油性ペンの落とし方!服や布についた油性マジックやインクを落とす方法

服や布についた油性ペンや油性マジック、インクなどの落とし方をご存知ですか?大切な服や布に油性ペンがついた時、落とし方を知っておくととても便利です。服や布についた油性マジック、油性ペンやインクを落とす方法をご紹介いたします。

油性ペンの落とし方!服や布についた油性マジックやインクを落とす方法のイメージ

目次

  1. 1諦める前に試してみたい油性ペンの落とし方
  2. 2油性ペンのインクは落とせる?
  3. 3油性ペンが落ちない理由は?
  4. 4服や布についた油性ペンのインクの落とし方
  5. 5油性ペンの落とし方《肌編》
  6. 6油性ペンの落とし方《プラスチック編》
  7. 7油性ペンの落とし方《床・壁編》
  8. 8油性ペンの落とし方《革製品編》
  9. 9油性ペンの落とし方《ビニール編》
  10. 10油性ペンの落とし方《ホワイトボード編》
  11. 11油性ペンの落とし方《木のテーブル・机編》
  12. 12油性ペンは落とすこともできる

諦める前に試してみたい油性ペンの落とし方

大切な家具や食器、お気に入りの洋服、カーテンやハンカチなどの布に油性ペンがついたら、「油性ペンだし、きっと落ちない」と諦める人が多いのではないでしょうか。しかし、諦めるのにはまだ早いかもしれません。

油性ペンは、紙だけでなく布やプラスチックなどにもしっかり書けて洗濯しても書いた文字が消えにくいという特徴があります。

その為、体操服やゼッケンに名前を書く時や、メッセージプレートや色紙などに油性ペンを使ったことがある人は多いのではないでしょうか。油性ペンは、水性ペンのように湿った手で触ったり、水に濡れることで滲んだり消えてしまったりはしません。

油性ペンが持つ、しっかり書けてなかなか落ちないという特性は、日常生活の至る所で活躍していると思います。私たちにとって、油性ペンは何にでも書けるとても便利なもので毎日の生活に不可欠な存在なのです。

しかし、なかなか落ちないという特徴があるがゆえに、油性ペンが服や布などの大切なものについた事で困った思いをした経験がある人はとても多いのではないでしょうか。そんな時、役に立つアイテムが日用品の中にあるかもしれません。

油性ペンがついたものにより、落とし方が変わってきます。ちょっとしたコツが必要ですが、油性ペンを落とす方法はあります。服や布などについた油性ペンの落とし方をご紹介いたします。

油性ペンのインクは落とせる?

油性ペンのインクは、落ちにくい原料でできています。しかし、絶対に落ちないわけではありません。油性ペンのインクを落とす方法はあります。けれども、油性ペンのインクがついたものの特性により、落ち方が変わってきます。

残念ながら、油性ペンがついたものの性質により、綺麗に落ちにくいケースもあるのです。材質により、油性ペンのインクが落ちにくいものがある為、時にはまったく落ちないこともあるかもしれません。

しかし、油性ペンのインクを落とす方法を試すことで、少し落ちたり、全て綺麗に油性ペンを落とすことも可能な場合もあるので諦める前に、ぜひ1度試して頂きたいと思います。

インクを落とせるもの

かなり高い確率で、油性ペンがついてもインクを落とすことができるものがあります。それは、皮膚です。意外かもしれませんが、顔や手など皮膚についてしまった油性ペンは落ちやすいそうです。

ほぼインクを落とせるもの

陶磁器や陶器、ガラスに油性ペンがついた場合、ほぼインクを落とすことができるようです。また、ホワイトボードや、アルミニウム以外の金属も比較的油性ペンのインクが落としやすいと言われています。

多少インク汚れが残るもの

ポリ塩化ビニール以外のビニール素材のもの、ポリエステルなどの合成繊維や、麻布や木綿などの植物素材でできた布製品、カシミヤやアンゴラなどの毛でできた布製品は多少インク汚れが残ることもありますが、割と落とせるようです。

また、プラスチック製のものや、アルミニウム素材のものも、割と落とすことができるそうです。

インクを落とせないもの

残念ながら、高級品と言われる大理石や皮製品などについた油性ペンは落としずらいようです。

また、軟質塩化ビニールや、ポリウレタン、アラビアゴムや合成ゴム、レンガやブロック、合皮、木製のものや紙などに油性ペンがついてしまうと、落とすことが非常に困難なようです。

油性ペンが落ちない理由は?

