ワーカホリックの意味とは?ワーカーホリックな人の特徴も紹介

ワーカホリックとはどのような意味かご存知でしょうか?日本人に多いと言われているワーカホリックとは一度陥ってしまうと命を落とす可能性もある恐ろしいものです。今回はワーカホリックな人とはどのような特徴があるのかを詳しくご紹介します。

ワーカホリックの意味とは?ワーカーホリックな人の特徴も紹介のイメージ

目次

  1. 1日本人に多いワーカホリックはれっきとした病気です
  2. 2ワーカホリックの意味とは?
  3. 3ワーカホリックな人の特徴【仕事編】
  4. 4ワーカホリックな人の特徴【性格編】
  5. 5ワーカホリックな人の特徴【生活編】
  6. 6ワーカホリックな人に現れやすい症状
  7. 7ワーカホリックの治療方法とは?
  8. 8ワーカホリックとは大切なものを見失っている状態

日本人に多いワーカホリックはれっきとした病気です

ワーカホリックという言葉をご存知でしょうか?ワーカホリックとは近年とても問題になっています。ワーカホリックとは一言で表すと「仕事中毒者」です。働き者の人は、真面目で企業からも重宝される印象がありますが、近年は問題視されています。

ワーカホリックとは、働き者の人を示すだけの言葉ではないのです。働き者の人とは、真面目で一昔前までは重宝される人材だったのですが、働きすぎによる健康被害などが問題となり、近年では企業にとってマイナスに捉えられることも増えてきています。

今回は、ワーカホリックとはどのような意味を表すのかを詳しく紹介し、ワーカホリックな人の特徴とはどのようなものがあるのかを説明していきます。また、ワーカホリックの治療方法などを紹介していきます。

ワーカホリックの意味とは?

ワーカホリックの意味とは、上記でも説明したように「仕事中毒者」です。要するに「働きすぎている人」を表している言葉です。ワーカホリックとは、日本人に多いともよく言われています。日本人特有の真面目な性格が影響しているのでしょう。

ワーカホリックという言葉とは、アメリカ人作家である、ウェイン・オーツ氏が1972年に出版した「ワーカホリック働き中毒患者の告白」の作中で使用されたことが始まりとされています。work(仕事)とalcoholic(アルコール中毒)を掛け合わせた造語です。

プライベートを犠牲にして仕事に打ち込む人はれっきとした「ワーカホリック」です。ワーカホリックな人とは、好きで仕事をしているわけではなく、ほとんどの人が仕事をしていないと不安に陥ってしまう「強迫観念」に苦しんでいます。

ワーカホリックな人の特徴【仕事編】

ワーカホリックな人の仕事においての特徴とはどのようなものなのでしょうか?ワーカホリックとは「仕事中毒者」という意味があるほどなので、仕事においては真面目で働き者だということは理解しやすいでしょう。

では、ワーカホリックな人の仕事においての特徴とはどのようなものが挙げられるのか、詳しくまとめていきます。健康を害さないためにも、自分や周囲の人に当てはまらないかをチェックするのがオススメです。

休みの日も仕事をしている

ワーカホリックな人の仕事においての特徴とは、休みの日も仕事をしていることが多いです。頭では休みだと理解していても、仕事から離れることができない人は、仕事と休みをうまく切り替えることができないのが理由と言われています。

休みの日のうちに、休み明けの仕事に備えて仕事をしてしまったり、週明けの仕事の負担を減らそうと考え、休みの日も仕事をしてしまったりする人は、ワーカホリックの特徴に当てはまります。

仕事の量が多い

同じ会社に勤めていても、明らかに周囲よりも仕事量が多い人はいるでしょう。ワーカホリックな人の仕事においての特徴とは、仕事に依存心があったり、休むことへの罪悪感があったりする場合が多いので、仕事量も周囲よりも増えがちです。

仕事以外に生きがいを見いだせていなかったり、休日も遊ばなかったりするのがワーカホリックな人の特徴なので、自分の仕事が終わっていなくても必要とされれば断ることもしません。自ら仕事を率先するのもワーカホリックな人の特徴です。

