木村束麿呂(つかまろ)の今現在!大津市いじめ事件の加害者のその後

2011年に滋賀県大津市で起きたいじめ事件。その首謀者である木村束麿呂は現在どのようななっているのでしょうか。また、大津市いじめ事件の内容や、学校や警察の対応も世間では問題になりました。では木村束麿呂の現在や、大津市いじめ事件の概要についてご紹介していきます。

木村束麿呂(つかまろ)の今現在!大津市いじめ事件の加害者のその後のイメージ

目次

  1. 1大津市いじめ事件とは?
  2. 2大津市いじめ事件概要
  3. 3大津市いじめ事件加害者・木村束麿呂とは?
  4. 4木村束麿呂と他の加害者2人
  5. 5木村束麿呂と加害者2人の許し難い行為
  6. 6木村束麿呂と酷過ぎる学校・警察の対応
  7. 7木村束麿呂とモンスター化した親
  8. 8木村束麿呂と他の加害者のその後
  9. 9大津市いじめ事件の裁判
  10. 10木村束麿呂の今現在
  11. 11いじめていた側は何も変わらないのか

大津市いじめ事件とは?

大津市いじめ事件とは、2011年に世間を賑わせた男子中学生のいじめでの自殺問題です。当時からいじめによる自殺は多かった中で、なぜこの事件が注目されたのでしょうか?

それはこの大津市いじめ事件の加害者の悪質な思想だけでなく、学校の対応なども非常に問題視されました。では津市いじめ事件とはどのような内容かをご紹介していきます。

大津市いじめ事件概要

大津市いじめ事件とは2011年10月11日に滋賀県大津市で起こった、いじめによる男子中学生自殺問題です。被害者生徒は悪質ないじめを原因に自身のマンションから飛び降り自殺を図りました。被害者、加害者ともに中学2年生で、加害者は木村束麿呂、山田晃也、小網健智の3名になります。

のちにご紹介しますがこの3名の起こしたいじめは、現代で報道されているいじめの内容と比較てしても非常に悪質です。その為、現在2019年になっても世の人々の記憶に残っているのでしょう。

大津市いじめ事件加害者・木村束麿呂とは?

大津市いじめ事件の加害者には3名いると申し上げましたが、その中の一人、木村束麿呂という人物が世間に広く知れ渡りました。それはほかの2名に比べて変わった名前であったり、覚えやすい名前であったことから、リーダー格と勘違いされたようです。

いじめの加害者であることには変わりはないのですが、テレビで実名が報道されるなどの状況にも陥るほど、事態は大変なことになりまた。

加害者3人組の1人

木村束麿呂とは、大津市いじめ事件の加害者3人組の1人です。様々な理由からいじめの主犯格、リーダ0でなかったのではないかという噂があります。また、水泳部であったことから人一倍身体が大きく、その恐怖が被害者を自殺に追い込んだ原因の一つであったとも言われています。

変わった名前で注目

今回の大津市いじめ事件の加害者である、木村束麿呂と山田晃也、そして小網健智。この中で一人だけ変わった名前であったことからも注目されることになりました。また、変わった名前であったことから、「リーダー格は木村束麿呂だ」というデマが流れるようになったといわれています。

テレビで実名が報道される

大津市いじめ事件の特徴として、加害者の実名がテレビで報道されたということです。未成年は少年法で守られているため、例え殺人事件を犯そうと実名で報道されることはありません。「少年A」などので報道されて、その子の人権を守るのが日本です。

しかし、この大津市いじめ事件では事件後、フジテレビで木村束麿呂の実名が報道されることになります。異例中の異例ですが、その理由として木村束麿呂と関係のない人たちが加害者家族と誤認されてしまっている可能性があったためです。

その関係のない人たち飛び火がいかないために、未成年であった木村束麿呂の実名を報道したと考えられます。

木村束麿呂と他の加害者2人

非常に悪質ないじめで世間を騒がせた大津市のいじめ事件ですが、加害者の3人にはそれぞれに特徴があることが分かります。また、リーダー格は木村束麿呂でなく、山田晃也であったことも山田晃也の数々の事件を見ると垣間見えてくるでしょう。では木村束麿呂と他の加害者2人についてご紹介していきます。

体が大きく成績も良かった木村束麿呂

他の生徒よりも体が大きく、中学2年生には見えないガタイをしていたといわれる木村束麿呂。父親はPTA会長で会社経営をしていたことから、裕福な家庭で育っていたことが分かります。また、優しくて成績も良かったと言われている木村束麿呂は、女子生徒からも人気があり、何らふつうの生徒であったらしいのです。

