靴擦れの原因とは?靴ズレの対策や予防する方法も紹介!

靴擦れする原因は何でしょうか?靴擦れにならないようにする為には、しっかりと対策をすることが大切です。靴擦れとは、靴と足の摩擦が原因の1つであると言われています。靴擦れになる原因や、靴擦れの対策、予防方法などをご紹介いたします。

靴擦れの原因とは?靴ズレの対策や予防する方法も紹介!のイメージ

目次

  1. 1靴ズレが痛くて歩けない!
  2. 2靴ズレしやすい足の部位
  3. 3靴ズレする原因とは?
  4. 4靴ズレしてしまった時の正しい対処法
  5. 5靴ズレを防止する方法は?
  6. 6靴ズレ対策におすすめの100均グッズ
  7. 7靴擦れ対策や予防をして快適に歩こう

靴ズレが痛くて歩けない!

多くの人が、靴擦れした経験があるのではないでしょうか。可愛い靴を買ったのに、デート中に靴擦れをしてしまい痛くて楽しむことができなかったという経験をした女性は多いと思います。

靴擦れとは、靴を履いて歩くうちに靴の内部と足が擦れてしまうことにより、足に傷ができることです。気に入ったデザインの靴を見つけて、しっかりと試着までしたのに靴擦れしてしまったという人もいると思います。

靴擦れになると足に傷ができてしまう為、そのままケアをせずに歩くと靴擦れした箇所と靴の摩擦により足に激痛が走り、痛くて歩くのが辛くなってしまいます。靴擦れしてしまうと、せっかくの外出が台無しになってしまうこともあるのです。

靴ズレしやすい足の部位

靴擦れは、足と靴の内部の摩擦により起きてしまいます。その為、足が擦れてしまいやすい箇所が靴や足の形により変わってくるのです。靴擦れしやすい足の部位をご紹介いたします。

靴擦れを予防する為に、あらかじめ靴擦れする可能性がある箇所を保護するという方法もあります。ぜひ、参考にしてみてください。

かかと

靴擦れした経験がある人の中でもっとも多いと言われる箇所が、かかとです。夕方になると足がパンパンになり浮腫むという人は多いのではないでしょうか。

靴を購入する際に、試着したタイミングが夕方だと、翌朝浮腫みがとれた状態で靴を履いた時に靴と足の間に隙間が空くことがあります。

隙間は摩擦を引き起こしてしまう原因になる為、サイズが合わない靴を履いた状態で歩いているうちにかかとが靴擦れしてしまうことがあるのです。また、購入したばかりの革靴はまだ足に馴染んでいない為、固さがあるまま履くことになります。

履いているうちに徐々に足の形に馴染んでくるのですが、それまでにかかとが擦れやすくなることがあります。また、合皮製の靴の場合、革靴のように自然に馴染むことが難しい為、サイズがしっかり合っていないとかかとが擦れてしまい靴擦れしてしまいます。

小指

パンプスやハイヒールなど、足先がシャープになったデザインの靴を履くと、ヒールの影響により指先に重心がかかりやすくなる為、小指が靴擦れになりやすくなるようです。靴を選ぶ時は、小指を圧迫していないか確認することも大切です。

好みのデザインの靴を購入しても、足の形と合わずに靴擦れをおこしてしまうと、頻繁に履かなくなると思います。無理に履いたとしても、靴擦れをしてしまい、せっかくの外出を楽しむことができなくなります。

また、サイズが合わない靴を履いている時や、靴擦れをしている状態で歩く時は美しい歩き方をすることが難しいようです。せっかく綺麗な靴を履いていても、歩き方が残念だと履いている人の魅力まで半減して見えてしまうものです。

親指

小指と同様、親指も靴擦れを起こしやすい箇所となっています。足の形と靴のつま先の形が合っていない靴を履くことで、親指と靴の内部が擦れてしまい靴擦れを引き起こす原因となってしまうのです。

靴擦れとは、靴の内部と足の摩擦が原因となるものなので、サイズが合わない靴は靴擦れになる可能性が非常に高くなります。足の形はひとそれぞれなので、ぴったり合う靴を見つけるのは至難の業かもしれません。

