丘サーファーの意味とは?丘サーファーの特徴やサーファーとの違い
サーフィンをしているようでしていない、丘サーファーの意味や、丘サーファーにはどんな特徴があるのかをみていきます。丘サーファーが嫌われているのはどんな理由からなのでしょうか。本物のサーファーや異性から嫌われてしまう理由についてもまとめていきます。
目次
丘サーファーの実態を調査してみた!
丘サーファーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回は丘サーファーとは何なのか、丘サーファーとはどんなところにいる人たちなのかをまとめていきます。
80年代にはたくさんいた丘サーファーですが、最近ではめっきり丘サーファーの人口は減ってしまったといわれています。
今や死語になりつつある丘サーファーですが、どうして丘サーファーが廃れていったのか、丘サーファーが嫌われてしまう原因についてもみていきましょう。
丘サーファーの意味とは?
そもそも丘サーファーとはどんな意味の言葉なのでしょうか。丘サーファーとは、サーフィンをしないのに、サーフボードをもって海辺をウロウロとしていたり、サーファーのようなファッションをして、サーファーの真似をしている人のことです。
丘サーファーがサーファーの格好を真似しているのは、多くの場合がサーファーの真似をしてナンパをしたいと思っているためのようです。
丘サーファーというと、男性が多く取り上げられますが、中には女性の丘サーファーもいるようです。今回は、男性の丘サーファーを中心にチェックしていきます。
丘サーファーの名前の由来
丘サーファーの名前の由来を調べてみると、もともとは嫌みを込めた言い方になるようです。海に行かないサーファーということで、丘サーファーと呼ばれるようになったようです。
諸説はあるようですが、もともとは自由が丘をぶらぶらする人のことを、丘サーファーと呼んでいたということもあったようです。どちらにしても海には入らない人で、ナンパを目的としているという人のことを丘サーファーと呼ぶようになったようです。
丘サーファーの特徴【髪型編】
それでは丘サーファーの特徴をみていきましょう。丘サーファーというのは、サーファーの真似をしている人になるので外見の特徴はサーファーに似ていることもあります。
まずは丘サーファーの髪型の特徴からみていきましょう。丘サーファーの髪型のあるあるとはどんな髪型なのでしょうか。
金髪に近い茶髪
丘サーファーの髪型の特徴は、金髪に近い茶髪であるという特徴があります。サーファーの場合は髪の毛が太陽に当たるので、どんどんと髪色が明るくなっていきます。
ちょっとムラがある茶髪であるのがサーファーですが、丘サーファーもそんなサーファーの真似をして色が抜けたような金髪に近い茶髪にしているということが多いようです。
金髪に近い色にすることで、目立ちたいという意識もあるのかもしれません。綺麗な色の金髪に近い茶髪なのが丘サーファーの髪型の特徴です。
サラサラのストレート
丘サーファーの髪型の特徴には、サラサラのストレートであるという特徴もあります。サーファーの人はロン毛が多いようです。髪の毛を後ろで束ねておいたほうが、波をかぶった時に視界が妨げられないというのが理由なのだそうです。
丘サーファーもそんなサーファー達を真似して、サラサラのストレートヘアにしていることが多いようです。
本物のサーファーであれば、太陽の光や海の水でちょっと傷んだ髪の毛をしていますが、丘サーファーの髪とはサラサラでストレートであるというのが特徴です。
丘サーファーの特徴【ファッション編】
丘サーファーの髪型の特徴をみてみましたが、やっぱりサーファーの真似をしているというのが特徴になるようです。それでは丘サーファーのファッションとは、やはりサーファーの真似をしているファッションになるのでしょうか。
かっこいいサーファーのファッションを真似している、丘サーファーのファッションの特徴をみていきましょう。