なぜこのような普通の生徒が、悪質ないじめの加害者に変貌したのでしょうか。それには、他の2人との関係性が重要になってきます。

3人組のリーダー格だった山田晃也

大津市いじめ事件で一番の悪とされているのが、3人組のリーダー格だった山田晃也です。山田晃也にかかっている容疑はいじめだけでなく、不法侵入や恐喝、暴行など中学生では考えられないほどの犯罪を犯しています。

このことからいじめの首謀者、主犯格は山田晃也であることが予想できますね。また、山田晃也の家庭環境は良いものではなく、母親も派手で近所から目立っていた存在だったそうです。

裕福な家庭で育った小網健智

大津市いじめ事件の3人組の1人、小網健智は裕福な家庭で育ちながらもこの事件の加害者となりました。小網健智は学校内ではスネ夫として有名で、リーダー格の山田晃也の子分であったことが知られています。

そのことから山田晃也の指示に従い、いじめの加害者になったのでしょう。しかし、この小網健智自身も事件の1年後に女性教師に暴力を振るうなどの事件を起こしました。この行為からも性格が歪んでおり、山田晃也の子分だから嫌々いじめに加担していたわけではないことが分かります。

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木村束麿呂と加害者2人の許し難い行為

木村束麿呂と加害者2人が起こしたいじめの行為は、現在でもあまりないいじめの内容だったと言われています。その内容も非常に悪質で、気分が悪くなるほどの行為です。では木村束麿呂と加害者2人が起こした許し難い行為についてご紹介していきます。

悪質で陰湿ないじめの数々

大津市いじめ事件の実際の内容は、あまりに悪質で「本当に中学生のやることか?」と驚かれる人も多いでしょう。木村束麿呂と山田晃也、そして小網健智の3人が起こしたいじめは3つの種類に分かれます。

暴力的いじめ

木村束麿呂含め3人の加害者は、被害者を殴る蹴るなどの暴力的ないじめも行っていました。他には「手をひもで縛り、口にテープを貼り走らせる」などや「お腹や顔を思い切り殴り、サンドバック状態にする」など。

この暴力的いじめは、他の生徒のアンケートで発覚したもので、実際には首謀者の3人に脅されており他の生徒も言い出せなかったと聞きます。酷い時には「運動着に小便をかけて、臭いと馬鹿にする」といったいじめもあり、内容が非常に卑劣で悪質なことが分かります。

精神的いじめ

いじめも暴力的なものだけでなく、精神的に追い詰めるものもありました。例えば「死んだ蜂を食べさせる」などや「ゴミを口の中に入れられた」など。映画や漫画の世界にしかないようないじめ内容が現実に行われている時点で、加害者3人の人間性のゆがみが分かります。

他にも「被害者本人や家族のことを死ねと言われたり」「自殺の練習をさせられていた」という精神的ないじめもあったそうです。こんな酷いことがなぜ出来るのか理解に苦しみますが、被害者の子は本当にかわいそうだったという他ありません。

金銭的いじめ

加害者の木村束麿呂と山田晃也、そして小網健智が行っていたいじめは暴力的、精神的なものだけに留まらず、金銭的ないじめにも発展していきました。この金銭的いじめの非常に悪質で卑劣な部分は、家族の貯金には手を出させずに、被害者本人の金銭だけを要求していたということです。

家族の貯金などの金銭を要求すれば、自分たちがいじめていることが明るみに出るということを分かっていたのでしょう。被害者の子の銀行の暗証番号を無理やり言わされて、好きにお金を引き出されていた、などの証言も上がっています。

暴力的、精神的いじめだけでなく、計画的な金銭の要求を見る限り、この3人の人間性は悪魔のような存在だったことが分かります。

被害者が自殺した後も悪びれず

いじめ原因で被害者が自殺後、裁判が計4回ほど開かれましたが、口頭弁論では「いじめではなく遊びのつもりだった。ゲームだった」と供述しており、被害者が自殺しても反省の態度は示さかったと聞きます。

木村束麿呂と酷過ぎる学校・警察の対応

被害者生徒が自殺した原因には、加害者3人の悪質ないじめも大きな理由ですが、その他にも学校側の酷すぎる対応や、警察の言動も問題になっています。では木村束麿呂と酷過ぎる学校・警察の対応をご紹介していきます。

いじめを目撃しても黙認した担任

大津市いじめ事件では、加害者3人だけでなく担任の教師の対応も問題になりました。その内容として、自殺した生徒が担任の先生に相談に行ったところ、「そんなんどうでもええから、君が我慢すれば全てが丸く収まる」と発言したと言われています。

また加害者の3人が、度を超えた強さでプロレス技をかけるなどの暴力的いじめをした時は「あまりやりすぎるなよ」と声をかけ、それ以外はほとんど見えてみぬふりをしていたそうです。このように担任の先生までもが、あちら側にいるような発言をしているのが非常に問題になりました。

