木嶋佳苗の現在や生い立ち!獄中結婚した夫は?【首都圏連続不審死事件】

首都圏連続不審死事件の犯人とされ、死刑が確定されている木嶋佳苗の現在について紹介します。木嶋佳苗は、たくさんの男性を騙し、首都圏連続不審死事件を起こしたのです。どんな事件だったのか、そして木嶋佳苗がどんな人物だったのか、現在の様子や生い立ちも紹介します。

木嶋佳苗の現在や生い立ち!獄中結婚した夫は?【首都圏連続不審死事件】のイメージ

目次

  1. 1首都圏連続不審死事件から現在
  2. 2木嶋佳苗の経歴・職歴
  3. 34人兄弟の長女・木嶋佳苗の家族構成
  4. 4木嶋佳苗はモテる?
  5. 5木嶋佳苗のブログ
  6. 6首都圏連続不審死事件・被害者【不審死】
  7. 7首都圏連続不審死事件・被害者【詐欺・窃盗被害】
  8. 8首都圏連続不審死事件の裁判
  9. 9首都圏連続不審死事件の加害者家族
  10. 10木嶋佳苗の現在は?
  11. 11首都圏連続不審死事件の犯人は極悪人だった

首都圏連続不審死事件から現在

首都圏連続不審死事件を知っていますか?首都圏連続不審死事件と聞くと、ある1人の女性が犯人として思い浮かぶのではないでしょうか。首都圏連続不審死事件は、ある女性が起こした詐欺事件でもあり、殺人事件でもあります。

首都圏連続不審死事件から現在、犯人はどうなっているのか、結局のところ、どのような判決が下された事件だったのかについて、紹介していきます。

婚活大量殺人事件【首都圏連続不審死事件】

首都圏連続不審死事件は、婚活大量殺人事件とも言われています。なぜ、婚活大量殺人事件と呼ばれているのかというと、婚活サイトで知り合った男性を殺害した事件だからです。

婚活サイトで知り合った男性数人を殺害しただけではなく、そこには多額の金銭が関わっていたため、結婚詐欺としての容疑もかけられました。

お金や愛情に飢えた女性が起こした首都圏連続不審死事件は、尊い命をいくつも奪う、とても残虐的な事件なのです。

首都圏連続不審死事件から現在までの経緯

首都圏連続殺人事件から現在の経緯までを説明します。首都圏連続殺人事件は、2009年8月6日に、車の中で練炭により殺害された男性がいたことにより発覚します。

一見自殺に見えたこの事件ですが、自殺ではなく他殺の線が濃く、捜査の結果1人の女性が犯人として捕まったのです。その犯人の名前は、木嶋佳苗です。木嶋佳苗という名前に聞き覚えがある人も多いでしょう。

犯人を警察が捜査していく中で、次々と木嶋佳苗に関わっていた人物が不審な死を遂げていることが発覚したのです。そのため、首都圏連続殺人事件という名がつき、木嶋佳苗を犯人として捜査が進められました。

木嶋佳苗は、結果、6回も起訴され、現在は死刑判決を受けて拘置所に死刑囚として収容されています。

木嶋佳苗の経歴・職歴

木嶋佳苗の事件を知った人の中には、「どうしてこんな事件を起こす人間になったのか?」と、その生い立ちが気になる人も多いでしょう。

木嶋佳苗の生い立ちは、父親のことや母親のことが知りたい人もいるでしょうが、ここでは、まず木嶋佳苗本人のことについて紹介します。

木嶋佳苗はどのような人生を歩んできたのでしょうか。また、その生い立ちから、首都圏連続殺人事件のような事件を起こしてしまう背景があるのでしょうか。チェックしていきましょう。

木嶋佳苗の出身地・北海道別海町

木嶋佳苗が生まれたのは、北海道の中標津町です。そこから、隣町である別海町に引っ越し、別海町で幼少期から高校生までの長い期間を家族と共に過ごしています。

父親と母親、そして弟と妹がいるという極普通の家族構成です。北海道の別海町という場所は、非常にのどかな町で、豊かな自然がたくさんあるようなところです。

まさかこんな町から死刑囚となる人物がでるなんて想像つかないと思う人が多いでしょうが、田舎なだけに横のつながりや、人の噂話が凄いとも言われています。木嶋佳苗の生い立ちとして北海道の別海町は大事な場所になります。

