藤原啓治は復帰した?クレヨンしんちゃんの野原ひろしの声優の現在の活動は?
野原ひろしの声優として有名な藤原啓治さん。一時期は仕事を休んでいた時期がありましたが、一体何があったのでしょうか?そこで今回はそんな藤原啓治さんの現在について調べてみました。プロフィールや経歴もご紹介していますので、一緒にチェックしてみてください。
目次
藤原啓治は復帰した?それとも死亡?
クレヨンしんちゃんの野原ひろしの声優として有名な藤原啓治さん。一時期仕事を休んでいたことがありましたが、現在は一体どうなっているのでしょうか?
そこで今回はそんな藤原啓治さんの現在の様子について調べてみました。声優業に復帰しているのか、それても死亡しているのか?真相について見ていきましょう。
藤原啓治とは?
では藤原啓治さんの現在についてご紹介する前に、まずはどんな人物なのかご紹介しましょう。普段あまり目にすることのない、声優さんのプロフィールについてチェックしてみてください。
藤原啓治のプロフィール
本名 | 藤原啓治 |
生年月日 | 1964年10月5日 |
現在の年齢(2019年現在) | 54歳 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | A型 |
活動内容 | 声優・ナレーター |
所属グループ | なし |
所属事務所 | AIR AGENCY |
主な作品 | クレヨンしんちゃん(野原ひろし役) |
藤原啓治さんは東京生まれの54歳。しかし実際に育ったのは岩手県で、ほとんど東京にはゆかりがないそうです。趣味はお酒を飲むことで、友人たちとよく読み会を開いているようです。
藤原啓治の経歴
では次は藤原啓治さんの経歴について見ていきましょう。岩手県で育った藤原啓治さんがクレヨンしんちゃんのひろし役になるまでには、一体どんな出来事があったのでしょうか?藤原啓治さんが声優になるまでの道のりを時系列に沿ってご紹介していきます。
文学座付属演劇研究所に入る
高校まで岩手県で育った藤原啓治さんは大学進学のために学校紹介のパンフレットを見ていました。そんな時に目に留まったのが文学座付属演劇研究所だったそうです。
文学座は現在江守徹さんが代表を務める日本を代表する劇団です。藤原啓治さんはその劇団に付属する研究所に興味を持ち、入団してみたいと思ったそうです。
「大学での勉強よりも演劇の方が意欲的に取り組める」と父親の反対を押し切り上京。しかし研究所に在籍している人がほとんどが学生兼研究生で学業と掛け持ちしていることを知り、後から自分も進学すればよかったと後悔していたようです。
賢プロダクションで俳優として活動
文学座付属演劇研究所で劇団員として活動していた藤原啓治さんですが、劇団員では金銭的に生活が安定せずいつも不安を感じていたようです。
そんな状況を打破するために、知り合いが設立した「賢プロダクション」へと移籍しました。そしてそこで俳優として活動することになりました。
しかし俳優は演技の幅が広く、演じることに対して違和感を感じ始めます。そして最終的には俳優ではなく声優への道を目指すようになりました。
2010年に音響監督デビュー
声優としての仕事も増えてきた2010年、藤原啓治さんに音響監督の仕事が舞い込みます。その初めての監督作品は「カッコカワイイ宣言!」という地獄のミサワさんによる漫画作品です。
作品はテレビ東京で放送されていた「サキよみ ジャンBANG!」のなかで放送され、音響監督デビューとなりました。
藤原啓治はいつから復帰してる?
ここまでは藤原啓治さんの生い立ちや経歴についてご紹介しました。では次は現在の活動の様子についてご紹介しましょう。一時期休養を発表していた藤原啓治さん。現在は仕事に復帰できているのでしょうか?
2016年に病気のため休養を発表
2016年の8月8日、突然藤原啓治さんから休養の発表がありました。休養の理由は病気の治療のためとしていましたが、詳しい病状の説明などはなく非公開となっていました。
2017年に徐々に仕事復帰
2016年に治療のため休養に入った藤原啓治さんですが、2017年からは徐々に仕事へと復帰してきます。そして復帰した同年の6月に「スパイダーマン:ホームカミンング」の吹き替え役で仕事に復帰することが発表されました。
野原ひろし役にも復帰?
