手首が細い原因や理由・基準とは?腕が細い人って?
手首が細いと悩んでいませんか?手首が細いと腕時計が合わないなど、困ることも多いでしょう。また、手首の太さには基準があり、平均値も男女によっても変わってきます。今回は、手首が細い人の原因や理由にに加え、手首の測り方や太くする方法をご紹介します。

目次
手首が細くて悩んでいませんか?
女性であれば手首が細い人はうらやましいと思うことが多いでしょう。ですが男女問わず、手首の細さにコンプレックスを抱いている人はいます。手首は筋肉や脂肪がつきづらい部分でもあるので、なかなか改善されない悩みなのです。
また、手首を太くしたいと思っている人は、まず自分の手首の太さは本当に細いのか平均値から確認してみましょう。正しい数値を出すための測り方も解説します。合わせて原因や太くする方法もご紹介するので、じっくりと細さを改善していきましょう。
手首の太さの基準とは?
手首が細い人というのは何を基準にしているのでしょうか。この場合、友達や家族などの身近な人と比べていたり、腕時計のサイズが合わないといった悩みから判断する場合が多いでしょう。一方平均値を基準すれば、自分の手首の太さを客観的に判断することができます。
自分の手首が細いと悩んでいる人は、まず自分の手首の太さを実際に測ってみましょう。平均値を基準として照らし合わせると、自分の手首は一般的にどのくらいの太さなのかがわかります。
では、男女別の平均値と測り方についてご紹介します。
男女の手首の太さの平均値
実際に基準とする平均値ですが、身長などの個人差は考えずに出した場合、「男性は約17㎝」「女性は約15㎝」となります。身長が平均値に近い人はこちらの数値で判断してもいいですが、身長が低い人は手首が細く、高い人は手首が太くなる傾向があります。
そのため身長を考慮して、「男性は16~18㎝」「女性は14~16㎝」を基準にするといいでしょう。ちなみに身長の平均は「男性が170cm前後」「女性が155cm前後」となっているため、この数値に合わせて基準となる数値を決めましょう。
正しい手首の測り方
実際に手首を測るときには、基本的にメジャーを使用するのをおすすめします。測り方は簡単で、ウエストなどを測るときと同じようにして測っていきます。
方法は、手首の骨が出っ張っているところにメジャーを当てながら、一周巻き付けて数値を測ります。またメジャーがない場合は、紐などを巻き付け、その長さを定規で測ることで計測することもできます。
間違った測り方をしてしまうと正しい数値が出ないことがあるので、手首の正しい測り方を知り、正しい数値を出すようにしましょう。
手首が細い原因や理由
手首は他の体の部分と違い、太ったり痩せたりしても大幅に変化が出ません。では他の人に比べて手首が細くなって細い人は、何が原因で細くなったのでしょうか。手首が細くなる原因や理由について解説します。
脂肪が少ない
手首は元々脂肪がつきづらい部分であるため、太ってもお腹や太もものように大幅な変化は表れません。さらにやせ型の人は特に手首に脂肪がつきづらく、手首が細くなる原因になっているのです。
そのため太ったとしても、もちろん多少の効果は表れますが、求めているほどの変化は期待できません。
骨格が細い
手首には脂肪がつきづらいため、手首はほとんどが骨でできていることになります。そのため元の骨格が原因となり、手首も細くなってしまうのです。脂肪は頑張って増やすことができたとしても、元の骨格が原因となるとどうすることもできません。
この場合は、後程ご紹介するトレーニングを実践してみるといいでしょう。時間はかかりますが、改善することはできます。
筋肉がない
脂肪や元の骨格に加え、手首は関節なので筋肉もほとんどありません。そのため筋トレをしても手首にはあまり変化が表れず、手首が細くなる原因になっているのです。
とはいえ全く効果がないわけではないので、手首を中心にしたトレーニングをすることでより効果が望めます。こちらも後程ご紹介するトレーニングを実践してみるといいでしょう。

手首が細い男性の特徴
手首が細いという悩みは、女性と比べて男性に多くなりがちな悩み。男らしさを求められる男性には、細い手首がデメリットとなってしまうことが多いのです。では手首が細い男性には、主にどのような特徴があるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
