自己肯定感を高める方法・高め方とは?大人が自己肯定力を上げるには?
今回は自己肯定感を高める方法を紹介します。自己肯定感とはそもそも何なのかということから、自己肯定感を高める方法をみていきます。自己肯定感高めることでどんなメリットがあるのかもチェックしましょう。自己肯定感とは、自己肯定感高めるとはどんな方法なのか解説します。
目次
自己肯定力を上げるにはどうすればいいの?
自己肯定感という言葉をきいたことがある人もいるでしょう。あなたは自己公定力や自己肯定感が高いほうでしょうか。今回は自己肯定感を高める方法について紹介させていただきます。
自己肯定力が低いと思っている人は、上げる方法についても考えていきましょう。どうして自己肯定感を高めるといいのか、自己肯定力が低いことのデメリットなどもみていきます。
自己肯定力を上げることで、あなたの人生はもっと豊かなものになるかもしれません。人生を豊かにできる理由についてもみていきましょう。
「自己肯定感」とは?
自己肯定力を上げる方法や自己肯定感の特徴などをみていく前に、自己肯定感とはどういうことなのかを確認しておきましょう。自己肯定感とはどういう意味がある言葉なのでしょうか。
自己肯定感とは、自己を肯定するという気持ちのことになります。自分の考え方や自分のあり方などを、自分自身で評価できるという感覚が自己肯定感です。
自分を肯定することができる、自分を認めることができるというのが自己肯定感の意味ということになります。
自己肯定感が高い大人の特徴
それでは自己肯定感が高いと言われる大人にはどんな特徴があるのかをみていきましょう。自己肯定感は低いよりも高い方がいいと言われていますが、自己肯定感が高い大人とはどんな大人なのでしょうか。
思ったことを伝えることができる
自己肯定感が高い大人の特徴には、思ったことを伝えることができるという特徴があります。自分を肯定できる自己肯定力が高い大人は、自分の考えていることや思っていることへの肯定力も高いという特徴があります。
そのため自分が思ったことを「言っても大丈夫だろうか」「こんなことを言って笑われたりしないだろうか」という風に感じることが少ないのです。
自己肯定力が高いことで、周りの人がなんと言おうと自分のことを信じることができるというところも、肯定力が高い自己肯定感が高い大人ということができます。
向上心がある
向上心があるというのも自己肯定感が高い大人の特徴です。自己肯定力がある大人は、もっと自分はできるはずだと、自分の力を信じることができます。自分の力を信じることができるので、どんどん向上心が高くなっていくのです。
向上心があることで仕事で評価をされたり、さらなるスキルアップをすることができるというメリットがあります。自分自身のスキルをアップさせていくことで、さらに自分に自信をつけることができるというのも自己肯定力が高い大人の特徴です。
自己肯定力があることで、どんどん自分に自信をつけてスキルもアップさせていくことができるというたくさんのメリットを生み出すことができます。
感情のコントロールが上手い
感情のコントロールが上手いというのも自己肯定感が高い大人の特徴です。感情のコントロールが上手いというのは、自分に自信を持っているというところが大きく影響しています。
自分に自信がない人は不安な気持ちになりやすいという特徴があります。不安な気持ちになることで精神的にも不安定になります。不安定な精神状態であることが、感情に波を作ってしまう原因になります。
自己肯定力が高い人ほど、気持ちを穏やかにしておくことができるのです。感情をコントロールすることができることで、不安な気持ちになることが少ないので、自分の能力を疑うような不安な気持ちになりにくくしてくれているのです。
評価を素直に受け入れることができる
自己肯定感が高い大人の特徴には、評価を素直に受け入れることができるという特徴があります。評価を素直に受け入れることができるのは、例え悪い評価であったとしても、その評価を受け入れてさらに成長できることを知っているからです。
自分自身のことを信じる肯定力があるからこそ、どんな評価であったとしても素直に受け止めて受け入れることができるのです。
悪い評価であった時には、「やっぱりダメだった」とマイナスに考えるのではなく、どうしたらいい評価になるのかを考えて、自分でその評価を変えていけるだけの行動をしていくことができるのも自己肯定感が高い大人の特徴です。
自己肯定感が低い大人の特徴