しかし、中敷きで調節したり、指先用の低反発クッションなどもある為、靴の内部を自分の足にフィットするよう調整することもできます。

くるぶし

くるぶしとは、足の外側にある出っ張りのある骨です。その為、くるぶしの出っ張りが原因となり、靴擦れを引き起こしてしまうようです。しっかりした素材の固さのある靴や、ブーツなどを履くとくるぶしに当たり痛くなるという人も多いのではないでしょうか。

革のロングブーツは、シューズキーパーなどで形を整えることが大切です。形を整えないまま置いておくと足首などにシワが寄ってしまうことがあります。ケア不足でできてしまったブーツのシワがくるぶしに当たると、靴擦れを引き起こしてしまうこともあります。

靴の形状により、靴の縁にくるぶしが当たりやすくなることもある為、くるぶしの靴擦れを引き起こしそうになったら、中敷きやパッドを使いくるぶしが擦れないよう調整することが大切です。

足の裏

靴擦れとは、サイズが合わない靴を履いて歩くことが原因となり摩擦が生じて引き起こるものです。足の裏は他の部位に比べ皮膚が厚く靴擦れになりにくく感じるかもしれませんが、凹凸があり、体重が一気にっかかる部位である為、靴擦れを起こすこともあります。

サイズが大きめの靴を履くことで、歩いていると靴の中で足が滑るようになってしまい足の裏を痛めてしまいます。また、ヒールが高い靴を履くと、足先に体重がかかってしまう為、足の裏の親指の付け根あたりにある出っ張った箇所が痛くなるという人もいます。

靴ズレする原因とは?

靴擦れの原因は、摩擦によるものです。摩擦とは擦れることにより引き起こります。靴を履いた時に、靴の内部と足が擦れてしまい靴擦れになるのです。靴と足がしっかりフィットして、極力摩擦が起きないようにすることが、靴擦れを防ぐポイントとなります。

新品の靴で固い

新品の靴は美しいものです。しかし、エナメル調の靴や革靴など、しっかりした生地でできた靴は特に新品の時に固い為、靴擦れになりやすいようです。

革靴は、履き続けることにより自然と自分の足に馴染んでいき、履き心地が徐々に良くなっていくものですが、そうなるまでには時間がかかることもあります。馴染む前の新品の靴は、固さが原因となり、靴擦れを引き起こしてしまうことがあるのです。

自分の足に靴が合ってない

靴擦れとは、足と靴の内部の摩擦によるものですが、サイズが大きめの靴を履いている時だけに起こるものではありません。靴の内部で足が無理に圧迫されることが原因となり、靴擦れをしてしまうこともあります。

デザインが気に入って買った靴が、足に合わなかったという経験はありませんか?靴を購入する時は、できるだけ試着するようにしましょう。靴と自分の足の形が合うのか確かめることで、靴擦れを予防することにもなります。

自分の足の形を知ることで、靴擦れしにくい靴を選ぶことができます。足の指の長さは人それぞれで、エジプト型、ギリシャ型、スクエア型と大きく分けて3パターンあります。エジプト型とは、足の指の中で親指が最も長いタイプです。

ギリシャ型とは、足の指の中で人差し指が最も長いタイプです。スクエア型とは、足の指の長さがあまり変わらないタイプです。

歩き方が悪い

靴擦れになる原因は、足の形や靴のサイズによるものだけではありません。歩き方に問題があると、靴擦れを引き起こしやすくなるのです。自分の歩き方が正しいのか知る為には、靴を裏返して確認する方法があります。

片方だけの靴底が擦り減っていたり、靴底の擦り減り方に偏りがある場合は、歩き方を正すことで靴擦れを軽減できる可能性があります。しかし、靴擦れしたまま痛みを堪え、無理に正しい歩き方をする必要はありません。

靴擦れをケアし、治った状態で正しい歩き方を練習しましょう。靴擦れになったら、履き心地の良い靴を履くようにし、靴擦れした箇所にさらに摩擦が起きないようケアすることも大切です。

