依存心の意味とは?依頼心が強い人の心理や特徴と接し方を紹介
今回は依存心が強い人の心理や依存心が強い人の特徴を紹介していきます。依存体質の人とは、どういう接し方をしたらいいのか、依存体質の人の克服方法なども紹介させていただきます。あなたの周りに依存心が強い人がいる時には、接し方の参考にしてください。
目次
あなたの周りに依存心が強い人っている?
今回は依存心の意味について紹介させていただきます。依存心が強い人というのは、悪いイメージで使われることが多い言葉です。そんな依存心が強い人は、どんな心理や特徴があるのでしょうか。
依存心が強い人の特徴から、依存心が強い人との接し方などもまとめていきます。あなたの周りに依存心の強い人がいる時には参考にしてみてください。
またあなた自身が依存心の強い人なら、依存心をなくす方法も参考に、依存体質を改善していけるようにしましょう。
そもそも「依存心」の意味とは?
今回は依存心が強い人や依存体質の人を紹介していきます。そもそも依存心とはどういう意味の言葉かご存じでしょうか。依存心とは、人に頼る気持ちのことを意味しています。
人に頼る気持ちがあること自体は悪いことではないと言われています。困ったことがあった時に、自分から助けを求められる人のほうが、ストレスもためにくくなるようです。
しかし依存心が強い人は、人に頼りすぎることが問題になります。人に頼ってばかりいる依存体質のおかげで、周りの人に迷惑をかけてしまっていることもあるようです。
依存心が強い人の心理
依存心が強い人の特徴をみていく前に、依存心が強い人の心理からみていきましょう。依存心が強い人はどんな心理から依存体質になってしまっているのでしょうか。依存体質になってしまう心理の理由についてみていきます。
寂しい
依存心が強い人とは、寂しいという心理を持っています。依存心が強い人が依存体質であるのは、そもそも性格的に寂しがりであることが理由であることもあるのです。
依存心が強く寂しがりやな人は、1人でいることに耐えることができません。誰かが傍にいてくれないと寂しい気持ちに押しつぶされそうになってしまいます。その気持ちを和らげてくれる人が現れると、その人に依存してしまうのです。
自分の寂しさを癒やしてくれる人だということで、その人を話したくないと考えるようになるようです。
不安な気持ちになっている
依存心が強い人とは寂しがりやです。基本的に近くに誰かがいないと寂しいという心理になります。近くに誰かいないのは、寂しいだけではなく不安な気持ちになってしまうと言う心理である場合もあります。
自分がいないところで、その人が自分の悪口を言っているのではないかと不安な気持ちになるというのも依存心が強い人の特徴です。
ちょっとした時間であっても、自分の周りに誰もいない時間ができることで、みんなに嫌われてしまったのではないかと不安になってしまうので、誰かいないと嫌なのです。誰かに依存してしまう依存体質になるのは、1人になることへの不安も影響しています。
構ってほしい
構ってほしいと思っているというのも、依存心が強い人の心理の特徴です。1人でいることに対しての不安もありますが、いつでも誰かの注目を集めていたいという心理を持っているのも依存体質の人の心理の特徴です。
依存心が強い人の心理の特徴とは、常に誰かに「大丈夫」と心配されていたい「頑張ってるよ」と褒めてもらいたいという心理があります。
誰でもいいから誰かに構っていてほしいという心理になります。しかし多くの人は、そんな人は面倒くさいからほかっておくものでしょう。たまたま構ってくれる人が現れるとその人に依存してしまう傾向があるようです。
他人のことを考えられない
依存心が強い人とは、他人のことを考えることができないという心理の特徴もあります。他人のことを考えることができないので、他人が困っていてその人に依存をしてしまうことになります。
他人のことを考えられないとは、自分勝手であったりわがままだということにもなります。依存心が強い人は、自分の寂しさや心理が癒やされることを1番に考えるので、そのことで周りの人にどれくらい迷惑をかけているのかまで考えることができていません。
自分を構ってもらうために、その人が仕事の手を止めていてくれることにも気がつかないというのが依存体質の人の特徴です。
精神的に自立ができていない
依存心が強い人とは、精神的に自立ができていないという特徴もあります。依存体質の人は、精神的に自立ができていないことで、寂しいと思った時に1人でその感情を乗り越えることができないでいるのです。
