パーソナルスペースが広い人・狭い人の心理や特徴とは?
パーソナルスペースが広い人や狭い人の心理やその特徴とは、と言われても答えれる人は少ないでしょう。そもそもパーソナルスペースとは、何なのかという人もいると思います。今回は、そんなパーソナルスペースが広い人や狭い人の心理や特徴について紹介していきたいと思います。
目次
パーソナルスペースを意識してる?
皆さんは、パーソナルスペースを意識しているでしょうか。無意識のうちにパーソナルスペースが出来上がっていて人ごとにパーソナルスペースを調整しているという人がほとんどだと思います。パーソナルスペースが広い人も狭い人もこの世界にはいます。
パーソナルスペースが広い人や狭い人は、生まれた環境などでも変わってきます。パーソナルスペースが広い人やパーソナルスペースが狭い人には、どのような心理的特徴があって、パーソナルスペースの距離と心理には、どのような関係があるのでしょうか。
パーソナルスペースは上手く理解して利用することで恋愛や仕事にも有効的に使用することが可能なものです。今回は、そんなパーソナルスペースの特徴や心理、恋愛や仕事など、いろいろなことについて紹介していきたいと思います。
パーソナルスペースとは?
皆さんは、パーソナルスペースという言葉の意味についてご存知でしょうか。聞いたことは、あるが良く意味が分かっていない、詳しくは知らない、調べたことがないから自分の知識があっているかどうか分からない、という人も多いでしょう。
今回は、そんなパーソナルスペースについて紹介していきたいと思います。
パーソナルスペースは日本語で「対人距離」
パーソナルスペースとは、何なのか、その一つ目は、パーソナルスペースは日本語で「対人距離」ということです。そうです。パーソナルスペースとは、対人との距離のことなのです。これは、男性か女性か、育ってきた環境などによっても違いが発生します。
パーソナルスペースで言われるこの対人との距離というのは、物理的な距離です。相手のことを知っていて信頼しているという場合ではなく、関係のない他人に近づかれて不愉快な気持ちになる距離をパーソナルスペースと言います。
パーソナルスペースは、数センチメートルから数メートルの距離など、様々な距離の定義が用意されています。
詳しくは、「パーソナルスペースの距離」で詳しく書いているのでチェックしてみてください。
苦手な人には距離は関係ない
パーソナルスペースとは、何なのか、その二つ目は、苦手な人には距離は関係ないです。パーソナルスペースは、物理的な対人との不愉快に感じる距離ですが、苦手な人には、そもそもその距離は関係ないのです。
それは、何故かというと苦手な人に対しては、そもそも見るのも声を聴くのも嫌という感情なので、敢えて距離で表現して言うならば、苦手な人に対してだけパーソナルスペースの距離が完全に最大範囲に設定されているようなものです。
なので、実質的に見ると苦手な人には距離は関係ないという結論に至るのです。
ですので、明らかに不愉快に感じられていると思った場合は、あなたは相手からすると苦手と思われている可能性が高いです。理由は不明ですが、頑張って改善してみましょう。
心の距離が近い相手ほど狭い
パーソナルスペースとは、何なのか、その三つ目は、心の距離が近い相手ほど狭いということです。パーソナルスペースは、物理的な対人との不愉快に感じる距離ですが、そこには、心の距離も関係してきます。
心の距離が近い、親友や恋人、親やパートナー、自分の尊敬する人物などは、パーソナルスペースの範囲が狭くなっていくのです。心の距離が近い、信頼できている相手ならば、物理的な対人との距離が近くても不愉快には感じにくいのです。
親友や恋人、親やパートナー、自分の尊敬する人物などと一緒にいるところを思い浮かべてみましょう。自然と近い距離にいるのではないでしょうか。他人との距離と比べてみて明らかに近い距離なのではないでしょうか。
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴についてご存知でしょうか。パーソナルスペースが広い人ということは、それだけ人を近くに寄せ付けたくないということです。一体、パーソナルスペースが狭い人と、どういった違いがあるのでしょうか。
今回は、そんなパーソナルスペースが広い人の心理的特徴について紹介していきたいと思います。
男性の心理的特徴
まず最初にパーソナルスペースが広い人の心理的特徴の男性編から紹介していきたいと思います。
自分中心の世界だと思っている
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴の男性編の一つ目は、自分中心の世界だと思っているです。自分中心の世界だと思っていることにより、周りは、あくまで自分が利用できるかどうか判断してから使う駒でしかないと思っているのです。