自己肯定感が高い大人の特徴をみてきましたが、自己肯定感が低い大人とはどんな特徴があるのでしょうか。自己肯定感が低いことのデメリットも含めて、自己肯定感が低い大人とはどんな特徴をみていきましょう。
どう思われているのか気にする
自己肯定感が低い大人の特徴とは、周りの人からどう思われているのかを気にするという特徴があります。自分のことを肯定することができない、自己肯定力が低いので、自分がどう思われているのかがとても気になるのです。
自分の言っていることが変だと思われていないだろうかとか、自分の考えがみんなとは違うのではないだろうかということがとても気になります。少数派でいることよりも、多数派でいることに安心感を覚えるというのも、自己肯定感が低い大人の特徴です。
自分の意見を通して周りの人から孤立してしまうことをとても恐れているので、自分の考えとは違っても多数派の意見に賛同することが多いというのも自己肯定感が低い大人の特徴です。
周りに振り回される
周りに振り回されることが多いというのも自己肯定感が低い大人の特徴です。周りの目を気にして、多数派の意見に入ろうとするので、多数派の意見が変わればそれにまた賛同をするということになります。
多数派が変わるごとにコロコロと意見を変えるので、振り回されてしまうことも多くなります。例えば服を買いに行った時、「これが流行りです」と店員さんに勧められていいかなと思っていたら、友達から「それはダサいからこっちにしたら?」なんて言われると「そうなのかな?」なんて思ってしまうことがあります。
仕事の場面でも「このやり方がいい」と言われるままにやっていたら「ここはそうじゃなくて、こうやるのだ」と言われて最初からやり直すなんてこともあります。
自分がどうしたいのかわからない
自己肯定感が低い大人は、自分がどうしたいのかわからないという特徴もあります。自己肯定感が低い大人は、自分自身に自信を持つことができないので、自分の考えにも自信を持つことができません。
自分の考えることに自信を持つことができないので「結局、あなたはどうしたいの?」という質問をされると何と答えたらいいのかわからなくなってしまうところがあるのです。
周りの人に嫌われないこと、他人から評価が下がらないことをしたいと思っていますが、具体的にどういうことをしたいのかと聞かれると答えることができないのです。
自己肯定感が低い原因
自己肯定感が低いよりは高いほうがいいことがわかりましたが、自己肯定力が低い原因にはどんなことがあるのでしょうか。自己肯定感を上げるためにも、自己肯定感が低い原因についてもチェックしておきましょう。
褒められた経験が少ない
自己肯定感が低い原因には、幼い頃から大人になるまで褒められた経験が少ないということが原因になっていることがあります。褒められた経験が少ないことで、自分に自信を持つことができなくなってしまっているのです。
どれだけ頑張っても褒められたことがなかったという人の中には「どうせ頑張っても認められることはない」「どうせ自分なんて」という考えになってしまうという場合もあります。
大人になるまで頑張りや努力に対してしっかりとした評価をされたことがないということも、自己肯定感が低くなる原因になります。
自分で考えてこなかった
自己肯定感が低い原因には、これまで色々なことを自分で考えてこなかったということも原因になることがあります。幼い頃から、親がとても心配性だったりして、着ていく服から受験する学校、就職先までも親などの勧めるままにきてしまったという人です。
些細なことも自分では決めてこなかったので、いざ自分で決めていいよと言われてしまうと、どうしたらいいのかわからないと思ってしまう人も多いようです。
仕事の場面でも、ずっと教えてもらうのが当たり前だったという人は、自分のやり方で仕事をしなさいと言われるとどうしたらいいのかわからないと思ってしまうということもあるようです。
挑戦することがない
新しいことに挑戦することがないというのも、自己肯定感が低い原因になっています。新しいことに挑戦することがないのはやる前から諦めてしまうからです。
自分に自信を持つことができないので「どうせ自分がやってもできるはずがない」を思ってしまうのです。新しいことにこれまで挑戦をしてこなかったということから、自分自身に新しいことができるかどうか自信がなくて、やる前から諦めてしまうこともあるようです。
