大根の賞味期限や冷蔵庫・冷凍での保存期間や方法!切った大根の日持ちは?
大根がセールになっていたので、つい買いすぎてしまった経験ありませんか?そんな買いすぎてしまった大根は、正しい保存方法をすれば、大根の賞味期限が約1ヶ月になるんです!この記事では、大根の賞味期限や、保存方法など紹介しますので、ご覧下さい!
目次
大根の賞味期限を知ってますか?
冬の強い味方の大根ですが、つい長持ちするからって、長々と冷蔵庫に入れてませんか?
今回はそんな大根を美味しく、そして、長く保つ保存方法や保存期間を紹介します!
大根の賞味期限
まずは、大根の賞味期限をみていきましょう。
賞味期限切れの大根の見極め方・大根の保存方法については、後半にお伝えしますので、そちらをご覧ください!
冷蔵庫で保存の場合
冷蔵庫で大根を保存した時の、保存期間は、約10〜14日ほどです。大根を冷蔵庫で保存する方法は、夏場などの暖かい季節などに、おすすめです。
「なぜ、夏場などの暖かい季節なのか」というと、大根は熱と湿気にとても弱いです。なので、大根を暖かい所に放置してしまうと、どんどん傷んでしまい、5日ほどで賞味期限がきてしまうので、気をつけましょう!
冬場の常温保存の場合
冬場の寒い季節は、大根を冷蔵庫に入れて保存するよりも、冬場の常温で保存する期間が延びて日持ちします。
「なぜ冬場の常温のほうが日持ちするの」と思う方もいるでしょう。その理由は大根が冷気・乾燥に強い特徴があるからです。冬場の常温の温度は、冷蔵庫の野菜室より寒い温度で、乾燥しているので、大根の保存環境にぴったりなんです。
なので、冷蔵庫に保存するのもいいですが、外に置いておいても問題がないんです。ときには大根の保存期間が1ヶ月ほどになることもあるので、おすすめの保存方法です!
土に埋めた場合
大根を土に埋めることは、家庭ではなかなかできませんが、もし大根をプランターにいれて保存した場合、夏場だと2週間。冬場は2ヶ月も日持ちすると言われています。
手を加えた大根の保存方法と賞味期限
大根を日持ちさせたいのであれば、出来るだけ大根を切らない方が良いと言われています。しかし、大根は大きい野菜なので、スペースをとりますし、手を加えた方が料理しやすいなどいろいろな理由があると思います。
なので、切った大根を日持ちさせるために、切った大根の賞味期限・おすすめの保存方法を紹介します!
切った大根
もし大根を切った状態で保存する場合、賞味期限は、 半分、1/4大きさに切った大根は、4日。千切り程度に切った大根は、2日と、細く切った大根ほど、賞味期限は早いようです。
半分や1/4などに切った大根の保存方法は、軽く湿らせた新聞紙で包んで保存する。または、大根をラップで包むのが良いでしょう。もしスペースがあるなら、大根は立てて保存しましょう。
千切りなどの細く切った大根は、湿らせた新聞紙かキッチンペーパーで大根を包み、その上からラップをすする。そして、密閉状態でタッパーに入れたとしても、2日が限界でしょう。また、2日経たなくても、大根が変色してしまった場合は、傷んでしまっているので、食べないほうが良いでしょう。
大根おろし
大根おろしや刺身のつまなど、千切りより細く切った大根は、全く日持ちしません。
理由は、大根を切ったことで、大根が空気に触れます。その結果、大根の傷みが早くなるので賞味期限が、早くなるのです。
なので、大根おろしの賞味期限はもって1日が限度で、大根が変色し始めていたら、食べるのは控えた方が良いでしょう。
大根の葉っぱ
大根の葉っぱの保存方法 |
・大根の葉っぱを一度よく洗ってから細かく刻む。 ・切った大根の葉っぱをフリーザーパックやタッパーにいれて冷凍保存する。 |
大根の葉っぱは、冷蔵庫ではあまり日持ちしないので、すぐに冷凍保存するのをおすすめします。
冷凍した大根の葉っぱの賞味期限は約1ヶ月です。
大根を冷凍保存する方法と保存期間
最近は、なんでも冷凍保存する保存方法がありますが、大根はあまりおすすめできません。一応、大根も冷凍保存で、賞味期限を伸ばすことはできますが、大根を冷凍すると、大根の食感や味が落ちてしまうからです。味は落ちてしまいますが、それでも便利な大根の冷凍保存の方法と、保存期間を紹介します。
