記憶力アップする方法!記憶力を高めるには?

年齢とともに物忘れが激しくなり、何気ない言葉が思い出せなくなったり、さっきまで覚えていたことを忘れてしまった経験のある方はいるのではないでしょうか。記憶力を高めたいあなたに、記憶力アップの方法、すぐに試せる記憶力アップのコンテンツを紹介します。

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目次

  1. 1記憶力を高めるにはどうしたらいい?
  2. 2記憶力が悪い人の特徴
  3. 3記憶力をアップする方法【トレーニング編】
  4. 4記憶力をアップする方法【習慣編】
  5. 5記憶力をアップする方法【食べ物・飲み物編】
  6. 6記憶力をアップする方法【ツボ押し編】
  7. 7記憶力をアップする方法【音楽編】
  8. 8記憶力をアップする方法【アプリ編】
  9. 9記憶力アップはやる気次第で可能

記憶力を高めるにはどうしたらいい?

歳のせいか最近物忘れが目立つようになった方、昔からもの覚えがよくない方など、自身の記憶力に自信が持てない方は少なからずいるのではないでしょうか。

記憶力は生まれつき良い悪いがあるわけでなく、日頃の生活習慣や訓練で高めることができる力です。つまり、加齢により低下した記憶力も、訓練によっては記憶力アップが期待できる可能性があります。

記憶力は脳に刺激を与え、脳細胞を活性化することで高めることができますので、意識して脳を使おうとすることが記憶力アップに繋がるのです。

記憶力が悪い人の特徴

記憶力は脳が司っているので、脳を使わずに生活していると、記憶力は徐々に低下してしまうものです。どのような人が記憶力が悪くなってしまうのか、記憶力が悪い人の特徴を紹介します。

記憶力が悪いと自覚している方でも、なぜ記憶力が悪くなってしまうのかを把握することはとても大切です。原因をしっかりと把握し、改善できるように心がけましょう。

意識して覚えようとしない

記憶するうえで大切なことは、脳を使うことです。そのため、何かを覚える際には積極的に脳を使うことをおすすめします。意識して覚えようとすることで脳は活性化され、意識していないときよりもはるかに記憶に残りやすくなります。

学生時代、意味もなくひたすら教科書の文字を書き写して覚えようとした経験はありませんか。きっと満足に覚えられなかったでしょう。手を動かすことは記憶するうえでいいことですが、理解しようと意識することが最も重要なのです。

思い出す回数が少ない

エビングハウスの忘却曲線によると、人は20分程度で、一度覚えた内容を40%忘れてしまうそうです。また翌日になると、74%も忘れてしまうそうです。しかし、覚えた内容を繰り返し復習することで、記憶力アップに繋がると言われています。

つまり、一度覚えた内容を何度も思い返していれば、その内容を確実な記憶として定着させることが可能です。一方で、思い出す回数が少ない場合、時間が経つにつれて忘れてしまうリスクが高くなります。

記憶力をアップする方法【トレーニング編】

ここからは、実際に記憶力アップに役立つ、実践的な方法について紹介します。記憶力アップのためには、意識して覚えることと、繰り返し思い出すことが大切であることは上で紹介しました。

覚えるトレーニングとしての方法、思い出すトレーニングとしての方法の2種類に分けて、それぞれの記憶力アップの方法を紹介しますのでご覧下さい。

覚えるトレーニング

まずは記憶力アップのための覚えるトレーニング方法について紹介します。すぐに始められる、簡単なトレーニングばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

図や表に書いて視覚的に覚える

人間の五感の中で、最も発達するのは視覚であると言われています。「百聞は一見にしかず」という言葉がありますが、ただ聞いて覚えるよりも視覚的に情報を得た方がわかりやすく、記憶に残りやすい傾向にあります。

記憶したい内容は、ただ文章として覚えるよりも自分なりに図や表に直すことで、記憶力アップに繋げることができます。手を動かすことで脳の活性化にも繋がるのでおすすめです。

文章は継ぎ足して覚える

文章を覚えるのが特に苦手という方は多くいるかと思います。図や表に直せる文章であれば、上で紹介した方法で記憶に残すことが可能です。

しかしながら、脈絡のない文章や図式化しづらい文章の場合、上の方法では苦戦すると思います。そのような文章の場合、継ぎ足して覚える方法が有効です。

やり方は簡単で、文章を句読点で区切って覚える文章を少しずつ増やしていくというだけです。継ぎ足していくことで反復する回数が増えるので、確実な記憶力アップに繋がります。

