孤独感の意味とは?孤独感を強い人の特徴!孤独に感じたら?

凄く寂しくて、まるで地球に沈み込んでしまいそう、という時はありませんか?それは孤独感と表現できます。では孤独感が強い人の特徴や、その対処法などはご存知でしょうか。強い孤独感に負けないように、今回はその特徴や対処法などを紹介していきます。

孤独感の意味とは?孤独感を強い人の特徴!孤独に感じたら?のイメージ

目次

  1. 1孤独で寂しい!不安な気持ちを克服するには?
  2. 2孤独感の意味とは?
  3. 3孤独感を感じてしまう理由
  4. 4孤独感が強い人の特徴【性格編】
  5. 5孤独感が強い人の特徴【人間関係編】
  6. 6孤独感を解消する方法とは?
  7. 7孤独感が消えない場合は病気に注意
  8. 8孤独感を消すために他人と比較&他人を批判しない
  9. 9強い孤独感を消して明るい毎日に

孤独で寂しい!不安な気持ちを克服するには?

一人でいるときでも他の誰かといるときでも「寂しさ」を感じることはあります。実は、「寂しい」という感情を生み出すところは、「肉体的に痛みを感じる」場所と脳の部分が同じなのです。

つまり、現在の自分が孤独であり、とても寂しさを感じているときには、肉体に痛みを感じているときと同レベルの苦しみに襲われているのです。

人間は社会的な動物であり、一人では生きていけません。そのためこの孤独には弱いのですが、では、その不安な気持ちを克服するためにはどうすれば良いでしょうか。紹介していきましょう。

孤独感の意味とは?

まずは「孤独感」の意味とは?について紹介しましょう。

孤独感とは、自分は一人ぼっちであるという感覚のことを言います。心の通じ合う人がいなくて寂しいという気持ちを持っている上体です。

周囲に人はたくさんいるのですが、文化や言葉が違えばその人は一人ぼっちだと感じるでしょう。そのような、迷子の子供のような気持ちを「孤独感」と表現するのです。

孤独感を感じてしまう理由

孤独感とは、について紹介しました。では続いて孤独感を感じてしまう理由を見ていきましょう。一体どうして、どんな理由があって彼らは強い孤独感を引き寄せてしまうのでしょうか。

価値観が狭いから

孤独を強く感じている人は、大体において狭い視野で物事をみていることが多いでしょう。それを自分でもわかっていることがあり、自己嫌悪から自分に自信をもつことができません。

「○○だから××だ」とか「○○しなければならない」などと自分を縛り付ける思考も多く、自ら狭い世界へと入り込んでしまうのです。

他人はそこへ入れませんし、また共感も得られませんので孤独感が強くなります。

寂しい状況に我慢できないから

孤独を強く感じる人は、孤独である状態を非常に恐れています。その状況に我慢できず、またポジティブに物事を見るというクセもないために、自分から孤独感をどんどん強くしていくのです。

たまには一人もいいさ、とか、一人だと自分のペースで出来て楽、などとは考えられない人が強い孤独感を持っています。

プライドが高く承認欲求が強いから

孤独感を強く感じる人は、人よりも承認欲求が高い場合があります。自分に自信がないので傷つきたくないからと高いプライドで武装しているのですが、人から承認されないと不安でたまりません。

それを直視できないために「俺は人とは違うんだ」と思い込もうとします。それが故にますます孤独感を強めてしまうのです。

孤独感が強い人の特徴【性格編】

では続いて、孤独感が強い人の性格的特徴をみていきましょう。一体どのような性格的特徴を持った人が、孤独感を強めてしまうのでしょうか。

自分に思い当たる節があれば、そこを改善していくことで身を切られるような孤独感から抜け出すことが出来るかもしれません。

チェックしてみてください。

コミュニケーション能力が低い

孤独感が強い人は、コミュニケーション能力が低い場合が往々にしてあります。話すことが苦手であれば、大勢の人の中にはいっていくことは難しいですし、マンツーマンでも緊張してしまって心を開けないでしょう。

周囲の人から「変わった人」とか「あいつは暗い」とか思われてしまうと、ますます人と話すことがなくなっていきます。

勿論、コミュニケーション能力が低くても社会に溶け込んでおり、孤独感を感じていない人はいますので、様々な要因が重なって孤独感を強くしてしまっているのでしょう。

自分に自信を持っていない

なんらかの原因があって、自分に自信を持っていない人、自己肯定感が低い人も孤独感を強める傾向にあります。

対人関係においてうまく安心感を得ることが出来ませんので、自己に対する評価が低くなり、相手が思うように反応を返してくれないと一気に暗く沈みこんでしまうのです。

自分が悪いんだ、と思い込む傾向が強く、自分を責める言葉が頭の中でぐるぐると回っている状態です。どんどん孤独感は強くなるでしょう。

ネガティブ思考である

孤独感が強い人の多くは、物事を楽天的に捉えることが出来ません。いつでも否定的に見て自分が傷つかないようにと防御を固めています。しかし緊張状態にあり、友達の呟きにも傷ついたりします。