大根を冷凍保存する方法 |
・大根をよく洗い、大根の皮を厚めに剥く。 ・そのまま煮物にするぐらいの厚さに大根を輪切りにする。 ・一つ一つを空気に触れないようにしっかりとラップで包。む ・フリーザーパックやタッパーに入れて冷凍。 |
保存期間の目安は約1カ月です。大根は、一度冷凍してしまうと、大根の水分が凝固していくときに、一緒に細胞壁をぼろぼろにしてしまいます。なので大根を解凍するとドロドロになってしまうので、煮物などに使うのがおすすめです。
調理する大きさに合わせてから冷凍する
もし冷凍保存するのであれば、出来るだけ大きいほうが良いので、先ほどは輪切りの冷凍方法をお伝えしました。
しかし、解凍の手間などを省くのであれば、調理する用途に合わせて大根を切った方が、料理に使いやすいでしょう。こちらも賞味期限は約1ヶ月です。
賞味期限切れの大根の見分け方
大根の賞味期限切れが分かるポイント |
・大根がふにゃふにゃしている。 ・大根を切ったときの断面が空洞である。 ・大根から異臭がする。 |
ふにゃふにゃしている・大根を切ったときの断面が空洞である場合は、すが入っているサインになります。賞味期限ぎりぎりの状態になってしまっているので、食べれなくないですが、美味しい状態を逃してしまっています。
大根から、異臭すると言いうことは、大根に何か変化があったという異常な状態です。カビが生えてしまったぐらい賞味期限切れになっている可能性があるので、食べるのは控えるのをおすすめします。
大根の基本の保存方法
大根の基本の保存方法として、全てに当てはまることが1つあります。それは、葉を切り落とすことです。
なぜなら、葉の部分が大根のエネルギーを吸ってしまうからです。もし葉が付いたまま保存したら、大根の身がしわしわになってしまうでしょう。
このことを踏まえつつ、環境に合わせて大根を保存しましょう!
常温なら冷暗所で立てて保存
まずは、「なぜ大根を立てて、冷暗所で保存するのか」についてですが、大根を立てる理由は、大根は縦に伸びる野菜でだからです。大根を横向きにすると縦になろうとエネルギーを使い、大根の水分や糖分を浪費してしまいます。
その結果、大根のエネルギー不足でしおれてしまい、日持ちしなくなってしまうので、縦にできるスペースがあるときは、できるだけ立てて保存しましょう。
次の冷暗所なのは、土の中に近い状態にするためと、言われています。冷暗所がない場合は、新聞紙で包むでも大丈夫です。
冬場の常温保存する方法 |
・大根の葉っぱを切り落とします。 ・大根は新聞紙で包みます。 ・大根を出来るだけ風通しの良い場所でできるだけ立てて保存する。 |
また、大根に土がついていたら、大根を洗わずに、そのまま新聞紙で包みましょう!そのほうが、温度の変化や乾燥・湿度などを守ってくれるからです。
冷蔵庫なら野菜室で保存
冷蔵庫の野菜室で大根を保存する方法 |
・大根の葉っぱを切り落とします。 ・大根についた土や汚れをしっかりと落とします。 ・大根を湿らせた新聞紙や、キッチンペーパーなどで包みます。 ・最後に、ビニールやポリ袋に入れ保存しましょう。 |
新聞紙は2日で変えると、大根がより日持ちするでしょう。また、大根を冷蔵庫でもっと長持ちさせたいのであれば、冷蔵庫内の通気性をよくすると良いでしょう。
乾燥を防ぐ
大根が、いくら乾燥に強いとはいえ、大根からは水分がどんどん失われてしまいます。なので、乾燥させないように、湿らせた新聞紙やラップなどで包むようにしましょう。
大根をしっかり保存して料理を楽しもう!
身近な野菜の1つである大根ですが、以外に賞味期限切れのものを使用していたり、長持ちしない方法で保存していた方多いのではないでしょうか!
今回の記事を読んで、大根の保存方法を知っていただき、おいしい状態の大根を調理していただければと思います!大根を買う機会があれば、この記事の保存法を参考にしてみてください!