あまのじゃく男性の本音とは？恋愛で素直じゃない彼氏って？

好きな子にはつい意地悪をしてしまう男の子、幼稚園や小学校ではよく見かけます。小さい子どものすることと思いきや、立派な大人でも素直になれない人は多いです。

男性はもともと恥ずかしがり屋さんが多く、好意を隠すためにわざときついことを言ったり、冷たい態度をとることも珍しくありません。

男性はよく「女の気持ちはわからない」と言いますが、女性からしてみれば男心も相当複雑です。ただでさえわかりにくい男心に、ひねくれたあまのじゃくが加わったら、恋愛経験の浅い女性にはお手上げです。

恋愛まっしぐら、彼女への恋心を隠さない男性もいますが、照れくさいのか、素直になれない男性も数多く存在します。彼氏がそんなあまのじゃくな性格だったら、「愛している」という言葉をかけてもらうどころか、手をつなぐことさえ至難の業かもしれません。

どちらかといえば、女性は頻繁に愛情を確認していないと不安になりがち。なのに、あまのじゃくな彼氏に、マメな愛情表現は期待できません。「私のこと好き？」と聞いても、あまのじゃくな彼氏は素直に好きだとは言ってくれません。

それでも、彼氏は彼氏で、自分なりに精一杯愛情を伝えているつもりなので厄介です。

あまのじゃくは、民話に出てくる、へそ曲がりでいたずら好きの小鬼です。「あまのじゃく」もしくは「あまんじゃく」とも呼ばれ、漢字では天邪鬼と書きます。

あまのじゃくは、人の真似が上手く、他人が言うことに逆らったり、反対のことをしたりして人をからかって面白がるいたずら者なので、仁王や四天王に後足で踏みつけられています。

そんな伝説から、現代では、素直に「うん」と言えず、人が言うことにことごとく逆らい、思っていることと反対のことばかり言ったりしたりすること、そうする人のことを、「あまのじゃく」と呼びます。

あまのじゃくの類義語には、へそ曲がり、つむじ曲がり、ひねくれ者などがあります。付き合いにくそうな人柄をあらわす言葉が並んでいます。

さらには、根性曲がり、性根悪、性格がねじ曲がっている、心根が腐っているなど、ほとんど悪口のような言葉も並んでいます。

比較的穏やかなのは、素直になれない、素直じゃないといったところです。

ひねくれ者のあまのじゃく。みんなが賛成したら反対せずにはいられません。取り扱いに手が焼けるあまのじゃくな男性の性格的特徴とはどのようなものなのでしょうか。

食事に行ったとき、みんなが美味しいと言っているのに、「たいしたことない」とか、「この程度ならどこにでもある」とか、水を差すようなことばかり言う人がいます。

自分の味覚はほかの人より優れていると、自慢したい自惚れ屋の場合もありますが、あまのじゃくな性格が災いしているのかもしれません。常にほかの人の言うことに反対ばかりするのは、人と同じなのは格好悪いと思っているからです。

鼻持ちならない自慢男は、偉そうに蘊蓄を垂れ流しますが、あまのじゃくな男性は、根拠があってみんなの意見に反対しているわけではありません。反対のことを言うのは、自分はほかの人とは違うというアピールです。

あまのじゃくな性格が、無理やり格好つけている様子は、小さな男の子が意地を張っているようで、痛々しくも、可愛らしいです。

あまのじゃくな男性は、はっきり言って恥ずかしがり屋さんです。本音を知られるのが恥ずかしいので、反対のことばかり言ってはぐらかそうとします。

恋愛感情は、あまのじゃくな男性にとって一番ナイーブな部分です。好きな相手への好意を知られないように、必死で押し隠そうとします。

でも、不器用なので、自然な感じで誤魔化すことができません。それで、どうしても正反対のことを言ったりしたりせざるを得ないのです。

あまのじゃくな男性は、自分の意見に反論されると、ますます意地になってテコでも考えを変えません。分が悪いとわかっていても、虚勢を張ってあくまで自分の主張を押し通そうとします。内心しまったと思っていても、後に引くことはできません。

