裾上げの持ち込みが安いお店!スーツの裾直しはユニクロやGUがいい?
洋服の裾上げが面倒で、お店に依頼したいと思うことは多いでしょう。実は、身近な洋服販売店の中にも、裾上げの持ち込みを受け付けており、裾上げ料金が安いお店はたくさんあるのです。そこで、今回はスーツやジーンズなどの裾上げの持ち込みが安いお店を紹介していきましょう。

目次
裾上げや裾直しの持ち込みはどこでする?
きちんと試着をしてから購入していても、自宅で購入したズボンやスカートを履くと裾直しや裾上げが必要だと感じることはよくあるでしょう。しかし、裾上げや裾直しは意外と手間暇がかかります。
そのため、忙しい時には裾直しや裾上げを受け入れているお店に、持ち込みたいと思うでしょう。しかし、裾直しや裾上げの持ち込みが安いお店がなかなか見つからず、困ってしまうこともあると思います。
そこで、今回は裾直しや裾上げが安いお店を複数紹介していきましょう。裾上げや裾直しを安く受け付けているお店を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
裾上げの種類とは?
実は、裾上げにはたくさんの種類があるとされています。しかし、裾上げの種類を詳しく知っているという人は少ないでしょう。そこで、以下では裾上げの種類を取り上げていきたいと思います。
スーツなどはシングル
スーツの裾上げでは、シングルという裾上げを施されることが多いでしょう。シングルは切りっぱなしの端を一回折り返して、シングルステッチで留めた裾上げのことを意味します。
シングルステッチとはその名前の通り、一本の直線的な縫い目ができる裾上げ方法で、基本的な裾上げの縫い方とされているのです。
シングルの裾上げはオーソドックスな裾上げなため、冠婚葬祭用のスーツの裾上げに選ばれることが多いでしょう。
カジュアル服はダブル
チノパンやジャージなどのカジュアルな服の裾上げでは、ダブル仕上げという裾上げが選ばれやすいでしょう。ダブル仕上げとは、裾を折り返して縫い上げるタイプの裾上げを指します。
シングルよりも折り目が1つ多くなることから、ダブル仕上げと呼ばれているのです。ダブル仕上げ指定で持ち込みをした場合は、シングルを指定した場合よりも料金が高くなりやすいので、注意してください。
また、ダブル仕上げの裾上げは軽やかな印象になるので、カジュアルな服や仕事用のスーツなどに適しています。冠婚葬祭用の服の裾上げには向いていないので、洋服の用途によってダブル仕上げとシングルを使い分けてください。
モーニングカット
シングルの裾上げを基本にして、長さが前後で異なるように処理する裾上げをモーニングカットと呼びます。モーニングと呼ばれるフォーマルなスーツに施されることが多いことから、モーニングカットという名前が付いたようです。
後ろ側が前よりも長めになっているので、スーツの折り目が美しく見えます。少し加工に手間がかかるので、モーニングカット指定の裾上げの持ち込みには、高めの費用がかかる傾向が強いのです。
ジーンズの場合は?
ジーンズの裾上げには、チェーンステッチという種類の裾上げがおすすめです。一見シングルのような見た目ですが、裏側の縫い目が鎖状になっていることから、チェーンステッチという名前が付きました。
鎖状に縫っているので丈夫ですし、若干の伸縮性もあります。ジーンズは活動用の服として着用することが多いので、丈夫で伸び縮みするこのチェーンステッチが最適なのです。
チェーンステッチ指定の満ち込み料金は、シングルよりも少し高めなくらいなので、手軽に持ち込むことができるでしょう。
しかし、裾上げや裾直しをしているお店によっては、チェーンステッチを行っていないこともあるので、事前に確認することをおすすめします。
持ち込みで裾上げする際のお店選びのコツ
裾上げや裾直しの持ち込みをしたいと思っても、慣れていないとお店選びの段階で迷ってしまうでしょう。そこで、以下では持ち込みで裾上げや裾直しをする際の、お店選びにおけるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
とにかく値段が安い
値段が安いかどうかは、裾上げや裾直しの持ち込みをするお店選びの際の重要なポイントになります。裾直しや裾上げは頻繁に必要になるので、料金が安い裾上げ持ち込み可能なお店を1つ知っておくと、安心して服を選ぶことができるでしょう。