油性ペンの大きな特性は、なかなか消えないことです。その特性を活かし、服や布などに名前を書くことに使われたり、思い出の色紙や野球やサッカーなどのサインボールにも使用されます。

なかなか消えないという油性ペンの特性を支える原料の1つに、定着剤というものがあります。定着剤とは、油性ペンを書いたものに定着させてインクが落ちないようにする為の原料です。

その為、服や布に油性ペンで名前を書いて洗濯してもなかなか落ちないのです。定着剤のおかげで、油性ペンは便利な商品として昔から多くの人に使われています。

しかし、定着剤の威力により油性ペンがなかなか落ちない為、不意についてほしくないものについてしまった時、困った経験がある人も多いのではないでしょうか。

服や布についた油性ペンのインクの落とし方

洋服は、赤ちゃんから大人まで誰もがいつでも毎日着ているものです。その為、子供のいたずらで服やぬいぐるみなどに油性ペンがついたというトラブルも多いと思います。

それだけでなく、大人であっても油性ペンを持ったまま動いてしまい、ソファカバーやカーテン、自分が着ている服を油性ペンで汚してしまったという経験がある人は多いのではないでしょうか。服や布に油性ペンがつくと絶望的な気持ちになるかもしれません。

お気に入りの洋服や、高価な布に油性ペンがついて、ショックを受けることもあると思います。そんな時には、諦めずに油性ペンを落とす方法を試してみてください。服や布についた油性ペンの落とし方をご紹介いたします。

用意するもの

服や布についた油性ペンを落とす為に、怪我の消毒や日用品の消毒に用いられるエタノール、もしくは除光液を使う方法をご紹介いたします。除光液はプロパンジオール類などが含まれているものがおすすめです。

液体を使い油性ペンを落とす為、周りが汚れてしまわないようにビニールシートや防水シートなどを用意してください。

当て布を使いますので、汚れたり捨てたりしても大丈夫な布を準備してください。油性ペンが広範囲についている場合は、当て布を多めに用意しましょう。

落とし方とコツ

防水シートの上に油性ペンがついてしまった服を置きます。油性ペンを落とす箇所の裏側に当て布をしましょう。そして、少量ずつ油性ペンがついた服にエタノールや除光液を垂らし、別の当て布でその箇所をトントンと叩いてください。

油性ペンが少しずつ叩いた当て布に移っていくはずです。油性ペンが移り汚れたままの当て布で叩くと服が汚れてしまうので、綺麗な当て布にこまめに取り換えながら叩いてください。

叩いて、当て布に油性ペンがつかなくなってきたら、最後に仕上げとして洗濯機で洗うか石鹸でもみ洗いをしましょう。どうしても落とすことが難しい場合は、クリーニング店にお願いしましょう。その際、どんな種類のペンで汚れたのか伝えることが大切です。

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油性ペンの落とし方《肌編》

寝ている人へのいたずらとして、油性ペンが使われることもあるようです。また、子供のいたずらで顔や手に油性ペンがついてしまうこともあります。顔や手などの肌についた油性ペンを落とす方法をご紹介いたします。

用意するもの

油性ペンがついた直後であれば石鹸、お湯を用意しましょう。少し時間が経ってしまった場合には、口紅や日焼け止めを使い油性ペンを落とす方法があります。その際は、ティッシュもしくはコットンなどを用意してください。