ひ弱に見られる
まずは、手首が細い人はひ弱に見られてしまいがちというのがあります。内面が男らしくても、体型が細いとどこか頼りない印象を持たせてしまいます。最初の印象は大切ですから、手首が細い人はコンプレックスに思ってしまうことが多いのです。
また手首には脂肪や筋肉がつきづらいので、体が太ったり筋肉がついても効果はすぐには表れません。時間をかけて根気よく太くしていきましょう。
腕時計のサイズが合わない
手首が細い男性は、見た目以外にも腕時計をする際にも困ることがあります。トレンドや人気の腕時計は手首が細い人には大きすぎるものが多く、自分の気に入った腕時計があってもつけられないのです。つけられる腕時計が限られてしまうのは手首が細い人のデメリットです。

手首が細い女性の特徴
男性に比べて女性は、手首が細いことでメリットを感じる場面が多くあります。手首の細さにコンプレックスを感じている方もいるかとは思いますが、手首の細い女性に憧れている人も多いのです。では手首が細い女性には、主にどのような特徴があるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
華奢に見られる
手首が細い人に憧れる理由ともいえるのが華奢にみられることでしょう。手首が細いと、可愛らしい女性らしさのある印象を与えてくれます。また、モテやすい傾向があるのも特徴です。意外と男性は手首を見ており、中には手首フェチという人もいるほどだとか。
バングルが抜け落ちる
ミサンガなどの長さを自分に合わせて変えられるものはいいですが、形や長さが決まっているものは手首が細いと抜け落ちてしまうことがあります。手首が細い人なら一度は経験があるのではないでしょうか。
腕時計を付ける時には、一番短くなるように締めてもくるくる回ってしまう、なんてことも。ですがバングルやブレスレットは細い手首に似合うので、自分に合うものを見つけるとメリットになります。手首が細いのを逆に利用して、いい印象にすることもできるのです。
仕草が綺麗に見える
手首が細い人は、立ち振る舞いや仕草が綺麗に見えるという特徴もあります。普通の仕草でも、手首が細いと女性らしさが引き立って綺麗に見せてくれるのです。また服の袖から見える細い手首には、さりげない色気を感じられます。

手首を太くする方法
手首には脂肪や筋肉がつきにくいため、太くする方法は限られてきます。では手首を太くするには具体的にどうすればいいのでしょうか。ここからは手首を太くする方法をご紹介していきます。
①手首のストレッチ
1つ目は、筋トレやトレーニングの準備体操にもなる「手首のストレッチ」をご紹介します。準備体操は怪我をしないようにするなど、重要な役割を果たします。では、詳しい方法を解説していきます。
- まず片方の腕を床と平行にまっすぐ伸ばし、手のひらを下に向けます。
- 次に手はまっすぐのまま、爪先が床に向くように手首を曲げます。
- そして上記の手を、もう片方の手で掴みます(親指とその他の指で挟むように)。
- そのまま20秒ほど維持します。
- 今度は手のひらを裏返し、②~④へ。
- 最後に、手の甲が手前に向くように指先を上に向け、③④へ。
手首を曲げたり捻ったりする動作は、手首の腱を太くする効果が期待できます。何かをしながらや手が空いた時など、空き時間を利用して簡単にストレッチができます。
②リストカール
2つ目は、前腕を鍛えるトレーニングの代表格である「リストカール」をご紹介します。こちらはダンベルを使用したトレーニングです。では、詳しい方法をご紹介していきます。
- まず椅子に座り、手のひらが天井を向くように両手それぞれでダンベルを持ちます。
- 次に、両腕を手首がはみ出るように膝に置きます。
- そして手首を手のひら側に曲げ、その後ゆっくり反対に下げていきます。
- ③を繰り返します。
リストカールは、なるべく手に力を入れず手首の力で動かすようにするのがコツです。より効果を発揮したいのであれば、コツをおさえておくといいでしょう。
③リストエクステンション
3つ目は「リストエクステンション」をご紹介します。別名リバース・リストカールともいうトレーニングです。また、リストカールとは持ち方が違いますが、基本動作は同じです。では、詳しい方法を解説していきます。
