グラブルファンタジーのアンチラ事件とは?炎上騒動・返金に関して解説

グランブルーファンタジーのアンチラ事件について紹介します。スマホアプリのゲームとして有名なグランブルーファンタジーは、ガチャがきっかけでアンチラ事件が起こりました。また声優をしていた田中理恵も炎上するハメに。どんな事件だったか、返金はあったかを紹介します。

グラブルファンタジーのアンチラ事件とは?炎上騒動・返金に関して解説のイメージ

目次

  1. 1「アンチラ事件」って何?
  2. 2問題のきっかけ「グランブルーファンタジー」とは?
  3. 3「アンチラ事件」の経緯
  4. 4「アンチラ事件」声優・田中理恵の災難
  5. 5「アンチラ事件」その後
  6. 6「アンチラ事件」ガチャを利用した人への返金は?
  7. 7グランブルーファンタジーはトラブルが多い?
  8. 8海外でも報じられた「アンチラ事件」
  9. 9アンチラ事件はどこででも起こりうる事件!

「アンチラ事件」って何?

グランブルーファンタジーというゲームでおいて、アンチラ事件という騒動が起きました。アンチラ事件とは、あるキャラクターを巡って勃発した騒動です。

グランブルーファンタジーにおけるアンチラ事件は、現代のゲーム界において、とても重要なことを意味する事件でもあります。グランブルーファンタジーのアンチラ事件について、概要を紹介します。

なぜ、ゲームのキャラクターで騒動が起きたのか、なぜ大きな炎上事件となってしまったのか、よく見ていきましょう!

問題のきっかけ「グランブルーファンタジー」とは?

アンチラ事件の騒動のきっかけとなったグランブルーファンタジーについて紹介します。グランブルーファンタジーは、ゲームの名前ですが、どんなゲームなのでしょうか。

おそらく、CMなどでグランブルーファンタジーの名前を聞いたことがあるという人もいることでしょう。ゲームが好きな人からしたら、とても有名なゲームです。

ゲームに興味がない人からしたら、アンチラ事件さえ知らないという人もいるでしょう。まずは、グランブルーファンタジーについてみていきましょう!

グランブルーファンタジーはスマホ用ソーシャルRPG

グランブルーファンタジーとは、スマホ用ソーシャルRPGです。つまりは、スマホでアプリをダウンロードしておこなうゲームのことを言います。ソーシャルRPGとは、オンラインで行うゲームのことを意味しています。

グランブルーファンタジーは、スマホアプリを使って、オンラインでキャラクターを使って武器やアイテムを入手して進めていくゲームのことです。RPGゲームにはハマる人が多く、それだけに問題も起こりやすいのでしょう。

スマホアプリを使ったゲームには、課金制度があり、グランブルーファンタジーでもキャラを強くするための課金や、強いキャラを得るための課金が存在しています。

「アンチラ」はグラブルに登場するキャラクター

グランブルーファンタジーにおける騒動となったアンチラ事件のアンチラですが、これは、グランブルーファンタジーに登場するキャラクターのことです。

アンチラは、とてもレアなキャラクターで、課金しても出現率が非常に低いということで知られています。グランブルーファンタジーにハマった人なら、アンチラは必ずゲットしたいと思ったはずです。

このレアなキャラクターであるアンチラこそが、今回のアンチラ事件の問題となったきっかけの1つでもあるのです。

「アンチラ事件」の経緯

グランブルーファンタジーにおけるアンチラ事件の経緯について紹介します。アンチラ事件は、ゲーム界に衝撃を与える大きな騒動となっています。なぜアンチラ事件がそれほど大きな騒動になったのか、経緯を辿ってみていきましょう。

アンチラがキャラクターの名前ということは分かりましたが、なぜゲームのキャラクターがトラブルに発展するのか、社会問題に発展するのか意味が分からない人も多いでしょう。

しかしアンチラ事件は、おそらくスマホのアプリゲームの中で起こったトラブルの1つにしかすぎません。アンチラ事件のような事件は、スマホアプリを使ってゲームをしている人になら、起こりうる問題でもあるのです。

申年限定キャラ期間限定有料ガチャサービスでの事件

アンチラは、2016年の申年にちなんで記念に作られた申年限定キャラでもあります。このアンチラを手にいれるためには、有料サービスであるガチャを利用しなければなりません。

ガチャにお金を払っても、アンチラが必ず出るとは限らず、何が出てくるのかはあけてのお楽しみです。そのため、アプリ利用者は、お金を払いながら、アンチラが出ることを祈ってガチャをしなければなりません。