自分の言葉に直して口に出して覚える

記憶力がアップする方法として、自分の言葉に直して口に出すという方法も有効です。単に記憶して覚えた内容よりも、理解したうえで記憶した内容の方が長く残る傾向にあります。

理解できているかどうかは、自分の言葉で説明できるか否かで測ることができます。そのため、記憶したい内容は一度自分のことばで正確に説明できるかチャレンジしてみてください。

きちんと説明ができれば理解ができているということなので、確かな記憶として長く残ります。手間もかからないので、記憶力アップのための方法としておすすめです。

思い出すトレーニング

せっかく必死に覚えた内容でも、正しく思い出すことができなければ、覚えた意味がなくなってしまいます。そのため思い出すという作業も、記憶力をアップするためには必要不可欠です。次は思い出すトレーニングについて、有効な方法を紹介していきます。

時間制限を設けて思い出す

思い出す方法としては、時間制限を設けることが効果的です。制限時間を設けることで、脳を集中して活性化させることができます。思い出す内容としては、晩ご飯のメニューや最近会った友人など、簡単な内容で構いません。

最初は気持ち長めに制限時間を設けておき、次第に短くしていくのが良いでしょう。思い出す内容がテキストや問題集の場合は、時間ないに思い出せなかった部分はきちんとチェックしておき、見直しておくのが良いでしょう。
 

思い出す量を少しずつ増やしていく

思い出す量を少しずつ増やしていくというもの、記憶力をアップする方法として有効です。お題は先ほど同様、晩ご飯のメニューなど簡単なもので大丈夫です。思い出す量は、最初は少なめに設定しておきます。

それらが簡単にこなせるようになったら、徐々に思い出す量を増やしていくことで、記憶力アップに繋げることができます。

連想する力を身につける

何かを思い出すときは、その内容に関するキーワードが多ければ多いほど簡単に記憶から呼び起こすことが可能になります。ですから、ある物事に対して連想する力もまた、思い出すためには必要となる要素です。

連想力を鍛えるためのトレーニングは簡単です。まずは目についた物に対して、連想できるキーワードを挙げてみてください。そのトレーニングを続けることで連想力は鍛えられます。

トレーニングを重ねることで、キーワードの引き出しが多くなり、「あれ」や「それ」など抽象的な言語に頼ることも少なくなるはずです。

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記憶力をアップする方法【習慣編】

記憶力をアップする方法として、習慣的に身につけられる方法を紹介します。誰でも今日から簡単に始められることばかりなので、ぜひ参考にして実践してみてください。

毎日達成できそうな目標を立てる

実は脳は、達成感を味わうことで、記憶力をさらに高めることができると言われています。そのため、なかなか達成できない目標をひとつ掲げるよりも、自分の力で達成することができそうな目標を立てることで、記憶力を高められると考えられます。

最初はひとつ、明日の自分が達成できるような目標を掲げてみてください。もし達成出来た場合、少しずつ目標の数を増やしていくと良いでしょう。達成することで脳も活性化されますし、自分のモチベーションにも繋がります。

寝る前に1日の出来事を思い出す

寝る前に1日あったことを振り返るというのも、思い出すトレーニングとしては有効です。睡眠中は、記憶の整理や定着が行われるため、寝る前に思い出すという点がポイントになります。

思い出す内容は、できれば時系列順がいいでしょう。そしえ、思い出せる内容が多ければ多いほど、記憶力のアップに繋がります。

6時間以上の睡眠

一般的に睡眠には、脳を休ませるノンレム睡眠と、身体を休ませるレム睡眠の2種類があると言われています。そして、記憶力を高めるためにはこの2種類の睡眠が必要不可欠であるとされています。

十分にレム睡眠、ノンレム睡眠を得るためには、最低6時間の睡眠が必要と言われています。ですから、覚えるために徹夜したり無理な生活サイクルを送るのは合理的とは言えません。

記憶力をアップする方法【食べ物・飲み物編】

記憶力をアップするために効果的な食べ物や、飲み物について紹介します。普段の生活に簡単に取り入れることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

記憶力を高める食べ物

記憶力をアップすることができる食べ物として、EPAが含まれる食べ物が挙げられます。EPAは脳の働きに重要な要素ですが、残念ながら体内で生成することはできません。そのため、食材から摂取するしかありません。

