2018年05月11日公開
2019年07月31日更新
人間観察が趣味の人の心理は?仕事での人間観察のやり方やコツ!
人間観察が趣味の人を知っている、自分自身が人間観察が趣味という人も多かれ少なかれいると思います。そんな人間観察が趣味の人の心理は?また、仕事では役立つ?生活の中では?やり方やコツがあるのか、気になる人間観察力についてご紹介したいと思います。
目次
身近に人間観察が趣味の人はいますか?
特に理由もなく人間観察が趣味という人、身近にいなくても自分自身が人間観察が趣味という人もいるのではないでしょうか。特にこういった趣味は人にはあまり口に出して言う人は少ないかもしれません。
それは一体どうしてなのでしょう。また仕事の場などで公言する人はどんな心理なのでしょうか。
人間観察を趣味として肯定する人は少ない?
趣味として人間観察を肯定する人が少ないのはどうしてなのでしょうか。考えられることをご説明します。
仕事の場などで公言するのはトラブルの元に
人間観察はイラっとされやすい趣味ランキング「TOP10」で1位など、印象の悪い趣味です。仕事の場などで人間観察と公言する人は何かをアピールするために「人間観察」を利用しているのかもしれません。
しかし、先に述べたように人間観察が趣味というは印象が悪いです。それなのに公言してしまう人は、他の人を不快にさせてしまっていることに気づいていません。人間観察は相手によっては見下されている、監視されていると感じる方も多いので仕事の場などでの公言は控えた方が良さそうです。
他人を人間観察していても自分のことが見えていなくては意味がありません。観察力はなく勘違い、痛い人、気持ち悪い人など空気の読めない人と思われてしまいますので心の中だけで人間観察をしましょう。
マイナス要素は強いがアピール効果はある
人間観察をアピールするにあたって、人間観察力というのは悪いことばかりではありません。商品開発や接客業など、お客様が求めるものを正確に提供しなければいけない現場などではとても必要な人材といえます。なので、人間観察力のある人を求める企業はたくさんあります。伝え方次第では有効になるでしょう。
しかし、普段の生活や仕事仲間など趣味だと公言してしまうのはマイナスに捉えられてしまう可能性もあるので、注意が必要かもしれません。
人間観察が趣味だと言ってしまう人の心理
人間観察が趣味だと言ってしまう人の心理とは?どのようなものが考えられるのでしょう。
本当に趣味が人間観察
実際に周囲も認めるほど人間観察を極めている人も中にはいます。人を見ること好き、他人の事をもっと知りたい、相手の事を理解したい、そんな心理でしょう。人間関係をよくするためには必要な心理とも言えます。
しかし、人間観察だからと相手を見すぎてしまうのは相手が迷惑に感じたり、困らせることになってしまいます。相手を知りたい、理解したいという心理は大事ですが、観察しすぎたりしないよう相手に不快と思われない程度に抑えましょう。
趣味が無いので何となく答えてしまった
特に趣味がなく、趣味を答えなければいけない場面で人間観察が趣味と答えてしまった人もいるでしょう。心理として、人間観察というのは曖昧なところがあるので相手に追及されないと思い、なんとなく答えてしまった、などがあるでしょう。普段暇つぶしなどで人を眺めていたり、個性的にみられたいという心理から人間観察が趣味と答えていると考えられます。
個性的ということを伝えたかった
こちらは何となくではなく、個性的に見られたいという心理から人間観察が趣味と答えていると考えられます。周りとは違う、変わった自分をアピールしたいという心理でしょう。
最近は個性を大事に、とよく言われていますので、少しでも他とは違うことを求めてしまうのかもしれません。そんな時に人間観察が趣味というのは相手に個性的だと思われる趣味の一つなので、あえて選んでいるのでしょう。
自分の事を知られたくなかったから
人間観察を趣味と公言する人の心理として、自分の事を知られたくなかったという人が考えられます。人間観察が趣味というのはあまり良い印象を与えませんので、相手と距離ができます。そうすると自然と相手とは必要最低限だけの付き合いになります。自分をあまり知られたくないという心理から人間観察が趣味と答えているのなら、これは好都合といえます。
仕事相手とはある程度距離を取りたいと考えいるのなら、この場合の趣味が人間観察というのは決して悪いことばかりではありません。しかし、不審に思われてはうまく仕事が進まないので、あまりおすすめはできないかもしれません。