このお金を払ってガチャをするという行為をさせることは、違法ではありません。しかし、アンチラのガチャにはある問題があると指摘されたのです。それが原因でアンチラ事件が勃発しました。

高額課金してもアンチラが当たらない人続出

アンチラ事件は、ガチャにどれだけ課金をしてもアンチラが登場しないという利用者が多くいたことで騒動になったものです。アンチラを引き当てるために、70万円や80万円という高額課金をして、ガチャをしていたのに、まったくアンチラが出ないというのです。

70万円分のガチャをアプリにつぎ込んだ人は、約2500回以上ものガチャを引いています。それでも全くもってアンチラが出ないということに、不信感を抱いたのでしょう。

スマホゲームのアプリに費やす金額にしては大きすぎる70万円や80万円というお金ですが、これだけガチャをしてもアンチラが出ないというのは、確かに騒動に発展するのもおかしくありません。

SNSから騒動が大きくなり運営炎上

アンチラがガチャをどれだけしても出てこないというのは、SNSでその様子がスクショされた画像が投稿されたことにより、騒動が大きくなりました。

アンチラの出現率の悪さに、運営会社に対して炎上も起きています。アンチラ事件は、スマホのアプリゲーム界で、大きな事件になりました。騒動が大きくなりすぎて、多額の課金をした人が新聞に出たりもしたのです。

課金すればするほど、いつかアンチラが出るのでは?という期待が膨らみ、課金がやめられなくなるとのことなので、スマホアプリゲームの怖いところを見せられた事件でもあったのです。

運営に立ち入り検査を求める署名活動もはじまる

アンチラ事件は、大きな騒動に、大炎上を巻き起こし、運営側に立ち入り検査を求める署名活動まで始まったのです。それほど、利用者はアンチラ事件が起きたことで、運営に不信感を抱いてしまったということです。

また、アンチラ事件を受けて消費者庁が対応に動くというコメントまで政府から発せられたのです。アンチラ事件は、社会問題の1つとして、政府も重く受け止めたということでしょう。

アンチラ事件が勃発したときは、政府が動くことまで考えていなかった人も多いでしょう。しかし、この問題は、消費者問題として取り上げられ、政府間でも重要な事件として考えられたのです。
 

「アンチラ事件」声優・田中理恵の災難

アンチラ事件には、まだまだ問題がありました。グランブルーファンタジーに登場するロゼッタというキャラの声優をしている田中理恵さんにも、災難が起こったのです。

田中理恵さんの行動により、アンチラ事件の騒動がまた大きくなり、運営会社への炎上も大きくなったのです。声優の田中理恵さんがアンチラ事件に巻き込まれ、どんどん炎上していった理由を紹介します。

ちなみに、グランブルーファンタジーに関わっている声優は、皆、声優界では有名な人物です。田中理恵さんも、声優界では有名な人物の1人です!

田中理恵はグラブル登場キャラの声を担当

・田中理恵のプロフィール

本名 田中理恵
生年月日 1979年1月3日
現在の年齢(2018年現在) 39歳
出身地 北海道札幌市
他に担当した声優 ドラゴンクエストライバルズのミレーユ

声優の田中理恵さんは、1997年から声優活動をしており、たくさんのキャラクターの声優を演じています。ゲーム界でも有名な声優で、ゲームのキャラの声優も数多くこなしています。

また、田中理恵さんは、ゲームの声優だけでなく、アニメの声優もしています。さらには、歌手活動も行っているため、幅広い活動を行っているのです。

騒動前にアンチラを引き当てる

なぜ声優の田中理恵さんがアンチラ事件に関わったのかというと、田中理恵さんがアンチラを引き当てていたからです。

アンチラは、70万円を課金しても、2000回以上のガチャを引いてもあたらない人が続出していたのに、声優の田中理恵さんはなんと新年1回の10連ガチャでアンチラを引き当てたのです。

田中理恵さんが声優をしているからこそ、怪しまれる要素が多く、運営に対する不信感がさらに募った人も多かったでしょう。

ステマとの疑惑が広がる

声優の田中理恵さんがアンチラを当てたことで、田中理恵さんには、ステマとの疑惑が広がっているのです。ステマというのは、利用者から宣伝と思われないように宣伝する行為のことを言います。

何度も何度も課金したのにアンチラがあたらない人がいるのに、簡単に当ててしまう田中理恵さんには、ステマ疑惑が広がっても仕方がないでしょう。ステマ疑惑からさらに炎上が広がったのです。

