除光液の代用・代わりになるもの!除光液以外のマニキュアの落とし方
除光液を切らしていて、急遽代わりになるものを探したことがある人は多いと思います。実は、身近な所に除光液の代用品になるものはたくさんあるのです。今回は、除光液の代わりになるものを紹介していきたいと思います。除光液の代用品が必要な人は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1除光液がなくても簡単にネイルを落とせるものは?
- 2そもそも「除光液」とは?
- 3除光液の代用・代わりになるもの①エタノール
- 4除光液の代用・代わりになるもの②水糊・ボンド
- 5除光液の代用・代わりになるもの③ラメなしマニキュア
- 6除光液の代用・代わりになるもの④コロン
- 7除光液の代用・代わりになるもの⑤オキシドール
- 8除光液の代用・代わりになるもの⑥灯油・シンナー
- 9除光液の代用・代わりになるもの⑦油絵用クリーナー
- 10除光液の代用・代わりになるもの⑧歯磨き粉
- 11除光液の代用・代わりになるもの⑨お酢・オレンジジュース
- 12除光液の代用・代わりになるもの⑩テープ・ガムテープ
- 13除光液の代用・代わりになるもの⑪ヘアスプレー・消臭スプレー
- 14除光液の代用・代わりになるもの⑫お湯
- 15メイク落としは除光液の代用品になる?
- 16代用品で落とした後は爪のケアを忘れずに!
- 17意外と身近な所にたくさんある除光液の代用品
除光液がなくても簡単にネイルを落とせるものは?
マニキュアを落とそうとした時に、除光液を丁度切らしてしまっていたことに気付くと困ってしまうでしょう。マニキュアを落としている最中に除光液が切れてしまうと、中途半端に落としたマニキュアが気になってしまうと思います。
しかし、除光液の代わりになるものは意外と身近にたくさんあるので、除光液が無い時でもマニキュアをしっかり落とすことはできるのです。
そこで、今回は除光液の代わりになるものを紹介していきましょう。さらに、除光液の代用品で簡単にマニキュアを落とす方法も取り上げていきたいと思います。特にマニキュアを頻繁に楽しむという人は、ぜひ注目してみてください。
そもそも「除光液」とは?
そもそも、マニキュアを綺麗に落とすことができる除光液には、どのような成分が含まれているのでしょうか?以下では、まず除光液の成分いついて詳しく解説していきましょう。
特に除光液をよく使う人には、しっかり除光液の成分を把握しておくことをおすすめします。
除光液の成分
除光液の主成分はエタノールやアセトンとされています。これら2つの成分には、油脂を強力に除去する効果と水に溶けやすいという特徴があるとされているのです。
特にアセトンは水に溶けやすく、油脂を分解する効果が強いので、独特の強烈な匂いがします。除光液独特のきつい匂いは、このアセトンの匂いなのです。
マニキュアは樹脂でできているため、アセトンやエタノールで溶かされます。そのため、除光液を使うとマニキュアが綺麗に落ちるのです。
しかし、特に乾燥肌の人や敏感肌の人は、除光液でマニキュアを落とすと爪が白っぽくなったり指が過度に乾燥したりしやすいでしょう。その原因は、アセトンの強力な油脂分解効果によって、指や爪の油脂が過剰に落ちてしまっていることと考えられます。
そのため、除光液を使うと爪や指が乾燥するという人には、市販されているアセトンフリーの除光液がおすすめです。
除光液の代用・代わりになるもの①エタノール
除光液の代用品となるものは、意外と身近にあるのです。その1つには、消毒用のエタノールが挙げらえます。傷口を消毒する際に使うため、救急箱に常備しているという人は多いでしょう。
エタノールは除光液の主成分でもあるため、効果的にマニキュアを落とすことができます。エタノールはアルコールの一種なので、アルコール濃度が高いお酒も除光液の代用品になると思いがちです。
しかし、お酒に含まれるアルコールは油脂を分解する効果が薄いため、市販されている消毒用エタノールを使ってください。