精神的に自立ができている人であれば、寂しい気持ちや不安な心理になってしまった時でも、自分の中でその気持ちを消化していけるものです。
しかし依存心が強い人は自分だけではその気持ちを和らげることができないので、結果として周りの人を巻き込んでいってしまうという特徴があるのです。
依存心が強い人の特徴《男性編》
それでは依存心が強い人の特徴とはどんな特徴があるのかをみていきましょう。依存心が強い人の中でも、男性と女性では依存体質の特徴に違いがあるのでしょうか。まずは依存心が強い男性の特徴からチェックしてみましょう。
嫉妬深い
依存心が強い男性の特徴には、嫉妬深いという特徴があります。特に恋愛の場面では、彼女に嫉妬しやすいという特徴がみられます。
男性は普段の生活では、大半が仕事をしていることになるでしょう。仕事の関係ではさらっとしているタイプでも、恋愛になると相手に依存して嫉妬深くなるというタイプもいるようです。
例えば何時間かおきに連絡をしないと浮気をしているのではないかと疑うタイプです。自分が何時間かおきに連絡をしろと言われたら嫌がるのに相手には求めるというのも依存心が強い男性の特徴です。
自分に自信がない
依存心が強い男性の特徴とは、自分に自信を持つことができないという特徴もあります。自分に自信を持つことができない分。周りにいる人を自分の自信にできることにしたいと考えているところがあるのです。
例えば自分は普通の人だけど、友達には学年1頭がいい人がいるというような感じです。自分に自慢できるところはないけれど、周りの人が「スゴイ!」という人と知り合いであることで、自分もスゴイと思いたい気持ちがあるようです。
彼女に関しても、自分はスゴイところはないけれど、誰もが羨ましいと思うような彼女がいることで安心したいとう気持ちがあるようです。
優柔不断
優柔不断であるというのも依存心が強い男性の特徴です。依存心が強い男性とは、自分では何かを決めることができないという特徴もあります。責任を持ちたくないという気持ちから、自分で何かを決断することが嫌なのです。
誰かの意見に流されてしまったり、誰かの意見に賛同しているほうが楽だと考えてしまうところがあるようです。そのため、自分で決めなくてはいけないという場面になると、どうやって決めたらいいのかわからなくて、いつまで経っても決めることができません。
依存心がある人は、周りの人に嫌われたくないという心理もあるので、誰かに嫌われたくないという理由から何かを決めることができないということもあるようです。
わかりやすい愛情表現を好む
依存心が強い男性の特徴とは、わかりやすい愛情表現を好むという特徴があります。依存心が強い男性は、寂しがりや不安になりやすいという特徴があります。
恋人ができた時には、恋人からの愛情表現が少ないと、愛されているかどうかすぐに不安になってしまうのです。駆け引きなどをしないで、わかりやすく愛された方が喜ぶというのも、依存心が強い男性の特徴です。
言葉や態度でみせなくてもわかっているでしょうと思わずに、しっかりと言葉で愛情表現をする、スキンシップをしっかりと取るということが大切になりそうです。
依存心が強い人の特徴《女性編》
依存心の強い男性も大変ですが、依存心の強い女性も付き合うのは大変になりそうです。依存心が強い女性とはどんな特徴があるのでしょうか。付き合うのが大変だと言われる特徴についてまとめていきましょう。
プライドが高い
依存心が強い女性とは、プライドが高い女性の特徴にもあるようです。プライドが高い女性と依存心が結びつかないかもしれません。プライドが高い女性というのは、自分が1番だと思っています。誰よりも優れていると思っています。
そのため例えば恋愛の場面なら、自分の恋人が他の誰かに気持ちが移るということはないと思っています。そのためもしも気持ちが離れてしまいそうになると焦るのです。自分ほど完璧な恋人がいるのに、心変わりをするなんて許すことができないのです。
相手の心変わりを許すことができない気持ちから、相手に依存してしまうということはあるようです。
周りに流されやすい
周りに流されやすいというのも、依存心が強い女性の特徴です。周りに流されてしまうとは、自分の意見をもっていたとしても、周りの人が違う意見を持っていたら、それに合わせてしまうという意味です。
依存心が強い人は、周りの人に嫌われるのを恐れているところがあります。自分の意見を言うことで、周りの人に嫌われてしまうのではないかと考えることがあるようです。