先の仕事も今日のうちに済ましてしまう

ワーカホリックな人の特徴とは、仕事をしていないと不安になってしまうという心理が大きいので、常に先の仕事についても心配してしまい、今日やれるなら明日の分まで済ましてしまおうという人が多いのです。

周囲の人と一緒に計画を立てて仕事を進めていくことも苦手な人が多く、ワンマンな仕事ぶりになってしまったり、結果的に余分に仕事をこなしてしまい仕事量が周囲よりも多くなってしまったりするので、働きすぎとなってしまいます。

他人に仕事を任せない

職場で忙しそうな人がいると、つい手を差し伸べたくなる人は多いでしょう。通常なら喜ばれることが多いですがワーカホリックな人に手を差し伸べると断られてしまうことになります。

ワーカホリックな人の特徴とは、仕事に対して真面目に取り掛かるので会社内での評判はいいとしても、チームプレイは苦手な場合が多いのも特徴です。ワーカホリックな人の責任感とは、時に周囲との連携を乱してしまうこともあります。

仕事を周囲に振り分けることは、仕事の効率が上がることだと頭では理解をしているのですが、ワーカホリックな人の特徴とは、周囲の人が仕上げた仕事のクオリティーまで気になってしまうので、元から人に任せたくないという判断になってしまうのです。

仕事中に休憩を取らない

会社に勤めている人でも、個人で仕事をしている人でも、仕事の合間に休憩を取ることは多いでしょう。ワーカホリックな人の特徴とは、仕事をしていない自分は、自分ではない気がしてしまうくらいの不安感に襲われてしまうという特徴があります。

よって、仕事中に休憩を取らない人とは、ワーカホリックの特徴に当てはまります。ワーカホリックな人の休憩の特徴とは、社内で休憩を取らないだけではなく、帰宅後も休憩を取ることなく、仕事を持ち帰って仕事に励んでいることが多いでしょう。

ワーカホリックな人の仕事においての特徴とは、とにかく休むことが苦手であり、仕事をしていないと不安なので、常に休むことをしません。休む事とは自分を失ってしまう事だと感じてしまっている人も多いと言えるでしょう。

ワーカホリックな人の特徴【性格編】

ワーカホリックの意味とは何か、また、ワーカホリックな人の特徴とはどのようなものなのか、ということについては理解が深まってきたでしょう。ワーカホリックな人の仕事においての特徴とは、とにかく仕事をしていないと不安になるという特徴があります。

ワーカホリックな人の仕事においての特徴とは、極度の仕事への執着心や依存心があることが分かったでしょう。これらの精神的な不安は、ワーカホリックな人は改善したいと考えている人も多くいるとされています。

やはり、働きすぎはストレスの原因になってしまうので、ワーカホリックな人とは、常にイライラしている場合も多いです。働きすぎを改善できない理由として、ワーカホリックな人の性格的な特徴とはどのようなものがあるのかを紹介していきます。

真面目すぎる

仕事をする上で真面目とはとてもプラス要素ですが、ワーカホリックな人の性格的な特徴とは、真面目ぶりが度が過ぎてしまっている場合が多いです。仕事に対しての融通が聞かないことが多いのも、ワーカホリックな人の特徴の1つです。

プライドが高い

ワーカホリックな人の性格的な特徴とは、頑固でプライドが高いというのも挙げられます。他人に甘えることは絶対に許せません。自分にとても厳しくストイックな人が多いのも特徴です。

人の仕事を引き受けることは可能ですが、自分の仕事を人に任せることは絶対にできません。どれだけ切羽が詰まった状態でも、人に仕事を任せることは、自分自身を許せない行為なのです。

負けず嫌い

仕事にしか生きがいを見いだせていない人が多いのが、ワーカホリックな人の特徴でもあるので、自分は仕事では他の誰にも負けたくないと感じている場合も多いのが、ワーカホリックな人の性格においての特徴と言えるでしょう。

仕事に依存しているということは、もちろん自分よりも周囲が成果を上げてしまった時にはプライドが許しません。仕事においてもですが、元から負けず嫌いな性格な場合が多いのも、ワーカホリックな人の特徴です。

Thumb真面目すぎる人の特徴とは?あなたは真面目すぎ?
貴方は真面目すぎる性格で悩んでいませんか?「真面目すぎて損をしていると思う」「もっと気楽にや...

