反対意見を示してはいけません。上司を怒らせて話が長くなるだけです。正論を振りかざして意見してくる上司に対して反論していては自分の立場が悪くなるだけです。
上司が言いたい事を理解するようにして相づちを打ちながら必要な話だけ聞いておくようにしましょう。理詰めな上司に対して反論していては話が長くなり、自分の立場も悪くなってしまいます。
理詰めな人に対抗するには
理詰めな人を黙らせるにはどうしたらいいのでしょうか。ああ言えばこう言う理詰めな人に対抗する方法はどのような話し方があるのでしょうか。
挑発に乗らない
理詰めなクレーマーには感情的になった相手を言い負かす事で楽しんでいる人も少なくありません。相手を挑発するような話し方をする人も多いです。挑発に乗らない事が大切で、話を最後まできちんと聞くようにしましょう。
理詰めな人も、長時間こねくり回すように文句を言い続けている事にも疲れる上に、こちらが感情的にならない事で、肩透かしをくらったような気分になり、文句を言うのをやめてしまうでしょう。
理詰めな人は、相手が感情的になるのを待っている、と、自分の感情を落ち着かせ、一歩引いた態度で対応するといいでしょう。
折り合いをつける
理詰めな人に対抗してある程度口論するのもいいですが、どこかで折り合いをつけましょう。ある程度口論して、お互いの意見をぶつけ合えば、相手の意見について理解する事も大切です。
基本的に他人同士であるため、意見がすべて一致する事がありません。長く付き合っていくためにはどちらかが折れる必要があります。
理詰めの人はまず折れないので、こちらが折り合いをつけて口論を終わらせましょう。
理詰めの人と付き合うには感情的になってはいけない
理詰めの人というのは気難しく頑固な一面を持っています。正論で武装して話をしてくる理詰めな人に対抗するのはとても難しい事です。
しかし、正論だけでは話にならないのも事実です。理詰めの人と相対する時は、まず感情的にならないようにしましょう。相手はそれを待っているのです。理詰めで物を言う人の多くは感情的になった相手を正論で論破する事で自分に酔いしれます。
理詰めをする人と相対する時は、相手の挑発に乗らず、大切な話だけ聞くように対処しましょう。正論だけでは人は生きていけません。理詰めをする人は世間を狭くしているのです。