無事に声優への復帰を果たした藤原啓治さんですが、以前に担当していたクレヨンしんちゃんの野原ひろし役には復帰されていません。
現在野原ひろしを担当しているのは同じく俳優である森川智之さんですが、降板して藤原啓治さんが復帰するという話は現在上がっていないようです。
一時期は死亡説が流れたことも
2017年に仕事への復帰を果たした藤原啓治さんですが、一時期は死亡説が流れたこともありました。仕事を再開しているにも関わらず、死亡説が流れてしまった原因とは一体何なのでしょうか?
検索で「クレヨンしんちゃん父親役死亡」
藤原啓治さんが休養を発表してから、その経過について気になったファンがネットなどで検索をかけると「クレヨンしんちゃんの父親役の声優が死亡した」というような記事が出てくるようです。
韓国版の声優だった
確かにその見出しだけを見ると藤原啓治さんが死亡してしまったのかと誤解する人も少なくないでしょう。しかし実際に死亡したのは韓国版のクレヨンしんちゃんでひろし役を演じた「オ・セホン」さんのことです。
オ・セホンさんは2015年の5月22日に63歳で死亡。病状は癌だったようです。藤原啓治さんの状況と重なるところが多かったこともあり、誤解してしまうファンが多かったようです。
しかし藤原啓治さんの死亡説は全くのデマであり、現在も声優の仕事を続けています。
藤原啓治の復帰前は何の病気だったの?
無事に2017年に仕事復帰を果たした藤原啓治さんですが、休業中の病気は一体何の病気だったのでしょうか?本人は詳細を発表していませんが、様々な説が流れていますので、その情報をまとめてご紹介します。
ガン説
まず一つ目に疑われている症状は「ガン」です。最初にご紹介しましたが、藤原啓治さんはだ伊野尾酒好き。仲間との飲み会も多く、肝臓に負担がかかる生活をしていたようです。
その為ファンの間では「肝臓ガンなのではないか?」という疑惑が浮上。更に復帰までの期間が短かったので、初期の肝臓ガンだったのでは?という噂が広がりました。
しかし復帰後の姿を見ても抗がん剤の副作用が現れているような様子もない為、ガンではなかったのでは?という声も。真偽のほどは確認できませんが、重症だったり手遅れになるような状態ではないことはわかりました。
脳卒中説
2つ目に疑われた症状は「脳卒中」です。脳卒中とは脳内に急な血液循環障害が起こる病気のこと。急に意識がなくなり、体が動かなくなるのが特徴です。そんな恐ろしい脳卒中に藤原啓治さんがかかったという噂が広がりました。
その噂の発端はある共演者。ラジオ番組内で「藤原啓治さんが仕事中に倒れた」という内容を話していたそうです。そしてその発言がSNSなどで拡散。一気に噂が広がりました。
精神的ストレス説
3つ目に疑われたのは「精神的ストレス」です。
人気声優である藤原啓治さんですが、実は声優の仕事だけではなく他にもたくさんの仕事を手がけています。中でもご自身で立ち上げた事務所「AIR AGENCY」では社長として仕事をしているので負担になることも。
そしてそんな負担が増え続き、無理してしまったせいでストレスが増加。結果歴にうつ病になってしまったという噂があります。これも真偽のほどはわかりませんが、相当忙しい毎日を送っていることは確かです。
藤原啓治の復帰後の現在は?
休業中の病気について様々な憶測が飛び交っている藤原啓治さんですが、現在は声優として仕事に復帰されています。そこで次はそんな復帰後の仕事内容について調べてみました。
休養前と後で仕事の内容に変化はあったのか、また現在はどのような仕事に取り組んでおられるのかについて一緒にチェックしてみましょう。
現在の体調は?
