シコいの意味や元ネタとは？どちゃシコやめちゃシコなどの使い方も紹介

「シコい」の意味や使い方とはどのようなものでしょうか。この「シコい」という言葉は「意味や使い方を知って使い方をマスターしよう！」という部類の言葉ではありません。

このあと詳細についてはご説明しますが、間違った使い方をしないためにも意味や使い方は知っておくべきという部類の言葉で、多用するような言葉ではありませんので注意しましょう。

シコいの意味とは、SNSなどを主にネットで使われることが多い言葉ですが、「ある対象に対して性的な魅力を感じる」とか、「セクシー」、「可愛い」、「魅力的」、「エロい」というような意味となります。

ただし、男性が使う場合と女性が使う場合には少々意味が違っています。男性が使う場合には「性的な意味」が強く、エロさや性的興奮を覚えるという意味です。

女性が使う場合はそこまで性的な意味は強くないのですが、魅力があり、セクシーであり、可愛いという面も含めて「シコい」という言葉を使います。

「シコい」の元ネタとは、「シコる」、「シコれる」、「シコシコ」などいわゆる男性の自慰行為を表す擬音表現から来ているものです。ようするに対象を見たときに「シコリたいと感じるくらいに性的にエロい」という意味で使います。

もともとの始まりはオタクと呼ばれるような男性が、アニメのキャラクターやイラスト、それらの描写に対して「シコい」という表現をしたのが始まりと言われています。

ただ、現実世界というよりは、いわゆる「ネット民」の間で使われた言葉で、2ちゃんねるのような掲示板や、ツイッターなどのSNSで使われ広まった形です。

シコいという言葉の使い方とはどのようなものがあるのかご紹介します。基本的には対象を見て「シコい」というだけのことなので難しい使用方法ではありません。

アニメ、漫画、イラストなど性的にエロいと感じるような対象を見たときに「シコいなぁ」と言ったり、自分が「シコい」と思った画像などをSNSなどにアップして、「これシコい！」というような使い方をします。

「シコい」の使い方がより分かりやすいように例文を使ってご紹介します。「シコい」という言葉はもともと造語みたいなものなので、そこから派生して色々な使われ方、言われ方もあります。

「シコい」のほかに、「どちゃシコ」と言ったり、「めちゃシコ」と言ったりその表現方法は様々です。実際にどのように使われているか次から見ていきましょう。

「あのキャラはシコい」という使い方ですが、これが最もオーソドックスな使い方と言って良いでしょう。現実世界の女性というよりは、アニメキャラやイラストなどに向けて使うことが多いです。

もちろん、現実世界の女性やアイドル、女優などに対しても使うことはあります。ただし「性的」な意味が強いので、普通の状態の女性というよりは、パンチラ、胸チラ、腕を上げているときの脇などを見て「あのシーンはシコい」などと使います。

シコいという言葉を少し変えて使われているのが、「どちゃシコ」という言葉です。これはシコいという言葉の意味を強くしたような意味で、「すごくシコい」というような意味です。

シコいと同じような例文で表現するのであれば、「あのキャラどちゃシコすぎて」などの使い方をします。ただし、そこまで厳密な意味の違いはないので、シコいとどちゃシコが明確にどちらが強い表現と決まっているわけではありません。

こちらの「めちゃシコ」も「どちゃシコ」と同じようにシコいという表現を強めたものと考えてよいでしょう。そのまま「めちゃめちゃシコれる」という言葉を略して「めちゃシコ」としているものです。

「めちゃシコ」や「どちゃシコ」、ほかにも「激シコ」などシコい、シコれるという表現を変えて使っている言葉は多数あり、そのどれも同じように使われます。「昨日、あの番組に出てた〇〇がめちゃシコだった！」などの使い方です。

シコいを使う時の注意点をご紹介します。ここまでの「シコい」の意味や使い方を確認すれば、注意すべき点も普通に想像できるはずですが、念のため特に注意すべき点をこちらでも取り上げていきましょう。