これまで新しいことに自分から挑戦してこなかったり、周りの人が挑戦させてこなかったという人も自己肯定力が低い原因になることがあります。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感は低いよりも高いほうがいいようです。それでは自己肯定感を高める方法にはどんな方法があるのでしょうか。自己肯定力を上げる、自己肯定感を高める方法をチェックしていきましょう。
1.ありのままの自分を受け入れる
自己肯定感を高める方法には、ありのままの自分を受け入れるという方法があります。自分に自信を持つことができない人は、自分自身に劣等感を抱えている人も多いようです。
誰かと比べて自分は劣っているとか、あの人の方が勝っていると感じることが自己肯定力を下げていることもあります。自己肯定力を高めるためには、誰かと比べて自分の自信を下げるのではなく、今の自分を認めて自分の能力を上げる努力をしていきましょう。
今の自分にできることを思い存分やることで、自分に自信をつけることもできていくでしょう。ありのままの自分を受け入れるということも自己肯定感を高める方法になります。
2.自分に肯定的な人と多く接する
自分に肯定的な人と多く接するということも自己肯定感を高める方法になります。自分に自信がないという人は、褒められた経験が少ないという場合もあります。悪気があるわけではなく、仕事の場面などで「馬鹿」というような言葉とよく使ってしまう人がいます。
口癖のように使う人もいますが、そういう人といつも仕事をしていると、「自分は馬鹿なのではないだろうか」と思ってしまうこともあります。自分をけなすような人と一緒にいるのではなく、あなたのことを認めてくれる人とできるだけ一緒にいるようにしましょう。
些細なことでもしっかりと評価をして褒めてくれるような人と一緒にいるようにすることで、あなたの自己肯定力を上げることができます。
3.肯定的な言葉を受け取る
肯定的な言葉を受け取るようにするというのも、自己肯定感を高める方法になります。自分に自信がない人の中には、褒められても「ただの社交辞令だろう」とその言葉自体を否定してしまう人がいます。
自己肯定力を上げる時には、相手からの肯定的な言葉や褒め言葉は素直に受け取るようにすることがおすすめです。相手の気持ちの裏を読まないようにしましょう。
自分が頑張った時に褒められたのであれば、その言葉はきっと本当に違いないとストレートに受け取っておくことが自己肯定感を高める方法になります。
4.好きなことに打ち込む
自己肯定感を高める方法には、好きなことに打ち込むという方法もあります。好きなことに打ち込んでいる時というのは、自分に自信があるとかないとか考えることが少なくなります。自分がやりたいことを積極的にできるようにもなります。
好きなことに打ち込むことで、好きなことで評価を得ることができることもあります。好きなことに対して評価を得ることができれば、それが自信に繋がっていくこともあります。自己肯定力を上げるための方法としてもおすすめになります。
好きなことをしていることで、ネガティブな気持ちになりにくいという点も自己肯定力を高めるのにおすすめの理由です。
5.辛い・悲しい思いなどを吐き出す
辛い気持ちや悲しい思いを素直な気持ちで吐き出すようにするということも、自己肯定力を高める方法になります。辛い気持ちや悲しい思いというのはネガティブな気持ちになりますが、自己肯定力を上げるためにも、まずは気持ちをすっきりさせることも必要です。
自分の中にコンプレックスがある人というのは、自分の持っているネガティブな部分を外に出せないことが原因になっていることもあります。自分自身に自信をつけていくためにも、1度自分のネガティブな部分をさらけ出すということは大切です。
自分のコンプレックスを理解した上で、自分の長所をみつけていきましょう。自分のことを知るということも自己肯定力を高める方法の1つです。
6.今の自分の気持ちに合った音楽を聴く
自己肯定感を高める方法には、今の気持ちにあった音楽を聴くという方法もおすすめです。自己肯定感が高い人は感情のコントロールをすることが上手な人でもあります。感情のコントロールを上手にするためには、音楽を取り入れるという方法があります。
楽しい時には楽しい音楽、気持ちがイライラしている時には激しい音楽を聴いてみるのもいいでしょう。自分の感情がどんな状態なのかを理解することができるというのも、自己肯定感を高める方法になります。
自分の感情をコントロールできるようになることで、自己肯定力を上げることもできていきます。自己肯定力を上げることで、自分自身に自信をもつこともできるようになります。
日本人は自己肯定感が低い