ワーカホリックな人の特徴【生活編】

ワーカホリックな人の特徴を見ていると、とにかく真面目で仕事に対しての情熱があるかのように見える場合もありますが、会社内での和を乱してしまったり、働きすぎによる自らの健康被害が現れたりすることで、問題点は近年では注目されています。

仕事に極度な依存心があるワーカホリックな特徴を持っている人とは、生活面ではどのような特徴があるのでしょうか?紹介していきます。

仕事の関係者の人との付き合いがない

ワーカホリックな人の生活面での特徴とは、まず、人からの誘いをよく断ることが多いです。なぜなら、休みの日でも仕事を優先に考えてしまっているからです。

仕事関係の人とは付き合いをすることは多いのですが、家族や友人との関係をおろそかにしてしまいがちなのも、ワーカホリックな人の特徴です。

働きすぎによるストレスや過労で自分を知らぬ間に追い詰めている上に、周囲への気遣いも知らぬ間に忘れていってしまっていることは、自分では気が付いていない場合が多いでしょう。

人の誘いをいつも断る

趣味と呼べるものがなければ、人との付き合いを一切絶って仕事に打ち込んでしまうのも、ワーカホリックな人の生活面での特徴と言えるでしょう。

ワーカホリックな人とは、仕事一筋だから誘っても無駄と周囲から思われてしまいがちですが、内心では仕事でしか自分の心を満たすことができない自分に悩みを抱えている場合も多いとされています。

周囲にワーカホリック気味な人がいても、めげずに休日には遊びに誘ってあげるのは、とてもいいことでしょう。

睡眠時間が極度に短い

睡眠時間を削ってでも仕事をしてしまう傾向にあるのが、ワーカホリックな人の生活面での特徴です。ワーカホリックな人にとって睡眠時間とは、仕事の時間を奪われてしまう無効な時間とさえ感じてしまっていることが多いのです。

ワーカホリックな人も、頭のどこかでは睡眠とはとても大切なものであり、睡眠を取らないと仕事の効率が悪くなると分かっている場合は多いようですが。やはり、仕事の時間が奪われてしまう不安感の方が勝ってしまうのが、ワーカホリックな人なのです。

ワーカホリックな人に現れやすい症状

ワーカーホリックとは、近年、とても大きな問題になっていることだとは先に説明していますが、ワーカホリックな人とはどのような特徴があるのかということについて見ていくうちに、ワーカーホリックとは、下手をすると命にも関わることは理解できたでしょう。

なぜなら、ワーカホリックな人とは、とにかく仕事をしていないと極度な不安に襲われるという特徴があります。その上、真面目でプライドも高いので、人に仕事を任せることは絶対にできません。自分にとって仕事とは精神安定剤のような存在になっています。

認めてもらいたいという心理や、負けたくない、仕事以外に生きがいが見出せないという悩みを抱いている場合が多いので、精神・肉体的に辛くても仕事とは自分を安心させるための行為となってしまっています。健康被害が起きる理由の1つです。

情緒不安定

ワーカホリックな人の特徴とは、仕事がとにかく最優先なので、健康にも気を使わない人が多いとはされていますが、やはり、休まずに仕事をし続けるということは、人間にとって限界というものがあります。しかし、ワーカホリックな人は休み方が分かりません。

仕事をしていない自分とは、ワーカホリックな人にとって許せない行為なのです。そうして無理な仕事量をこなしているうちに、精神・肉体共に蝕まれていき、常に情緒不安定な状態に陥っている場合が、ワーカホリックな人には多く見られるでしょう。

自律神経失調症

自律神経失調症とは、ストレスが主な原因とされています。ワーカホリックな人とは、自分が休むということは許されない、自分が仕事を休むことはできないというような、強迫観念に常に襲われている場合があります。