あまのじゃくは、嫌われるだけでなく、あきれられたり、うんざりされたりすることも多いので、損な性格と言えます。

あまのじゃくな男性は、言葉もひねくれていますが、することもひねくれています。あまのじゃくな男性の行動には、どのような特徴があるのでしょうか。

あまのじゃくな男性は、自分の本音を知られるのが嫌いです。とくに恋愛感情を知られるのは一番恥ずかしいことです。ですから、あまのじゃくな男性は、好意を持っている女性ほどそっけない態度をとってしまいます。

照れ屋さんなので、女性に対しては基本的にクールですが、気になっている女性には、冷たいとさえ思えるほど辛辣な態度をとってしまったりします。

反対のことばかり言ったりしたりしてしまうのは、あまのじゃくな男性にとっては脊髄反射のようなものです。「映画に行かない？」とか、「飲みに行こうよ」という誘いは、本音では飛び上がるほど嬉しいくせに、素直に「うん」と言えません。

枕詞のように、「面倒くさい」「なんで俺が」などというセリフが口をついて出てきます。素直じゃないひねくれ者は、せっかくのチャンスにも素直に飛びつくことができないので、自分でもジレンマに苦しんでいるのかもしれません。

好きな人には会いたいし、話しもしたい。誰だって恋愛中の気持ちは同じです。

素直な人は、恋しい相手には、自分から積極的に連絡をとりますが、あまのじゃくな男性は、実は臆病な人が多いので、「断られたらどうしよう」「ウザがられたらどうしよう」と、不安心理にとらわれ、自分から行動を起こすことができません。

自分からメールやラインを送ることはないくせに、好きな相手からメールやラインがあると、速攻でレスします。

あまのじゃくな男性と会話をしていると、あまりにも会話が弾まないので、もしかして何か怒っているの？と不安になることも少なくありません。

あまのじゃくな男性は、世渡り下手で不器用なタイプが多いです。耳障りの言いセリフや、気の利いたセリフを言うのは苦手です。長く話すと本音が透けて見えてしまうせいもあり、「あぁ」とか「うん」とか「別に」など、できるだけ短いセンテンスで話そうとします。

あまのじゃくな男性は、本音を必死で押し隠しています。でも、完全に隠してしまいたいわけではありません。素直になれないあまのじゃくな男性の、本音をのぞいてみましょう。

あまのじゃくな男性だって、嫌われたいわけではありません。内心では「こんなことを言うつもりじゃないのに」と頭を抱えているのかもしれません。

あまのじゃくな男性は、素直になれない自分を持て余し、「言葉の裏に隠れた俺の本音を察してくれ」と、願っているのです。甘えているとも言えますが、臆病で繊細なあまのじゃくな男性は、本音では、「本当の俺をわかってくれ」と身悶えしているのです。

あまのじゃくな男性も、自分の性格が人を傷つけたり、誤解を生むことを重々承知しています。本音では、素直になれたらどんなにいいだろうと、思っているのです。恋愛に関しても、好きな人に素直に好きと言えたら、どれほど幸せかと思っています。

それでも素直になれないのが、あまのじゃくのあまのじゃくたる所以です。あまのじゃくな自分に悩みながら、それでも本音を口にできないことを、苦々しく思っています。

言葉の選び方が悪いのも、あまのじゃくな男性の特徴の一つです。好きな相手が病気で寝込んだりしても、優しい言葉をかけることができません。むしろ、「だらしない」とか、「夜遊びしてたんじゃないの」とか、辛辣な言葉をかけてしまいます。

本音では心から心配しているので、言った端から後悔していることも多いです。あまのじゃくな男性は、不器用ですが、悪気はないことだけはわかってほしいと思っています。

あまのじゃくはへそ曲がり。ストレートな愛情表現が苦手です。恋人を素直に褒めたりもしません。「可愛いな」と思っても、「顔デカいね」とか、「意外とブスだな」とか、しれっと言ったりします。

素直に本音をさらすのが恥ずかしいというのもありますが、怒らせてすねた顔を見てみたいというひねくれた本音も隠れています。

自分は言わないくせに、好きな人には愛情表現してほしい、厚かましいといえば厚かましい話ですが、あまのじゃくな男性は、臆病な子どもと同じです。恋愛中は、相手の愛情を感じていないと不安です。