シコいを使う時の注意点としては、「ビジネスでは使わない」というものが挙げられます。これは当然と言えば当然ですが、性的に興奮していることを示す言葉をビジネスの場で使うべきではないでしょう。

もちろん、「そういう商品」などを開発している職場であれば、「シコい」ということ自体が褒め言葉にもなるので使うことも許されるでしょうが、普通の職場で使うのはNGです。

シコいという言葉を「多用してはいけない」というのも注意点の1つでしょう。性的な興奮を表す言葉で、「シコれる」という発言ですから、多用するのがNGなのも当然です。

そういったコミュニティやシコいという発言が許されるような場であれば良いですが、それでもあまりにも多用していると品性を疑われることになるので、多用すること自体は避けるべきです。

女性がシコいという言葉を使った場合には、性的意味の薄い「可愛い、セクシー、エロい」になりますが、そこまでしっかりと認識している人も少ないですし、男性が使う意味と違うと「決まっているわけではない」のです。

ですから、捉え方によれば、「男性だったらシコリたくなるくらいエロいよね」と女性が言っているようなものです。コミュニティやTPOにはよりますが、基本的には女性は使わないほうがいいでしょう。

ここまで解説してきたように、多くの場合はリアルな女性の行動に対してシコいという言葉を使うシーンは少ないです。ただ、ニュアンスとして「シコいなぁ」と思ったりすることは当然あります。

そんな、「男性がシコい」とつい感じてしまう女性の行動をご紹介します。先に挙げた「パンチラ」や「胸チラ」、「脇」などを除いた「女性のシコい行動」をご紹介します。

男性がシコいと感じる女性の行動には、「ボディタッチ」があります。これは男性をドキドキさせる王道的な行動なので、シコいと感じる男性も少なくありません。

多くの場合「シコい」と感じるのは、「目」から入ってくる情報なのですが、リアルな女性を前にした場合には、触れる、触れられることはシコい行動となるでしょう。

男性がシコいと感じる女性の行動には、「ブラやパンツの位置を直す」というものもあります。こういった間接的な行動で、「男性が想像を膨らます」ような行動にシコいポイントがあります。

ブラの肩紐が見えてるだけでもシコいと感じる男性もいますし、それを直す仕草がシコいと感じる男性もいます。パンツを直す行動は「食い込んでいる」からであり、それを「想像」してシコいと感じるのです。

男性がシコいと感じる女性の行動には、「髪を触る」というものがあります。これは「男性に髪を触ってもらう」というほうがシコい行動と言えるでしょう。

男性は自分にはないサラサラの長い髪に魅力を感じるもので、そこに女性らしさを感じます。その髪を触ることで少なからずドキドキしますので、そのドキドキが性的な興奮に変わって「シコい」と感じるのです。

ここまでにもある程度挙げていますが、改めて「シコい」とよく言われるものをご紹介します。やはり多くはアニメや漫画のキャラクターで、「発育の良い女性キャラが露出しているシーン」などに使われます。

他にもゲームのキャラクターや絵師さんが書くオリジナルイラストなど、2次元の女性キャラクターに使われることが多いです。

現実世界、つまり3次元では、テレビやDVDなどの映像の一部をくり抜いて画像にしたものに使われる事が多く、もちろんそれは男性が喜ぶ「パンチラ」や「胸チラ」、「太もも」などになります。

シコいという言葉はここまでにご紹介したとおりなので、使いこなす必要はありません。ただ、「そういえばネットで見かけたんだけどシコいってどういう意味？」とふさわしくない場面で質問してしまったりしないように意味は先に理解しておくべきです。

また、使う場面としては、女性が男性をその気にさせるためにあえて「シコいってなに？」ということを聞いて、下ネタ会話に持っていくという方法も使えるでしょう。

男性は男性同士の会話で盛り上がる際に「え？シコいって？」などと聞いてしまうと場が冷めることもあるでしょうから、意味くらいは理解しておくべきです。ここでご紹介した意味をしっかりと把握しておきましょう。