小学生の頃から盗み癖があった

なんと木嶋佳苗は、小学生のころから、盗み癖があったと言われています。母親がピアノ講師である影響もあってか、ピアノを習い、ピアノの腕はとても高かったため、きちんとした教育を受け、家自体はお金に困っていなかったことでしょう。

父親もしっかり働いていた人物です。それなのに、木嶋佳苗は、小学生の頃、人の貯金通帳を盗むという行為をしていたのです。父親も母親も、木嶋佳苗の盗み癖には、参っていたようですが、木嶋佳苗は変わらなかったのでしょう。

小学生で人の貯金通帳を盗むということは、その時から既にお金に興味があったということです。父親も母親も共に働き、悲惨な生い立ちではなかったはずですが、小学生の頃から木嶋佳苗は黒く染まっていたのです。

高校時代の木嶋佳苗の様子

木嶋佳苗の生い立ちを見ていくのに、高校時代のことは外せません。高校時代の木嶋佳苗は、小学校時代のころとは比べ物にならないぐらい、特殊な人物になっていたのです。

なんと、高校時代の木嶋佳苗は、再び他人の貯金通帳を盗みだして、お金を実際に引き出すという行為をしていました。高校は、地元の別海高校に進学していたため、地元では盗み癖があると有名だったのではないかと想像することができます。

当時、他人のお金を引き出したことで、警察のお世話になっています。未成年だったことや、父親が弁償したこともあったからか、保護観察処分になりました。また、高校時代には援助交際をしていたという噂もあります。

東洋大学に進学も学費未納

木嶋佳苗は、別海高校を卒業した後は、東洋大学に進学しています。そのため、高校卒業後に関東に移り住んでいます。しかし、東洋大学は授業料未納から、退学になっています。

そしてその後は、ピアノ講師や福祉の仕事をして生計を立てていたようです。しかし、このまま人生を上手く進んでいけるのかといったら、そうではありません。木嶋佳苗は再び、やらかすのです。

24歳の頃に化粧品を盗み、25歳では本を盗み、26歳ではお金を盗み、28歳ではネットオークションの詐欺を働きます。ネットオークション詐欺では、懲役2年6ヶ月、執行猶予5年の判決がなされています。

常に大金を持ち歩いていた木嶋佳苗

木嶋佳苗は、中学生や高校生のころから大金を常に持ち歩いていたと噂されています。タクシーを使ったり、友達と遊ぶときは大盤振る舞いをしていたなど、お金の使い方も派手だったのです。

しかし、木嶋佳苗の両親は、木嶋佳苗に対して余計にお金を持たせてはいなかったという噂があるため、おそらく援助交際などで稼いだお金ではないかと言われています。

木嶋佳苗は、若いときから、お金に支配されていた人生だったのです。木嶋佳苗の生い立ちを見ていると、そんなに不幸な生い立ちには思えませんが、本人だけにしか分からない何かがあり、常に心に穴があいていたのでしょう。

4人兄弟の長女・木嶋佳苗の家族構成

木嶋佳苗の生い立ちとともに、家族構成も紹介します。殺人事件の犯人などのように、何かの事件の犯人となった人物は、家族も注目されてしまいます。残虐な事件の犯人ほど、家族構成がどうなのか、父親母親はどんな人なのか探られてしまうのです。

木嶋佳苗も例外ではありません。木嶋佳苗の事件には、興味を持つ人も多いため、木嶋佳苗の家族について知りたい人も多いのです。さっそく、木嶋佳苗の家族についてみていきましょう!

父親は行政書士で母親はピアノ講師

木嶋佳苗は、4人兄弟の長女として生まれました。父親は大学職員や行政書士、母親はピアノ講師をしていました。また、木嶋佳苗の祖父は司法書士で町議会議長を三期も務めています。祖母は元町長の妹と、絵に描いたようなエリート家族です。

人に羨ましいと思われるようなエリート家族ではありますが、木嶋佳苗は、この家族に幸せを感じていませんでした。他の兄弟は全うな大人になりつつも、自分だけが兄弟の中で違ったと感じていたのです。

家庭環境が悪すぎるわけではなかったものの、父親や母親、兄弟などの家族に対してさえ心を開くことがなかったというのです。特に母親に対しては心を閉ざしていました。

親から厳しく育てられた

木嶋佳苗の父親は大学職員や行政書士、母親はピアノ講師などのように、人に何かを教える仕事をしています。そのせいか、木嶋佳苗は子供の頃から父親や母親にとても厳しく育てられています。

