秋田県の南馬宿村役場の元ネタとは？村八分がある村なの？

秋田県にあるとされている南馬宿村という村をご存知でしょうか。ネットやニュースで村八分がある村として一時話題になりました。村八部とはかつては村の中で犯罪者などに対して村全体で仲間外れにするという裁きを与えることです。

しかし、司法が発達した現在で、村八分など過去の悪しき習慣でしかありません。ところがそんな悪しき習慣を現代でも行っている村があるようです。秋田県の南馬宿村は、村自体が村八分とされているというニュースが出て話題になりました。

しかし、秋田県には実際に南馬宿村という村は存在せず、誰かが悪いうわさを流したためニュースなどで取りざたされ問題になりました。架空の存在である南馬宿村の話は現在でも存在すると思っている人が多くいると思われます。皆さんは秋田県にあるとされる南馬宿村の話をご存知でしょうか。

秋田県にあるとされる南馬宿村に関するニュースが報道され話題になりましたが、南馬宿と村はどんなに地理に詳しい人でもご存知ないかと思います。南馬宿村が注目されるようになったのは、村役場の公式ホームページからでした。

ぱっと見はどこにでもあるような昔風の村を紹介するホームページだったのですが、コンテンツにかなりパンチが効きすぎています。ここは日本政府に忘れられた唯一の村、というタイトルでホームページに紹介されている南馬宿村の読み方とは、みなみうまやどむらです。

ホームページの端々はに秋田県にある自治体であることが紹介されており、秋田県に対する問い合わせが多く合ったそうです。（現在は、秋田県という記載はなくなっている）

南馬宿村のホームページには端々まで至る所に村八分に感する記載がされています。南馬宿村では普通に生活していても簡単に村八分になるようです。移住者が村八分にならないためにとはというアドバイスがあります。

村八分にあった例としては、朝の5時から雪かきを手伝わなかっただけでも、家を燃やされる、落とし穴に落とされたうえにバキュームカーで糞尿をかけられる、水をかけられるといった被害にあうそうです。

投稿者は3日ともたずにでていったそうですが、少し頼みを断っただけでここまでの迫害を受けるというのは村民の異常性がわかると思います。

このような怖い村は本当に実在するのかというと答えはノーです。南馬宿村の役場のホームページとは巧みに作られたネタサイトのようで、ホームページのところどころにネタであることがわかる記載があります。例えば南馬宿村は郵便番号が018－1587ですが、この郵便番号は存在しないのです。

ほかにも役場の開庁時間、日の出から日没まで、電話回線は通っていません。など、ネタであることがわかります。しかし、秋田県の自治体を名乗っていたことから秋田県が風評被害を受けています。秋田県がホームページの作成者を名誉棄損で訴えるという噂も流れました。秋田県の村八分の村、南馬宿村は架空の村なのです。

ここからは南馬宿村の役場のホームページに記載された内容をもとに南馬宿村がどういう村なのかご説明していきます。非常に細かく作り上げられているので役場のホームページを閲覧するすることで村全体の印象がはっきりとわかるでしょう。

南馬宿村は実際には存在しない村なので地図には載っていません。場所を調べても無駄です。ホームページのキャッチコピーも政府に忘れられた唯一の村問際されています。南馬宿村にはスキー場があるそうです。24時間営業、ライトなし、リフトなし、コースも特にない自然を大切にした手つかずのスキー場など、明らかにただの雪山です。

田舎では雪が積もったために裏山でスキーすることは珍しくありませんが、これを村営スキー場と呼ぶのはおこがましいです。ちゃんと整備してから村営を名乗るべきです。しかし、このことを南馬宿村で行ってしまうと村八分にされるので現地では気をつけましょう。

南馬宿村の役場のホームページには日本政府に忘れ去られた村と記載されていますが、実際は本当には存在しない架空の村だと思われます。

国からの忘れ去られた村と記載されていますが、実際は郵便番号もでたらめで南馬宿とは最初から存在しない架空の村なのです。秋田県は名誉棄損で訴える構えをしています。

村役場のホームページ自体の作りこみが優れているためにネット民の間で話題になったり、ニュースに取り上げられたりしましたが実際は存在しない架空の村のようです。

南馬宿村には優遇制度のようなものがあると役場のホームページには記載されています。しかし。、南馬宿村の村民はほとんどの人が自給自足の生活をしているとされています。

なので通貨が普及されておらず、物々交換のようなものが頻繁に行われているそうです。ほかにも仕事を手伝う代わり、食物を貰うなどのように、個人間で物々交換のやり取りがされているとされています。税金の制度がほとんどないということだそうです。

