貫禄の意味とは?貫禄がある人の特徴を紹介

「貫禄」や「貫禄がある」という言葉の意味とは?また言葉自体の意味だけではなく、貫禄がある人の特徴もご紹介します。他にも「貫禄がつく方法とは?」というところや、「貫禄がある」という言葉を使う際の注意点なども紹介していますので、チェックしてみてください。

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目次

  1. 1「貫禄がある」は褒め言葉なのか?
  2. 2「貫禄」の意味とは?
  3. 3「貫禄」の使い方
  4. 4貫禄がある人の特徴【男性編】
  5. 5貫禄がある人の特徴【女性編】
  6. 6貫禄がつく方法とは?
  7. 7「貫禄がある」と言う場合の注意点
  8. 8男性は「筋肉」女性は「出産」で貫禄が出る?
  9. 9貫禄は外からも中からも出てくるもの

「貫禄がある」は褒め言葉なのか?

「貫禄がある」とは、どのような言葉なのでしょうか。これは褒め言葉なのか、それともけなし言葉などの悪い意味の言葉なのでしょうか。

「貫禄」の意味とは?というそもそもの意味から、例文を使った「使い方」までをご紹介します。また、貫禄がある人というのはどのような人でどのような特徴を持っているのかという部分もお伝えします。

これらを知ることで、より「貫禄」や「貫禄がある」という言葉の意味を理解できるようになりますので、ぜひチェックしてみてください。

「貫禄」の意味とは?

まずは、そもそもの「貫禄の意味とは?」というところから解説していきます。「貫禄」とは、体つきやその人の態度から感じる人間的な重みや風格のことを言います。また、それに伴う「威厳」などのことも指しています。

あえてとても悪い言い方で分かりやすく説明すると「偉そう」などの言葉が当てはまるような体つきや態度のことを言います。そのような悪い意味ではありませんが、ニュアンスとして捉えてください。

「貫禄」の使い方

「貫禄の使い方とは?」というところをご紹介します。「貫禄」を使う場合には、貫禄という言葉だけで使うことはほぼなく、「貫禄がある」や「貫禄がある人」などの言葉を繋げて実際には使います。

つまり「貫禄」という言葉の意味に当てはまるような「人」に向けて使うことが多く、そのように使われる言葉となります。

「貫禄」を使った例文

「貫禄」の使い方をより分かりやすくするために「貫禄を使った例文」をご紹介します。さきほど挙げた「貫禄がある」というのも1つですが、他にもいくつかご紹介していきます。

「貫禄がある」、「貫禄が出る」、「貫禄がない」、「貫禄がつく」、「貫禄が増す」といった言葉を使いつつ、例文にてご紹介します。

貫禄があるを使った例文

「色々な経験を積んでいる人なだけあって、あの人は貫禄がある」

「貫禄」という言葉の意味に当てはまるような、風格や威厳、態度などを持っている人に対して使うことが想定される言葉が「貫禄がある」です。

貫禄が出るを使った例文

「貫禄が出るようになるには、もう少し経験が必要だ」

これまであまり「貫禄」というものが感じられなかった人に対して、「貫禄が出た」とか「貫禄が出るようになった」などの言葉を使います。また例文のように「貫禄がまだ出ない」というような使い方もできます。

貫禄がないを使った例文

「いつも偉そうにはしているけれど、あの人には貫禄がない」

偉そうにしている先輩や、威張り散らしている上司などに対して使われるような言葉となります。この場合には、「貫禄」の意味説明の中にも使われている、「威厳」という言葉にも使いニュアンスで使われます。

「いつも偉そうにしているけれど、あの人には威厳がない」という言い方でもほぼ同じような意味として伝わるでしょう。え偉そうにしているだけで、人間としての重みが感じられないような人に使われます。

貫禄がつくを使った例文

「しばらく会ってない間に貫禄がついたなー」

これまではあまり「貫禄」を感じなかった人に対して使う言葉です。ただ、今までのことを否定するような意味として使われるわけではなく、純粋に「今」の貫禄について述べているケースが多いです。

この例文の言葉のあとに、「前に会ったときは『小僧』って印象だったのにな!」などの言葉を付け加える場合は、冗談か本気か、多少は以前は「人としての重みはなかった」という軽い否定的な意味も入ります。

貫禄が増すを使った例文

「あの難所を乗り越えて、一段と貫禄が増しましたね」

「貫禄が増す」ということは、つまり以前から貫禄があったけれど、ますます貫禄がついて人としての重みや威厳が増したということを言っている例文になります。

ある程度の歳を重ねている人や、上司など目上の人に「貫禄がつきましたね」などの言葉は「これまでは貫禄がなかった」という否定も入ってしまい失礼にあたるので、「貫禄が増す」という言葉を選ぶようにしましょう。