グラブルプロデューサーの疑惑否定で更に炎上

グランブルーファンタジーのプロデューサーは、田中理恵さんのステマ疑惑をツイッターで否定しました。しかし、否定したことでさらなる炎上に繋がったのです。

プロデューサーがステマを否定した後に、謝罪をし今後の運営改善に努めるという分を出したのですが、アプリ利用者からしたら、「そんなことを聞きたいのではない。」などのように厳しい意見ばかりがプロデューサーに集中したのです。

そのため、アプリ利用者は、ますます炎上し、アンチラ事件がさらに大きくなってしまったのです。

「アンチラ事件」その後

アンチラ事件のその後について紹介します。アンチラ事件は、2016年に勃発したものですが、結局はどのように終わりを迎えたのでしょうか。アンチラ事件と聞くと、アプリゲームをしている人にとっては、怖い事件です。

炎上も大きかっただけに、アンチラ事件のその後が気になっている人も多いでしょう。このような事件が起きたときは、事件の内容よりも、その後の措置が大事になってきますが、グランブルーファンタジーはどのような措置をとったのでしょうか。

グラブルプロデューサーの謝罪

アンチラ事件のその後ですが、グランブルーファンタジーのプロデューサーが謝罪を行いました。アンチラ事件が大きくなってしまったことで、アプリ利用者の不安を招いたことや、課金をした人に不信感を与えたことを謝罪しました。

ありえない金額の課金をしたことは、消費者にも責任がありますが、どれだけ課金をしてもキャラが出ないというのは、運営側に不信感をもたれても仕方がないでしょう。謝罪は当然といえば当然の行為なのです。

また、グランブルーファンタジーのプロデューサーは、謝罪とともに、アンチラ事件への対処法や、今後のアプリゲームの運営についても述べています。今後の運営方法を見ていきましょう!

ガチャの個別出現確率を表記

アンチラ事件が起こったことにより、グランブルーファンタジーでは、ガチャの個別出現率を表記されることになりました。

個別出現率の割合が表記されることで、レアなキャラクターの出現率が0.007%ととても低い出現率だということが判明しています。しかし、出現率が分かることで、アプリ利用者も使いやすくなったのは事実でしょう。

レジェンドガチャの回数300回で天井交換

さらに、グランブルーファンタジーは、アンチラ事件を受けて、レジェンドガチャの回数を300回マックスにし、300回引いたら交換対象のものから好きなものを選べるというシステムに変更したのです。

この300回ですが、金額にすると9万円です。つまりは、9万円課金することで、対象のものの中から好きなものを選べるということです。9万円の課金も、かなり大きな金額に感じますが、70万や80万を1つのキャラにつぎ込まなくてよくなったのです。

「アンチラ事件」ガチャを利用した人への返金は?

アンチラ事件において、ガチャを利用した人への返金がどうなったのかが1番気になるところでしょう。やはり、利用者からしたら、どう考えてもアンチラ事件はおかしいと思う人が多いため、現金での返金を望むでしょう。

しかし、アンチラ事件で課金したお金の返金は、現金では行われていません。では、どのような形で、返金がされたのか、どのような対応だったのかをチェックしましょう。

課金した分は全額石で返還

アンチラ事件で課金した人への返金制度は、全額グランブルーファンタジー内で使える石で返還という形が取られました。これでは、返金というよりも、ガチャが再度やりなおせるという制度をとったという形になります。

この返金の仕方に対しても、問題視され、本来なら現金で返金すべきだという声も上がっています。また、ユーザーの中には、石で返金されても、もうゲームをする気持ちになれないから現金で返金してほしいという声もあります。

しかし、アンチラ事件では、現金での返金は行っておりません。確かにイメージは悪くなりましたが、結局のところ、現金で返金はしていないので、運営側からしたら、痛手も少なかったということでしょう。

グランブルーファンタジーはトラブルが多い?

グランブルーファンタジーは、実はトラブルが多く起こっています。アンチラ事件だけがグランブルーファンタジーに起きた事件ではないのです。

アンチラ事件ほど、大きな炎上もなかったので、アンチラ事件ばかりが取りざたされますが、他にもトラブルがあったため、どんなトラブルが起きていたのか、見ていきましょう!

