ペットボトルを潰す方法や道具！簡単に圧縮する潰し方を紹介

ペットボトルは軽くて丈夫。その粘性も手伝ってか微妙に潰しづらいものです。しかし、ペットボトルや空き缶は放っておくと増える一方。重くはないが大変かさばります。業を煮やしていつか処分するために立ち上がらなければなりません。

その機会が今、落訪れました。ペットボトルに対する根本的な態度を決っする時。この際、便利な道具を思い切って購入するか、徒手空拳のまま身体を使ってコツをつかみ潰し続けるのかを。

500ml以下のペットボトルなら、道具は要りません。素手で簡単に潰す方法を紹介していきます。まずは全体を平らに踏み潰した後、ボトルの上下を折りたたむようにして足で潰すやり方です。圧縮して凹ませてから袋に詰めると、そのままと比べ５分の３ほどに減るはずです。

折り込む作業は手でもできますが、ケガを負う危険性があります。毎日のように行う作業ですから、必ずいつかはやるでしょう。なので、軍手をするなり、思い切って専用の潰す道具の購入も視野に入れて見たら、いかがでしょうか。

寝かした500mlのペットボトルの全体を踏みつけ圧縮した後、ボトルの上部と下部に折り目を付けます。さらに踏み込みます。これで完成ですが、より大きなものにはこの方法では不充分です。1.5L以上のペットボトルからは、ハサミを使う方法を紹介したいと思います。

作業に慣れると、１本につき15秒ほどの手間です。まず、ペットボトルに穴を開けるところからです。ハサミの先端でボトルの横中央部をつまむよう挟み、グリグリと穴を開けていきます。開いた隙間から刃を入れていき、横真っ二つにしていきます。

次に、二つに分かれた切り口の側から底と口へめがけて切り降ろしていきます。切れ目によって、ペットボトルの幅にゆとりができ、半分にした物を押し込むことができます。注意点としては、100均のハサミは切れ味が悪く危険です。長谷川刃物 からペットボトルハサミ PS-50H(1300円くらい)ブルーという専用のものがでています。

この方法は、掃除機の吸引力のみでは潰すことはできません。手による補助と押し込みも必要になってきます。また、掃除機の力を活かしきろうと、ノズルを取り払った吸い込み口とペットボトルの口を完全に連結させると、空気の逃げ場が断たれてしまい危険です。掃除機の寿命が短くなったり、故障の原因になります。

――とはいえ、これはかなりお手軽な潰すやり方です。力要らず、道具要らず、簡単でお金もかかりません。

この方法は、ペットボトルの満タンの水が抜ける時の、外部の気圧を利用したものです。ゆえに空気が入らないよう水勢のある内に、すばやく外部気圧による押し込みを補助として潰すのがポイントです。これも500ml以下のサイズの対応手段になります

500mlの場合は、まだいいのですが、それ以上のサイズになると、あまりおすすめできる方法ではありません。とにかくスピードが第一、空気が入らぬよう、真空の出来る前に潰して水を出し切ります。

これも道具要らずで便利かつ簡単な方法ではありますが、周囲に水が飛び散りやすいのが難点。大きいペットボトルに対し、狭い洗面所で行うと水浸しになりそうです。

この方法は、お湯でいったん熱くなったペットボトル内の空気と水蒸気の膨張が、冷えていくにつれ体積が縮まり周りの空気圧に押され潰れていくものです。

しかし、その前に手間として、お湯を沸かさなくてはなりません。冷やす時間もかかってしまいます。冷水を使えば時間短縮できるでしょうが、それもまたひと手間。とりあえず力だけはかかっていませんが、ガス代と電気代はかかっています。火傷をしないように注意も必要です。

やっていることは簡単ではありますが、時間のロスが大きい。ユーチューブで低評価が多かったのも致し方ありません。

長い目でみれば、専用の道具を買ってしまった方が、時間と手間が省かれその分のコスパは高くなります。安全も図れますし。潰す道具には、吸い込み型、横と縦の足潰し型、外国製の容器内圧縮型など、様々あります。