なので、近くに人を寄せ付けずに、誰も信用せず、自分だけを信じているため、パーソナルスペースが広いというわけです。そういった考えに至るまでに何かがあったという可能性が高い考え方なので、落ち着いて心と心を近づければ、何かが変わるかもしれません。
説教をするような感じで言うなとは、言いませんが。決定的な理由、証拠などを提示できないのならば、相手からするとあなたは敵でしかありません。もし、そういった男性に関わるのであれば、しっかりと準備をしてからいきましょう。
ぼっちでいることを望んでいる
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴の男性編の二つ目は、ぼっちでいることを望んでいるです。人とコミュニケーションを取りたくない、恋愛にも興味はない、自分は独りぼっちで良いという考え方の人です。
ぼっちでいることを望んでいる人は、対人関係で何かを得たり、失ってしまうことを面倒くさいと思い、恋愛にも希望を持っていない、所詮性欲からくるどうしようもない感情を関係として定義付けただけのものと思っています。
なので、出来るだけ人と関わらないように、自分も周りも誰も傷つかないようにと言い聞かせてパーソナルスペースを広い範囲に意識付けして自分を守っているのです。ですが、ふとしたきっかけでその考えが変わることもあります。
人を信じることができない
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴の男性編の三つ目は、人を信じることができないです。これは、相手が損得や体裁などを気にして自分に接しているのではないか、可哀想がられているだけなのではないか、など考えてしまい誰も信じれない人です。
人を信じることができないので、気軽に人を傍に置くことができないのです。例え友達などを持っていたとしても、それは表面上だけで、「友達」という役割の人と友達ごっこを演じているだけに過ぎないのです。
なので、ふとしたときに距離を取ってしまったりなどパーソナルスペースが広いということが伺えます。そういった人は、過去に裏切られたりしたことが原因となっているので、本音をぶつけ合うことで仲良くなることが出来るかもしれません。
女性の心理的特徴
次にパーソナルスペースが広い人の心理的特徴の女性編を紹介していきたいと思います。
人間関係に怯えている
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴の女性編の一つ目は、人間関係に怯えているです。女性同士の人間関係は、とても面倒くさいものです。嫉妬やちょっとしたどうでも良いこと、少しの失言などから大変なことが起きてしまうものなのです。
そんな面倒くさくて辛い人間関係に怯えて疲れ果てて、人とかかわることをやめるという心理です。女性が面倒なら男性と関わればよいのでは、と思う方もいると思いますが、それはそれで周りの女性に標的にされます。
女性同士の人間関係内で起きるいじめは、とても陰湿なものが多く、対応しにくいものも多いです。なので、パーソナルスペースを広くもって、もう誰も信じないように、誰とも関わらないようにしているのです。
自分に自信がない
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴の女性編の二つ目は、自分に自信がないことです。女性は、男性よりも自分の容姿や体系を気にしてしまいます。
なので、そこから自分に自信がないということになり、人と関わるのを避けるためにパーソナルスペースが広い人になってしまうのです。そこから美しさを求めて改善していけば良いですが、そうなる人はネガティブな人が多く諦めてしまう人が多いです。
もし、自分がそれに当てはまると思った場合は、一度自分にしっかりと自信を持って、ここで立ち止まらずに前を見ていきましょう。しっかりと現実を見るのです。誰かが何かをするのを待っている場合では、ありません。待っているだけでは、何も変わりません。
パーソナルスペースが狭い人の心理的特徴
パーソナルスペースが広い人の心理的特徴について紹介しましたが、パーソナルスペースが狭い人の心理的特徴についてご存知でしょうか。パーソナルスペースが広い人の考え方は、なんとなく理解できたはずですが、狭い人はどんな心理なのでしょうか。
人間関係が怖くないのでしょうか。人が怖くないのでしょうか。誰かを信じるということが、そんなに簡単なことに思えているのでしょうか。裏切られてもそれでもまだ信じていることができるのでしょうか。疑問は絶えません。
