自意識過剰の意味とは?自意識過剰の人の特徴と具体的な改善方法
自意識過剰とは自分のことを意識し過ぎているイタい人に使われます。自意識過剰なクセの強さを自分がだしていないかも気になります。自意識過剰とはどんな意味なのでしょうか?イタい人にならないために知っておきたい自意識過剰の意味や特徴、改善方法を紹介しましょう。
目次
自意識過剰と人から言われる瞬間
髪型を気にしている、鏡をみてスタイルをチェックしすぎ、他の話題なのに自分のことかもと思う…こんなちょっとめんどくさい人は、自意識過剰な人かもしれません。
身だしなみを整えたり、自分のことを気にするのは悪いことではないけれど、行き過ぎると「めんどくさい人」という意味で、「自意識過剰だ」と言われることがあります。相手へのアピールが押し付けがましく感じられるときにも言われるでしょう。
自意識過剰の言葉の意味とは?
自意識過剰とは、言葉の意味から見ていくと、「自意識=自分をどう見ているか、認識しているか」が「過剰=行き過ぎている」ということになります。いわゆる「勘違している人」や「気にし過ぎの人」です。
周囲の評価と自分の認識がズレているため、相手に不快な印象を与えてしまう人や、周囲の評価を気にするあまり行動が行き過ぎてしまったり、勝手に窮屈になっている人の意味で使います。
自意識過剰な人は、思考が自分中心的なので、恋愛においても勘違い、イタさを発揮して苦しむことが出てきます。恋する自分に酔ってしまう、自分を意識しすぎて空回りするなど、相手への対応が不自然になるのです。
謙虚な女性って?
自意識過剰な人は、ナルシストな一面が拡大されると、鼻持ちならない自信家、自信過剰な人という印象を持たれます。また、自分の中で自問自答が堂々巡りしてしまうと、自信がなく態度のはっきりしない人という印象になります。
謙虚とは、へりくだって素直に意見を聞き入れることだと言われますが、自信がなく態度がはっきりしないというのとは違います。独立した自我を持ちつつ、相手の立場や意見を尊重することです。
自意識過剰な女性は、謙虚の持つ本当の意味を求めて自分磨きをするのは、より良い人間関係に恵まれ、恋愛でも幸せな出会いが期待できる方法なのです。
恋愛対象として好印象を持たれるのは、謙虚な女性です。恋愛に恵まれないと感じるなら、自分中心の考えを治す、自意識過剰な心理のクセを改善する方法を実践したほうが良いのです。恋愛や人間関係が上手くいかない原因が自意識過剰だからかもしれません。
男性心理をつかむには、自意識過剰を治すことが必要です。女性側からしても、自意識過剰な男性はイタいと感じるものですし、治す方法はお互いが思いやりを持って歩み寄ることなのです。治したいと思うけれど治す方法がわからないという場合もあるでしょう。
自意識過剰な人の特徴と、原因を知って治す方法を研究すると、今まで感じていた生きにくさを治すことができるでしょう。人間関係を左右する原因は、お互いの行動が影響し合うものです。自分中心な思考を治すと、相手の反応も変わってくるものなのです。
いくつ当てはまる?自意識過剰な人の特徴
自意識過剰な人にありがちな特徴にどれくらいあてはまっているかチェックしてみましょう。生きにくさを感じる原因がわかれば、自意識過剰の改善・治す方法を実践でき、恋愛や人間関係が好転するかもしれません。自意識過剰な人の特徴を紹介しましょう。
ショーウィンドウやガラスに映る自分をチェックしている
自分がどんな状態にあるのか、チェックしたい心理が原因で、外見を映し出してくれる鏡のようなものに出会うとつい自分を見てしまう特徴があります。男性のナルシストは、「自意識過剰な男性は嫌だ」という女性からは嫌われてしまいます。
客観的な姿を認識するのは悪いことではありませんが、容姿に自信がある場合はナルシスト的な満足感を求める行動ですし、容姿に自信がない場合には、過剰に自分へのダメ出しをして悩みの原因を増やしてしまう原因になっています。