文具メーカーの「ぺんてる株式会社」から出ている空き缶ペットボトルつぶし「マルチプレス KPM1」はアクセル式の踏み込みスタイルです。ペットボトルを寝かせ器具に挟み、上から体重をかける大変わかりやすくシンプルな圧縮型です。

重量がどっしりとある金属製、材質:鋼板(電着塗装) ベース部:再生PET(ペットボトル20本分)とあります。アマゾンで3,542円ほど、通常配送無料となっています。中古品は3,200円くらい。ただし、アルミ缶使用時には問題ありませんが、スティール缶の際、微妙にブレることがあるそうです。

簡単で壊れにくく、今回ご紹介する家庭用のペットボトル・アルミ缶潰しの道具でも最高額の位置付けです。缶やボトルの設置の際には、上下縦横の位置に気をつけしょう。

この道具は、ペットボトルの口に吸い込み口を差し込み、中の空気を外へ出してしまうものです。中が真空になり外圧によって圧縮されます。しかし、この道具はアマゾンのレビューの評判があまりよろしくなく、潰す力の変形具合が足りないようです。片手でボトルに吸い込み口を抑えつつ、もう片方の手で吸い込むのは一苦労のようです。

掃除機の時は勝手に吸い込んでくれていましたが手動です。それへ加え凹みが緩いのであれば、足で潰して圧縮した方が手っ取り早い気がします。映像では完璧に凹んだ様に見えますが、あれは器具を抜き取る前だからなので、外した途端、真空が解けて緩くなってしまうのではないでしょうか。

また、本体自体の強度も気になります。材質:本体:ポリプロピレン、吸い口とリング:TPR とあります。力強く吸引を繰り返せば、近い将来に壊れてしまいそうです。アマゾンで価格は898円くらい、2,000円以上で送料無料です。

これはおそらく業務用の潰す圧縮機です。「かばちゃん PP-2 電動式 ペットボトルの仕様」ペットボトルには2Lまで、コンパクトに圧縮するそうです。500mlペットボトルなら1時間に500本潰せます。タイマー設定すれば、指定した時間に自動停止。

ペットボトル以外にも飲料缶、4Lまでの角缶に対応してくれます。AC100Vの家庭用コンセントで使用可能。キャスター付きなので、移動も楽々。高さ1510mm、底面幅550mm、奥行き660mmとなっています。これを常時、置いておける家庭はめったにないでしょうが。

上の動画は同メーカーの小さめの、電動ではない足踏み式のものです。
 

上で紹介した「吸いまっせ」は取り寄せでは1,000を軽く超えていました。しかし、近所の100均なら話は別でしょう。送料なしで200円ほどで買えてしまいます。ハードルがぐっと下がり購入しやすくなります。

それほど力は要らないようですが、15～20回ほどのポンプの上下運動で、お茶や水系などのやわらかいペットボトルなら4～5分の1に潰すことができます。炭酸系の固いペットボトルなら3分の1ていどに圧縮されるようです。

売り文句「は約4分の1サイズに！」ですが。なにより、200円という低価は魅力です。ただ、固くて大きい2Lのペットボトルは、やや辛いかもしれません。

かりに、すぐ壊れてたとしても後悔はあまりしないはず。なにしろ200円ですから。遊び感覚で、一度お試し購入してみるのも良いかもしれませんね。

ここからは高すぎないが、その分少し難のある商品を取り扱っていきます。値段による妥協もまた必要でしょう。

楽天でONOE あき缶つぶし器 空き缶つぶし器 「缶潰し器 ペットボトル 缶 潰し スプレー缶 ガス抜き ゴミ分別」価格は1,990円(税込み) 送料無料。アマゾンでは、尾上製作所(ONOE) あき缶潰し器 つぶすくん ON-275価格は1,387円、2,000円以上購入で送料無料。サイズはW×D×H(約)320×135×50mm重量2.3kgです。