しかし、南馬宿村は実際に存在しない村ですので、すべての話が嘘の話なのですが、役場のホームページにはそのように書かれているのです。

南馬宿村にはこどもがいないとされています。ですので学校というものは存在しません。役場のホームページによると、ほかにも病院やコンビニ、金融機関もありません。国に認めてもらっていないため、郵便局もありません。

ほかにも上下・水道もありませんし、道路も舗装されていないとされています。
 

秋田県の南馬宿村のような恐ろしい村が実在しているかというと実際はノーです。何度も書きますが、南馬宿村はホームページが巧みに作られネタサイトです。郵便番号は存在しないうえに役場の開庁時間、電話回線は通っていないなど、ネタであることがわかります。

当初秋田県の自治体を名乗っていたことから秋田県が風評被害にあっています。そのため、秋田県がホームページの制作者を名誉棄損で訴えるという噂も流れました。

秋田県の南馬宿村が注目されるようになった要因は、村役場の公式ホームページが始まりでした。ぱっと見どこにでもあるようなごくごく普通の村を紹介するホームページなのですが、コンテンツが強烈すぎました。

ここは日本政府にわすれられた唯一の村というキャッチーなタイトルとともにホームページで紹介されている南馬宿村です。ホームページの端々には秋田県自治体であることが書かれており、秋田県に対する問い合わせも多くあったようです。

そのため信憑性が非常に高いと思われたサイトが話題になりました。

架空自治体のホームページでもその出来栄えが素晴らしかったため、ニュースでも取りざたされました。架空の自治体南馬宿村の存在を信じる人はかなりいました。

南馬宿村のホームページには至る所に村八分に関する記載があります南馬宿村では普通に生活していても簡単に村八分にされるいうことです。移住者が村八分にならないためのアドバイスまで書かれて言いました。

村八分にされた例とはどのようなものがあるかというと、朝5時に雪かきを手伝わなかったというだけで、家を燃やされる、水をかけられる、落とし穴に落とされたうえにバキュームカーで糞尿をかけられるというさんさんたる例が記されていたようです。

もし本当のことなら恐ろしいことです。

南馬宿村の件はホームページだけでなく、共同絶縁状なるＰＤＦもインターネット上に公表されました。サイトは遅くても15年11月あたりまで存在し、16年9月27日までに村の概要や観光施設までにまつわる全22ページのＰＤＦファイルが公開されました。

中でも村八分の実態の実態を記した、村八分になってしまったらというページには刺激的な内容やタイトルも影響し、多くのユーザーが、怖すぎる、恐ろしいと感想を書き込んだ、本物の自治体のサイトだと勘違いしているかのような反応も非常に多く見られた。

多大な風評被害を受けた秋田県は広報担当を通して、J-CASTニュースの取材に対して、南馬宿村のサイトの存在を把握したうえで、悪質な悪戯に行政が反応すると愉快犯が出る可能性があるのでひとまず静観しようと考える。普通の人が見れば、明らかにいたずらとわかる内容なので、と発表した。

南馬宿村は架空の存在ですが全国には村八分が起こっている村が実際にほかにも複数あると言われています。ここでは村八分が実際に行われていると言われている村をご紹介します。

山口県の山口県周南市金峰の集落で5人が相次いで殺害された事件で起訴された保見光成に住民が壮絶ないじめや村八分を起こしていたという噂がある。保見光成が殺人事件を起こした原因とは村八分が関係していたと言われているが真相は判っていない。

ただ、本人曰く、警察の取り調べでは、村八分にした住人が憎かったと漏らしている。

新潟県関川村とは、この村で行われていた、イワナのつかみ取り大会への不参加を表明した村民に対して、村の有力者が村八分を宣言したうえ、ごみ箱の使用や山菜取りを禁じた。

この村八分は裁判に発展して、有力者に対して村八分の停止と220万円の損害賠償が命じられた。南馬宿村のように真実は闇の中に葬られることはありませんでした。

奈良県天理市に転入してきた人たちを自治体が村八分にしていたことが明るみに出た。被害にあわれたのは1992年に天理市に転入してきた夫婦で、自治会費と協議費を払い続けていたにもかかわらず、住民から村八分にされて孤立した状況に置かれてしまいました。

そこで2017年に弁護士会に人権救済を申し立てたそうです。このことによって、2018年8月27日に自治会構成員になる資格について、地元神社の氏子に限定されているのは、差別的取り扱いで人権侵害にあたる、として奈良県弁護士協会が天理市内の自治会に対して是正勧告を出しました。

人間は決して一人では生きていけません。あなたの周りに自治体や組合のルールがあるのならきちんと守っていかなければ孤立してしまう恐れは誰にでもあるのです。

村八分になりたくないのであれば最低限のルールを守ることやご近所づきあいも大切にしましょう。