靴ズレしてしまった時の正しい対処法

靴擦れを侮ってはいけません。身体全体を支える足元に傷があることで、無意識に庇う様にして歩くことになり、足元以外の場所も痛めてしまう可能性があるのです。

靴擦れしてしまった場合、きちんとケアすることが大切です。靴ズレしてしまった時の正しい対処法をご紹介いたします。

水ぶくれは潰さない

水ぶくれができてしまった場合、潰してはいけません。絆創膏などで水ぶくれができた箇所を覆い、摩擦や衝撃により水ぶくれが潰れてしまわないようにしてください。水ぶくれは、潰さないほうが早く治ると言われています。

皮むけしている場合は湿潤法がおすすめ

ひと昔前までは、傷は乾燥させて治した方が良いと言われていましたが、今は違います。乾燥させて治すよりも潤滑法の方が傷が治りやすく、痕が残りにくいのです。

湿潤法は、モイストヒーリングとも呼ばれ、かさぶたを作らず傷ができた時に身体から滲み出る体液の力を最大限に生かして治す方法です。湿潤法を活かした絆創膏を使っても良いですが、もし手元にない場合でも家庭にあるもので代用できます。

湿潤法のポイントは3つです。綺麗な水でしっかり洗い流し、消毒液を使わず、しっかり保湿をして乾かさないことが大切です。靴擦れした箇所を綺麗な水で洗い流し、ワセリンなどの保湿剤を塗りラップで覆ってください。

そして、包帯やテープなどを使い外れないように固定しましょう。ラップは1日に1回~数回、季節や気温に合わせて変えるようにしましょう。ラップを変える時は、傷口の周辺を洗い、再度ワセリンなどでしっかり保湿してください。

傷ができた時に滲み出る体液は、傷を早く治してくれる力があります。湿潤法は、その力を最大限に活かす方法である為、傷跡が残りにくく早く傷を治すことができるのです。

靴ズレを防止する方法は?

靴擦れしてしまうと、治るまでに時間がかかりますし歩くたびに痛むので、快適な生活ができなくなってしまいます。靴擦れを防止することで、不快な靴擦れを避けることもできます。靴擦れを防止する方法をご紹介いたします。

絆創膏を貼る

靴擦れをした経験がある人は、自分の足のどの部分が靴擦れになりやすいのか傾向がわかる人もいると思います。

人により足の形や履く靴の好みも違いますが、かかとがよく靴擦れする、小指が靴擦れして痛かったなどの経験を元に、最初からそこに絆創膏を貼ることで、靴擦れを防止することができます。

外出する前に玄関で靴を履いてみて、擦れてしまいそうな箇所にあらかじめ絆創膏を貼る方法もあります。靴擦れは、靴の内部と足の摩擦が原因となるので、擦れてしまいそうな箇所に絆創膏を貼ることで、不快な靴擦れにならなくてすむかもしれません。

足にワセリンを塗る

靴擦れしてしまいそうな箇所にあらかじめワセリンやベビーパウダーなどを塗ることで靴の内部と足の摩擦により足が擦れないよう防止することができます。

歩いているうちにワセリンやベビーパウダーがとれてしまうことがあるので、持ち歩くことをおすすめします。靴に直接塗るとシミができることがあるので、足につけるようにしましょう。

また、ストッキングや靴下を履くことで摩擦を軽減でき、靴擦れ防止にもなります。履く靴にストッキングや靴下が合わない時は、靴擦れ防止の透明シートが市販されているので、試してみてください。足に貼ることで目立たず、靴擦れを防止することができます。

靴を変形させる

購入したばかりの靴や、革靴、エナメル素材の靴などは靴の固さが原因の1つとなり靴擦れになることがあります。

摩擦を極力起こさないよう、自分の足と靴をフィットさせることが、靴擦れ防止につながるので、シューズストレッチャーを使い、靴の形を足に合わせるという方法もあります。

シューズストレッチャーは、一番リーズナブルなもので1000円以下のものから、高いもので30000円近くするものまであります。自分で調整するのが難しい場合は、シューズケア専門店で1500円~3000円ほどで靴の形を足に合わせてくれるようです。