ですが、少しでもパーソナルスペースが狭い人の心理的特徴を理解することでパーソナルスペースが広い人の気持ちが変わるかもしれません。
今回は、そんなパーソナルスペースが狭い人の心理的特徴について紹介していきたいと思います。
男性の心理的特徴
パーソナルスペースが狭い人の心理的特徴の男性編は、自分に自信があることです。自信があることで特に何も不安に思っていないのです。なので、恋愛関係に発展したからといって何か問題点が見えてくるなどということは、ありません。
女性の心理的特徴
パーソナルスペースが狭い人の心理的特徴の女性編は、愛に飢えていることです。人との触れ合いを求めていて常に愛情を感じていたい、温もりを感じたい、誰かに傍にいてほしい、などの感情を持っている可能性が高いです。
それらの理由がなく、パーソナルスペースが近いというのは、余程無垢か、逆に性格が悪いかのどちらかの可能性が高いです。基本的には、女性のパーソナルスペースが狭い人には、注意したほうが良いです。
例え、それが恋愛的な意味はなくても、気づいたらあなたを依存先にしているかもしれません。これは、一種の地雷女と呼ばれるものに近いです。または単純に、貞操概念のゆるい女性の可能性もあります。
パーソナルスペースの距離
パーソナルスペースの距離は、4つの区域に分けられていて、その中に近接相と遠方相が存在しています。今回は、そんなパーソナルスペースの距離について紹介していきたいと思います。
密接距離
パーソナルスペースの距離の一つ目は、密接距離です。0センチメートルから15センチメートルの間の「近接相」は相手を抱き寄せることができる距離で、15センチメートルから45センチメートルの「遠方相」はぎりぎり手が相手に届く距離です。
固体距離
パーソナルスペースの距離の二つ目は、固体距離です。45センチメートルから75センチメートルの間の「近接相」は相手を捕獲できる距離で、75センチメートルから120センチメートルの「遠方相」はお互いに手を伸ばすことで届く距離です。
社会距離
パーソナルスペースの距離の三つ目は、社会距離です。1.2メートルから2メートルの間の「近接相」は、他人や軽い仕事上での会話で使用される距離で、2メートルから3.5メートルの「遠方相」は正式な仕事上での会話で使用される距離です。
公衆距離
パーソナルスペースの距離の四つ目は、公衆距離です。3.5メートルから7メートルの間の「近接相」は、プレイヤーとオーディエンスの距離で、7メートルから上の「遠方相」は社会的に重要な職業の人と普通の人がコンタクトを取る場合の距離です。
距離から親密度の診断もできる
パーソナルスペースの距離から親密度の診断もできます。4つの区域を参考に今の自分と調べたい相手の新密度を調べてみましょう。
パーソナルスペースを恋愛に活用する方法
パーソナルスペースを恋愛に活用する方法についてご存知でしょうか。パーソナルスペースは恋愛面でも上手く利用することができます。ですが、男性が女性のパーソナルスペースに積極的に踏み込んでいくというのは、一歩間違えるとセクハラです。
パーソナルスペースを恋愛に活用することを意識するのも良いですが、本質を見失わないようにしましょう。パーソナルスペースに足を踏み入れて、その結果相手から嫌われてしまったら意味がありません。最悪の場合警察沙汰もありえるかもしれません。
正しいパーソナルスペースを恋愛に活用する方法を覚えて、自分と意中の相手ににあった使い方をしっかりとしていくことが重要です。今回は、そんなパーソナルスペースを恋愛に活用する方法について紹介していきたいと思います。
意中の男性に積極的に近づいて反応を見る
パーソナルスペースを恋愛に活用する方法の一つ目は、意中の男性に積極的に近づいて反応を見るです。男性は、単純なもので、パーソナルスペースに入り込まれただけで、好意を持たれていると思ってしまいます。
ですが、人によっては、パーソナルスペースに入り込まれるのを嫌う男性もいるので、しっかりと反応を見て嫌がられていないかをチェックしましょう。しっかりと確認をしないと好かれようにして嫌われるという悲しい結末になります。
パーソナルスペースに入り込んで良い印象を持たれたら、それからも積極的にパーソナルスペースに近づいて様々なアプローチをしてみましょう。
そうすることでより効果的にアプローチが相手の目に映るはずです。
ありのままの自分を見せる
パーソナルスペースを恋愛に活用する方法の二つ目は、ありのままの自分を見せるです。パーソナルスペースに近づいて会話などをする際に、出来るだけ相手の望む通りに理想の立ち回りをしようとしてしまいますが、それは良くないです。
パーソナルスペースは、物理的な距離ですが、それでも、一番大事なのは、心の距離です。あなたが、無理をして理想の自分を演じようとしても、相手が心を開いてくれるかは微妙です、そしてそれが作り物だとわかったときにあなたの評価は下がります。