- まず椅子に座り、手の甲が天井を向くように、片手でダンベルを持ちます。
- 次にダンベルを持った方の腕を、手首がはみ出るように膝に置きます。
- 手首を手の甲側に曲げ、その後ゆっくり反対に下げていきます。
- ③を繰り返します。
- 反対の腕も同じように繰り返します。
リストエクステンションもリストカールと同じく、なるべく手に力を入れず手首の力で動かすようにしましょう。
④ラジアル・フレクション
4つ目は「ラジアル・フレクション」をご紹介します。立ったまま行うトレーニングです。では、詳しい方法を解説していきます。
- まず姿勢よく立ち、片方の手でダンベルの重りの部分を持ちます(前方にもう片方の重りが来るように)。
- 次に持っていないほうの重りを、天井に向けるように手首を動かします。
- そして、手首を下げて元に戻します。
- ②③を繰り返します。
- 反対の腕も同じように繰り返します。
手首を動かす時、肘を曲げてしまうと効果が減ってしまうので、しっかりと肘を伸ばした状態で行うようにしましょう。また、腕を使わず手首だけで回すのがコツです。そうすることでより効果が期待できます。ダンベルを下すとき、ゆっくりと下すのも効果的です。
⑤ウルナ・フレクション
5つ目は「ウルナ・フレクション」をご紹介します。こちらはラジアル・フレクションの持ち方を反対にして行うトレーニングです。基本動作も一緒です。では、詳しい方法を解説していきます。
- まず姿勢よく立ち、片方の手でダンベルの重りの部分を持ちます(後方にもう片方の重りが来るように)。
- 次に持っていないほうの重りを、天井に向けるように手首を動かします。
- そして、手首を下げて元に戻します。
- ②③を繰り返します。
- 反対の腕も同じように繰り返します。
注意点やコツもラジアル・フレクションと同じです。手首を動かす時は肘を曲げずに伸ばす、腕を使わず手首だけで回す、ダンベルはゆっくりと下す、の3つに気を付けてトレーニングを行いましょう。
手首を太くするトレーニングをする際の注意点
手首を太くするトレーニングをする際には、いくつかの注意点を抑えて行うようにしましょう。怪我をしないためや、効果を最大限にするためには大切なことです。では、注意点について解説していきます。
頻度を決めて行おう
トレーニングというものは、手首に限らず数をこなせばいいというものではありません。頑張り過ぎても、負担をかけすぎて逆効果になってしまう恐れがあります。そのため定期的に休みを取ったり、週に2回など回数を決めて、無理のないようにトレーニングを行っていきましょう。
順番に気を付けよう
ご紹介したトレーニングを実践する際には、順番にも気を付ける必要があります。「手首のストレッチ」をまず行い、「ラジアル・フレクション」と「ウルナ・フレクション」を行った後、「リストカール」と「リストエクステンション」を行います。
リストカールとリストエクステンションは、初めにしてしまうと手首への負担が大きくかかってしまいます。ですので、負担の少ないラジアル・フレクションとウルナ・フレクションの後がベストです。
手首を太くするには継続が必須
手首はもともと脂肪や筋肉がつきにくい部分であるため、すぐに効果が出るものではありません。他の部分以上に時間がかかるということを念頭に置き、根気よく継続することが大切になります。効果が出てくるまでは大変ですが、継続し続けて理想の手首を手に入れましょう。
効果が欲しくても無理は禁物!
また結果を急ぐあまり、無理したりやり過ぎないようには注意しましょう。頑張り過ぎても、怪我の原因になってしまうだけです。「太くなってくれたらいいな」というくらいに気持ちをとどめ、焦らずにトレーニングしていきましょう。
トレーニングで理想の手首を手に入れよう!
手首が細い人の原因や理由、太くする方法などを解説しました。男女共に悩みのある手首の細さですが、デメリットもあればメリットもあります。
また手首は元々脂肪や筋肉がつきにくいため、細さを改善するためのトレーニングは根気よく継続することが大切となります。そのため時間はかかってしまいますが、効果は期待できます。
手首が細いと悩んでいる人は、トレーニングのコツや注意点をおさえながら理想の手首を手に入れましょう!