貫禄がある人の特徴【男性編】

「貫禄」という言葉のそもそもの意味や、例文を交えた使い方をご紹介しましたが、ここからはその「貫禄」というものが「ある人」の特徴をご紹介します。

「貫禄がある人」というのは、その「貫禄」を含め、それ以外にもどのような特徴が見られるのか、という部分を解説していきます。まずは「貫禄のある男性の特徴」から見ていきましょう。

オーラがある

非常に抽象的な表現になってしまいますが、「貫禄のある男性」というのは、「オーラ」のようなものが感じられます。これは、貫禄がある男性がそばにいる人であれば、「なんとなく」言わんとしていることは分かるはずです。

「圧倒される」ような、「気圧される」ような、それでいて「頼りがい」がありそうな、そんなオーラを感じることができるので、「この人は貫禄があるなぁ」としみじみと実感できるような特徴があります。

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肝が座っていて落ち着いているのが特徴

貫禄がある人というのは、「肝が座っていて落ち着いている」という特徴があります。これは「何事にも動じない」というような雰囲気の意味です。

逆説的になりますが、「すぐに慌てる」、「何かあるとすぐ声をあげてビックリする」ような人に対して「貫禄がある」とは思わないでしょう。態度だけではなく、行動を起こす時、言葉選びなどにも落ち着きが取って見えるのが貫禄がある人の特徴です。

ストイックに物事に取り組むのが特徴

貫禄がある人に見られる特徴としては、「ストイックに物事に取り組む」という特徴もあります。真剣にまっすぐに物事に取り組んで、他の人から見ると「そんなにしなくても…」と思われるようなケースもあります。

物事に対して真剣に向き合わず、何につけても「いい加減」な人には、周りからの「貫禄がある人」という評価は得られません。真剣に、ストイックに物事に取り組める人から貫禄が感じられるのです。

他人に対して寛大なのが特徴

貫禄がある人というのは、ストイックなので自分には厳しいのですが、その厳しさを他人にまで求めることはせず、「他人に対して寛大」という特徴もあります。

他人に対しても厳しく、口うるさいような人は実力を認められることはあっても、「貫禄がある」と言われるようなことはありません。他人がミスをしても「自分のところで受け止めてしまうような器」の持ち主にこそ、貫禄があるという言葉は使われます。

貫禄がある人の特徴【女性編】

「貫禄がある人」というのは、特に男性女性でそれほど大きく変わるわけではありませんが、ここからは「貫禄がある人の特徴【女性編】」を見ていきます。

注意してほしいのが、これはのちほどお伝えしていることですが、女性に対して「貫禄がある」という言葉はあまり軽々しく使うべきではありません。

ですので、貫禄がある人の特徴が見られる女性がいたとしても、心の中で「尊敬の意味を込めて」貫禄があると思うだけに留めて、本人に伝えたりはせず、もし伝えるならそれぞれの特徴に合わせた言葉で伝えましょう。

決断力があるのが特徴

貫禄がある人の特徴としては、「決断力がある」というものが挙げられます。これは、貫禄がある人の肝が座っている特徴などから、「決断をうじうじと悩まない」ということが言えます。

もしその決断にミスがあってもそれを受け止めるような覚悟があるからこその「決断力」なので、肝が座っている人でなければできないことです。

ですから、貫禄がある人というのは「決断力」がありますが、先にも伝えたように、女性に言う場合は、「貫禄がある」ではなく「決断力がある」とこの特徴に合わせた言葉で伝えましょう。

行動力があるのが特徴

貫禄がある人というのは、「決断力」だけではなく、「行動力」も伴っているのが特徴となります。決めるだけではなく、決まったことは即行動に移すことができる行動力があるのです。

何か物事を「やる」と決めるところまでは比較的誰でもできることですが、そこから先の「実践」となると腰が重い人のほうが多いといえるほどです。

貫禄がある人は物事にストイックに取り組む姿勢があるので、やると決めたことがあれば、そこで足踏みすることなく、行動に移すことができるのです。

常に堂々としているのが特徴

貫禄がある人というのは、「常に堂々としている」のが特徴です。コソコソしたり、逃げたりせずに、「ドン」と構えて頼りがいのある様が貫禄がある人の特徴になります。

決断力や行動力があり、それに対する責任を追う覚悟や肝の座った心がなければ、「堂々としている」ことはできませんから、それらの特徴も合わせたものと言えるでしょう。

経験豊富なのが特徴

貫禄がある人というのは、「経験豊富」なのも特徴として挙げられます。そもそも「経験豊富だからこその貫禄」とも言えるくらいに貫禄が出るには様々な経験が必要です。

「貫禄」の意味にも「人間的な重み」という言葉がありましたが、つまり「薄っぺらい人生」を送っている人には、貫禄というものは出てきません。

様々な経験を経て少しずつ積み重なって出てくるのが「貫禄」というものなので、「経験豊富」というのは、貫禄がある人には必須とも言えるような特徴となります。

貫禄がつく方法とは?