ファッションには気を使っている・こだわりがある
自意識過剰の人は、自分というものへのこだわりが強く、外見を気にする心理に特徴があります。ですから、シャツのボタン一つ、襟のかたちといったデザイン、カラーバランス、体型にマッチして自分の魅力を活かせているかなどこだわりが強いのです。
自分をステキにみせる工夫が、自己完結型のまま暴走してしまったことが原因で、派手なファッションや悪趣味なファッショに走ることもあります。しかし、スタート地点は、自分をよく見せたい・注目を浴びたいという心理なのです。
料理が上手くできたらSNSにアップする
自分の日常を紹介して注目を集めたい心理がはたらいています。自意識過剰な人の場合は、さり気なく頑張っている感が出ないようにしながらも、料理上手をアピールする方法としてアップしているのではないでしょうか。
羨望を集めたい、人と比べて優れていることを確認したいという心理は、自信のなさからくる不安を解消したい気持ちが原因になっているかも知れません。
脚や胸元など自慢のパーツをインスタに投稿する
自分の体のパーツをインスタなどにあげる人は、その反響によって自己満足したいという心理がはたらいています。自分への興味がとても高く、共感してくれる第三者を求めているのです。
自分の存在意義を求める自分探しがエスカレートすると、満足できない部分への不満が執着としてあらわれるようになっていきます。自意識過剰によくみられる特徴です。
他の人よりも意識が高いと思うことが多い
トレンドに敏感、自己啓発に凝っている、人と比べて安心するといった特徴も、自意識過剰な人によく見られます。「意識高い系」と言われて、イタい人扱いされかねません。周りから評価されることが目的になっていないでしょうか。
自分がより良く生きるためや、視野を広げて人間関係改善をするために気づきを得るのは素晴らしいことですが、人と比べて満足感を満たすことが目的になってしまうと、付き合いたくない種類の人と思われてしまいます。
メイクに凝るうちについ濃くなってしまう
自意識過剰な人は、自分に対するこだわりが強い特徴があり、メイク方法でも完璧を目指そうとします。時間をかけて重ね塗りしていくうちに、つい、濃くなってしまったり、いろいろなアイテムを使いすぎてしまう特徴があります。
治したいという心理が働かなければ、自意識過剰は治すことが難しく、完璧でありたいと思うあまりに行き過ぎてしまう原因になっているのです。
また、逆に自分に派手なものは似合わないと信じ込んで、メイクをほとんどしない自意識過剰な人もいます。一般的なものさしの身だしなみ程度にもなっていないとかえって浮いてしまうでしょう。自信過剰が原因で、行動が極端になるケースが多いのです。
噂話のワードに自分を当てはめてしまう
自意識過剰な人は、自分に自信がなく他人からの評価を気にする心理の影響を受けています。自分が輪に入っていないグループのおしゃべりに聞き耳を立てて、自分の事を話していないか気にしています。
普段から意識高く、話題になる行動をとっているなら、会話に登場して良い評価をもらっていないか気になりますし、自信のなさを自覚していることについては、酷評にあっていると被害妄想をふくらませることがあります。
自意識過剰で心が休まらず治したいと思っている人は多いものです。人のことが気になりすぎてしまう性格を治したいと悩んでいるかも知れません。
「魅力的だと思われて当然」の努力をしている
自意識過剰な人は、必要以上に自分のことをチェックしてしまう特徴があるので、良い評価が得られ、自分が満足するための努力を惜しみません。脱毛やエステに凝ってしまう、美容外科にハマる…といった傾向があります。
ジムで筋肉質の美ボディを維持している、食事に気を使うなど、羨望を集めて当然の努力をしていることが心の支えになっており、態度に傲慢さが出てしまうかもしれません。
こだわりが強く小さなことを気にする