お店によって様々なサービスを行っていることもあるので、気になるお店をいくつか調べて、料金を比べてみてください。
また、最近では裾上げを受け付けているネットショップが、コスパの良さで人気を集めています。気になる人はぜひネットショップも検討してみてください。
仕上がりが早い
仕上がりまでの時間も、裾上げや裾直しを持ち込むお店選びで注目したいポイントです。仕上がりが早ければ早いほど、緊急の時も安心して利用することができます。
料金の安さよりも仕上がりまでの早さを重視する場合は、裾直しや裾上げを受け付けているお店に直接持ち込み、即日仕上げコースを指定するとよいでしょう。
通常よりも早めに仕上げるコースは、やはり料金が高くなりますが、急ぎの際には安心して利用することができます。
裾上げの持ち込みが安いお店を紹介
以下では、スーツやジーンズなどの裾上げの持ち込みが安いお店を、具体的に紹介していきましょう。裾上げの持ち込みが安いお店を探している人は、ぜひ以下のお店の利用を検討してみてください。
1.マジックミシン
日本全国でスーツやスカートなどの裾直し専門店として展開している「マジックミシン」は、利用しやすさで人気を集めているお店です。価格が低めで店舗数が多く、大きなショッピング施設内にあることもあるので、どこでも気軽に利用することができるでしょう。
シングルやダブルなどの基本の裾上げはもちろん、ほつれだけのお直しやダメージを残しながらの裾上げもおこなっています。できるだけお客様の希望に合わせた裾上げを行うので、裾上げの仕上がりに満足できるでしょう。
店舗所在地 | 葛西店(東京都江戸川区西葛西3-9-19 イオン葛西2F) 葛西店(東京都江戸川区西葛西3-9-19 イオン葛西2F) イオン帯広店(北海道帯広市西4条南20丁目1番地 イオン帯広2F) |
料金の目安 | 540~1,500円 |
時間の目安 | 約2時間 店舗によっては1時間ほどで仕上げるコースもある |
おすすめ度 | ☆☆☆☆ |
2.ビックママ
首都圏内に70店舗ほど展開している洋服直しの専門店「ビッグママ」は、抜群のスピーディーさで注目を集めているお店です。洋服のリフォームや買取なども受け付けていますし、宅配を利用した裾上げやお直しも受け付けています。
そのため、洋服の困ったことは何でも任せることができる、頼もしいお店と言えるでしょう。最大の特徴はその裾上げのスピードの速さで、ほとんどの店舗で裾上げ1時間コースがあります。
しかし、1時間コースの利用には追加料金がかかるので、注意してください。ちなみに、受け付けている裾上げの種類はダブルとシングル、ジーンズの3種類で、平均的な価格設定になっています。
店舗所在地 | 渋谷店(東京都渋谷区神山町4-14 白洋舎・第三共同ビル1F) 北目町店(仙台市青葉区北目町6-6) 二子玉川高島屋店(東京都世田谷区玉川3-17-1 二子玉川高島屋SC南館1F) |
料金の目安 | 800~1,500円 |
時間の目安 | 約2時間(早いコースでは約1時間) |
おすすめ度 | ☆☆☆ |
3.ママのリフォーム
全国で何と約300店舗展開している洋服直し専門店裾「ママのリフォーム」は、そのコースのきめ細かさとスピーディーさで人気です。裾直しや裾上げだけでなく、洋服のリメイクや染色の技術も高く、信頼度も高いお店と言えます。
裾上げは通所の持ち込みであっても1時間ほどで仕上がるので、忙しい時に頼りになるでしょう。また、洋服の種類だけでなく、男女別に分けて細かくコースが分かれています。裾上げの種類はシングルとダブルのみですが、加工方法も細かく指定できるのです。
料金は平均より少々高めですが、その分丁寧でスピーディーなので、コスパは良く感じると思います。
店舗所在地 | イオン古河店(茨城県古河市旭町1-2-17 2F) ライフ本山店(兵庫県神戸市東灘区本山南町6丁目10番28号 2F) 王子神谷店(東京都北区王子5-10-8) |
料金の目安 | 1,000~2,000円 |
時間の目安 | 約1時間 |
おすすめ度 | ☆☆☆☆☆ |
有名店では持ち込みの裾上げはしてくれる?