仕事のしすぎで、自分自身が常にストレスを感じ続けていることは、自分でも気が付いている場合もあれば、自分では全く気が付いていない場合も中にはあるようです。

ワーカホリックの人は、仕事ができる人が多く周囲からの信頼も大きい上に、自分自身も仕事をしていないと不安を感じることから、キャパオーバーな仕事量でも断れずに引き受けることは度々です。精神バランスがどんどん崩れていくのも無理がないのです。

うつ病

ワーカホリックな人とは、真面目で負けず嫌い、プライドが高いなどの特徴がありますが、ネガティブ思考な人も中には存在します。

ネガティブ思考な人もワーカホリックになりやすい要素を持っているのです。ミスが多いと周囲から嫌われるのでは?と考えていたり、常に上司の目を気にしすぎてしまったりする特徴もあります。

周囲の目を気にしすぎることは、大きなストレスとなり、うつ病を発症してしまう場合もあるようです。特に若い世代のワーカホリックな人に見られるのがうつ病が多いとされています。

ワーカホリックの治療方法とは?

健康被害などが問題とされているワーカホリックとは、どのような治療方法があるのでしょうか?もちろん専門機関でカウンセリングを受けるのも1つの手段ですが、自分でも少し心がけるだけで改善できそうな治療方法を紹介します。

視野を広げる

ワーカホリックな人の特徴とは、仕事以外に対しての視野が狭いという特徴があります。仕事をしていない自分が許せないというまでに、仕事に対しての依存心や強迫観念を抱いているので、周囲の協力を得ることも大切でしょう。

遊びや趣味なども絶って仕事に励んでいることは、ワーカホリックの人の特徴です。人生を仕事一色にしてしまうのは勿体無いという考え方を持つといいでしょう。視野を広げて自分の人生を客観視することは、とても大切なことです。

仕事以外の生きがいを見つける

仕事がいちばんの生きがいになってしまっているのは、仕事以外に熱中できるものがないことが原因でしょう。上記にも記しましたが、視野を広げ、少しでも自分が興味があると感じたことに積極的に手を出すといいのです。

誘いを断っていた友人の誘いに次は乗ろう!と決めるだけでもいいのです。自分1人で仕事以外の何かを見つけ出すよりも、周囲に協力を得る方が、仕事以外の生きがいを見つけやすくなります。

休みの日は仕事をしない

ワーカホリックな人の特徴とは、仕事をしていないと不安に感じるという特徴がありますが、結果、休みの日でも仕事をしてしまいがちでしょう。きっぱりと休みの日は仕事をしないという「マイルール」を設けるのも1つの治療方法になります。

自宅に仕事を持ち帰りがちな人は、まずは、仕事を自宅に持ち込まないということから始めるのもいいのではないでしょうか?

いくら仕事をしていないと不安と言えども、しっかり休まなければ仕事においてベストパフォーマンスは発揮できません。休むことは大切だということを学ぶ必要があります。誰に何を言われようと、休んでもいいという気持ちを持てるようになりましょう。

Thumb生きがいの意味とは?人生の生き甲斐を見つける方法・見つけ方
生きがいを感じた人生を送っていますか?そもそ生きがいとは、どのような意味があるのでしょうか。...

ワーカホリックとは大切なものを見失っている状態

ワーカホリックとは「仕事中毒者」と言われる通り、仕事をしていないと不安に襲われたり、強迫観念を抱いていたりするものです。ワーカホリックな人は、しっかり者が多く仕事もできる人が陥りやすい傾向にあるのでしょう。

仕事が楽しいと心から思えるパターンも中にはあるでしょうが、大半は無理に仕事を詰め込みすぎている場合がほとんどです。よって、健康被害が出てくるのです。

仕事をきちんとこなすには、健康が第一です。仕事にばかり捉われていないで、健康的に生きていきましょう。周囲を見渡すと家族や友人が待っているはずです。仕事に熱中しすぎて周囲への感謝や家族・友人関係をおろそかにして失わないように気をつけましょう。

Thumb仕事人間の特徴!仕事大好き人間ってどういう人?
あなたは仕事人間ですか?仕事人間な人は、真面目で信頼を置けるという点もありますが、その分、考...

関連するまとめ

関連するキーワード

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