相手の言うことを最後まで聞かずに否定的にとって思い込み、一人で傷ついて疑心暗鬼になります。

常にプラスに捉えることは難しいかもしれませんが、マイナスに捉えることをやめてみれば、少しは孤独感も和らぐはずです。

Thumbネガティブな人の心理や特徴!ネガティブ思考とは?
あなたの身の回りにはネガティブな人はいるでしょうか?何をするにもネガティブで聞いているこちら...

周囲の目を気にしすぎる

孤独感が強い人は、自分を含めて周囲の人に心を開くことがなかなかできません。そのため、周囲の人が自分や物事をどう考えているかを常に気にし、周囲の目も非常に気にしています。

孤独感が強いと周囲の人から嫌われまいと、細心の注意を払うようになります。そのため、いつでもビクビクおどおどとしていることが多いでしょう。

孤独感が強い人の特徴【人間関係編】

では、孤独感が強い人の人間関係的特徴にうつりましょう。自ら孤独感を強めて寂しさに震える人は、どのような人間関係を持つでしょうか。

友達が少ない

人間は社会的動物であるので、家族や友人、学校関係職場関係の人たちに囲まれて生きていきます。その中で友人と呼べる人は家族とは違った「心を開ける人」達であり、一緒にいて落ち着く間柄です。

しかし孤独感が強い人たちは、そもそも「友達」と呼べる人が少ない傾向にあります。会話に苦手意識がある方が多く、寂しさから相手の愛情や友情を試すような行動に出ることもあります。

周囲の人は困惑してしまい、付き合いにくい人だなあと感じて離れていってしまうので、より孤独感がましてしまいます。

恋愛経験も少ない

友人関係が少ない傾向にある孤独感が強い人は、当然のことながら恋愛関係も少ないのが一般的です。恋愛をすることで相手のことを気にしたり愛している、という感情が芽生えます。

なので、普通は恋愛感情を持つ相手がいれば孤独感は減少していきます。しかし愛を感じることが少ない人は相手のことを信頼できず、愛情を自分でセーブしてしまうことがあります。

結果として恋愛経験も少なく、「そもそも人を好きになるって何?」という状態になっている人もいます。

人間不信である

孤独感は愛情と深い関わりがあり、愛情をもらえていると感じることが出来る人は孤独感が少ないですし、愛情を感じる機会が少ない方は孤独感が強いのです。

この場合の愛情とは無条件の愛をさします。しかし孤独感が強い人は「この職業のあなたが好き」などと条件をつける愛情になりがちであり、そのために自分も条件から外れたら捨てられる、と怯えます。

常に相手の考えを気にするあまり信頼関係が結べず、人間不信に陥ってしまうのです。

孤独感を解消する方法とは?

強い孤独感を持つ人の特徴をみてきました。では続いては、そんな孤独感の渦から抜け出したい、と願っている人のための「孤独感を解消する方法」です。

現在、あまりに寂しくて辛い、と感じている人は、ぜひ1つでもいいのでトライしてみましょう。自分の人生を変えるのはいつでも自分の力です。まずは、あなたがあなた自身を信じましょう。

没頭できる何かを探す

人間は何かに没頭している時、集中のあまり時間を忘れます。ただ1つ目の前のことだけに熱中し、他の全てのことが気にならなくなるのです。

子供は多くの時間をそうやって過ごしますが、大人になるにつれて刺激が薄まり、中々没頭できることは少なくなってきます。

それでも好きなものがあれば、それと関わる時間を増やしましょう。孤独感を解消するのに一番良い方法は、趣味に没頭することなのです。映画でも読書でも、スポーツでもいいです。何かに熱中しましょう。

親兄弟と会話をしてみる

親兄弟は、この世で最もあなたに似ている人間です。遺伝子は同じですし、育った環境もしごく似ています。会話のペースや雰囲気などもやはり似てくるため、他人とコミュニケーションをとるよりは簡単でしょう。