サーフブランドのTシャツ
丘サーファーのファッションの特徴とは、サーフブランドのTシャツを取り入れているというところです。サーファーの人ももちろんサーフブランドのアイテムは取り入れていますが、丘サーファーのファッションには、いかにもなブランドロゴが入っているタイプが選ばれるという特徴があります。
これみよがしにサーフブランドのTシャツをきていることで、相手にサーファーだと思い込ませたいという心理が働いてしまうようです。
また本物のサーファーはサーフブランドのTシャツをサーフィンをする時にも持っていくので汚れたり使い古している感がありますが、丘サーファーのきているサーフブランドのTシャツは比較的綺麗であるという特徴もあります。
ジーンズ
本物のサーファーであれば夏はサーフパンツを履いているということも多いようですが、基本的にナンパが目的の丘サーファーはジーンズが多いというのが特徴です。海だけではなく、どこにでも行けるジーンズの方がナンパしやすいという特徴があるようです。
丘サーファーがはいていることが多いと言われているのがリーバイスです。リーバイスではサーファーもモデルになっていることがありますが、どうしてリーバイスなのかという理由は定かではありません。
みんなが知っているジーンズブランドということで、リーバイスを選んでいるのかもしれません。
ビーチサンダル
夏の丘サーファーの靴はビーチサンダルということが多いようです。実際に海に入っていくわけではないので、比較的綺麗なビーチサンダルであるのも特徴です。
丘サーファーはおしゃれでもあります。ビーチサンダルもトレンドのものを取り入れているというのがポイントです。
丘サーファーの中には、サーファーの格好はかっこいいと思うけれど、砂浜の砂が嫌いという人もいるようです。そんなタイプの丘サーファーはスニーカーを履いている場合もあるようです。
スポーツキャップとサングラス
丘サーファーとはファッション小物にスポーツキャップやサングラスをプラスするという特徴もあるようです。特にサングラスは必須アイテムになるようです。
スポーツキャップやサンダルも、ブランドのものにしていることが多いようです。ノンブランドよりも、おしゃれなブランドアイテムを身につけているというのも丘サーファーの特徴です。
夏の暑い日差しから目を守ったり、車を運転する時には必ずサングラスをかけているようです。
丘サーファーの特徴【車編】
丘サーファーとはどんな車を好んで乗っているのでしょうか。丘サーファーの車の特徴もチェックしてみましょう。もしかしたらあなたの車も丘サーファーが好みそうな車かもしれません。
ボードを乗せるスペースがあるけど?
丘サーファーの車の特徴には、サーフボードをのせることができるスペースがあるという特徴があります。丘サーファーはサーフィンをするわけではありませんが、持っているものはほとんどサーファーと同じです。
サーフボードを使うことはありませんが、車にはしっかりと積んであります。ただし、サーフィンはしないので、サーフボードが車から落ちてしまわないように、動かないように、ボルトで留めてしまってあるという場合もあるようです。
ボルトやネジで留めてあるというのは、サーフボードが車の飾りになってしまっていることも意味しています。
赤い車が好き
丘サーファーはなぜか赤い車が好きであるという特徴もあります。丘サーファーが赤い車が好きなのは、80年代に発売されたマツダのファミリアの影響が大きいようです。
当時販売されたマツダのファミリアの赤いXGというのは、電動のサンルーフが標準装備されていました。サーフボードをルーフキャリアに乗せるというスタイルが、丘サーファーの間で大人気になったのです。
そのため今でも、サーファーは赤い車というようなイメージが強く残っているのだそうです。
丘サーファーと本物サーファーの違いとは?