人間観察が得意な人のチェックポイント
人間観察が得意な人とはどんな人なのでしょうか。気になるチェックポイントをご紹介します。
要領がいい人
人間観察の得意な人は要領がいい人が多いです。普段から周りを見ていることもあり、良いことも悪いことも大体観察していて把握しています。要領よく動くには空気を読んで周りの動きを確認したり、相手をしっかり知ることが重要になるので、観察力は必要なスキルになります。
相手は何が好きなのか、どんなことが苦手なのかなど、人間観察で得た知識をフル活用します。それを自然としてしまうので周りから要領のいい人と思われるでしょう。
頭の回転が速く頭の良い人
人間観察力の優れた人は集中力があります。普段の生活の中で何かを観察するということはある程度集中力のいることなので、自ずと集中力が高まります。それが勉強や仕事の効率に活かされているのでしょう。頭の回転がいいのも、次はどうしたらいいのか人間観察力を使い効率よく判断するので、自然と集中力が高まり頭の回転もよくなると考えられます。
洞察力が優れている
洞察力の優れた人は相手がどんな人か見抜く力がありその上、勘が鋭いので何か隠しているのではないかと勘ぐる癖があります。そうすると相手を観察しようとしますので、人間観察力も一緒に優れていきます。ですので、洞察力と合わせて人間観察力もある人は勘がよく当たります。それにより、先回りし行動することもできますので要領もよくなります。
しかし、すべての勘が当たるわけではないので自分の洞察力や人間観察力を過信せず、仕事などでは慎重に動いた方が良いかもしれません。ですが、コツさえつかんで正しいやり方さえ習得できれば仕事だけではなく、普段の生活の中でも役立てることができるでしょう。
正しい人間観察のやり方は?【初心者向け】
正しい人間観察のやり方やコツについて初心者の方向けにご紹介します。
普段見ないことやモノを意識する
まずはとにかく身近なものを観察するよう意識してみましょう。
簡単な人間観察のコツは、やはりよく周りを見ることです。人間観察というと言葉の通り人を観察することですが、興味はあるけど苦手だったり人を見るのに抵抗があってできないという人は、はじめは無理せず人を見るのではなく、生活の中で何気なく見ていることやモノを意識することを心掛けましょう。
人間観察が趣味というのはあまり印象が良くないかも知れませんが、やり方を間違っている場合以外では悪いことではありません。コツをつかんで観察力を少しづつ上げていきましょう。
人が多く集まるところで観察をしてみる
もう一つは、たくさんの人が集まる場所で人間観察をすることです。ショッピングモールや公園など、人がたくさんいるところであれば初心者の方でも気負いしないでできると思います。ひとりの人をじっと見るのではなく、たくさんの人を見ることで一人一人が違うというのが改めて分かると思います。
人間観察で大事なことは相手を知ることです。ただ粗を探すために人間観察するのなら、それは間違っています。あくまでも知識を得る一つの方法と考えましょう。人間観察をする上で嫌なことも見えてくると思いますが、それをカバーするのも人間観察におけるコツの一つです。
人の役に立てる、それが人間観察の良いところでもあります。やり方を間違えずにコツをつかんで仕事や生活で役立ててください。
人間観察力を上げよう【応用編】
人間観察力を上げるためにはどのようなことが必要なのか、応用編をを見ていきましょう。
現代社会は相互監視社会
現代社会は相互監視社会になりつつあります。それはどういう事かというと、お互いがお互いを監視している、または監視されているということです。今はスマホやタブレットを使い、離れた人のことも分かる時代です。
昔なら地元を出ると中々地元の友人とは顔を合わせることもできませんでした。しかし、今はスマホやタブレットなどで顔を見ながら通話できるようになったことで、まるでその場にいるように会話を楽しむことができるようになりました。
つまり、その場にいない人のことも簡単にSNSなどを使い観察できるのです。知りたい相手を検索するればすぐ出てきます。どんなものが好きか、どこに行ったのか正確な情報が手に入ります。そこから会話が弾むこともあるでしょう。
しかし、それには注意が必要です。あまり特定の人物のSNSなどを観察しすぎると、良い印象にはならないので、会話のきっかけ程度に考えましょう。加えて、自分も相手に観察されているということも忘れずに覚えておきましょう。
「趣味が人間観察」の人を観察してみよう!