なので、ありのままの自分を見せるということが、本当の意味での心の距離を近づけることになり、あなたの恋愛成就に対する最適解です。パーソナルスペースを上手く利用してあなたの本当の素晴らしさを見せつけていきましょう。
先走りしない
パーソナルスペースを恋愛に活用する方法の三つ目は、先走りしないことです。パーソナルスペースに入り、会話などを繰り返すことで、お互いに親密な関係になったと思い込んで、自分たちを「恋人」だと勘違いして先走りしないということです。
あくまで、自分がそう感じているだけで、実際は、ただの友人や仕事仲間、それ以下の関係である可能性が高いです。しっかりと現実を見つめましょう。現実は、そんなに甘くありません。先走ってしまうと相手に引かれてしまいます。
相手に引かれるのではなく、相手を惹きつけるためにも、落ち着いて状況を見定めて、正しい判断を選択していきましょう。パーソナルスペースに入れている時点で、あなたは嫌われているということはないですし、むしろ好意のほうが大きいはずです。
パーソナルスペースを仕事に活用する方法
パーソナルスペースを仕事に活用する方法についてご存知でしょうか。パーソナルスペースに近づくことは、相手の心に近づくことでもあります。仕事では、上手く友好的な付き合いが出来たほうが何かとプラスが多いです。
なので、パーソナルスペースを仕事に活用することで、より効率的に効果的に仕事を達成することが出来るようになります。それは仕事の相手先や、自分の仕事場の部下や上司などに対しても使えるものなど様々なものがあります。
パーソナルスペースを上手く利用することは、仕事を上手くこなすことにも繋がっているのです。今回は、そんなパーソナルスペースを仕事に活用する方法について紹介していきたいと思います。
相手に近い位置に座る
パーソナルスペースを仕事に活用する方法の一つ目は、相手に近い位置に座るです。基本的に話をする際には、正面になるように座って話をすると思いますが、正面に座ってしまうとその分距離が生まれてしまいます。
なので、正面ではなく、横、といっても近すぎるのもよくありませんので、斜め方向に座りましょう。相手との仲の良さなどから座る位置を調整してみても良いかもしれません。出来るだけ自然に何かきっかけがあったタイミングで動くのがおすすめです。
この相手に近い位置に座ることでパーソナルスペースを利用して相手に気に入られるという方法は、仕事の相手先や、上司などについて使用できる方法です。部下にやっても相手は逆に警戒してしまい効果はいまいちです。注意しましょう。
場を支配するパーソナルスペースの使い方
パーソナルスペースを仕事に活用する方法の二つ目は、場を支配するパーソナルスペースの使い方です。近づくことで親しみやすさなどを生むことができますが、大人数の部下などを使役する際に、その方法は、いろいろ不都合があります。
場を支配するパーソナルスペースの使い方は、敢えて近づくのではなく、距離を取るのです。そうすることで自分がこの場の支配者だということを強調できて、場を仕切りやすくなります。なので、上手く場を支配することが出来るようになります。
相手側視点からは、場を支配されているような気持ちで、発言もあまりしやすいというような感じではないです。なので、シチュエーションによっては、この方法を取らないほうが良い場合もあります。意見を貰いたい時などはそういうシチュエーションでしょう。
接客業必須スキル!親しみやすくお客さんに近づく
パーソナルスペースを仕事に活用する方法の三つ目は、接客業必須スキル!親しみやすくお客さんに近づくです。接客業では、お客さんに話しかけて自身からセールスなどをしにいく場面があるでしょう。そういった場面で役に立つテクニックです。
このテクニックは、お客さんに話しかける際に、一つのことに注意するだけです。それは、近づく際の方向です。正面からいってしまうのは、良くありません。横側から近づいていくのが正解です。
相手のパーソナルスペースに正面からずかずかと踏み込んでいってしまうのは、相手を圧制してしまうような恐怖を押し付けてしまう可能性があります。それを横から行くことで違和感なく相手のパーソナルスペースに入り込んでいけます。
人との繋がりを大切に
今回は、パーソナルスペースが広い人や狭い人の心理や特徴について紹介していきました。パーソナルスペースを理解することで上手く立ち回れたり、相手との新密度を調べることができました。
パーソナルスペースを意識して行動することで様々な面で良い方向に進んでいけるはずです。人との繋がりは、生きていく上でとても大事なことなので、大切にしていきましょう。