自殺の原因はいじめではないと言い張る校長

担任の先生だけでなく、校長の発言も問題となりました。「自殺の原因はいじめではない」や「変なことを喋るなよ」と全生徒に声かけをしていた事実があります。卑劣な性格で、事件を隠蔽しようとしている姿が分かりますね。

遺族の被害届を受理しなかった地元警察

大津市いじめ事件後に、遺族は大津警察署に対して3度も被害届を提出しておりました。しかhし、警察側は「被害者本人が自殺しているので、被害届が受理できない」と言ったらしいです。しかし、この件がメディアで取り上げられた途端、手のひらを返したように捜査を始めだしたとされています。

木村束麿呂とモンスター化した親

加害者の1人である木村束麿呂の両親もちょっと頭がおかしいと報道されていることが分かりました。特に母親の方は事件前から有名なモンスターペアレントとして周囲が迷惑していたという報道もされています。では木村束麿呂とモンスター化した親について詳しく見ていきましょう。

加害者である束麿呂を褒める父親

木村束麿呂の父親は、裁判中の発言で「被害者男子生徒のためを思った暴力だった」と自分の息子を擁護するような発言をしていたと言われています。

束麿呂をかばうためにビラを配る母親

木村束麿呂の母親は大津市地域女性団体連合会の会長を務めていましたが、事件後に数々の暴言が問題となりました。また、息子の束麻呂をかばうために、中学校の校門前で「息子は無実で被害者」など意味不明なビラを配っていたとされています。

木村束麿呂と他の加害者のその後

世間を騒がせた大津市いじめ事件の加害者3人は、事件後どうしたのでしょうか。こんなことが公になった後ではもうその地では生きていけないでしょう。では木村束麿呂と他の加害者のその後についてご紹介していきます。

木村束麿呂は京都府の中学に転校

木村束麿呂は京都の中学校に転校し、京都であれば問題ない生活を送れると思ったのかもしれません。しかし、実名が出ている木村束麿呂はどこへ行っても指をさされる存在になってしまったと言われています。

山田晃也も京都府の中学に転校

同じ加害者である山田晃也も京都の中学校に転校しています。新しい学校ではいじめ事件の件はバレていなかったようですが、ある生徒の発言により公になってしまったと言われています。

小網健智は転校せず

最後の加害者である小網健智は転校しなかったらしいです。事件後住所が特定され嫌がらせをされるなどの事態に陥ったと言われています。結果北九州の学校に転校し、現在でも問題行動をし、更生する見通しはないとされています。

大津市いじめ事件の裁判

大津市のいじめ事件の裁判は2011年に始まり、判決が出たのは2019年。8年もの民事裁判が続いたのは異例中の異例でしょう。では大津市いじめ事件の裁判を見ていきましょう。

被害者遺族が加害者と保護者に損害賠償を求める

2011年に被害者男子生徒の遺族が、加害者と保護者に対し、3850万円の損害賠償を求めました。しかし、教育委員会含め、加害者の保護者は「事件といじめに因果関係はない」と言っていることが分かりました。

2019年2月加害者2人に賠償命令

2019年2月に裁判所は、いじめと事件の因果関係を認めて、加害者2人に3700万円の賠償を命じました。また、残る1人に関しては今回の事件との関与の度合いが低いとし、賠償責任を問わなかったことが明らかになっています。

木村束麿呂の今現在

木村束麿呂は現在どういった生活をしているのでしょうか。世間をこれだけ騒がせた事件ですから、木村束麿呂の現在の行方を追っている人も多いでしょう。しかし、実際には確実な情報を掴むことが出来ず、木村束麿呂の現在は闇の中です。では、話が浮上している木村束麿呂の今現在をご紹介していきます。

改名して高校に進学?

木村束麿呂は現在、その特徴的な名前から後ろ指を刺されることに嫌気がさし、改名して高校に進学したという噂が流れています。しかし、ネットでは顔写真も出回っているため、改名程度では世間の目からは逃れられないでしょう。

ニュージーランドへ逃亡?

ネットに実名や顔写真が出回っていることから、現在ニュージーランドに逃亡したという話もあります。しかし、実際には逃亡できず日本から出ることは出来なかったという噂も上がっています。

被害者に対し今何を思うのか

木村束麿呂含め、加害者2名のいじめが原因で、人ひとりを死に追いやったことを感じているのでしょうか。中学生の時の木村束麿呂の素行やいじめ方を見る限りでは、いまだに更生していないのかもしれません。

いじめていた側は何も変わらないのか

いかがだったでしょうか。世間的にも心苦しい事件となった、大津市のいじめ問題ですが加害者3人含め保護者も問題のある方々ばかりでした。このような悲惨な事件が起きても、いじめている側は何も変わらないのでしょうか。この事件はどれだけ時間が経っても、世間が木村束麿呂を含めた加害者を許すことはないでしょう。

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