また、エタノール成分100%の無水エタノールというものも市販されています。しかし、揮発性の高い高濃度のエタノールは、少し吸っただけでも気絶してしまうことがあるのです。
そのため、安全を確保するために、除光液の代用品として使うエタノールには必ず消毒用エタノールを選びましょう。
マニキュアの落とし方
消毒用エタノールでマニキュアを落とす際には、強く擦らないことがポイントです。まず、ティッシュやコットンにたっぷり消毒用エタノールを染み込ませます。そのティッシュやコットンをマニキュアの上に乗せて、優しく爪を擦りましょう。
厚いマニキュアを落とす際には、たっぷりエタノールを染み込ませたコットンやティッシュを爪先に乗せたまま、しばらく時間を置くことをおすすめします。エタノールがマニキュアに浸透することで、よりしっかり簡単にマニキュアを落とすことができるのです。
コットンやティッシュに染み込ませたエタノールが乾いてしまう時には、爪先をラップで覆うとよいでしょう。
除光液の代用・代わりになるもの②水糊・ボンド
工作でよく使われるボンドや水糊も、実は除光液の代用品になります。意外と思う人が多いかもしれませんが、水糊やボンドはシール感覚でマニキュアを簡単に落とすことができる優れものなのです。
水糊やボンドを除光液の代用品として使用する方法は特殊で、マニキュアを塗る前の爪にボンドと水糊を塗るという方法を取ります。
ボンドや水糊は乾いて固まると、ポリビニールという成分によってシールのようになるので、この方法を取ると除光液要らずになるのです。しかし、この方法ではマニキュアは2~3日ほどしか保てないので注意してください。
マニキュアの落とし方
まず、マニキュアをする前の爪に、水糊や水で薄めたボンドを小さな筆やハケで塗りましょう。マニキュアを落としたい時には、爪の根元から爪や尖ったもの使って、ボンドや水糊の膜ごとマニキュアを剥がしていきます。
剥がしにくい時には、温いお湯に指先をしばらく浸すと剥がしやすくなります。また、重曹やレモン汁を溶かしたお湯に指先を付けておくと、自然とマニキュアが取れていくでしょう。
しかし、この方法では指先全体が乾燥する可能性が高いので、マニキュアを取った後はしっかり指先を保湿するようにしてください。
除光液の代用・代わりになるもの③ラメなしマニキュア
ラメが入っていないマニキュアも、除光液の代用品として使用することができます。マニキュアを落とすためにマニキュアを使うということに、驚く人もいるでしょう。
しかし、ラメが入っていないマニキュアを使えば、本当に簡単にマニキュアを落とすことができるのです。
マニキュア同士は溶け合いやすいので、上塗りしてふき取ることでマニキュアを落とすことができるのです。ラメ入りのマニキュアはふき取ってもラメが指や爪に残ってしまいやすいので、必ずラメが入っていないマニキュアを使ってください。
マニキュアの落とし方
マニキュア同士でマニキュアを落とす方法はとても簡単で、上塗りして乾かない内にティッシュやコットンで擦り取るだけです。厚いマニキュアは何回か繰り返すことで、落ちやすくなるでしょう。
この方法では少し強めに爪を擦る必要があるので、爪を傷つけないように注意してください。
また、強めに擦り取るようにしないと、マニキュアが伸びて指先にまとわりついてしまうことがあります。そのため、コットンやティッシュで一気に擦り取ることを意識して、試してみてください。
除光液の代用・代わりになるもの④コロン
ほどよい香りを身にまとうことができるコロンも、実は除光液の代用品になるアイテムの1つなのです。コロンには香りを拡散するために、高濃度のアルコールが含まれています。そのアルコールが、マニキュアをよく溶かすのです。
香水にもアルコールは含まれていますが、コロンの方がより高濃度のアルコールを含んでいます。そのため、香水とコロンが両方ある場合は、なるべくコロンを選びましょう。香水も除光液として使えるので、香水しかない場合は、香水を使っても問題ありません。
また、香水やコロンを除光液として使うと、良い香りを指先に残すことができます。
マニキュアの落とし方