落とし方とコツ

顔や手に油性ペンがついた直後であれば、石鹸で洗いお湯で流すと綺麗に落ちる確率が高くなります。しかし、油性ペンが肌について少し時間が経ってしまうと石鹸とお湯だけでは落ちにくくなってしまいます。

そんな時には、日焼け止めもしくは口紅を使って落とす方法があります。日焼け止めや口紅を用意できない時は、オリーブオイルやボディクリームでも代用できますのでご安心ください。油性ペンがついた箇所に日焼け止めを塗ります。

ポイントは、少し多めに塗ることです。そして、すぐにティッシュやコットンで拭き取るのではなく、少々時間を置いてから拭き取ることです。時間を置き馴染ませた後に、ティッシュやコットンで拭き取り、石鹸で洗い流すと綺麗に取れます。

油性ペンの落とし方《プラスチック編》

プラスチック製品は私たちの周りにたくさんあります。家具、おもちゃ、食器などさまざまなところにプラスチックが使われています。

油性ペンがプラスチック素材のものについてしまった時、身の回りにあるちょっとしたものを使うことで落とすことができます。プラスチックについた油性ペンの落とし方をご紹介いたします。

用意するもの

プラスチック製品の素材により、油性ペンで落とせるものが変わってきます。消しゴム、エタノールなどの消毒液、除光液を用意しましょう。エタノールや除光液を使う際は、拭き取る為の布を準備してください。

落とし方とコツ

油性ペンを落としたいプラスチックの表面に凹凸がない場合は、消しゴムでこすることで油性ペンが落ちる可能性があります。しかし、油性ペンがついて時間が経ってしまうと消しゴムでは落としずらくなるので注意が必要です。

また、広い範囲にわたって油性ペンがついてしまった場合は、消しゴムで消すにはかなりの労力を使うので大変な作業になると思います。消しゴムを使うのは、油性ペンがついた直後で範囲が狭いケースがおすすめです。

消しゴムで落とすことが難しい時は、除光液か消毒などに使われるエタノールを使って油性ペンを落としましょう。しかし、プラスチックの素材により、変色してしまう場合もあります。

また、プラスチックの上から別の原料がコーティングされている場合は、そのコーティングが剥がれてしまうこともあります。エタノールや除光液を使う際は、目立たないところで試してから使うようにしてください。

布にエタノールを染み込ませ、油性ペンがついた箇所を拭きインクを落としていきます。最後に綺麗な布で拭き取るか水洗いすることがポイントです。

油性ペンの落とし方《床・壁編》

床や壁は、日用品のようにすぐに取り換えることが難しい為、できるだけ綺麗な状態を維持したいのではないでしょうか。床や壁についてしまった油性ペンの落とし方をご紹介いたします。

用意するもの

床や壁の材質により、油性ペンを落とすことができるものが変わってきます。表面に凹凸がない場合は、消しゴムを準備してください。

そうでない場合は除光液やエタノールなどの消毒液、もしくは柑橘類の皮を用意しましょう。柑橘類の皮は、厚めのものがおすすめです。また、拭き取る布も用意してください。

落とし方とコツ

表面に凹凸がない場合は、消しゴムでこすり油性ペンを落としましょう。消しゴムで落とせない場合は、柑橘類の皮が役に立ちます。しかし、塗料が塗られていない木材は、柑橘類の色が染み込んでしまう恐れがある為おすすめできません。

また、床や壁にプラスチックの素材が使われていると、柑橘類の成分が床や壁を傷めてしまう可能性もあるので注意が必要です。柑橘類の皮を油性ペンがついた箇所に擦って落とので、できるだけ厚めの皮がおすすめです。

最初は皮の外側を使い、汚れを落としていきます。柑橘類に含まれるリモネンが油性ペンのインクを落としてくれるのです。皮をこまめに取り換えながら擦っていきましょう。仕上げに皮の内側で擦り、綺麗な布で拭き上げてください。