木嶋佳苗の父親も母親も、子供のためならとお金を惜しむことはなかったようですが、テレビを見てはいけないなどのように、厳しい一面もあったのです。

木嶋佳苗は、父親から本を教えられ、読書がとても好きになっています。本の世界にハマり、本を教えてくれた父親に対する感謝はあるのです。しかし、母親に対しては、母親が足を切断するという大きな手術を受けたにも関わらず、病院に訪れなかったのです。

大人っぽく変わり者?木嶋佳苗の性格

木嶋佳苗の性格は、大人っぽく変わり者だったと言われています。木嶋佳苗は、8歳で初潮を向かえ、10歳のときには成熟した体になったと本人が手記に記しているため、他の人よりも成長が早かったことは確かのようです。

性的関心も早く、小学生の頃には、大人の関係を持つ人がいたという噂もあります。また、木嶋佳苗は、異常な浪費癖があり、お金をポンポン使ってしまうことでも知られています。

この浪費癖のせいで、大きな事件を起こしてしまったのですが、他にも虚言壁があったり、盗みを働いたりと、その性格はひどく歪んだものだったのです。

木嶋佳苗はモテる?

木嶋佳苗が、首都圏連続不審死事件の犯人として捕まったとき、「なぜこの人が?」という声が多く上がったのを覚えていますか?木嶋佳苗は、とても男性を騙せるような雰囲気を持っていないのです。

しかし、木嶋佳苗にダマされた男性は多く、被害にあっている男性も多いのです。なぜ木嶋佳苗がモテるのか、見ていきましょう。

容姿は美人じゃない

木嶋佳苗の容姿はまったくもって美人ではありません。体型もぽっちゃりとしているため、スタイルが良いわけでもないのです。どちらかというと、ふくよかな女性で、男性慣れしていないような雰囲気を持っています。

そして、極悪人には見えなく、優しそうな雰囲気を持っているのも特徴です。人を騙したり、人を殺したりするような見た目ではありません。

また、美人ではないので、とてもじゃないけど、第一印象でこの人がモテると判断するのは難しいでしょう。おしゃれでもなく、どこにでもいそうな女性という印象しかありません。

男を騙すのが上手

木嶋佳苗は、容姿端麗ではないのに、なぜ何人もの男性との関わりがあったのでしょうか。実は、木嶋佳苗は、男を騙すのがとても上手だったのです。何しろ、口が上手いので、騙される男性も多かったのでしょう。

さらには、ふくよかな体を使って男をその気にさせるテクニックも持っていたのです。木嶋佳苗の男を騙すテクニックにハマってしまった男性が、事件の被害者でもあるということなのです。

木嶋佳苗のブログ

木嶋佳苗のブログについて紹介します。木嶋佳苗は、逮捕される前にもブログをしていましたが、逮捕された後にもブログをしています。そして、現在も木嶋佳苗のブログに注目する人は多いのです。

なぜ、収容されている木嶋佳苗がブログを書けるのかというと、木嶋佳苗には支援者と言われる人が数人いるからです。その支援者の中の誰かが、木嶋佳苗からブログ用の手紙を受けとっていて、ブログに公開しているのです。

被害者からしたら、とてもじゃないけど、ブログなんてやっている木嶋佳苗のことが理解できないでしょう。

木嶋佳苗の偽名【吉川桜】

木嶋佳苗は、吉川桜という偽名を使っていました。木嶋佳苗は、ネット上で色んな人と交流していたため、「本名は使わないほうがいい」というアドバイスから、吉川桜という偽名を使っていたというのです。

なんど木嶋佳苗は、過去には、美人でアイドル的存在だった同級生の名前を使っていたこともあったとされているので、偽名を使うことには慣れていたのでしょう。

吉川桜という名前が、木嶋佳苗の本名だと信じていた被害者もいるようなので、最後まで名前を明かさなかった可能性も高いでしょう。

高級ホテルや高級スパに通う

木嶋佳苗は、無職で貯金もないとされているのに、ブログでは高級ホテルにいったり、高級スパに通う様子を綴ったり、高級な食事をしていたりと、とにかく贅沢三昧な暮らしを披露していました。