購入したばかりの服の丈が気になる時には、購入したお店に裾上げの持ち込みをしたいという人もいるでしょう。しかし、有名な洋服販売店では、スーツやチノパンなどの裾上げを行ってくれるのか分からず、不安になる人もいると思います。
そこで、以下では有名な洋服販売店別に、裾上げの持ち込みが可能なのかどうか、確認していきましょう。
ユニクロの場合
安い価格で長い間老若男女から愛されているユニクロは、日本ではもはや定番のブランドになっています。そんなユニクロのほとんどの実店舗では、ユニクロで販売しているズボンの裾上げの持ち込みを、数百円という安い価格で受け付けているのです。
ちなみに、ユニクロでは裾上げ持ち込みにかかる平均時間は店舗の状況や時間帯によって変化します。閉店間近の持ち込みでは、仕上がりが翌日になることもあるので、時間帯や店舗状況をよく確認して利用するようにしましょう。
GUの場合
ユニクロの系列店である「gu」は、安い価格設定とおしゃれなデザインで、主に若者達から人気を寄せられるファストファッションブランドです。guの実店舗では、gu商品であるズボンの裾上げのみを行っています。
guのネットショップで購入したズボンの裾上げ持ち込みも受け付けておりネットショップの商品は宅急便で裾上げを頼むこともできるのです。ただ、仕上がりまでの時間は店舗の状況によってかなり変わるので、時間は余裕を持って依頼するようにしてください。
また、guではミシン縫い仕上げとまつり縫いのシングル仕上げ、まつり縫いのダブル仕上げのコースから選ぶことができます。さらに、まつり縫い仕上げの料金は約300円、ミシン縫い仕上げの料金は約200円と安いので、手軽に依頼することができるでしょう。
ライトオンの場合
ライトオンの店舗では、ライトオンで購入したズボンの裾上げの持ち込みを、何と無料で受け付けています。店舗が忙しくない時間帯であれば、仕上がりまでの時間は約15分ととても速いので、裾上げを急いでいる時に助かるでしょう。
ちなみに、他店のズボンの裾上げも約1,000円の料金で受け付けています。
しまむらの場合
商品のバリエーションの多さで人気の「しまむら」でも、1ヶ月以内に購入したしまむら商品の裾上げを行っています。カジュアルなズボンの裾上げであれば360円、裏地付きのフォーマルなズボンの裾上げであれば1,050円で受け付けているのです。
ただし、裾上げの持ち込みにはレシートの提示が必須なので、注意してください。
ユニクロの裾上げ持ち込みの料金
ユニクロでは、ユニクロ商品の裾上げを行っており、その商品の価格や希望のコースによって細かく裾上げの料金が変動します。
例えば、ミシン縫いのシングル仕上げやカットオフの裾上げは、280円という安い価格で受け付けています。また、1,990円以上のユニクロ商品である場合、カットオフやミシン縫いシングルの裾上げの持ち込み料金は、なんと無料になっているのです。
1,990円以下のユニクロ商品の裾上げの持ち込みは、280~560円程度の安い料金で行われています。また、ユニクロでは丁寧なまつり縫いのシングル、ダブルという裾上げコースがあるのです。
これらのコースの料金は、1,990円以上の商品の場合280円、1,990円以下の商品の場合560円という設定になっています。
自分で裾上げをする方法
自分で裾上げすることも可能です。以下では、自力で裾上げする方法もいくつか解説していきましょう。裾上げを自力でできるようにしたい人は、ぜひ以下の方法を覚えてみてください。
裾上げテープを活用する
裾上げテープというアイロンで布同士を貼り付けるアイテムを使えば、糸で縫わずに簡単に裾上げができます。まず、裾上げの位置を決めたら、余分な布地を切り落としておきましょう。
水に浸して絞ったテープをズボンの裾と地の布の間に置き、当て布をしながらアイロンを当てて接着します。
ミシンで縫う
ミシンを使える場合は、ミシンでしっかり裾上げをしましょう。まず、裾上げの位置に印を付けたら、余分な布を三つ折りにします。その三つ折りの上部分にミシンを一周かけていき、仕上げにアイロンを当てたら完成です。
布用ボンドで貼り合わせる
布用ボンドを使えば、アイロンや縫い針などが無くても裾上げができます。まず、裾上げの線を決めたら裾を折り上げ、端に布用ボンドを塗りましょう。
ボンドを塗る際には、ヘラでボンドを均一の厚さで塗るようにしてください。その端を強く押さえてしっかり乾燥させれば完成です。アイロンを仕上げにかけておくと、よりしっかり接着されます。
裾上げをスマートに済ませて快適に服を着よう
今回はスーツやデニムなどの裾上げの持ち込みが安いお店や、裾上げ方法などについて、詳しく取り上げました。裾上げは快適に洋服を着るために必要なものなので、ぜひ今回紹介したお店を覚えて、いざという時に利用してみてください。
また、今回取り上げたように裾上げにはいくつかの種類があるので、自分の好みやTPOに合わせて、裾上げの種類を選んでみましょう。
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