クレジットカード問題

グランブルーファンタジーでは、クレジットカード問題が起きています。これは、三井住友VISAカードでグランブルーファンタジーのカードを作ると、特典でキャラクターがもらえるというものです。

このキャラクターの入手方法が、クレジットカードを作るしかなく、未成年者による違法な手段でカードを作ってしまうという可能性が問題視されたのです。

未成年者は、保護者の同意がないとクレジットカードが作れないのですが、未成年者にクレジットカードを持たせる保護者もそんなにいないので、未成年者からしたら、不利な条件でのキャラ獲得になったということです。

アルコール提供問題

グランブルーファンタジーでは、アルコール提供問題も起こりました。これは、ノンアルコールを提供するはずだったのに、間違えてアルコールを提供してしまったという事件です。

実際にそのドリンクを飲んだ人がSNSでアルコールであったことを公表し、問題となり、翌日から該当ドリンクの販売が中止されたのです。ノンアルコールと信じて飲んだ人が飲酒運転でもしていたら、大問題になっていたでしょう。

ユーザーIDの漏洩問題

グランブルーファンタジーでは、ユーザーIDの漏洩問題も起きました。これは、グランブルーファンタジーのディレクターのTwitterのアカウントにつぶやかれていた3年前のつぶやきからユーザーIDが漏洩したという問題です。

ディレクターが開発者のため、開発者の権限で不正行為を行っているという疑惑がかけられてしまい、さらにはチャットの履歴から声優のIDが何名も発覚したことで、やはり不正行為が行われていると炎上したのです。

その後、ユーザーIDの漏洩を防ぐためにログイン時間を明かさないなどの措置が取られ、この措置に対しても炎上がおき、ますます不信感を持たれたという問題もあったのです。

キャラ類似問題

グランブルーファンタジーでは、キャラ類似問題も勃発しています。これは、ある会社のゲームのキャラと、グランブルーファンタジーに登場するキャラが似ていることから、パクリ疑惑が出たものです。

これについては、会社間で解決しているため、これ以上大きな問題にはなりませんでした。

海外でも報じられた「アンチラ事件」

グランブルーファンタジーのアンチラ事件は、海外でも報じられています。海外では、日本のゲームで日本人が一夜で大金を使ったという内容で報じています。

日本ではこれを受けて、「日本の恥だ。」という人が多く出現しました。日本は、アニメやゲームでは世界でもトップクラスの技術を持っているため、誇れる日本の部門で恥をかいたと感じる人が多かったのでしょう。

また、海外でも、利用した日本人がかわいそうだという声も挙がっていました。ただ、アンチラ事件のような事件は、海外でも起こりうる事件でしょう。そのため、海外でも注目されたのでしょう。

ほとんどの国がガチャを規制

日本ではガチャ規制がほぼされてきていませんでしたが、ほとんどの国がガチャを規制しています。ガチャには、賭博性があるとして、危険と判断されているのです。

海外でも、ガチャが完全に禁止されているわけではありません。しかし、日本のように制限なくできるガチャではなく、規制をかけたガチャであるという特徴があるのです。

日本のスマホゲームの闇はまだまだ広がる?

アンチラ事件が起きたことにより、日本のスマホアプリの課金制度に対する規制が緩いことは、海外でも問題視されています。スマホゲームが普及し、ゲームにハマる人が多くなっていることで、やはり課金は規制をかけなければユーザーにとっては不安です。

日本が課金に規制をかけないことで、海外では、日本人は課金依存だと言われているのです。また、課金ばかりしてゲームに夢中になっているから、ニートばかりの社会になることも指摘されています。

確かに、アンチラ事件のようなことは、課金制度がしっかり行われていれば、起きなかった事件でしょう。また、課金ばかりして、1度に大金を使ってしまう人もいることから、日本人の悪いところばかりが報じられることもあったのです。

アンチラ事件は、日本人にとって、日本の国民性のようなものを世界にさらし、恥ずかしい思いをしたという人も多いでしょう。しかし、スマホゲームがあって、課金制度が行われ、課金規制がかからない限り、問題はまた起こる可能性もあります。

さらには、ゲーム会社の利益を考えると、社会的に仕事をしていく上で、課金規制が厳しくなると会社存続の危機などの問題も抱えるでしょう。スマホゲームの闇は、利用者だけでなく開発者にもあるのです。

アンチラ事件はどこででも起こりうる事件!

アンチラ事件について紹介しました。アンチラ事件は、現代社会だからこそ起こる事件であり、特別な事件でもありません。スマホアプリを利用して、課金をしたことがある人なら、陥る事件です。

アンチラ事件では、たくさんの炎上もあり、返金制度に対する不満も出ています。この事件を受けて、日本のゲーム会社がどう対応していくのか、そして、ゲームを使うユーザーがどれだけ自分をコントロールしていくかも大切です。

アンチラ事件には、社会問題もよく反映されているので、考えさせられる人も多かったでしょう。ゲームは本来は楽しむものなので、本来の趣旨からズレない利用をしていきましょう。

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