かなりの贅沢さに、当時ブログだけで木嶋佳苗を知っていた人は、「とてもセレブな人だ」と思ったことでしょう。しかし実際は、男たちに貢がせていたということなのです。

木嶋佳苗の憧れは、叶姉妹だったため、叶姉妹のようにセレブな人生を歩んでいる自分をブログでも演じていたのでしょう。

木嶋佳苗の本命の男とされるSさん

木嶋佳苗は、数々の男性を手玉にとっては騙してきましたが、本命と言われているSさんという存在がいます。このSさんは、実は木嶋佳苗の法廷にも出廷しているのです。

Sさんが来たときは、木嶋佳苗はこれまでとは全く違う装いで、女を感じさせるものがあったとか。Sさんのことは、木嶋佳苗も、「私を1番泣かせた人」と語っていたり、「大事にしたい人」とも語っています。

しかし、本命とされるSさんも木嶋佳苗のことは、吉川桜と思っており、騙されていた1人なのです。

首都圏連続不審死事件・被害者【不審死】

首都圏連続不審死事件の被害者がどのような被害にあったのかについて紹介します。首都圏連続不審死事件の被害者は、1人や2人ではありません。どのような不審死を遂げてしまったのか、どのような事件だったのかを忘れないためにも見ていきましょう。

風呂場で不審死をした70歳男性

風呂場で不審死をした70歳の男性は、木嶋佳苗に7400万円もの大金を貢いでいます。千葉県松戸市で自営業をしていたため、お金は持っていた可能性はあります。しかし、2007年の8月に風呂場で不審死を遂げているのです。

死因については不明となっていますが、木嶋佳苗と交際していた経歴があり、木嶋佳苗が絡んでいるのではないかと思われます。

一酸化炭素中毒で死亡した53歳男性

次の被害者は、2009年1月31日に、一酸化炭素中毒で亡くなったとされる53歳の男性で、東京都の会社員です。この男性も、1700万円もの大金を木嶋佳苗に貢いでいるのですが、不思議なのは、死亡直前にこの1700万円を振り込んでいたということです。

木嶋佳苗は、お金を振り込まれたら、もう用なしと思ったのでしょうか。一酸化炭素中毒にて男性は命を落とし、2月4日まで発見されることはありませんでした。

自宅で焼死体となった80歳男性

次の被害者は、80歳の男性です。2009年5月15日に千葉県に住む80歳の男性宅から火が出て、この80歳の男性は焼死体となりました。一見、火事でなくなったように感じますが、死体の傍には練炭が置いてあり、死因は一酸化炭素中毒によるものです。

この男性の死亡直後には、190万円が男性の口座から木嶋佳苗が引き出しているのです。また、この男性宅から高価品を木嶋佳苗は売って現金に換えるという行為もしていました。

この男性は、殺害の被害者だけではなく、窃盗の被害者でもあったということです。

練炭による一酸化炭素中毒で死亡した41歳男性

次の被害者は、2009年8月6日に死亡した41歳の男性です。この男性の死因は一酸化炭素中毒です。埼玉県内でレンタカーの中で一酸化炭素中毒で亡くなっていたとのことです。この男性の死体発見により、木嶋佳苗が犯人だとする事件が次々と出てきたのです。

この被害者男性は、車の中で自殺したと見せかけられていましたが、睡眠薬を飲まされていることが判明したりと不審な点が多く、殺人事件の被害者として扱われたのです。

また、この被害者男性に対して、木嶋佳苗は結婚詐欺も働き、470万円を騙しとっています。殺人事件の被害者だけではなく、結婚詐欺の被害者にもなってしまったのです。

その他の不審死をした男性(死亡日など不明)

木嶋佳苗は、上記のように次々と被害者を出しているのですが、そのほかにも2名の不審死にも関わっているのではないかと言われています。いつ亡くなったのかや、死因までは分かっていませんが、木嶋佳苗関連です。

被害者家族の現在は?

木嶋佳苗により命を落とした被害者の家族の現在ですが、どうしているのかは判明していません。被害者家族なので、そっとしておくべきでしょう。木嶋佳苗の現在の様子に、被害者家族は、心からのイラ立ちを覚えている可能性もあります。

首都圏連続不審死事件・被害者【詐欺・窃盗被害】

首都圏連続不審死事件は、そもそも殺人事件の前に詐欺や窃盗被害に合っていることや、詐欺にあった被害者がいることも分かっています。木嶋佳苗はどのようにして詐欺や窃盗をしたのでしょうか。

木嶋佳苗の詐欺の手口は?