自己肯定感を高める方法を紹介させていただきましたが、日本人は世界的にみても自己肯定感が低いと言われています。あるアンケートで「自分はダメな人間か」という質問をしたところ、日本人のおよそ7割の人がイエスと答えています。
日本人の7割の人は自分に自信を持っていません。それに対して中国の人は5割が自分はダメな人間だと答えていて、アメリカの人は4割の人がダメな人間だと答えていたのだそうです。他の国の人に比べると日本人は自分に対して自信を持っていないことがわかります。
これからますますグローバルな社会になっていくと言われている中で、自己肯定感が低いというのはデメリットも多くなりそうです。
自己肯定感が低いことによる問題点
自己肯定感が低いことでデメリットもあるようですが、具体的にはどんなことに問題があるのでしょうか。自己肯定力を上げるほうがいいといわれている、自己肯定感が低いことによる問題点をみていきましょう。
自分に自信を持つことができない
自己肯定感が低いことによる問題点には、自分に自信をもつことができないということがあります。あまりにも自信がありすぎるというのも問題があるのかもしれません。しかし自分の全てを疑うような自信を持つことができないというのも問題です。
自分に自信を持つことができないことで、自分の意見を言わなくなったり、自分で考えることすらやめてしまうということがあります。
自分に自信を持つことができないので、人を好きになることもできなくなってしまうということもあります。恋をする前から、「こんな自分を好きになってくれるわけがない」と諦めてしまうのです。
チャンスを逃してしまうことも
自己肯定感が低いことで、チャンスを逃してしまうことが多くなるという問題点もあります。自分に自信をもつことができないので、新しいことにチャレンジしていこうという気持ちもなくなってしまいます。
新しいことにチャレンジする前から「どうせ自分にはできるはずがない」と思い込んでしまうのです。もしかしたら、やってみたら才能があるかもしれないということも、自分から気持ちを上げることができなくて、結局諦めてしまうということが多いようです。
仕事のチャンスや出会いのチャンスなど、1歩踏み出せば手に入れることができるチャンスを逃してしまうことが多いという問題点もあります。
あなたの自己肯定感をチェック診断
今回は自己肯定感について紹介していますが、あなたは自己肯定感が高いほうでしょうか。それとも自己肯定感が低い人でしょうか。自己肯定力がない時には上げるためにも、あなたの自己肯定感をチェックしておきましょう。
自己肯定感診断
□子供の頃から賞を取ってよく褒められた。
□旅行の計画を考えるのは好きなタイプだ。
□新しい仕事があるとわくわくする。
□もっと成長したいと思う。
□会議などでは積極的に意見を言う方だ。
□多数派だから正しいとは限らない。
□興味があることにはどんどん挑戦する。
□自分は自分だと思っている。
□勧められたものではなく自分の好きな服を買う。
□自分のことは好きだと思う。
診断結果
【0~3チェック】自己肯定感は低め
少し所個肯定感が低いようです。自分に自信をつけて自己肯定力を上げるようにしましょう。まずは自分を好きになることからはじめていきましょう。
【4~6チェック】自己肯定感は普通
自己肯定感は普通です。4チェックの人はやや低めかもしれません。もう少し自信をつけることで、自分の可能性を広げることができるかもしれません。
【7~9チェック】自己肯定感は高め
自己肯定力は高めです。向上心を持って生活をしていきましょう。新しいことにチャレンジしていくことで、実力を発揮する場所をみつけることができるかもしれません。
【10チェック】自己肯定感はとても高い!
自己肯定力がとても高いようです。自信があることは素敵なことですが、調子に乗りすぎないように注意も必要です。
自己肯定感を高めて自信をつけよう!
今回は自己肯定感とはどういうものなのかということや、自己肯定感を高める方法について紹介させていただきました。自己肯定感が低いことで、色々なデメリットがあることがわかりました。自信がないことで問題になることもあるようです。
自己肯定感が高すぎるのも問題があるようですが、低いよりは高い方がメリットも多いようです。自分に自信を持つことができないという人は、自己肯定感を上げることも必要になるかもしれません。
自己肯定力を上げて、自分に自信をつけていきましょう。自信をつけることで、今までできなかったことができるようになるかもしれません。自分の可能性をどんどん広げていきましょう。