人間観察のやり方やコツをつかんできたら、今度は「人間観察が趣味な人」を観察してみましょう。観察力のある人がどんなことを見ているのか、どんなことに気をつけているのか、参考になることもあるかと思います。人によって見るポイントが違うので、新しい発見があるかもしれません。
しかし、観察力のある人はあなたが自分を観察していることに気づく可能が高いのであまりジロジロと見るのは良くありません。もちろん他の人の場合もです。不審に思われてしまうと上手くコミュニケーションが取れなくなる事もあるので何事も程々にすることが大切です。
恋愛にも人間観察は活かせる!
人間観察のやり方やコツ、仕事の場合など説明してきました。次は生活の部分、人間観察力は恋愛にも活かせるのかをご紹介します。
高いコミュニケーション力を活かせる
恋愛において、コミュニケーション能力はとても大事です。コミュニケーションがうまくできないと、恋にも発展しません。お互いをよく知ることが必要になるので、人間観察力を研いて相手の気持ちを理解してあげれる人になりましょう。
人間観察のコツをつかめば、相手が何を望んでいるのか、自分はどうしたらいいのか見えてくると思います。普段の生活から意識し行動することで、自然とできるようになるでしょう。
ですが、見て感じたことをそのまま伝えてしまうと、トラブルの原因になることもあるかもしれません。嫌なことも良いことも見えてくる人間観察ですが、悪いことを見つけたときはフォローしましょう。上手なコミュニケーションを取るために必要な事なので、普段の生活から取組んでみましょう。
空気を読み気配りができる
普段から周りをよく見ているので、空気を読むのが上手いです。全体を把握し、誰が何をやっているのか観察することで気配りを忘れることがありません。たとえば誰かがものを落としても見ていなければ気づくことはできません。けれど、普段から意識していればすぐに気づくことができ、拾うことができます。結果的に気配りのよくできる人と思われるでしょう。
そういうやり方なら、誰にも迷惑をかけることもなく嫌な思いもさせず生活の中でも、恋愛でも活かすことができます。
人間観察力のある人はやり方次第で良いことたくさん
やり方やコツはつかめましたか?悪い印象の趣味も使い方次第では良いこともあります。どんな良いことがあるのでしょうか、ご紹介します。
素早く行動できるようになる
観察を癖にしてしまえば、何事にも慌てることなく対処できるようになるでしょう。どんなことが起こったのか、その前には何があったのかなど、分からないことが多いとその分慌ててしまいます。ですが、前後が分かっていれば適切に対処でき、仕事などでも活かせるようになります。
マイナスイメージの強い趣味も、やり方次第で人の役に立てることを覚えておきましょう。
自信が持てるようになる
自信が持てるとはどういう事かというと、まず仕事ができる人などを観察し、自分とその人との違いを知ること事ができることです。そうすることで、自分には何が足りないのか、何がいけないのかを把握できるようになります。または自分にしかできないこともわかり、自分の強みを見つけることができます。
自分の弱みを知り改善して、自分の強みを自信に繋げることができるでしょう。
恋愛も仕事も順調に
恋愛でも仕事でも普段の生活の中でも、周りをしっかり見れる人は必要です。自分のことしか見えていない人は、誰かが困っていても中々気づかないものです。相手を知るということは、相手の弱点も知るということです。弱点を知れば、何で困っているのかもいち早く気づけるでしょう。
正しいやり方で、コツを忘れず良いことのためにどんどん活用していきましょう。
人間観察を趣味から特技に
ここまで人間観察についてご紹介してきました。人間観察という趣味は世間的にはよく思われていないのがわかりました。実際に深く考えずに趣味にしている人も多いかと思いますが、今後はここで紹介した正しいやり方やコツを参考に是非実践して欲しいと思います。
どんなことでも人のためを思ってしたことは必ず良いことに繋がります。生活する上で誰かの役に立つということは決して悪いことではありません。イメージにとらわれず、趣味だけではなく特技にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。