木嶋佳苗の詐欺の手口は、偽名を使い、父親や母親がとても素晴らしい人であり、自分自身もピアノ講師やフードコーディネーターとして頑張っていることを相手に伝え、相手を信じさせることから始めています。

さらには、木嶋佳苗は騙したお金で豪華な暮らしをしていたので、そんな木嶋佳苗にどんどん騙される男性は多くなったのでしょう。

ターゲットは女性慣れしていない男性

木嶋佳苗のターゲットとなる男性は、女性慣れしていない男性です。木嶋佳苗は、容姿端麗ではないため、女性慣れしていない男性のほうが騙しやすいと思ったのでしょう。

また、男性は女性に言い寄られると弱いことも知っていたのでしょう。女性から好意を寄せられることが人生でなかったような男性ばかりを狙ったとされています。

木嶋佳苗は、昔から、バレンタインなども人気がない男子に渡していたという噂があります。穴を狙って落としていくタイプなのです。

婚活サイトで知り合い結婚詐欺もしていた

木嶋佳苗の手口ですが、婚活サイトなどで知り合った男性に、本当に結婚する気があると嘘をつき、お金を騙し取っています。そのため、結婚詐欺として捜査もされました。

木嶋佳苗は嘘がとても上手なため、木嶋佳苗の嘘にだまされて、結婚するつもりでいた男性も居るのです。車の中で練炭で殺された男性も、木嶋佳苗と結婚するつもりだったのです。

体を使って詐欺行為をした

木嶋佳苗は、体を使って詐欺行為をしています。婚活サイトで出会った男性とも、すぐに男女の関係になっているのです。体を使うことに抵抗がなかったのか、色んな男性と体を重ねています。

木嶋佳苗とかなり年が離れた男性のことも体で狙って落としています。木嶋佳苗は、性に対しての興味も人一倍強かったとされているため、体を使うことが苦ではなかったのです。

首都圏連続不審死事件の裁判

首都圏連続不審死事件は、当然裁判にかけられています。木嶋佳苗には、どのような判決がなされたのでしょうか。かなり思い判決になることが予想されますが、木嶋佳苗はそれを受け止めているのでしょうか。

一審・二審共に死刑判決

木嶋佳苗の裁判では、一審・二審ともに死刑判決になりました。口数が少なく、ほとんど言葉を発さなかった木嶋佳苗ですが、死刑判決がされたときは、動揺しないまでも、目がうつろだったと言われています。

2018年現在、まだ木嶋佳苗の死刑は執行されていません。そして、死刑の判決を不服とし上告したものの、棄却され、死刑が確定しています。

女性被告人への死刑判決は裁判員裁判では初

なんと、裁判員裁判での女性被告人への死刑判決は、木嶋佳苗が初となりました。一審の判決がひっくり返らず、二審でも死刑、さらに上告しても死刑だったため、死刑を待つしかなくなったのです。

しかし、木嶋佳苗は、自分の様子をブログで綴ってもらったり、週刊誌に執筆したりなどして、反省している様子が見られないのです。それどころか、獄中結婚や離婚、2度目の獄中結婚までしているので、信じられない人が多くなっています。

木嶋佳苗の獄中結婚や離婚、夫についてのことは、下記で紹介していきます!

首都圏連続不審死事件の加害者家族

首都圏連続不審死事件の加害者家族となると、木嶋佳苗の家族ですが、現在はどうなっているのでしょうか。事件を起こした犯人は、犯人として自分が注目されますが、実は家族もその後生きにくい人生を歩んでいくことになるのです。

ここでは、木嶋佳苗の家族の現在について、紹介します。死刑判決がされ、死刑される日まで獄中で過ごすことになった木嶋佳苗ですが、家族はどんな思いをしているのでしょうか。

加害者家族の現在

木嶋佳苗の死刑が確定した現在、木嶋佳苗の家族はどうしているのでしょうか。木嶋佳苗には、兄弟が3人いますが、3人の兄弟が現在どうしているのかは不明です。

ただ、木村佳苗の手記によると、弟や妹は、自分と違って高校、大学、社会人、結婚、子育てと全うな人生を歩んでいるとのことなので、現在は自分の家族をもって、自分の人生を歩んでいるのでしょう。

また、兄弟が木嶋佳苗に差し入れをしているとの情報もあるので、木嶋佳苗と現在も完全に縁を切っているわけではないのです。

父親は他界し母親は反省なし

木嶋佳苗の父親は、実は2005年に自動車事故により転落死をしています。当初は事故死と思われていましたが、自殺である可能性も高いと言われています。木嶋佳苗の手記によると、父親は母親のせいで死を選んだとされています。

母親についてですが、母親は木嶋佳苗の死刑が確定しても、「5年や10年は大丈夫」だと語っていたと言われており、娘のしたことをなんとも思っていないのです。

木嶋佳苗は、ブログや手記などの執筆を母親からやめるよう言われており、やめなければ他の家族との関わりをなくすとまで言われています。そのため、母親への恨みからか、木嶋佳苗は早く死刑執行をしてほしいとまで言っているのです。

木嶋佳苗の現在は?