自分の価値観の中での完璧さにこだわっているので、相手が意味なくとった行動や発言をネガティブに受け取ってくよくよする傾向があります。自意識過剰が原因で考えすぎてしまっていると自覚して、相手は自分ほどこだわりが無いと気づくとラクになれます。
自分が短所だと思いこんで受け入れられないでいることも、第三者からはちっぽけな問題だということも多いものです。
認めてもらえない不満を感じている
自意識過剰な人は、視野が狭く、価値観に偏りが起こりやすくなっています。物事には二面性があり、バランスを取ることで落とし所を見つけて納得することで気持ちが安定するものですが、それができなくなっています。
そのため、第三者から受け入れられない不満が蓄積しやすくなっています。受け取り方の問題で解消できることも多いのに、不満をつのらせ被害者意識が高まってしまうこともあります。
気の使いすぎで苦しくなることがある
トレンドに敏感か、体臭がしないか、誤解を受ける行動や発言をしていないか、常に周りを気にしているので、心が休まりません。ストレスを受けやすく繊細で、メンタルが弱いと言われてしまう事が多いでしょう。自意識過剰を改善すると気持ちが楽になります。
悪い噂をされていないかとても気になる
自意識過剰な人は、自信のない人、心の拠り所がなく依存体質を持っている特徴があります。人に認められたい気持ちが強く、周りからの評判をとても気にしています。
友人がSNSに不特定多数を指して発言した内容に、「自分のことを言っているのでは?」と被害妄想的に不安になってしまうのです。
緊張症で挙動不審な行動をしてしまう
完璧に行動しよう、自分の価値観で満点をとるべきなのだ…といった心理が働くととても緊張します。自意識過剰な人は、こうした緊張に陥る事が多いのです。
周りを気にしすぎて視野が狭くなり、いつもと違う行動をとってしまったり、相手が気にしていない小さなことにこだわって失敗してしまったりします。恋愛デートや大事なプレゼンで緊張する心理状態にも似ています。
自意識過剰な人のSNSでの行動
自意識過剰な人は、自分の行動をアピールしたがりです。SNSに日常を頻繁にアップして、意識の高さやセンスの良さをアピールするのを好みます。「これって自意識過剰?」そんなSNSでのやりとりをまとめてみました。
作ってみた料理をアピール
眼の前の食べてくれる人にアピールするだけでなく、いいねをあおってくる料理のツイッター。ちょっと気取ってお花見弁当、プロ顔負けのフルーツてんこ盛りのケーキ、梅酢や漬物など渋めのセンスで女子力アピールなど一歩間違えると自意識過剰判定になります。
意識高いをアピールするイタい人
セミナーなどに参加し、刺激を受けた自分に酔っているツイート、フェイスブックはイタい人として扱われてしまいます。理想のできる男、かっこいい女を演じて、「頑張っている自分なかなかやるでしょ」という気持ちがスケて見えてうんざりしてしまいます。
投稿写真から感じる自己アピール
「個人的な内容を書き込んでいるけれど、まるでプロみたい」という反応を望んでいるのが透けて見えてしまうのは、自意識過剰SNSです。
自分が見つけたステキなものを投稿しているのだけど、芸能人気取り、センスが押し付けがましい、気取り過ぎなど、炎上のにおいがするのが特徴です。
狭い視野で語ってきてウザい
いい人アピール、謙虚なふり、あざとい内容にうんざりしてしまうSNSには、自意識過剰のニオイがプンプンしています。「〇〇って△なんだけど、□□なのかなあ」など、持論が正論なことを前提でいやらしい語りをしているのをみるとイラッとします。
恋愛ヒロイン爆発の独りよがりSNS
妄想なのかと思うレベルで、相手から愛されすぎてラブラブ、目があっただけで自分にアプローチしてきたという内容になっているSNSを見かけます。恋人とのラブラブショットを勝手に上げて、一人で舞い上がっているのが感じられるとげんなりしてしまいます。
自意識過剰な状態を放置するとどうなる?