2016年から2017年までの約1年間休養していた藤原啓治さんですが、現在は声優としてまた仕事に復帰されています。しかし以前と同じようにというわけではなく、過ごし仕事量はセーブされているようです。
先ほどもご紹介しましたが2017年の藤原啓治さんの復帰作は「スパイダーマン:ホームカミング」のトニースターク役。スパイダーマン以外のアヴェンジャーズの作品でも藤原さんはトニースターク役を演じていたので、ファンからは安堵の声があがりました。
無事復帰してくれたことで、今後のアヴェンジャーズ作品でも藤原啓治さんの活躍が期待できます。
声優として活動中
藤原啓治さんは復帰作の「スパイダーマン:ホームカミング」以外にも、声優として多くの作品に参加されています。人気作品の中では「妖怪アパートの幽雅な日常」の第16話・妖怪医院の医師藤之先生役を演じています。
またそれ以外にも「Back Street Girls -ゴクドルズ-」の犬金組組長・犬金組長役や「ディアホライゾン(被)」のメインキャラクター・ウルフなど幅広いキャラクターでも出演。
以前と比較すると仕事量自体は減ってはいますが、以前の仕事量が多すぎたとも言えるのかもしれません。長く声優の仕事を続けるためにも、自分のペースを守って活動してもらいたいというファンの声が多かったです。
藤原啓治の現在の画像
こちらが現在の藤原啓治さんの画像です。いつも声だけを聞いているので実際にお顔を見ると違和感を感じる人も多いのではないでしょうか?
比較的ダンディなキャラクターを演じることが多い藤原啓治さん。実際の見た目もダンディで素敵です。画像ではサングラスをかけておられますが、普段からかけていることが多いそうです。
藤原啓治の主な出演作品
では次はこれまで藤原啓治さんが出演された主な作品についてご紹介したいと思います。どの作品も誰もが知っている人気作品ばかり。どの役で出演されているのかチェックし、作品を見返してみるのもいいのではないでしょうか?
クレヨンしんちゃん
まずご紹介する作品は「クレヨンしんちゃん」です。藤原啓治さんの代表作といえば誰もが知っている国民的アニメのこの作品ではないでしょうか?日常の中で繰り広げるドタバタがウけて人気作品となりました。
藤原啓治さんは主人公野原しんのすけの父親「野原ひろし」役で出演。いざという時に頼りになるひろしは理想の父親像としてもオリコンのランキングで1位に。そんなイメージを作り上げた藤原啓治さんの功績は大きいと言えるでしょう。
クレヨンしんちゃんがアニメで放送されだしたのが1992年のこと。そこから休養される2016年までの24年間、野原ひろしとして声優を務めてこられました。
銀魂
2つ目にご紹介する作品は「銀魂」です。銀魂は空知英秋が描くバトル漫画。SFや時代劇・ギャグの要素を取り込んだ新しい作風が話題となり人気作品となりました。単行本は全部で77巻まで発行されており、5500万部以上を売り上げています。
そんな銀魂の第1期がアニメで放送され始めたのは2006年。2018年までの12年間で第4期まで放送されました。その中で藤原啓治さんが服部全蔵役で出演。4期まで全てのクールで出演し、キャラクターを演じられました。
アイアンマン
3つ目にご紹介する作品は「アイアンマン」です。アイアンマンはアメリカンコミックの大手「マーベルコミック」の人気作品。その作品の実写映画化初作品として注目されていました。
この作品の中で藤原啓治さんはロバート・ダウニー・Jrが演じる主役のトニー・スターク / アイアンマンの劇場版を熱演。クールで渋い大人の男を声で演出しており、作品は大成功を収めました。
またそれ以前からロバート・ダウニー・Jrの吹き替え版声優として藤原啓治さんは活動していました。作品公開以前は休養していた時期だったのでどうなるのかとファンは心配していましたが、見事復帰され作品にも間に合ったので、歓喜の声が上がっていました。
ワンピース
最後にご紹介するのは」「ワンピース」です。ワンピースは尾田栄一郎が描くバトル漫画。海賊への憧れを抱いていた主人公のルフィがひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求めて、航海に出るという作品です。
この作品の中で藤原啓治さんは海軍大将・緑牛役で出演。まだまだ正体が明かされていない謎が多いキャラクターなのですが、そのミステリアスさに藤原啓治さんの声がぴったりだとファンの間で盛り上がっています。
現在も現役として活躍中
今回はクレヨンしんちゃん「野原ひろし役」の声優として有名な藤原啓治さんについてご紹介してきました。普段は顔が見えない声優さんですが、生い立ちや経歴などを知ることによって、少し身近な存在に感じていただけたかと思います。
長年第一線で活躍してこられたため体調を崩してしまったこともありましたが、現在は回復されて少しずつお仕事にも復帰されています。
これまでにもたくさんの業績を残してこられた藤原啓治さん。決して表舞台に立つことはありませんが、影で作品を支えるまさに影の立役者です。これからも日本・世界の作品を影から支え続ける藤原啓治さんから目が離せません。