木嶋佳苗には、死刑判決がされましたが、現在どのように過ごしているのでしょうか。木嶋佳苗は、東京拘置所に収容されています。死刑囚として拘置所に収容されているはずなのですが、木嶋佳苗の現在の様子は、まるで死刑を待っている死刑囚とは思えません。

木嶋佳苗は、一体現在どのように過ごしているのでしょうか。木嶋佳苗は、首都圏連続不審死事件の犯人であることを頭から離さずに、どんな現在を送っているのか見ていきましょう!

木嶋佳苗の現在

木嶋佳苗の現在ですが、ブログを支援者が更新しているので、ブログにて、獄中の様子を知ることができます。また、記者にあてた手紙などからも、木嶋佳苗の現在を知ることができるのです。

事件の犯人になっているのに、この期に及んで支援者がいることには、やはりビックリしますが、現在も相変わらず支援者の下でブログが更新されています。

1番新しいブログが、夫が憎いという内容のものです。夫がいるの?と驚く人もいるでしょうが、実は木嶋佳苗は獄中結婚をしているのです。そのため、現在は既婚者になっています。

離婚し再婚していた木嶋佳苗

木嶋佳苗が獄中結婚をしたのは、1回ではなく2回です。1回でも獄中結婚をしたというとビックリするものですが、2回もしているなんてさすが木嶋佳苗という感じがするでしょう。

2回獄中結婚をしているため、離婚も1度しているのです。1度目の獄中結婚のときは、相手男性はとても結婚に悩んでいたのですが、木嶋佳苗がなんとか説得し、結婚に至りました。やっとできた結婚なのに、なぜ離婚?と離婚したことが不思議です。

しかし、離婚理由も木嶋佳苗らしく、元旦那が交通事故に合い、入院し、支援できなくなったことで離婚に踏み切っているのです。押し付けたような結婚をしながらも、離婚はあっさりしたものです。相手男性も離婚に応じ、離婚が成立しています。

獄中結婚した夫の現在

木嶋佳苗の2度目の結婚は、なんとまた支援者の中の男性です。これで二度目の獄中結婚ということになります。獄中結婚した夫は、60代男性で妻が他界していて、娘と息子がいる人です。この娘と息子は、木嶋佳苗とほぼ同じ年齢です。

また、木嶋佳苗と獄中結婚したこの夫は、木嶋佳苗不動産会社に勤務しながら木嶋佳苗の支援をしているのです。名前は、「土井さん」です。木嶋佳苗は、獄中結婚の末、「土井佳苗」という名前になっているのです。

木嶋佳苗のブログでは、夫のことが綴られていたり、恋愛のことが綴られています。また、最初に獄中結婚をして離婚した元夫はなんと木嶋佳苗の養父になったのです。離婚したのに木嶋佳苗を養子にしているのです。

木嶋佳苗も変わっていますが、木嶋佳苗と獄中結婚をして離婚した元夫も、木嶋佳苗の2度目の獄中結婚相手となる今の夫も、変わっているのでしょう。

首都圏連続不審死事件の犯人は極悪人だった

首都圏連続不審死事件について紹介しました。犯人の木嶋佳苗の生い立ちを見ていると、一見裕福な生い立ちに感じますが、人が知らないところで自分では不幸な生い立ちだと感じていた可能性もあります。

満たされない生い立ちから、愛情やお金に飢えてこのような事件を起こした可能性も高いでしょう。ただ、生い立ちの性ばかりにはできません。被害者が何人もいるのに反省せずに獄中結婚で離婚、再婚と2度も夫を作っています。

木嶋佳苗の夫となる人物も、何を考えているのか不明ですが、夫として死刑囚である妻とどう向き合っていくのでしょう。また、離婚した元夫も次は養父になるなんて並大抵の神経ではありません。

木嶋佳苗は、多くの命を奪い、死刑囚として過ごしながらもまだ自分の幸せを掴もうとしている本物の極悪人なのです。

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