自意識過剰になる原因は、自己承認欲求の強さの表れとも言えます。自分のことを認めて欲しいという誰もが持っている欲求なのですが、素直なかたちで発揮できず、評価されるだろうと考える方法でアピールしてしまうのです。
視野が狭く自分の偏った価値を基準にしているので、相手にされなかったり、期待している反応が得られないということが起こりやすく、生きにくさを感じてしまいます。改善できるものなら治したいと思うのではないでしょうか。
自意識過剰を放置していると、自分のことが気になって仕方ない、受け入れて欲しいけれど自信がないという気持ちが膨ら無原因になり、こじらせた性格やイタい人になって、こだわりから抜け出せなくなり、自信過剰を治すことが難しくなります。
自意識過剰を治したい!改善方法7つ
自意識過剰を治したいときどんな改善方法があるのでしょう?自意識過剰の人の特徴は、自分に自信が持てないことが原因になって表出するものが多いのです。
「自信が持てないのでネガティブになる」、「自信が持てないので実力以上に見せようと無理をする」といった、一見正反対の行動を引き起こしています。客観的に自分を認識して適切なセルフイメージを持つことが改善方法に役立ちます。
自意識過剰を治したいときに取り組んでみたい、7つの改善方法を紹介しましょう。
自分が幸せだと感じることを10個書き出してみる
自意識過剰の人が幸せだと感じることを書き出してみると、価値観の偏りに気づくでしょう。考えのクセを治したいなら、自分の価値観に偏りがあることに気づくことが大事です。
人よりも優れていることを認められたときや、人との競争に勝ったときなど、誰かと比較することを基準にした内容が並んでいたら、自分の心を満たしてくれることは他にないか心に尋ねてみましょう。
視野が広がり、客観的に見る目が育つと、他の価値観を受け入れる事ができ、自分へのこだわりを手放すことができます。自意識過剰を治すことができ、考え方のクセが改善されるでしょう。
自分が人の役に立てることを10個書き出してみる
自意識過剰な人は、自分を信じることができず、誰の役にも立っていない、取るに足らない人間だとネガティブな気持ちに支配されている場合があります。「~であるべき」といった気持ちが強すぎて、そこに当てはまらない自分を封印して苦しくなっているのです。
「~であるべき」と思っているところ以外の持ち味を好んで、必要としてくれる人がいると気づけば、自分の新たな姿に気づくでしょう。改善へのきっかけになり、治したいと思っている自意識過剰を治すことができるかもしれません。
憧れの人のエピソードを多角的に知る
目標にしたい人のエピソードを成功談だけでなく、失敗談や成長物語の部分も知ることで、いろいろな経験がその人を作ってきたことがわかります。また、社会的に大きな成功を収めた人の中には、孤高の人と呼びたくなるような人物もいます。
大金持ちになりたい、社長になりたいなど、成功者と呼ばれるポジションにつくには、打たれ強く粘り強い人が多いものです。孤独を感じることがあっても選んだ道を進み続けるスタミナのある精神力が必要なのです。自分にその器があるのか、客観的に判断しましょう。
経験値をあげるため趣味を持つ
趣味を持って没頭できることや、経験したことの無いことにチャレンジすると、経験値が上がります。学生の時にやっていた部活の種目を復活させるというのでも良いですが、初心者という経験が新しい自分を気づかせてくれます。
ボルダリング、写経、フラワーアレンジメント、楽器演奏など、今までやったことのない種目なら、どんなに失敗しても下手でも、「初心者だから」と肩肘はらずに取り組むことができます。
読書でいろいろな人の生き方を疑似体験する
自意識過剰を治したいなら、読書でいろいろな人の人生を疑似体験すると良いでしょう。表面的なストリーを追うだけなら、「成功に対して約束されていた事だ」とクールに受け取ってしまうかもしれません。
しかし、葛藤や迷い、悩みを経験しながら、経験値をあげて壁をのり越えていく成長物語に心を動かされる体験をすると、自分のちっぽけさも含めて、人間らしい生身の自分の姿に気づくことができるでしょう。
人間観察をしてみる
いろいろな考え方をする人で社会は回っています。自分が一番だと思う評価基準が最善なのかはわかりません。自分と考えかたの違う人に出会ったときは、新しいアイテムを手に入れるチャンスだと思えると視野が広がります。