また依存心が強い女性も、責任を取りたくないという気持ちがあります。自分が言った意見が通ってしまうことで、もしも失敗してしまった時、自分が責められるのが嫌だという気持ちもあるのです。
めんどくさがり
依存心が強い女性は、めんどくさがりだという特徴もあるようです。責任を取りたくないという心理にもつながりますが、自分が先頭をきってやることで、トラブルに巻き込まれたり責任を取らなくてはいけないということが面倒くさいのです。
友達とご飯に行くという場合でも、自分で決めてしまうと連絡をしなければいけなかったりめんどうなことが多いので、相手におまかせしてしまうのです。
人間関係のことを色々と考えるのが面倒くさいから、誰かに頼ってしまうという依存体質になってしまうこともあるようです。
連絡がないと不安
恋愛の場面では連絡がないと不安に感じてしまうというのも、依存心が強い女性の特徴です。会えない日には毎日連絡をしてほしい、何時間か起きに連絡をして欲しいというのが、依存心が強い女性になります。
依存心が強い女性が連絡がないと不安に感じるのは、相手が自分以外の誰かと一緒にいて、自分を1人にしようとしているのではないかと感じてしまうからです。
自分のことを忘れてしまうのではないかとさえ考えているところがあります。自分以外の誰かといることで、自分のことを忘れてしまわないように、こまめに連絡をしてほしいという心理になるのです。
依存心が強い人は仕事ができない?
依存心が強い人は、恋愛で色々と迷惑名行動をしてしまうと言われます。しかし依存心が強い人が迷惑だと感じるのは恋愛の場面だけではありません。
依存心が強い人は、仕事の場面でも周りに迷惑をかけていることがあるのです。依存心が強い人の仕事での行動をみていきましょう。
仕事の仕方が分からない
依存心が強い人が仕事で困ってしまうのは、仕事の仕方が分らないということです。依存心が強い人は、誰かに頼るところがあります。仕事の仕方は、誰かが教えてくれるはずだと思っているのです。
誰かが教えてくれるだろうから、自分から「何をしたらいいですか?」と先輩などに聞くこともありません。誰も声をかけなければ、1日中でも座って指示があるのを待っているでしょう。
自分から声をかけないくせに、「誰も仕事を教えてくれなかった」と文句を言うのも依存心が強い人の仕事での特徴になります。
すぐに誰かに頼る
すぐに誰かに頼るのも依存心が強い人の特徴です。仕事で困ったことがあるとすぐに、自分にはできないといって仕事を放棄してしまうこともあります。
ちょっと調べればわかるような簡単なことでも、誰かに聞くというのも依存心が強い人の特徴です。自分で調べるよりも、誰かに頼った方が早いと思っているのです。場合によっては手伝ってもらえるかもしれないと考えていることもあるようです。
上司だけではなく部下であったとしても、何か面倒なことがあるとすぐに頼るというのが依存心が強い人の特徴です。
責任があることはしたくない
責任があることはしたくないというのが、依存心の強い人の特徴です。すぐに誰かに頼るところがある依存心が強い人は、誰かに頼られることは苦手です。自分で判断したりするのが苦手なので、できるだけ責任があることはしたくないと感じています。
責任があることを任されることで、自分が矢面に立たなくてはいけなくなることが嫌なのです。責任がある仕事をすることで、誰かに嫌われてしまうかもしれないと考えるととても憂鬱になるのです。
できるだけ目立つことなく、誰かに頼って仕事がしたいというのが依存心の強い人になります。
依存心が強い人への接し方
依存心が強い人は恋愛でも仕事でも、周りの人に迷惑をかけることが多いようです。そんな依存心が強い人と接する時には、どんな風に接するといいのでしょうか。依存心が強い人との接し方の注意点などもみてみましょう。
褒めちぎる
依存心が強い人への接し方には、褒めちぎるという方法があります。依存心が強い人は、自分に自信がないことで誰かに依存をしてしまっていることがあります。
依存心が強い人に自身をつけるためにも、相手を褒めて褒めて、自分に自信を持ってもらうということも大切になるでしょう。
ただしプライドが高くて依存心が強い人には逆効果になるので注意も必要です。相手の心理もチェックしながら接するようにするといいでしょう。
安心させてあげる
依存心が強い人は自分に自信がなかったり、周りの人に嫌われてしまうのではないかという心理から依存体質になっていることもあります。
依存心が強い人に、1人きりになることはないと安心させてあげるようにするというのも、依存心が強い人への接し方になります。例えば相手が友達なら、あなたのことは大切な友達だから安心して欲しいと普段から言うようにするのも1つの方法です。