あまのじゃくな男性は、自分の言葉や行動が誤解を生みやすいことは重々承知しているので、相手の気持ちが離れてしまわないか、不安でたまりません。

あまのじゃくな男性も本音では好きな女性と幸せな仲良くしたいと思っています。でも、どうしてもできないのが辛いところです。

あまのじゃくな男性のそっけない態度や冷たい言葉には、傷つけられることも多いです。性格や言動の特徴を理解していないと、付き合うのは難しいかも。

でも、反対に、あまのじゃくな男性は、その特徴を理解してしまえば意外と付き合いやすいタイプとも言えます。あまのじゃくな男性との付き合い方をご紹介します。

人が裏と言えば表、表と言えば裏と言ってしまうへそ曲がりがあまのじゃく。彼の言うことは、すべて本音とは裏腹だとわかっていれば、付き合うのは意外と簡単です。

あまのじゃくな男性と上手く付き合っていく方法は、あまのじゃくの言葉は、表面通りではないと認識することです。

あまのじゃくな男性の言葉には、変なバイアスはかかっていません。あまのじゃくな男性の言葉と本音はポジとネガ、これ以上わかりやすい本音はないと言えます。

あまのじゃくな男性の言葉や行動は、反射のようなものです。明確な根拠や、主義主張があるわけではありません。とりあえず人と違うことを言ったりしたりしているだけです。

問い詰めたり、議論しようとしても、発展性はありません。さらに厄介なことに、あまのじゃくな男性は、問い詰められれば問い詰められるほど、意固地になるということです。

あまのじゃくな男性と上手く付き合っていくなら、あまのじゃくな男性の言葉を問い詰めてはいけません。

あまのじゃくな男性は、何でもかんでも反対したいひねくれ者です。いちいち敏感に反応したり、目くじらを立てたりしていては身が持ちません。脳内で反対の意味に変換して、聞き流すくらいでちょうどいいのです。

あまのじゃくな男性のひねくれた言動を適当にあしらうことができれば、あまのじゃくな男性とも穏便に付き合っていけます。

恋をした相手の正体があまのじゃくだったら？彼を攻略するのはちょっと技が必要かもしれません。あまのじゃくな男性との恋愛を成就させる方法をご紹介します。

あまのじゃくな男性に恋をしたら、彼の言動に振り回されてはいけません。冷たい言葉をかけられても、そっけない態度をとられても、本気で彼を好きになったのなら、めげてはいけません。あまのじゃくな男性の言葉は、本心とは正反対です。

冷たくされても、ときどき目が合ったり、話しかけて無視されるようなことがなければ、むしろあなたに気があるとみて間違いないでしょう。ひるまず積極的にアプローチすること、それがあまのじゃくな男性との恋愛を成就させるコツです。

あまのじゃくな男性は、プライドも高いです。自分は褒めるのが苦手なくせに、褒められるのは大好きです。もっとも、いくら褒めても、素直に「ありがとう」とは言いませんが。「よせよ」と嫌そうにしながらも、本音では嬉しいのです。

あまのじゃくな男性は、褒めても素直に喜ばないので褒めごたえがなく、あまり褒めてもらえません。でも、多くの人と同じように、内心は褒めてもらいたくて仕方がありません。

そっけない態度をスルーして、ちゃんと褒めるべきところを褒めてあげると、あなたの評価は上がります。

あまのじゃくな男性には、実は、臆病な人も多いです。自分が言ったりしたりしたことが、必ずしも正しいことではないという自覚もあります。その弱味に付け込んで、わざと傷ついたふりをしてみましょう。あまのじゃくな男性は、内心ではしまったと焦るはずです。

奥の手なので、ここぞというときにしか使えませんが、もし、脈があるなら効果は絶大です。

あまのじゃくな男性に対して、こちらもあまのじゃくな態度で接してあまのじゃく合戦をしても、いいことは一つもありません。

あまのじゃくな男性には、思わせぶりな態度や、はぐらかすような物言いは逆効果です。余計な混乱を招くような策略をめぐらすより、本音をぶつけたほうが恋愛が上手くいく確率は高いです。

あまのじゃくな彼氏は正直いって面倒くさい、でも、彼氏があまのじゃくだと理解してしまえば、これほどわかりやすい彼氏もいません。あまのじゃくな彼氏は、子どもっぽくてかわいい彼氏なのかもしれません。