違う考えの相手を言い負かしたり、自分より不幸な人を探して満足する人間は、人として薄っぺらだと感じるようになるでしょう。自分を客観的、多角的に見る目も養われます。自意識過剰の改善に役立つでしょう。
恋愛対象は等身大の相手を選ぶ
恋愛対象として自分と釣り合う条件は、「年収3000万円・身長180cm・イケメン・優しくてロマンチスト・一緒にいて楽しい」などと言ってのけるのは、自意識過剰な女性かもしれません。
自分磨きを頑張っているし、どこに連れて歩いても見劣りしないなんて謎の自信を持っている女性は、スペックの高さ重視の男性と付き合いたがります。男性の見た目にこだわる女性は、自意識過剰を治すのは難しいかもしれません。
また、恋愛で自意識過剰を発動する女性の中には、自分のネガティブイメージを拡大解釈しているタイプもいます。奥手で自分のことを相手にする男性はいないし、恋愛で傷つくのは嫌だと恋愛に消極的です。
等身大で価値観の近い人、ギブ・アンド・テイクの関係が成立する男性と付き合うのが恋愛成功の秘訣です。恋愛は一人ではできません。相手の立場になって考える想像力と思いやりが、自意識過剰におちいるこだわりを変えてくれるでしょう。
男性恐怖症?自意識過剰な女性の恋愛
恋愛に消極的な自意識過剰型の女性は、恋愛に臆病なので、気持ちを開放することができません。男性と目があっただけで妄想だけが膨らんで、自分の中だけで男性とのストリーが出来上がっていきます。男性に魅力的に思われないかもとも想像してしまいます。
自分が傷つくことが怖いので、男性との関係を勝手にあれこれ悩んで恋愛に発展しません。自意識過剰型の女性は男性に対する警戒心が強く、自分の中でダメ出しばかりしてしまうので、治したいと思っているけれど治せないのです。
男性恐怖症とも言える自意識過剰を改善して、自然体な魅力を男性に伝えられるようになれば、恋愛が上手く行くのではないでしょうか。男性に心を許さない原因が自分は、愛されないと思い込んでいるからかもしれません。
自分に自信がある女性と自意識過剰な女性の違い
「自分に自信がある」ということは、違う捉え方をされることがあります。一つ目は、精神的に自立していて人間関係を上手に作れる人です。自分を弱みも含めて受け入れ、他人の痛みにも共感できますが、自分の問題は自分で受け止めることができる人です。
こうした人は、自信に溢れていて、性格を治したい、自信過剰を治したいとは思っていません。押し付けがましい自信ではなく、客観的にみて謙虚な振る舞いができるからです。治す必要もありません。
好意的に受け入れられ、自信が魅力としてとらえられます。自分をわきまえて、思いやりのある行動がとれるので、相手に安心感を与えることができます。適切な行動がとれる自信が、むしろ自意識過剰にさせない心理を支えているのです。
二つ目は、表面的には自信があるように見えても、心の中では自信がある自分でいられるか不安な心理状態と戦っている人です。自信には押し付けがましさが感じられ、自信過剰というマイナスイメージを持たれるタイプです。治したいと思っているかも知れません。
不安を払拭するため、第三者に対して「自信のある人間」を演じたい心理が働き、小さなことでも、自分の行動がどう見られているのか気にし続けて、自意識過剰になってしまうのです。治すのは難しいかもしれません。
行動の根拠を心の中にしっかり持っている自信は人の心を安定させますが、心の外に行動の根拠を求めて得た自信は安定した心理状態にさせます。
自意識過剰を治すと人間関係が好転する
自意識過剰な人という表現は、好意的な感情を表すものではありません。扱いにくい人、対人関係に悩みを抱えやすい人を表していることがほとんどです。自分が自意識過剰であれば治したいと思い、改善方法はないかと考えるでしょう。
自意識過剰は、強気でナルシストな行動であらわれるか、消極的で積極的に他人に関われないかの行動と結びついています。正反対に見える特徴ですが、その原因はふさわしいセルフイメージが持てないための自信のなさや不安です。
客観的にとらえた自分を受け入れ、どんな人も悩みを抱えていることを知り、失敗を恐れず経験値を積むことが、自意識過剰を改善する近道なのです。決めつけやこだわりを手放せば、恋愛・仕事を思い切りたのしめるでしょう。