コロンでマニキュアを落とす方法は簡単です。まず、コットンにコロンの原液をよく染み込ませ、爪先に置きます。1~2分ほどそのまま置いたら、優しく爪を擦りましょう。その後しっかり手を洗浄して完了です。
手を洗浄しないとコロンの香りがきつすぎることがあるので、しっかり最後に手を洗いましょう。お気に入りのコロンや香水を、除光液の代用品として使うともったいないと思うかもしれません。そのため、ぜひ余っているコロンや香水を使ってみてください。
除光液の代用・代わりになるもの⑤オキシドール
漂白剤や洗浄剤としてよく使われるオキシドール(過酸化水素水)も、除光液の代用品になります。
オキシドールには樹脂を溶かす効果があるので、マニキュアを落とすことができるのです。濃度3%までの過酸化水素水であれば、薬局で気軽に購入することができます。
高濃度のオキシドールであれば、それだけ強力にマニキュアを落とすことができますが、指先や爪が荒れやすくもなるのです。そのため、薬局で買える濃度のオキシドールを使うようにしましょう。
マニキュアの落とし方
オキシドールでマニキュアを落とす際には、まずお湯でオキシドールを薄めます。お湯1に対してオキシドールが2の割合になるように薄めてください。
そして、そのお湯に指先を10分ほど浸します。その後はヤスリで軽くマニキュアを擦ると、簡単にマニキュアが取れるでしょう。ちなみに、お湯を少し熱めにすると、よりマニキュアが落ちやすくなります。
除光液の代用・代わりになるもの⑥灯油・シンナー
暖房器具の燃料としてよく使われる灯油や、洗浄剤として使われるシンナーも、除光液の代用品になるアイテムです。
灯油とシンナーにも、除光液と同じ樹脂を溶かす働きがあります。灯油やシンナーは匂いが強いですが、マニキュアを落とす程度の量であれば、しっかり手を洗浄すれば気にならなくなるでしょう。
余っている灯油やシンナーがある場合は、ぜひ試してみてください。
マニキュアの落とし方
まずコットンやティッシュに灯油やシンナーを染み込ませましょう。そして、爪に置いて優しく擦ります。長時間爪に灯油やシンナーを染み込ませると、爪が荒れる原因になることもあるので、素早くマニキュアを拭きとりましょう。
シンナーや灯油を染み込ませる際には、こぼさないように注意してください。また、シンナーと灯油には火が付きやすいので、火種となるものが近くに無いことを確認してから試しましょう。
匂いが気になる場合は、仕上げによく手を洗浄してください。
除光液の代用・代わりになるもの⑦油絵用クリーナー
シンナーは油絵具のクリーナーとしても使われています。そのため、油絵具用のクリーナでも簡単にマニキュアを落とすことが可能です。
独特の匂いがするので、マニキュアを落とした後はしっかり手を洗いましょう。油絵を描いている人が身近にいる場合は、その人にクリーナーを少し分けてもらってみてください。
マニキュアの落とし方
まず、コットンやティッシュに染み込ませたクリーナーを、爪に置きます。そして、素早くマニキュアを擦り取りましょう。仕上げにしっかり手を洗えば完了です。
クリーナーのの樹脂を溶かす効果は強いので、あまり強く擦りすぎると、爪を傷つけてしまう危険性があります。そのため、優しく擦るように注意してください。
また、長時間爪にクリーナーを付けていると爪が痛むこともあるので、素早く拭きとるようにしましょう。
除光液の代用・代わりになるもの⑧歯磨き粉
実は歯磨き粉も、除光液の代わりになるのです。歯磨き粉は微妙な量が残りがちなので、ぜひ残っている歯磨き粉を再利用するつもりで、使ってみてください。
歯磨き粉には研磨剤が豊富に含まれているため、歯磨き粉を使うとマニキュアをしっかり削り落とすことができます。
マニキュアの落とし方
歯磨き粉でマニキュアを落とす際には、まずマニキュアの上に歯磨き粉を乗せて、3~5分ほど置きます。その後、コットンやティッシュ、又は要らない歯ブラシでマニキュアを擦り落とします。
浸透させる時間を長くすると、よりマニキュアが落ちやすくなるでしょう。しかし、歯磨き粉のマニキュアを落とす力は弱めなので、緊急措置として試してみてください。