動画では「つぶすくん」と言っていますが。同じメーカー、見た目も同じの商品です。ツメ付なのでアルミ、スチール等の缶、ペットボトルが固定されるので潰すのが容易になっています。ただ、ギザギザが残る場合があります。

スプレー缶の残ったガス抜き機能もあります。磁石付属で缶のアルミ、鉄の選別が簡単に行えます。スプリングつきで潰した後に自動的に持ち上がります。 音がうるさく、意外と力もいるようなので、休日のお昼などに、まとめて潰す人が多いようです。

楽天で売られている「NEWペットボトルつぶし器 APE-40 空き缶つぶし器」。あき缶つぶし器日本製で送料無料の税込み2,322円です。縦型の物で改良され踏みプレートが透明になっています。しっかりセットできたか上から分かる仕組みに。

サイズは、約W17.5×D13×H38cm。重量は、約630g。素材・材質は、本体/ABS樹脂、踏みプレート/PC樹脂、すべり止め/シリコーンゴムです。とはいえこの商品、アマゾンより甘めの楽天商品レビュー(64件)でも、評判はあまりよろしくありません。

踏み込むプレートがズレ、両サイドに斜めに引っかかって止まってしまう。オーソドックスな横型の方が無難、後悔している。500mlのペットボトルすらペチャンコにならない。以前のように手や足でやる方が早いと、さんざんです。

縦型の動画は外観からおそらく、同じように楽天で売られている「軽々ペットボトルがつぶせる！」「スマイルキッズ ペットボトルつぶし APE-30」価格1,093円(税込 1,180 円)と思われます。この商品のレビューは23件ですが、上位にきている近々のものは上の物より辛辣ではありません。

アマゾンでは「かさばるペットボトルをカンタンプッシュ! 」「スマイルキッズ ペットボトルつぶし APE-30」という商品名で売られています。価格はなぜか3,980円送料無料です。 レビューは151件あり、やはり辛辣というか、なげやりな感じです。

近々の意見として、購入後にすぐに壊れたというもの。偏りキレイに潰れないといったもの。双方写真つきで解説されています。縦型は設計上、どうしても問題が生まれるのかもしれません。

空き缶は無論、固いペリエのペットボトルが半分の大きさにのされています。動画はここまでですが、この続きで他のサイズのペットボトルも見たかったのですが。動画を挙げた人は他のメーカーの圧縮機も使ったことがあるようで、とくにこれが使いやすいとありました。ただ、他の方の動画をみたら2Lも、ほど良く潰されてはいました。

アマゾンでは富士パックス販売「缶たんペッたんこ」として売られています。価格は、3,030円、内容量は、2,300g。謳い文句では、スチール缶やアルミ缶、ペットボトルなどを軽く踏むだけで潰せます。スチールやアルミ缶などは500ml、ペットボトルは2Lまで対応しています。穴あけ機能があり、スプレー缶のガス抜きにも使えるとのこと。

レビューは10件ですが、共通しているのは、かなり力とコツがいるということです。軽いので収納に困りませんが、耐久性について不明です。

あいにくこの「Tescoma Pet Bottle Crusher Clean Kit」はUKのアマゾンで品切れでした。参考までに、「meliconi bottle press, plastic, black, 27×26.2cm」の黒く細長い似たような物が12,48ユーロで売られていました。また、「Meliconi Bottle and Can Crusher (Assorted) 」の3色合わせたものが15,13ユーロでした。

潰す時は空気が邪魔にならぬようキャップを外し、圧縮した後、容器から出す前にキャップを再度つければ、より小ささが固定化されます。ただ、ゴミとして出す分にはいいかもしれませんが、ゴミとして出せない、キャップ付きはダメ、潰す行為自体禁止の自治体なら、今までの道具すべて無効になりますが。

最近ではペットボトルをつぶすのに楽なアイテムがたくさん出ています。ごみの分別にうるさい近頃ですが、このような便利アイテムがあればペットボトル楽に小さくつぶすことができます。

便利アイテムを使ってペットボトルを上手に処理しましょう。