また、靴を購入したお店によっては無料で調整してくれるところもあるので、足の形に合わないと思ったらお店にお願いする方法もあります。

歩き方を変える

歩き方により、靴擦れを引き起こしているケースもあります。靴底の減り方に左右差がある場合や、かかとやつま先だけ擦り減っている場合は、歩き方に癖があり、そのことが原因となって靴擦れしている可能性があります。

また、姿勢が悪い状態で歩くことで足に負担がかかり靴擦れになるケースもあるので、姿勢正しく歩くことも大切です。ヒールを履いた時、膝を曲げて歩くと足先や身体全体に負担がかかるだけでなく見た目も美しくありません。

綺麗な靴を履いて、綺麗に歩くからこそ美しく見えるのではないでしょうか。歩き方を見直すだけで、姿勢が良くなり体形も引き締まるという嬉しい効果もあります。

靴ズレしやすい靴は履かない

足幅が広い人は、足先がキュッと細いシャープなデザインの靴を履くと足先が圧迫されてしまう為、靴擦れになりやすいようです。また、甲高の人は、靴を試着することで甲の圧迫や擦れを生じない靴を選ぶことができます。

靴擦れを防ぐ為には、靴擦れしやすい靴を選ぶのではなく、自分の足にフィットする靴を履くことが大切です。シューズストレッチャーで靴を足の形に合わせたり、靴擦れしやすい箇所にあらかじめ絆創膏を貼るなどして靴擦れを防止することはできます。

しかし、靴の形状と足の形が大幅に違っているとどうしても靴擦れを引き起こしやすくなってしまいます。自分の足の形を知り、履き心地の良い靴を選ぶことで靴擦れを回避できるのです。

靴ズレ対策におすすめの100均グッズ

靴擦れ対策グッズは、安いもので300円ほどからあります。サポーター機能も兼ね備えている靴擦れ防止グッズは高いもので4000円ほどするようです。しかし、100均なら100円という手軽な価格で靴擦れを防止することができます。

靴擦れしてしまってからケアするより、あらかじめ靴擦れを防止する方が痛みや不快感を伴わず快適に過ごせるのではないでしょうか。100均の靴擦れ防止グッズをご紹介いたします。

かかとパット

靴のサイズが少し大きかったり、ヒールが高いと前に足がずれてしまいかかとがパカパカすることがあります。靴と足に隙間が空くことにより、摩擦が生じ靴擦れの原因となる為、そんな時にはかかとパットを使用することがおすすめです。

シールで張り付けるタイプなので、一度貼るとズレる心配がなく安心して履くことができます。かかとパットを使うことで、足にぴったりフィットした履き心地となり非常に歩きやすくなると好評のようです。

ジェルクッションパッド

ジェルクッションパットは、つま先用、ハイヒール用、部分用、かかと用などさまざまな種類があり、靴のデザインや足の形に合わせて選ぶことができます。ハイヒールを履くと足先に重圧がかかりやすくなる為、足裏が痛くなることがあります。

ジェルクッションパットは、履いているうちに足に負担がかかる部分を柔らかいジェルパットにより衝撃を吸収してくれる為、靴擦れだけでなく長い間履くことで感じやすい足元の不快感を軽減してくれるアイテムです。

Thumb靴の匂いの取り方!臭くなった革靴の消臭方法や匂いの消し方
靴の臭い取りの方法、臭くなった革靴の消臭方法や匂いの消し方を一挙に紹介します。靴の中は高温で...

靴擦れ対策や予防をして快適に歩こう

いくら綺麗な服を着ておしゃれをしても、靴擦れしてしまい庇いながら歩くと美しい歩き方はできず魅力が半減してしまいます。新しく購入した靴や、履きなれない靴を履く時には、あらかじめ靴擦れ対策や予防をしてみましょう。

そうすることで、大切な足を綺麗に保つことができますし、外出をより楽しめるのではないでしょうか。絆創膏やワセリンがあれば簡単に予防やケアができるのでバックに入れておくことをおすすめします。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