EPAを多く含む食材には脂身の多い青魚が挙げられ、サバ、イワシ、アジ、サンマなどが該当します。これらの食材はアルツハイマーを予防する食材としても知られています。

記憶力を高める飲み物

記憶力を高める飲み物として、カフェインが含まれているものが該当します。例えば珈琲や紅茶が挙げられます。カフェインの覚醒効果で頭がすっきりし、記憶力がアップします。200mgで24時間以内の記憶力がアップすると言われています。

一方で、ゆっくりと休息したいときは、カフェインの摂取は避けた方が良いでしょう。ぐっすり眠りたい時は、夕方までにカフェインを摂取することで、睡眠への影響は防げます。

記憶力をアップする方法【ツボ押し編】

記憶力をアップする方法として、ツボ押しも効果的です。自分でも簡単にできる、かつ手間もほとんどないツボ押しの方法について紹介します。

①四神総

記憶力がアップするツボのひとつに四神総(ししんそう)があります。四神総は、下で紹介する百会(ひゃくえ)から親指一方分の距離にある点を指します。百会から前後左右、合わせて4箇所存在します。

4箇所それぞれを毎日10秒ずつ、3セット行うのが効果的であると言われています。集中力を高めることができるので能率が上がり、結果てきに記憶力を高めるのに役立ちます。

②百会

百会(ひゃくえ)というツボも、記憶力を高めるのに有効であると言われています。百会は、頭の上から見てど真ん中にあるツボのことを指します。百会とは、文字どおり「たくさんの気が出会う場所」を意味しています。

そのため、百会を刺激することで、全身の血流が良くなり心身のバランスが整えられます。その結果、精神的に落ち着くことができ、集中力や記憶力のアップに繋がります。

記憶力をアップする方法【音楽編】

記憶力アップのためには、クラシック音楽がいいとされています。最近では幼少期の子どもにクラシック音楽を聞かせることで、子どもの集中力を高めようとする親が増えているそうです。

また、自然派の音楽も良いとされています。自然派の音楽は集中力を高めるのに良いとされているので、記憶力をアップするためにも有効なのです。

①あまり早すぎないテンポの曲

記憶力アップのために良いとされているクラシック音楽は、あまりテンポの早すぎないものが多いです。理想的なテンポは、1分間60~64拍の音楽です。

テンポの早すぎる音楽は集中力を妨げてしまいますし、一方で遅すぎる音楽は集中力に欠けてしまいます。理想的なテンポのクラシック音楽こそが、記憶力のアップするために有効です。

②自然の音を入れた曲

川のせせらぎや海の波音など自然の音を取り入れた曲も、集中力を高め、記憶力アップに繋げるためには効果的です。

自然の音は、メロデイーがある曲と異なり、意識せずに耳に入ってきます。そのため集中力を妨げることなく、なおかつリラックス効果も得ることができます。

作業をしながらでも邪魔にならないので、作業に集中でき、記憶力をアップするためにも効果的であると考えられます。

記憶力をアップする方法【アプリ編】

記憶力をアップするために使えるアプリを紹介します。アプリであれば朝の通学時間、通勤時間や、お昼休みの時間に簡単に利用することができます。

毎日トレーニングに時間をとることが難しい方でも、時間を効率的に利用することができるのでおすすめです。

①記憶力!特訓!みんなの記憶力

こちらのアプリは、記憶力をトレーニングすることができる脳トレアプリとして有名です。5種類のカジュアルゲームで構成されており、順番や図形を記憶する力が鍛えられます。

操作はタップだけで非常に簡単なので、若い世代はもちろんのこと、認知症予防を期待する高齢の方でも簡単にプレイすることができます。

②限界記憶Lv99

こちらは、4×4のマスを指示された順番で正確にタップするというシンプルなゲームです。最初は隣り合わせの2個のマスから始まるので非常に簡単ですが、徐々にレベルアップしてランダムにマスが光るようになります。

非常にシンプルで飽きやすいかと思われがちですが、一度ミスをするとレベル1から再スタートになってしまいます。そのため、緊張感や集中力も味わえるゲームとなっています。

記憶力アップはやる気次第で可能

紹介したように、記憶力アップのための方法は多数存在します。そのため、自分の記憶力が悪いことを仕方がないと諦めてしまう必要はありません。

記憶力が悪いと自覚している方は、記憶力アップのためのトレーニングを行うことで、自分の記憶力に自信が持てるようになるかもしれません。

しかしながら、記憶力アップのトレーニングを行ううえで大切なのは、意識です。記憶力を高めたいという強い意志、やる気を持ってトレーニングを行うことでより効果的に記憶力を高めることができるでしょう。

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