除光液やエタノールを使う場合は、布に沁み込ませて油性ペンがついた箇所を拭きとって落とします。

壁や床の材質により色落ちしたり素材を痛めてしまうことがあるので、必ず目立たない箇所で試してから落とすようにしましょう。最後に、綺麗な布で拭き上げてください。

油性ペンの落とし方《革製品編》

革製品は高級なものが多く、油性ペンがついてしまったらとてもショックだと思います。しかし、残念ながら革製品についた油性ペンを完全に落とすことは難しいとされています。

けれども、少しでも目立たないようにすることはできるかもしれません。革製品についてしまった油性ペンの落とし方をご紹介いたします。

用意するもの

エタノールと拭き取る布を用意しましょう。しかし、革製品の素材により、エタノールを使うことで色落ちしてしまう場合があるので注意が必要です。必ず、目立たないところで試してから使うようにしてください。

落とし方とコツ

布にエタノールを染み込ませ、油性ペンがついた箇所を優しく拭きます。残念ながら、油性ペンを全て落とすことはできません。多少油性ペンの色が薄くなる程度だと思ってください。仕上げに綺麗な布で拭き上げてください。

油性ペンの落とし方《靴編》

靴に油性ペンで書かれた名前などを落とす方法をご紹介いたします。

用意するもの

除光液、布もしくはキッチンペーパーなどの厚めの紙、ラップを用意しましょう。

落とし方とコツ

布かキッチンペーパーに除光液をたっぷりし染み込ませます。そして、油性ペンがついた箇所にぴったりと密着させましょう。その上にラップを貼り除光液がしっかりと馴染むようにします。

しばらく時間を置き、布やキッチンペーパーで拭き取ってください。除光液の匂いが気になる場合は、靴を洗ってしっかりと干しましょう。靴の材質により、油性ペンが綺麗に落ちないこともあります。

油性ペンの落とし方《ビニール編》

ビニールについた油性ペンを落とす方法をご紹介いたします。

用意するもの

ビニールに凹凸がない場合は、消しゴムで落とすことが可能です。凹凸がある場合は、除光液やエタノールと布を用意します。

落とし方とコツ

ポリ塩化ビニールは、油性ペンを落とすことができません。また、ビニールの素材により油性ペンが落ちにくいこともあります。凹凸がない場合は、消しゴムで擦ると綺麗に落ちる可能性があります。

消毒で使うエタノールや除光液を布に沁み込ませ、油性ペンがついたビニールを優しく拭き取ります。油性ペンが落ちたら、仕上げに綺麗な布で拭き上げてください。

油性ペンの落とし方《ホワイトボード編》

ホワイトボードに、間違って油性ペンを使ってしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。ホワイトボードについた油性ペンを落とす方法をご紹介いたします。

用意するもの

消しゴム、除光液かエタノール、布を用意しましょう。

落とし方とコツ

消しゴムで擦って落ちない場合は、エタノールか除光液を布に染み込ませて、油性ペンがついた箇所を拭きとります。大抵の場合、綺麗に落とすことができます。

油性ペンの落とし方《木のテーブル・机編》

木製のものに油性ペンがついてしまうと、落とせない可能性が高いと言われています。しかし、表面についたばかりの状態や、染み込んでない状態だと落とせる可能性がわずかですがあります。木のテーブル机についた油性ペンの落とし方をご紹介いたします。

用意するもの

除光液やエタノール、布を用意しましょう。

落とし方とコツ

木製のテーブルや机の油性ペンを落とすことはとても困難な為、完全に落とすことはできません。また、必ず目立たたない箇所で試してから落とすようにしてください。

布にエタノールや除光液を染み込ませましょう。そして、油性ペンがついた箇所を拭き取ります。仕上げに綺麗な布で拭き上げてください。

油性ペンは落とすこともできる

大切なものに油性ペンがついてしまっても、諦めずに落としてみると綺麗になるかもしれません。素材により落とすことが難しいケースもありますが、綺麗に落ちることもあります。

お気に入りのものを素敵に使い続ける為に、油性ペンがついてしまったら、ぜひ落とすことを試してみてください。

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