除光液の代用・代わりになるもの⑨お酢・オレンジジュース
マニキュアや酸の作用を上手く活用することでも落とすことが可能です。そのため、お酢やオレンジジュースも除光液の代わりとして使えます。
酸性の成分は、カルシウムやリンを分解する脱灰という働きで、しつこい汚れを落とすのです。その効果によってマニキュアを落とすことができます。余っているお酢やオレンジジュースがある人は、ぜひ試してみてください。
マニキュアの落とし方
まず、お酢にオレンジジュースを混ぜた液の中に指を浸します。そのまま5~10分ほど置いたらコットンやティッシュで爪を優しく擦って、仕上げに手を洗ったら完了です。
オレンジジュースが無い場合は、レモン果汁やホワイトビネガーなどを使っても問題ありません。10分以上浸してしまうと、指や爪が荒れてしまうこともあるので、あまり長時間指を浸さないようにしましょう。
また、酸性の成分は指や爪を乾燥させることもあるので、最後に忘れず保湿するようにしてください。
除光液の代用・代わりになるもの⑩テープ・ガムテープ
テープやガムテープでも、マニキュアを簡単に落とすことができます。あまり匂いのするものでマニキュアを落としたくない人は、ぜひ試してみてください。
しかし、テープでマニキュアを落とすには少々時間がかかるので、時間がある時に試すことをおすすめします。
マニキュアの落とし方
落とし方は簡単で、爪にテープを密着させるように貼り、慎重に剥がせば完了です。細いものを使てしっかりテープを爪に密着させると、より綺麗にマニキュアが剥がれやすくなります。しかし、何回も同じ個所に繰り返すと、爪が傷つくこともあるのです。
そのため、応急処置として実践してみてください。
除光液の代用・代わりになるもの⑪ヘアスプレー・消臭スプレー
マニキュアを溶かすアルコール成分が含まれている消臭スプレーやヘアスプレーも、除光液の代わりに使うことができます。好みの香りがするヘアスプレーや消臭スプレーを除光液の代わりに使うことで、指先を良い香りにすることもできるのです。
マニキュアの落とし方
まず、ティッシュやコットンにスプレー成分を染み込ませます。そして、爪の上に乗せて軽く馴染ませた後、優しく擦り取りましょう。最後に手を洗って終了です。指先が荒れることもあるので、しっかり保湿するようにしましょう。
除光液の代用・代わりになるもの⑫お湯
除光液の代わりになるようなものが何も無い時には、お湯でマニキュアを落とすことをおすすめします。
意外とお湯だけでも、しっかりふやかせることでマニキュアを落とすことができるのです。指や爪が荒れる心配がないので、敏感肌の人はぜひ試してみてください。
マニキュアの落とし方
まず、お湯の中に指先を5~10分ほど浸けて、マニキュアをふやかします。そして、爪先や定規などで、爪の根元からマニキュアを剥がしていきましょう。
お湯でも長時間指を浸けておくと、爪や指の皮脂が落ちすぎてしまいがちです。そのため、仕上げの保湿ケアは忘れないようにしてください。
メイク落としは除光液の代用品になる?
メイク落としは、除光液の代わりになりそうと思われがちでしょう。
しかし、メイク落としにはマニキュアを溶かすアルコールが含まれていますが、その量はかなり少ないのです。除光液の主成分であるアセトンも入っていないため、除光液としては使うことができません。
ちなみに、クレンジングオイルも除光液の代用品にはならないため、注意してください。
代用品で落とした後は爪のケアを忘れずに!
除光液の代用品でマニキュアを落とした場合は、仕上げの爪のケアが重要になります。溶液が濃すぎたり、強く爪を擦りすぎたりすると、特に爪が荒れやすくなってしまうのです。
そのため、仕上げには爪と指に保湿剤を塗り込んでケアしましょう。また、爪が傷ついた時にはしっかりトップコートを塗って、爪を保護してください。
意外と身近な所にたくさんある除光液の代用品
今回は除光液の代用品となる身近なアイテムを、いくつか紹介しました。マニキュアを簡単に落とすことができると知って、驚いたアイテムも多いでしょう。除光液が無く困った時には、ぜひ今回紹介した代用品を使ってみてください。