貫禄がある人になりたい、という願いを持っている人に役立つ内容として、「貫禄がつく方法」をいくつかご紹介していきます。どのような方法を使えば貫禄のある人になれるのでしょうか。

背筋を伸ばして姿勢を良くする

貫禄のある人というのは、背筋が「ピン」と伸びたキレイな姿勢をしている人が多くなっています。背中が丸まって自信なさげに見える人は「貫禄がある人」には見えませんので、まずは「姿勢」を意識しましょう。

ストレスを溜めず朗らかにする

ストレスが溜まって「気難しい顔」をしていると貫禄のある人には見えません。貫禄がある人というのは、心にゆとりがあり、余裕がある人です。

適度なストレス発散方法を見つけて、定期的にストレスを解消し、心にゆとりを持って、余裕のある朗らかな笑顔を「自然と」作れるようにすることが、貫禄のある人になるためには大切な要素となります。

経験や知識を積む

貫禄がある人のように、どんなことにも余裕をもって、肝が座った態度を取ることができる理由の1つには、たくさんの知識と経験があるという裏付けがあるケースも多いです。

ですから、たくさんの経験を積みましょう。「経験」がベストなのですが、経験ができないことはせめて「知識」としてでも取り入れておきましょう。そうすることで、貫禄がある人に少しずつ近づくことができます。

自分に厳しく他人に優しいという意識

貫禄がある人というのは、ストイックで自分には厳しいですが、他人に優しくできる心のゆとりも持っています。ですからまずは、「その意識」だけでも持つように努力しましょう。

意識を持っているだけでも、少しずつそのような振る舞いができるようになりますので、すぐにできなくても「意識」だけは持っておくように努力しましょう。

「貫禄がある」と言う場合の注意点

「貫禄がある」という言葉は、本来であれば良い意味であり、褒め言葉なのですが、使い方や使う場面、また相手の捉え方次第では「悪い意味」にもなるので、使い方には注意が必要です。

たとえば、「太っている人」に対して使う場合は、その場面を考えないと「太ってますね」と言っているように聞こえてしまう場面もあります。

また、女性に対して使う場合は特にその場面や相手を考えないと、「強そう」とか「偉そう」とか「男勝り」や、時には「おばさんくさい」というように捉えられてしまうこともありますので、注意が必要です。

男性は「筋肉」女性は「出産」で貫禄が出る?

貫禄はここまでにお伝えしてきた方法でも出すことができますし、貫禄がある人の特徴から見られる部分を参考にすることでも貫禄をつけることができます。

ただ、男性は「体格が良い」ということでも「貫禄がある」ように見えます。実際に「貫禄がある人」の条件のようなものを満たしていなくても、パッと見では「貫禄がある人」に見えます。

そのことを利用して、あとは「中身」が伴ってくれば本当の貫禄がある人になれるので、筋肉をつけたり、脂肪をつけたりして体格から入り、それに伴った中身になれるような努力をするという方法も良いでしょう。

そして、女性については、ここまでに挙げた方法以外にも「出産を経験する」ということで「貫禄がある人」になることが挙げられます。

「出産」という大変で神秘的な経験をすることで、人として「一皮むける」のはよくあることで、悪い言い方をすると「図太くなる」という言い方もします。

落ち着きが出たり、肝が座ったりと「出産という経験を経て」女性は子どもを守るためにも強くなり、そこから貫禄がある人、頼れる母親になっていくということも挙げられます。

貫禄は外からも中からも出てくるもの

ここまでに見てきたように、「貫禄」というのは、行動や態度、言動などの「外見」から、性格、精神面などの「内面」まであらゆる要素が重なって出てくるものです。

姿勢や体格が良くても、いつもイライラして小言ばかり、八つ当たりばかりしているような人は「貫禄がある人」とは周りから思われませんし、決断力があって、経験が豊富だとしても、いつも背中が丸まっていて「おどおど」した態度では貫禄がある人とは思われません。

パッと見の見た目から感じるものと、性格など内側からにじみ出てくるもの、そのどちらも身につけることで、周りから貫禄がある人だと思われるようになるので、貫禄がある人になりたい場合は、どちらも身につけられるように努力しましょう。

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