依存心が強い人が恋人であったなら、普段から愛情表現をしっかりとして、相手の気持ちを安心させてあげることも大切でしょう。
あえて距離を置く
依存心が強い人とは、あえて距離を置くという接し方もあります。依存心が強い人を褒めたり安心させるというのは、一時的にはよい付き合いをしていくことができますが、長期的に考えると、できれば早めに依存心が強い人に精神的な自立をしてもらう必要があります。
精神的な自立を促すために、あえて距離を置いて突き放してみるという方法もあります。適度な距離をとりつつ、本当に依存心が強い人の困っている時だけ助けてあげるようにします。
依存心が強い人の要求にすぐには答えないようにすることで、自分で行動しなければいけないことを理解してもらえることもあります。
依存体質を克服!依存心をなくす方法
自分が依存体質かもしれないと思った時には、どうすると依存心をなくすことができるのでしょうか。依存心が強い人におすすめの依存心をなくす方法を紹介させていただきます。
依存体質であることを認識する
依存体質を克服したいと思った時には、自分が依存体質であるということを認識することが大切です。自分が依存心が強いということを理解できていないうちは、どんなことをしても依存体質を改善することはできません。
自分が依存体質であることを認識することで、どうして依存してしまうのかを考えるきっかけになります。自分の依存体質と向き合うためにも、まずは自分が依存心が強いということを求めるところから始めましょう。
一人でいることを怖がらない
依存心が強い人とは、寂しがりやだったり、周りの人と関係をもっていないと不安になってしまうという特徴があります。依存体質を克服したいという時には、一人でいることを怖がらないようになることも大切です。
誰かと一緒にいなくても、落ち着いた気持ちでいられるように、一人でいても大丈夫なんだと思えるようになっていきましょう。一人でいることを怖がらなくなることで、誰かと一緒にいないと不安だという依存心を克服していくことができます。
誰かに合わせようとしない
依存心が強い人は、誰かを頼りにしてしまうところがあります。その気持ちは、誰かと同じ意見に合わせておけば問題ないという考え方に繋がっています。誰かに合わせてしまえば、自分が責任をとる必要もなくて楽だからです。
しかし依存体質を克服したい時には、自分の意見をしっかりと言えるようにしていくことが大切です。自分の意見を言うためには、自分で考えていくことも必要になります。
誰かがやってくれるだろうではなく、自分がやらなくてはいけないと思えるようになることが大切です。
夢中になれるものをみつける
依存心が強いことを克服したいと思った時には、夢中になれるものをみつけることも大切です。仕事ではなく、趣味でも構いません。これをやっている時は時間を忘れることができるというものをみつけてみましょう。
夢中になれるものをみつけることができることで、一人でいる時間が苦痛ではなくなります。むしろ一人の時間を楽しむことができるようにもなるでしょう。
あなたは大丈夫?依存体質度を診断チェック!
依存体質の人は、周りの人にも迷惑をかけてしまうことがあるようです。もしかしたら自分も依存心が強い人かもしれない、そんな不安にかられた時には、依存体質度をチェックしてみてください。
依存体質度診断
□付き合った人から連絡がしつこいと言われたことがある。
□恋人とは1日会えないと不安だ。
□多数派にいた方が楽だと思う。
□仕事では教えてもらうのが当たり前だと思う。
□役職に就きたいとは思わない。
診断結果
【0から1チェック 依存体質度30%未満】
ほとんど依存の傾向は見られません。普通の人だと言えるでしょう。
【2から3チェック 依存体質度50%程度】
やや依存体質の傾向がありそうです。恋愛では注意をしましょう。
【4から5チェック 依存体質度70%以上】
依存体質である可能性があります。恋愛だけではなく、仕事にも支障が出ていないでしょうか?
依存心が強い人は精神的に自立をすることも大切
依存心の意味と、依存心が強い人の心理や特徴と接し方を紹介させていただきました。依存心が強い人は、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。
依存心が強い人はまずは自分の依存心が強いことを認めましょう。その上で、どんな迷惑をかけているのかを考えながら、対策をしていく必要がありそうです。