寂しい、と思ったらまず親や兄弟姉妹へ電話をかけてみませんか。「元気?」でいいのです。「次の正月はあえる?」でいいので、話しかけてみましょう。

相手があなたのことを気にかけてくれる電話タイムの間に、孤独感は弱まってくるでしょう。

恋人を作ってみる

簡単にはいかないでしょうけれど、最も孤独感を埋めるのに最適なのは、恋人を作ることでしょう。友人や家族とも違う愛情で繋がった相手です。

全ての関係よりも深い人間関係となりますので、恋人が出来て一緒にいるとき、孤独感は消えているでしょう。

ただし、恋愛はうまく行かないと一人より二人の方が孤独感が増す、という面もあります。ですから、恋人が出来たら慎重に、相手を大切にしましょう。条件で愛さないことが大切です。

孤独感が消えない場合は病気に注意

孤独感が中々消えない、自分は一体どうしてしまったんだろう、という場合には、病気が隠れているかもしれません。

心理学の世界において、孤独感は様々な問題と関連するといわれているのです。寿命が短くなり、会話力の低下を引き起こし、将来への希望をなくしてしまって健康を失います。

では、そんな悪循環にはまってしまう前に、孤独感が強い人が疑われる病気はどんなものがあるかを紹介しましょう。

うつ病に注意

うつ病は現代病と言われるほどに、広く色んな人が罹患しています。うつ病になると憂鬱を感じたり、悲しくなったり寂しくなったり、絶望感や孤独感にさいなまれ、日常生活も何も出来なくなってしまいます。

体は不眠に悩まされ、食欲がなく体が重く疲れやすくなります。急に泣き叫んだり、もう夢も希望もないから消えてしまいたい、などと思うようになったら、うつ病を疑って医療機関の診察を受けましょう。

放置していれば悪化し、自殺になってしまうこともあります。長い間孤独感が消えず、日常生活にも影響が出てくるというレベルであれば、すぐに精神科もしくは診療内科へいってください。

適応障害に注意

適応障害とは、ストレスになることに対して抑うつ気分や不安など、様々な精神障害がでてしまうことをいいます。誰でもストレスがあれば元気がなくなったりはしますが、適応障害では不釣合いなほどの著しい苦痛を感じるのです。

ささいなことで涙が出たり絶望感を覚えたりしますが、不安症やうつの診断基準には達しません。

適応障害はきちんと治療をすればよくなりやすい病気です。治療が成功すれば患者は以前よりも精神的に強くなることも多いので、適応障害かもと思ったら医療機関へいきましょう。

孤独感を消すために他人と比較&他人を批判しない

孤独感があるということは、自分は他人と違う、というのを強烈に感じている証拠でもあります。ということは、常に他人と比べて「あれが出来ていない」「これが違う」と判断していることになります。

孤独感を消すためには、まずは自分を他人と比較しないこと、そして他人を批判しないことが大切です。

では、他人と比較せず、他人を批判しないで済むようになるにはどうすれば良いでしょうか。

隣の芝生は青いものと気付く

例えば、SNSでたくさんの人に囲まれて笑顔で楽しんでいる人の写真をみたとします。あなたは友人に囲まれて幸せそうに笑うその人を見て「いいなあ」と嫉妬に駆られるかもしれませんが、実際にはその人は本当に幸せなのでしょうか?

実は当日風邪で熱があるのに、無理して出席したパーティーかもしれません。実は同窓会でさほど親しくなかった人たちに囲まれているときに、カメラを向けられたから「その場のノリ」を全員が共有しているのかもしれません。

隣の芝生はいい面しか見せません。でももしかしたら、本当は農薬たっぷりで輝いているのかもしれませんし、100均ショップで買った偽の芝生かもしれないのです。

人のものは羨ましくみえる、これは誰にでもあることです。そして、それは人が「物事の良い面」を切り取ってみせているからなのです。

まず、隣の芝生は青いのだ、ということに気がつきましょう。皆努力して、必死に良い面をアピールしているのです。

過去の自分とのみ比較する

5年前の自分よりも現在の自分は幸せになっているか、それだけを比較するようにしましょう。もしかしたら長くて暗いトンネルを這っているように思えるときでも、過去よりはよくなっている箇所が何かあるはずです。

髪が伸びて似合っている、とか、部屋数が増えた家に住んでいる、とか、苦手な親から離れられた、とかでも良いでしょう。過去の自分と比較して今のほうがよくなっている、と思えることがあれば、気持ちはきっと落ち着きます。

強い孤独感を消して明るい毎日に

孤独感が強いと寂しさに負けそうになることもあるでしょう。しかし、その孤独感は自分で生み出している、ということに気がつけば、脱出できる可能性は大いにあるのです。

他人と比べない、他人を批判しない、何かに没頭できるか考える、本を読んで他人の人生を経験する、など、いくつかのトライが必要ですが、まずはやってみましょう。

あなたの体や心をむしばむ孤独感を追い払って、昨日よりも明るい今日、そしてもっと溌剌とした明日を迎えるのです。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