丘サーファーはサーファーに憧れて真似をしているというイメージがありますが、丘サーファーと本物のサーファーではどんなところに違いがあるのでしょうか。
丘サーファーなのか本物のサーファーなのかわからない時にチェックしてみたい、丘サーファーと本物のサーファーの違いをみていきましょう。
肌が荒れている
丘サーファーと本物のサーファーの違いには、肌が荒れているかどうかという違いがあります。本物のサーファーのお肌はボロボロです。
サーフィンをする時にオイルを塗ったとしても、太陽の光と潮風、海の水で肌を傷めています。顔の肌だけではなく、上半身は日焼けでボロボロになっているかもしれません。
もちろん頭皮も同じです。帽子を被って行うスポーツではないので、頭皮や髪の毛も傷んでいるというのが本物のサーファーになります。
けっこう真面目
サーファーというとチャラいとか、丘サーファーと変わらないというイメージがある人もいるかもしれませんが、本物のサーファーというのは外見はチャラそうに見えますが、実は真面目な人が多いという特徴があります。
特にサーフィンのことに対してはとても真面目です。サーフィンができる海を守るために、環境問題を真剣に考えたりすることもあります。
サーファーがチャラく見えてしまうのは、太陽の光で焼けた肌と、ボロボロの髪の毛で外見がやんちゃに見えてしまうことが原因なのです。
サーフィンのことで頭がいっぱい
本物のサーファーと丘サーファーの大きな違いは、サーフィンのことをどれくらい考えているかという点です。丘サーファーは、サーファーの外見がかっこいいからナンパに使えると思っているだけです。
しかしサーファーはサーフィンにことで頭がいっぱいです。週末になると、どの海に行こうかなんて真剣に考えていたりします。
仕事中でもインターネットを眺めながら、どこがいいサーフスポットなのかなどを研究していることもあります。サーファーはサーフィンが大好きなので、結果として海の近くに住むという人も多いようです。
ウエット焼けしている
本物のサーファーも丘サーファーも日焼けをしているというイメージがありますが、サーファーと丘サーファーの日焼けにも違いがあります。
本物のサーファーはウエット焼けをしていますが、丘サーファーは綺麗に日焼けをしているという特徴があるのです。ウェット焼けというのは、サーフィンをする時に着るウエットのことです。首の部分をみてみると、ウエット焼けを発見できるでしょう。
丘サーファーは主に夏に現われますが、本物のサーファーは夏だけではなく1年中サーフィンをしているのです。だからこそ肌は日焼けでボロボロで、ウエット焼けもしてしまうのです。
丘サーファーってどうして嫌われるの?
本物のサーファーと丘サーファーの違いをみてきましたが、どうして丘サーファーは嫌われてしまうことが多いのでしょうか。チャラいからでしょうか。
丘サーファーが嫌われてしまう原因となっているのは、サーファーではないのにサーファーっぽく振る舞ってしまうというところにあるようです。サーフィンをしたことがないのに「最近は波がさ・・・」なんて知ったようなことを言ったりします。
本物のサーファーであれば、サーファーか丘サーファーかはすぐにわかります。もともと真面目なサーファーは本気でサーフィンをしていない丘サーファーがサーフィンのことを語っているのをうざいと感じてしまうようです。
サーファーに嫌われるだけではなく、女性からも嫌われることが多い丘サーファーというのは、本当にナンパが目当てであるということがわかる場合です。
かっこいい男性にナンパされるのは嬉しいですが、いかにも遊び相手を探していますという男性から声を掛けられるのは嫌だと感じる女性は多いのです。
さらにナンパが目的の丘サーファーは、しつこいタイプが多いようです。活動しているのが夏のみの丘サーファーが多いので、期間限定の恋人を探したいという気持ちが強すぎることが異性に嫌われる原因になっているようです。
番外編!サーファーはモテる?
丘サーファーは嫌われることが多いようですが、本物のサーファーは異性からモテるのでしょうか。残念ながら本物のサーファーであっても、必ずしも異性からモテるとは限らないようです。
理由は色々とありますが、大きな理由はチャラそうに見えることです。外見がチャラそうに感じるという人もいます。付き合ってみれば真面目なサーファーも、ぱっと見はやんちゃな男性にしかみせません。
また丘サーファーの存在があることで、サーファーをナンパばかりしている遊び人だと勘違いしている人も多いようです。サーファーってモテそうな気がしますが、意外と人気のない人になるようです。
丘サーファーはあまり人気がない
今回は丘サーファーについてまとめてみました。丘サーファーは異性からあまり人気がありません。一時期はとても多く存在した丘サーファーですが、異性にモテないことがわかって、最近ではめっきり減ってしまったと言われています。
今や丘サーファーという言葉自体が死語の域にはいってきているようです。丘サーファーは異性から人気がないものの、ナンパをしていてチャラいという部分を除けばかっこいい男性であることは間違いありません。
丘サーファーではなく、夏の似合う男性になれるように、方向を変換していくのもいいかもしれません。